プロジェクトメンバから見たPMとは-2- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。


▼今朝は昨日と打って変わって

 爽やかな良い天気となりました。アメリカの東海岸では大雪で大変らしいですが、日本もまだ油断できません。



▼本日はお知らせが一件あります。

 こちらのFacebookページで「タスク抽出」の詳細な解説を行なっています。最新版は「タスク抽出の詳細-6-」となっています。ご興味ある方は一度御覧いただければ幸いです。




▼前回は

 プロジェクトスタート時点で、PMに対するチームメンバーの期待が高いためにどんな優秀なPMであってもメンバから失望されるということを述べました。

 勿論そうでない場合もあります。例えばほとんどのメンバが以前にPMの元プロジェクトを経験していて、信頼関係が構築できている場合ですね。

 つまり、チームの信頼関係の構築はメンバが初めてPMと一緒に仕事をする場合は、特に難しいということなのです。

 


▼チーム内の信頼関係の

 構築は重要なことであることはいうまでもありません。でも、ここでいう”信頼関係”とは何でしょう。

 プロジェクトチームを確実に目的達成に向けて先頭に立って引っ張り、様々な可能性を検討し、どのような事態に陥っても冷静に判断し解決する。またチームメンバに対しては、感情的にならず常に的確な助言を行ない、時には真剣に相談に乗ってくれる。果たしてこのようなPMが信頼できるPMなのでしょうか。

 そうですね。こんなPMであれば安心して困難なプロジェクトでも一緒に挑戦していこうという気になります。でも、実際はこんなPMは少ないわけです。というか、非常に稀な存在だと思います。

 とするとメンバがPMに寄せる信頼とはなんなのでしょうか。それは、このPMに任せられることとそうでないことが明確になっているということです。

 できると思っていたことができないことが解った時に、信頼は失望に変わるのです。一つの失望は新たな不審を呼び込み、そしてPMは嫌われていくのです。

 まぁ、そもそもPMの仕事が全くできないというのは、信頼関係以前の問題となりますが。



▼お互いに限度を知る

 ということが信頼関係を構築するために重要なことになります。何ができるかよりも、何ができないかを知ることがチームに取っては有意義であり、そのことをメンバは自然と理解していると考えます。

 PMはスーパーマンではありません。しかしメンバはスーパーマンであって欲しいという願いを持っていることは理解しないといけません。



▼ではPMはどうやって信頼関係を

 構築すればよいのでしょうか。それは、PMが自らの役割と得意分野をチーム内に明確に知らしめりと伴に、不得意な分野についても同様にすることです。これしかありません。

 その上で不得意な分野をどうリカバリするかの対策もパッケージで提供するわけです。後でバレることを考えると、進んで公開することが遥かに賢いやり方だと思いませんか。

 チームメンバはPMにオープンであることを望みます。これにPMは応えることが必要なわけです。なぜなら、PMもまたメンバにオープンであることを望むからです。



▼逆に

 PMが意図的に情報を操作し、そうすることでチームをコントロールしようとするとどうなるでしょうか。

 情報というのはそれ自体が秘匿性を維持することが難しいものだと思います。最近あった尖閣問題のビデオの例を見ることもなく、それは明らかです。どれだけ隠そうとしてもいつかは表にでるものです。

 そのとき、それがプロジェクトチームにどう影響するかを考えなくてはいけません。当然チームの信頼関係においては致命的な結果を生むことになります。



▼今回は

 いささか抽象的な表現に終始しましたが、いかがでしたでしょうか。人間と人間の関係を考えるということは、なかなか一般化できないところもあり、難しいものです。

 でも、プロジェクトが人間の集まりで実施されるものであるかぎり避けて通れるものではありません。人間心理を考えることはPMにとって欠かすことのできないことになります。


 次回もこのテーマで、メンバの行動原理とフォロワーシップについて考えていきます。