私、キットPMはプロジェクトマネジメントに関する
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■前回、企業の中でプロジェクトの重要性が増していて、プロジェクトの成否が直接経営に強く影響するようになったとお話しました。そのために、より成功率を高くするための確かな手法が求められているということです。
では、もう少し企業活動の中でのプロジェクトの重要性について考えてみたいと思います。
■企業活動に対する要求の源泉というか、インプットのソースは3種類あると思います。まず第一は、マーケットや倫理観や遵法精神などの「社会的な要求」。次に、責任ある経営者の立場で状況を把握、分析し行動する「経営的な要求」。最後に、企業で働く人を中心とした企業内の「現場からの要求」の3つです。
これら3つの視点からプロジェクトに求めるものを考えてみます。
■まず、「社会的な要求」ですが、これには3つあって、
・企業の経済活動を通じた社会貢献の追求
・遵法性を持った経済活動
・企業の活動の透明化
です。つまり、新製品開発や品質管理、コンプライアンスや情報保護など社会的に要求される責任が大きくなっているということです。これらの問題は、通常の業務の中だけでは吸収しきれない新規の要素をたくさん含んでいますね。また、関連する法律などの関係もあり、のんびりと構えているわけにもいかないのです。そこで、これらの活動をプロジェクト化し対応するということが必要になっているということです。
■次に「経営的な要求」です。これも3つあって
・複雑化する事業環境へのタイムリーな対応
・全社足並みを揃えた事業遂行能力の強化
・ナレッジの共有と情報の資産化
です。つまり、経営環境の変化のスピードは10年前とは比べようもないくらい早くなっています。未知の問題にも立ち向かわなくてはいけません。また、企業の総力を結集して(無駄なことをやっている暇はない!)ビジネスを遂行する必要もあります。その、対応や環境整備などプロジェクト化することなしに実現は難しくなっているということです。
■最後に「現場からの要求」です。
・無駄を排除した効率的な業務の遂行
・明確な責任に基づく指示
・正当な評価
・能力向上機会の取得
・やりがいのある仕事
です。つまり、現場には常にカイゼン活動が求められています。製造業では当たり前だったのですが、最近ではその他の業種でも、コスト削減、効率化、品質向上などの継続的な活動が必要です。一方でワークライフバランスなど、働き甲斐をどうやって持ってもらうかも大きな課題となっているわけです。
■ようするに今まで通りの仕事のやり方では解決できない問題が企業の中に溢れているということです。これらの問題に、素早く、確実に対処するにはプロジェクト化と失敗しないモダンPMが必要だということですね。
■次回はもっとこの件に突っ込んでいきます。乞うご期待。