▼今朝の北摂は
暖かい朝を迎えました。昨日に引き続きすばらいい晴天です。気分はウキウキ、仕事はしっかりと行きたいものです。
▼前回は
PMとプロジェクトメンバの関係構築のヒントとして、サーバント・リーダーシップをご紹介しました。
その概念を理解するのは簡単ではありませんが、近々こちらのFacebookページでご紹介していければと考えています。その時はまたここでご報告します。こちらでは今「タスク抽出の詳細」を連載中ですので、一度ご訪問いただければ幸いです。
▼今回はPMを取り巻く
人間関係のもう一つの側面である「プロジェクトオーナー」や「経営者層」との関係について考えます。この縦の関係は上からの要求と下からの報告の2方向があります。
モデル的に考えると、経営者が経営戦略を示し、業務実行部隊の責任者が経営戦略を実際の施策に落としこみ、その意を組んだプロジェクトオーナーがプロジェクトを組織するという流れになります。
それに対してPMはプロジェクトの状況や予測などをプロジェクトオーナーに報告し、プロジェクトオーナーはさらに経営者層に報告するということになります。
▼では実際のプロジェクト活動では
この関係はどういう形になるのでしょうか。
実は誠に残念なのですが、多くの会社では経営戦略が社内に明確に示されているとは限らないのです。ということは、PMはまず自分が指揮するプロジェクトは一体どういう戦略の上に載っているのかを確認することが必要になります。
つまりこの作業は、プロジェクトの正しい「目的」を把握する作業を行うということです。もちろん、最初からそれが明確に説明されている場合もあると思いますが、その場合でもこれで間違いはないですね?という念押しは出来ればやったほうが良いと考えます。
このときPMのカウンターはオーナーとなるわけですが、時にはオーナーを飛び越えて経営層と話をすることもあります。何れにしても、報告を受けたオーナーはその内容を再度経営層に報告することになりますから、PMには最初から経営層向けを意識した報告書の作成を指示します。
▼経営層とのコミュニケーションは
非常に気を使うものです。準備にも手間を掛けますし、説明内容も正確を期そうと詳細になりがちです。しかも、説明する時間は少ないので、いかに効率よく要点を理解してもらうかの工夫が必要です。
そのときのコツは、自分が経営者だったらどのような観点での報告を望んでいるのかを考えることです。簡単ではないですが、他に言い様がありません。
これは、決してPMが報告したいことを報告するのではないということです。そのためには、経営戦略についての深い理解、会社が置かれているビジネス環境についての理解と洞察が必要になります。
例えば、プロジェクトの終了が遅れる可能性が出てきたとき、そのために起こる事業に対する影響を理解した上で報告しないと、経営者が知りたい内容には成り得ないのです。
PMには、経営者としての視点、資質が求められることになります。
▼もう一つ重要なのは
プレゼンテーション能力です。報告書の内容が的を射ているだけではなく、正確な理解が得られてかつ直感的に解りやすいものである必要があるということです。
なんだか矛盾しているようですが、要は数値による説明とそのビジュアル化を行うということつまりグラフなどを利用するということです。その上でちゃんと、自分の言葉でしゃべることですね。
あのジョブズも製品発表の前には何度もプレゼンの練習を行ったそうです。ましてやわれわれ凡人においては...。
▼この関係については
もう少し考慮しないといけない重要な点があるので、次回に続けることにします。