リカバリマネジメントは難しい? -1- | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

私、キットPMはこの度の地震と津波に被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。

 少しでも被災された皆様のお役に立ちたい、それにはどうしたらよいかキットPMなりに考えましたが、やはり本職のノウハウのご提供が一番だと思い立ちました。被災された中小企業の皆様のために、緊急のプロジェクトの立上げやプロジェクトのリカバリを行う場合の計画立案のために、キットPMの方ハウを無償でご提供いたします。

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■今日で3月も終わりです。1年も1/4が過ぎ去ってしまいました。最近は随分暖かくなって、桜の便りもチラホラと聞こえてくるようになりました。 

 例年だとなんとなく浮きうきした気分になる時期ですが、なかなかそんな気にはなれません。でも最近の報道を見ていると、過剰な自粛を止め経済の停滞を防ぐことが、結局復興の力になると、すごく正しいことを言ってます。16年前とは少し変わったようです。

■さて、今回から「プロジェクト・リカバリ・マネジメント」に挑戦します。キットPMも何度かリカバリプロジェクトに参加したことがありますが、「難しい?」と聞かれるとハッキリ言って「難しい!」と答えるしかないです。

 また、難しい割にはその役割を求められることも多い分野です。つまり、うまく行かないプロジェクトがいかに多いかということですね。残念ですが。

 かく言うキットPMも、モダンPMに目覚める前には火を付ける、あるいは煽る方に回ったこともあるので(一生懸命やった結果としてで、わざとではないですよ念の為に)、あまり偉そうなことは言えた義理ではないのですが...

■横に逸れました。とにかく、それだけニーズがあるということは、この分野での手法の研究も進んでいるということになります。本屋さんに行けばリカバリ・マネジメントについて説明している本を見つけるのは難しくありません。

 つまりそれらの本を買って読むかか、ネットで検索して山ほど出てくる解説を読めば私がくどくどと説明するより分り易いと思う・・・なーんて言ってしまうと、身も蓋もない話になってしまいます。まぁ、キットPMの実体験を素直にご披露すれば少しは現実味のある話としてイメージを持って頂けるかもしれません。ご参考になればと思います。

■普通、リカバリマネジメント(えー面倒くさいので、”火消し”と言いますね)を外部に依頼するとき、これはもうそうとう火が燃え盛っていて、自社内部のリソースでは手に負えなくなってからという場合が多いわけです。これはもう間違いのない話です。
 
 しかも、当然スケジュールはメタメタで、働く人は長時間労働で疲弊し、その割に成果が見えないので士気がダダ下がり、本来協力をしてもらう周辺の部署からは不信感で見られ、その上予算は使い果たしているというそれはもう素敵な状況にあるわけです。

 ようするに、過去なんとかしようとリカバリを”繰り返してきた”結果を受けての仕事となります。これだけでもうお腹イッパイなんですが、その上”なんか胡散臭いのが来たな”という目で見られるわけですから、たまりません。これを笑顔で切り替えしつつ、なんとかゴールに向けて前進しなければならないわけです。ハァ

■気を取り直して。

 先ほど述べた一般的な”火消し”の手順だと、「現状把握」→「調査」→「計画」→「実施」と「監視」となるわけです。

 これって、現状把握と調査以外は普通のプロジェクトマネジメント手順と同じですね。そうです、”火消し”とは、当初計画にあった”目的”を実現するために正常にプロジェクトを進めることが出来るようにするためのものです。

 普通にプロジェクトを進める環境ができたら、もうそこからは”火消し”ではなくなるということです。(少なくともキットPMはそう考えています)

 つまり、”火消し”のポイントは、プロジェクトの問題を明確にして、その問題を回避するための方策を考え、その方策の実施をネゴし(ステークホルダにですね)、実施する。実施するのは”火消し”役ではなく本来のPMです。もしそれ以上関わるとしても、計画した方策がうまくいくかの監視という役割になります。必要があれば微調整を行ないます。

さて”火消し”のスコープ(業務範囲)が明確になって、幾らかは”火消し”のイメージが出来たところで、次回はキットPMの経験を交えながら、”火消し”の難しさに更に突っ込んでいくことにします。