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The Devil Wears Prada

The Devil Wears Prada(プラダを着た悪魔)


友人から借りたDVD!!

何年か前にTSUTAYAで借りてみたんだけど、
その時は、ブランド業界に籍をおいてたから、
あくまで仕事の延長上で見た映画…。

だからあまりストーリー展開などは覚えてなく、
いかにスタイリッシュに魅せるか?!
なーんて勉強のために見てたんだよね!!
※まさに職業病に侵されてた…。


この間の貸切り映画館の後、
友人がThe Devil Wears PradaDVDをもってるという話を聞いて
ついに借りちゃいました。

$HyperBorders



ストーリーは、ジャーナリストを目指している主役の女性:アン・ハサウェイが
事故的に何百万の女性の憧れとする仕事・ファッション雑誌「ランウェイ」の編集部に内定をもらうことに

元々ジャーリストを目指した彼女にとって志望の仕事ではなく、
悪戦苦闘の毎日だけど、だんだんとファッション業界に魅了されていく…。
※あとは借りてみてください。

映画の批評家じゃないけど、
この映画は、ブランド業界を見事に表現してるんだよね…。

ブランド大好きっていう新入社員の子って、
一生懸命お洒落して出社するけど、なーんか頑張りすぎちゃって、逆にダサダサになっちゃう。
それが時間が経てば、シンプルな美しさで出社してくるようになる。

それとは逆で私はブランドに染まりません。私は私って子も
最初は頑固に自分の美的センスを疑わず出社してくるけど、青臭さが逆に目立っちゃう。
でもそんな子も時が経てば、シンプルな美しさで出社してくるようになる。
※ちなみにおれはこっちのタイプだったな大笑。

なんでそんな風に時が経てばシンプルな美しさを見出せるようになるんだろう…?!
ってこの映画をみて疑問に思った…。

1.そういった環境で社会人として成長してきたから、当然
2.かっこいい、美しい先輩に憧れて
3.周りがそんな格好してたから知らず知らず影響を受けた

この3つは、正解だと思う。
だけど、もっと大きな要因を一つこの映画をみて思い出した。

4.おしゃれなお客やパーティ参加者などに出会う機会が多くなるから。

この映画は編集部ってことから、最初から華やかな場所に参加することになったけど、
ブランド業界も在籍する時間がたてば経つほど、そういった場所に立つ場面が増えるんだよね。

おれも最初は2回ほど赤っ恥をかいた、笑。

1回目は、初めて東京のそのようなパーティに参加した時。
そん時のオレは、オレはオレっていうのが強すぎて。

ジャケット、ジーンズ、スニーカー。
しかもジャケットはキンキラ金のスワロフスキー…。
どこぞの田舎ミュージシャンやねん?ってノリツッコミしたくなるほどやった、大恥ショック!
※この時は恥ずかしくて、会場にいるよりトイレにいる時間の方が長かった叫び

2回目、パリでのパーティー。
シンプルなパーティ用のコーディネートで参加。
今回は間違えないヤロ??って思って出席したけど、思わぬ盲点が…。
他の出席者はみーんな歩く時、『カツッ、カッツ』ってタップシューズのようなおとがするんだけど、
おれはしない…。

そう革靴は革靴なんだけど、オレのはラバーソールなんだよね。
そんなちいさなところでお洒落の差を感じた…。
※そのほかにも、つま先まで神経を通わせろってことよく言われんジャン??
 お洒落も同じでヨーロッパ紳士は、靴のつま先がガラスのようにピッカピカ。
 


本当のお洒落ってこういう事言うんだって衝撃だったね!!
この映画は、まさに過去の自分を描いてるようで…、なーんか懐かしいと思える映画。
ブランド業界を目指す人には必ず見て欲しいです。

オープニングのテーマも素晴らしくいい曲なのでアップします。
※オリジナルをアップしようと思ったけど、規制がかかったいるみたい・・・。




引き続き、飽きるまでThe Devil Wears Prada=プラダを着た悪魔についてを
ブログで語ろうと思います。


                                     from asahi

本物か?! 偽者か?!

無から新しいものを生み出すとき

            小爆発が連続して起き       

              小爆発の連続が一つとなり

                      ビッグバンを引き起こす

                                 


                        そのビッグバンが軸となり

                               天変地異が起きても

                                大幅な変更をすることなく

                                  小さな変化で乗り切ることが出来る

     



                                           それが…

                                                本物というものだ

                                                      本物を生み出し

                                                            本物になれ

                                     

                                                          by オレの恩師 


『???』意味わかんなんねぇ~よね?!

