▼朝夕は随分涼しくなりました
が、日中は真夏が戻ったような暑さが続いています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。今の時期は1年でも一番体調を壊しやすい時期だそうです。ご自愛ください。
▼いきなりですが、お詫びです。
この「PMの現実と実際」シリーズですが、テーマが大きすぎたようで今回で9回目となります。なかなか収まりがつきません。それどころか、もっと拡散しそうな勢いです。
それで、今検討中のテーマである「協力会社の見積と契約」にある程度の決着がついたら、このテーマは一旦終了とします。
ただ「PMの現実と実際」というテーマについては本ブログ自身のテーマでもあるので、もう少しテーマを細分化して続けていくことにします。
キットPMの構成力不足でした。申し訳ありません。
▼前回の振り返り
プロジェクトと外部協力会社との関係は、見積依頼>見積提出>見積内容検討>調整・交渉>契約>実行 と進んで行きます。
ところが、まだプロジェクトが始まってもいない時点で、すでに双方の”思い”にすれ違いが発生する、それも大きな確率で発生するということを申し上げました。
そして、そのすれ違いの原因は以下の6つのことができていないからと結論しました。
①プロジェクトの目的・目標を共有する
②プロジェクトの方針を共有する
③双方の役割を明確にする
④相手が行うべき作業を双方が理解する
⑤見積もりの妥当性を双方で検証すする
⑥共通の言葉で話ができるようになる
協力会社との関係スタートをうまくやるためには、これらの問題を解決する方法論が必要になるのですが...
▼さぁ、おまたせしました。
ズバリ、キットPMが使うその問題を解決する方法論は「タスク抽出作業」となります。
えっ、これだけモッタいつけてそれかよ~、っという声が聞こえてくるようですが、どうかお許しください。
いよいよこの「タスク抽出」とは何者なのかについて考えて行くことにしますが、この「タスク抽出」という言葉、このブログでもすでに何度も出てきています。でもその詳しい内容について説明するチャンスがありませんでした。
以下は過去で登場した本ブログのページです。
・PMガイドラインと現実との融合 -3-
http://ameblo.jp/hyperionsig/day-20110113.html
・プロジェクト憲章って何? -2-
http://ameblo.jp/hyperionsig/day-20110202.html
・リスクに対する備えとリスク対応 -4-
http://ameblo.jp/hyperionsig/day-20110606.html
・プロジェクト・マネージャの資質-1-
http://ameblo.jp/hyperionsig/day-20110627.html
・PMの現実と実際 -5-
http://ameblo.jp/hyperionsig/day-20110829.html
▼このように
キットPMのプロジェクトマネジメントのプレプロジェクトプロセス、立上げプロセス、計画プロセスにおける最大のツールとなるものです。
余談になりますがPMBOKで示される「知識エリア」の多くの要素を作成するための”種”とも言うべき作業になります。「タスク抽出」から派生して実に多くのアウトプットを得ることができます。
しかもそのアウトプット群が一つの”種”から出ているということは、自動的にそれぞれの”知識エリア”からの要素に矛盾が発生しないということになります。
どうです?素晴らしいでしょう。皆さんも是非一度「タスク抽出」のパワーを経験してみてはいかがでしょうか。
▼では本ブログで
取り上げた「タスク抽出」に関する記述について、内容を確認してみましょう。
「PMガイドラインと現実との融合-3-」ではモダンPMに必須の作業としてのネットワーク図を作成することを「タスク抽出」と呼んでいます。
「プロジェクト憲章って何?-2-」ではプロジェクト憲章作成に必要なスコープを明確にするために「タスク抽出」を行うとしています。
「リスクに対する備えとリスク対応 -4-」ではスコープが揺らぐのは最初の段階で行った「タスク抽出」のレベルが荒かったからと言ってます。
「プロジェクト・マネージャの資質-1-」ではPMに必要な資質である”想像力”は「タスク抽出」時に発揮されるものだとしています。
「PMの現実と実際-5-」では、プロジェクト計画作成のスタートは「タスク抽出」作業だと言っています。
▼なかなか
「タスク抽出」そのものに切りこんでいけません。おそらくキットPMの思い入れが強くて説明が冗長になっているのかもしれません。
次回は必ず本質に斬り込んで、皆さんに実際の活用方法についてご説明するようにいたしますので、ご期待ください。