プロジェクトメンバから見たPMとは-3- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。


▼もう11月ですね。

 11月だというのに暖かい日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 激動の2011年、平成23年が過ぎ去ろうとしています。というように、過去のものとして捉えるにはあまりにも多くの、重い出来事がありましたし、まだやるべきことも沢山残されています。感傷に浸っている暇はありません。これから年末にかけてさらに走り続けなければ...



▼さて、前回はプロジェクトメンバから見た

 PM像と、それにPMはどう応えるべきかを考えました。今回はメンバはPMに対してどの様に考え接していかなければならないかを考えます。



▼最近リーダーシップの対語として

 ”フォロワーシップ”という言葉をよく聞くようになりました。一言で説明すると「良い部下としての振る舞い方」ということになります。

 良い部下の振る舞いとは「リーダーが示すゴールのイメージを共有し、その実現のためにあらゆる努力を行い、またリーダーを支えること」となります。

 ということは、PMから指示されることを忠実に実行するだけでは良い部下とはいえないということになります。

 PMが気づかない問題を指摘したり、問題解決のアイデアを考えたりプロジェクトの運営そのものに積極的に関わる姿勢を求められているということです。



▼PMが適切なリーダーシップを

 発揮してメンバが健全なフォロワーシップを発揮することは、チーム全体の信頼関係を日毎に強くしていくことに繋がります。

 チーム内にこういった関係ができると、プロジェクトが例え大きな障害にぶつかっても、前向きに乗り越えようとする意思と力に結びつくことができるようになります。すなわち、チームワークですね。



▼でもこのことはまさしく、言うは易し

 行うは難し、なことであるのです。

 プロジェクトはあくまでも一時的で終了期限が決まったテンポラリな集団ですから、時間をかけた持続性のある関係作りは、難しくなります。プロジェクトでは普通の職場での人間関係作りとは違った観点が必要になります。

 短時間でいい関係を作るには、お互いがお互いを尊重しながら極力ストレートなコミュニケーションを行うことが求められます。でもこれは本当に私たち日本人には難しいことなんですね。

 基本的に私たちのコミュニケーションの多くは、相手の意思を汲み取ることを重要視します。つまり、相手が傷つくかもしれないこと、相手が嫌かもしれないことはできるだけ避けることで、友好的な関係を結ぶことを第一に考えます。



▼これをちょっと気取って

 言うと「ハイコンテクスト」なコミュニケーションとなります。これを逆に考えると、相手の育ち、出身、家族構成、学歴や日頃の行動パターンなどの背景情報を知っていないとうまくコミュニケーションできないということになります。

 プロジェクトの場合、特にスタート時点ではこれは非常に難しいことになります。如何にここを乗り切るか、それはPMの腕の見せ所でもありますが、フォロワーとしてのメンバの腕の見せ所でもあるわけです。

 いかに、率直にコミュニケーションを行えるか、リーダーとフォロワー、PMとメンバが同じ問題意識を持つことが重要かをPMは訴え理解を求めることが必要ですし、メンバはそれに対等な立場として応える気持ちが必要となります。

 要はプロフェッショナルとしての立ち居振る舞いが求められるということです。んーやはり難しいことですね。 




▼いかがでしたでしょうか。

 このテーマはここまでとします。やはり人間関係に関わるテーマは重たいです。でもプロジェクトマネジメントのポイントは人間関係にあるのです。

 次回から新テーマに挑戦です。まだテーマは決めていません。