オレも正直意味わかんなかった…。


この言葉は今は亡き、オレの恩師でもあり人間的にも尊敬する人がオレにくれた言葉。

この人は、誰もが知っているような人たちをプロデュースしてきた伝説的な人。


今から2年前に残念ながら亡くなってしまったけど、

この人と新宿のとある店で仕事終わりに毎晩酒を酌み交わし、

その時間が最高に幸せだったし、勉強にもなり、まさにオレの財産音譜だ。


オレとは年齢が50近くも離れていたけれど、

オレなんかよりアイディアは若く、斬新で軸がある人だった。


その今でも尊敬してやまない人が直筆でオレに宛てたメッセージ…。


正直今の今でもオレの解釈が正しいのかそうでないのか分からない、

ただ、この週末に体験したことで少しは意味が理解できたと思う。



週末、前の仕事の関係で、とある人から依頼を頂き、熊本、福岡に行くことになった。

依頼内容は、まさに無から生み出さなくてはいけないもの。


市場調査、立地条件、戦略、人員。

様々な情報がオレの手元に届けられた。


外国人と日本人、2人のデザイナーがいて

彼らのイメージのどちらをチョイスしたほうが良いかアドバイスしてくれという依頼だった。


彼ら二人のイメージには大きな違いがある。


A.軸となるデザインだけで勝負するという大雑把な考えの外国人デザイナー

B.軸となるデザインは大切だけれども、市場調査、立地条件、戦略、人員なども考慮し、軸となるデザインを

  加工し、柔軟に対応したいという考えのデザイナー



どちらも間違えではないとは思うし、どちらが正解ともいえない。

オレにとっては非常に決めがたい選択肢。



一見Bの方が全体的に物事を捉え、不足な事態にも十分に耐えうることが出来るように思え、

Aの方は一つのことに固執しすぎていてその一つが崩れれれば無になってしまうこと可能性が高い。

HyperBordersという無から生み出そうとする前までのオレの答えであれば、

  間違えなく不足の事態に耐えうるBだろう。




そんな時、ふとオレの恩師がオレ宛に残したメッセージを思い出した…。



おれ自身、自分の考えに自信がないときは、

とにかく色々な情報を集め、周囲の人や自分を納得させる、

つまりミスっても周りの賛同を得とけば、賛同した人にもその責は負わすことができる。


これの考えと同じで、一見Bは物事の全体を見ているようで全てが浅いし、

一つの仕入れた情報の仮説が崩れれば最悪全てが崩れる。

その上、軸になるデザインを柔軟に変更ってことは、言い換えると軸がないから変更できるということ。


それとは逆でAの考えは、一見危なっかしい。

でも一つのことを何度も何度も考えては消えそれを繰り返し、

そして絞り出た答えだから、頑固なようで軸がある。


一本の軸がしっかりしていれば、仮に外的要因で崩れそうになっても、

周りの配置を換えながら、軸を微調整すれば十分崩れることを防ぐことができる。



その結果、Aを選んだ。

A,Bを選ぶのは最終的に俺に依頼をしてきた人だけど、

今述べたことを具体的に形としてその依頼した人にアドバイスをしようと思う。


今日の今日まで疲れを残し、非常に大変だったけど。

HyperBordersの軸となるものをプロデュースしている俺にとっては、

非常に貴重な体験だった。


俺らにとって、これからが本当の難題。

技法や素材、デコレーション的なもので本質をぼやかすのではなく、

軸となるデザイン、まさに考えに考え抜いたデザイン。

つまり俺らのシンボルになりうるものを生み出さなくてはいけない。



幸いにも俺らのメンバーは、

簡単に諦めるような輩は一人もいない。

小手先で誤魔化そうとするヤツも一人もいない。

仮にそうなりかけても自分自身で自己修正できる奴らだから、

必ずhappyモノを生み出せると今から確信している。



最後に、11月あたりに1泊2日イベントDEAD or ALIVEを開催する予定ですニコニコ

詳細はそのうちホームページにアップするんで、興味のある人は是非参加してください。


                                                          from asahi

















      

貸切り

昨夜、オレは奇妙な体験をした。

こんな経験は意図的に出来るものではない。



偶然と偶然の一致…。

火曜日夜22時~という条件…。

六本木という立地…。

封切りから2ヶ月、しかも話題作の封切りと重なるタイミング…。

プレミアという名の座席…。



そう、昨夜一本の映画を六本木ヒルズTOHOシネマズに友人と見に行った。

封切り2ヶ月のハリーポッター~第六作~をプレミアシート。

火曜日の22時スタート。



そうそれが生み出した最高の状況。




                             映画館貸切り


※性格にはシアター貸切り



広いシアターは、おれと友人の二人きり。

普段の映画だったらどうしても、映画に集中するまでは、周囲の人の動きとか気になる。

今回はそんなこともなく、のっけから集中可能。



しかも!!

大画面、音響もおれら二人専用。

最高だった。



こんな経験は一生あるかないかだろう…。

正直、ハマリソウひらめき電球