▼今日は出張で東京に移動します。昨日は四国に出張でしたから早めに書きためた原稿をアップしています。時間の関係で少し短めです。
▼今回のプロジェクト・マネージャの資質も6回目となりました。これまで、ピックアップしてきたPMに必要な能力は次の6つでした。
・想像力
・他者との関わりを楽しむ力(コミュニケーション能力)
・論理性
・プレゼンテーション能力
・客観的な視点を持つ能力
・正しい情報提供ができる能力
こうやって並べると結構大変なようで、実はバランスが取れた常識的な社会人には備わっている能力のように思えます。どうでしょうか?
新人研修や幹部研修で中心的に行われているものですね。獲得が難しい能力だからこそ、盛んに研修プログラムが利用されているのかもしれません。
▼さて本日考えたいのは、これらの能力を持つPM自身が、精神的なプレッシャーの下様々な障害を乗り越えて、前に突き進むために必要な資質についてです。
PMにも様々なタイプがあります。大きく分けて、企業の中で通常は所属する部署の仕事をやってるけど、特別にPMとして指名された人。企業のIT部門に所属して、PMとしての専門教育を受けた人。SIer等でPMの専門教育を受けた他社のプロジェクトをマネジメントする、言わばプロのPMがあると思います。
ユーザー部門の代表としてPMとなった人は、本職は別にあるわけですからPMとしてというより、ユーザーとして自分の業務を改善したいとか、効率化したいとか、業務の為になるという動機がまずあり、それを実現することで会社からの信頼を得たいという個人の目標があると思います。それがプロジェクトを動かす動機になるわけです。
それに比べ、自己が所属する部門の業務に関わらない、その仕事をすることで利益を得る立場のPMがいます。つまり、プロフェッショナルなPMですね。
PM自体を職業としている人のモチベーションはどこにあるのでしょうか。もちろん、お金であるのは間違いないところですが、それだけではあの過酷なハードワークに自ら飛びこむには不十分は気がします。
▼ではいったい何がPMという仕事を行う動機に成り得るのでしょうか。キットPMが考えるのは”職業人としての誇り”ということでしょうか。もう少し付け加えると”職人気質”と言えると思います。
モダンPMはは論理的で体型的ですから、ある意味では技術つまりテクニックカルな側面があります。つまり、ガイドラインを理解してそれをどう現実に応用するかの技術を磨くということです。つまり技術者としての資質が大きな比重を占めることになります。
もちろんそれだけではなく、基礎技術の上にこのシリーズで考えている様々な人間性としての資質が重なって”できるPM”となるわけです。
これは、まさしく職人の世界しかも”棟梁”や”マイスター”呼ばれる人たちと共通する世界のような気がしてなりません。
▼プロフェッショナルとしての強い意識と責任感、そして誇りがあって初めてプロジェクトの先頭に立ってチームを引っ張ることができ、大きな困難を乗り切るエンジンとなると考えます。
▼さて、これで7つのPMに必要な資質が出揃いました。他にも、人に慕われるや信頼されるなどの”人間として尊敬されること”というのもあるかもしれませんが、特にPMのという範疇ではないようです。
▼と、ここまで書いてきて一つ重要な資質に思い付きました。本当に行きあたりばったりですみません。
では最後の資質とはなんでしょうか。それは、”信じる力”を持つことです。何を信じるのか?それはチームやプロジェクトに協力して貰える人たちのことです。
先回のこのブログで言ったかと思いますが、強すぎる責任感はPMには不適だと思います。バランスの取れない責任感は、極小な部分に囚われてしまいプロジェクト全体を見通す力を失うからです。
それと同様にチームを信じられないPMは、プロジェクトの作業の全てに自らが関与しないと気がすまなくなります。結果として多くの仕事を抱え込んで、本来のPMの仕事が出来なくなるという構図があります。こうなると、プロジェクトに関わる全ての人が不幸になってしまいます。
▼ここのところはもう少し突っ込んでいきたいのですが、時間ぎれとなりました。次回も続くかもしれません。
次回は、ゴーヤの状態なども写真付きでご報告したいと思っています。