年のはじめに | キットPM奮闘記 改め キットビジネスアナリスト奮闘記

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PMの世界からビジネスアナリストへ、キットPM2.0を目指して奮闘中です。BAを超上流とか言いますが、当たり前のようで難しいビジネス要件をどうやればちゃんとまとめられるのか、皆さんとご一緒に考えていきます。

私、キットPMはプロジェクトマネジメントに関する
あらゆるご相談、ご用命を承ります。
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お正月はいかがお過ごしだったでしょうか。キットPMは少々お餅を食べ過ぎたようでせっかく絞っ体重が元に(簡単に)戻ってしまいました。
 
■さて、本題に戻ってプロジェクトマネジメントについてです。今回は年の初めですから、少し未来を見て企業におけるプロジェクトマネジメントがどう変わっていくのか、予想してみたいと思います。ただし、キットPMの独断と偏見に基づきますのでユメユメ信用しないように。

■これまで本ブログでは、モダンプロジェクトマネジメントの持つパワーの素晴らしさをご紹介すると共に、日本企業で理解が不十分でになかなか浸透していないという問題について考えました。

 問題の本質は結構深いところにあって、一つは主に経営陣の必要性認識不足、もう一つはそもそも日本文化というか社会構造が、モダンPMそのものと親和性が低いことでした。前者については「なぜ今モダンPMなのか?」をテーマに、そして後者については「日本の会社文化とモダンPMの対立」で検討しました。

 話は少しそれますが、この問題を考えているとTOCで言う「全体最適 vs 部分最適」の本質について理解できないのと良く似ていて、ちょっとした脱力感に囚われてしまいます。口では全体最適を言いながら、行動は部分最適でしかない企業人がいかに沢山いるかということです。

 同じように、論理的で合理的なプロジェクトマネジメントを、その非論理性で否定することがママあるわけです。
「それは、現実的ではない」「うちの会社じゃ、無理、無理」「上がウンとは言わない」「なぜそんなに費用がかかる?」「すぐに取り掛かれ」など。モダンPMを否定するセリフは沢山あります。

 あっ、キットPMはこれらの全てを闇雲に否定しているわけではないのですよ。念のために! 否定しているのは、しかたのない状況をなぜ仕方がないのかを説明するもしくは、その状況を打破する可能性を検討もせずにダメだと言ったり、諦めることが問題だと考えているのです。

■そうそう、将来のプロジェクトマネジメントの話でした。
 現在、ただでさえ良くない経済状況がますます落ち込み、国内ばかりか国外の需要も縮小して、回復の処方箋が見つかっていない状況です。企業は生き残りを掛けて無駄を排しタイムリーにかつ頻繁に施策を展開しないといけません。
 つまり、モダンPMの普及という視点で考えるとまたとない好機なのかもしれません。今までのやり方、考え方に疑問を呈しよりよい効果のある方法を模索する企業が増えることでしょう。

 ただ、例えばPMBOKやP2Mなどのガイドラインに盲目的に従えば、それで良しとする企業は、やっぱり壁にぶち当たってうまくいかないということに成ります。その会社の歴史や文化、経営理念などとどううまく折り合いをつけるか、あるいは変化するかを考えた導入を考えないと、うまくいかないでしょう。

■とすると、モダンPMに取り組む会社のパターンが見えてきます。一つは、取り組まないパターン、これは論外ですね。もう一つは、形だけ取り入れて本質的にはなんの変化もないパターン、実際の運用に問題が発生して効果がでない場合と、優秀なPMが力技でなんとかする、モダンPM導入前とそう変わらない場合に分かれるかな?

 最後に、自社にフィットしたモダンPMのあり方を考え、自社の成熟度に合わせて導入を図る、リーズナブルなパターンです。社内抵抗勢力(!?)を説得しながら、会社全体に浸透させるには良いやり方です。正し、手間がかかりますが。

 結局最終的に生き残れるのは最後のパターンとなると思います。実はモダンPMとは「手法」ではなくて「思想」だとキットPMは考えています。ということは、全社でその思想を共有できないと、本当の効果を得るのは難しいことになります。

今年は、多くの企業が生き残りを掛けてプロジェクトマネジメント分野で大きく一歩を踏み出す年となりそうです。