すみません。

皆さんに聞かれるんですが、上映会、びび、参加してませんです。

 

お裾分け、たくさんありがとうございます。

日本を訪れた彼らの様子と共に、会場での彼らの様子も楽しませて頂いてますウインク

 

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『TOP FORM 』

กอดกันมั้ย นายตัวท็อป

  2025年(Thailand)20.March~ 15.May

 45分×全11話  

 原作:"抱かれたい男1位に脅されています。" by 桜日梯子

   制作:WeTV Original

 演出:"Boss" Wasakorn Khumklaowiriya

 対象年齢:18歳以上 ๑๘+

 

 

TOP FORM EP.10

 

#10-1

 

~Jinの家~

 

「家に帰ろう、Jun」というAkinの言葉どおり、手に手をとって戻ってきたあとの二人って感じですね。

 

ここはですね、Akinのほうから、じりじりと近寄りながら、Jinに甘えていくの、必見よ(笑)

 

ベッドに横になりながら、今まで離れていた分の補給中(笑)

Akin「お前って、まじでとんでもない奴だな。どうして、生番組であんなこと言ったんだよ? 一体、どうやって思いついたんだ?」

 

Jin「P’Jadeからのアドバイスがなかったら、俺も困り果てましたよ。」

Akin「・・・だろうな」

 

Jin「P’Jadeは、本当に、P’Akinのことを心配してるようでした」

Akin「P’Jadeとは長いからな・・・」

Jin「・・妬けますね。」

 

Akin「でも今はお前がいるだろ」

 

その言葉に、嬉しそうにAkinを抱きしめるJin。

 

ほらね・・・結局、こうなるだろうと思ってたよ(笑)

ホント、この大型ワンコは、黒猫に甘いから!

 

この体勢ですからね。

まぁ、家に入るなり、すぐ、はだかんぼになって、がっつかなかったところは褒めてあげます。← ワタシとしては、順番はどっちでも構わないという意味です。

 

翌朝かな?

数日後の朝かな?

 

とにかく、ずっと心に重く圧し掛かっていた件が片付き、一息付けたAkinの朝です。

 

大好物のチョコドリンクと手紙を手に、ダイニングテーブルに座るAkin。

飲みながら、一生懸命書いているのは、おそらく祖母マリアさんへのお手紙ですね。

 

ちょうどそこへJinがやってきました。

 

Jin「P’Kin、お手紙書いてるんですか?」

同じ部屋にいるのに、ひとりはタンクトップで、一人は、ちょっと厚地の長袖カーデガン(笑)

体感温度差あるある。

 

Akin「・・ん、起きたのか?」

Jin「ええ」

隣に腰を下ろすJin。

 

Akin「なぁ、俺があげた指輪、どこにあるんだ?」

指にしてないのに気づいたようです。

Akin「失くしたのか?」

P’Saiの話が頭に焼き付いてるんですね(笑)

 

Jin「そんな大事なもの、失くしたりしませんよ。はい・・・」

 

掌をひろげてみせると、そこには、指輪が二つ。

 

Akin「お前、指輪になにかしたのか?」

 

Jin「近寄ってよく見てください」

Akinが顔を近づけると、パッと見せないように手を握って隠すJin。

Akin「おい・・٩(๑`^´๑)۶

 

ふふふ、と笑いながら、「ほら、ここ、見てください。内側に、刻印したんです・・・“Mi.Tesoro”って」

Jinは、まだ、教えないつもりみたいですが、ここで、意味を書いたほうがいいですかね?(笑)

もうちょっと待ってみます?

 

Akin「・・・・・・」

 

Jin「さぁ、手を貸してください」

Akinの指にはめるJin。

 

そうか、こういう時にこそ、หอมแก้ม(ホーム・ケ(ゲ)ェーム)なんだね。

 

Jin「意味は・・・教えたくないなぁ」

・・・だそうです。

楽しそうに、にっこり笑ってます。

 

ちょっとムッとしつつ、そりゃ、悪い意味じゃないことくらいわかるよ、Akinだって。

 

Akin「手を貸して・・」

Akinもまた、Jinの指に指輪をはめます。

心をこめて、指にキスするAkinを見て、

大照れなJin。

 

しばし、微笑みながら指輪を見ていたJinが、「そう言えば・・どうやってオレの指輪のサイズ、わかったんですか?」と質問。ふふふ(笑)

ここ、前話のラストを見た視聴者全員、笑っちゃうシーンよね(笑)

 

あと、「ああ、Jinお得意の寝たふりじゃなかったんだぁ」という種明かしもこめて(笑)

 

Akinもしてやったり・・・(笑)

Akin「ま、俺はできる男だから・・」

 

はいはい、そうですか・・と一旦は引き下がったものの、Akinが自分の指をじっと見つめているのに気づいたJin。

Jin「まさか・・自分で測っただなんて言わないでくださいよ」

ニヤニヤするAkin。

 

Jin「ん?」

Akin「バカか!」

Jin「ん~~~? 」

Akin「この、ド変態!」

 

Jin「そうなんでしょ?」

 

Akin「まさか・・だれが、そんなもの測ったりするんだよ? 俺はただ・・・お前とたくさん手をつないでるだろ」

 

ほぉ、となんとなく納得したようなJin。

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

Akin「だから、お前のサイズがわかったんだよ。・・・なんだよ!まじで、気持ち悪いぞ」

 

Jin「なんでですか? オレ、P’のつま先のサイズ知りたいです」

Akin「・・・・・」

つま先ってなんだったっけ・・と、脳内で巡らせてるな(笑)

 

Jin「なに、やらしいこと考えてるんですか?」

Jin、楽しそう~~!!

 

Akin「・・・・・・」

笑いながら、そっぽ向くAkin。

 

タイでも、身体の長さ雑学とかあるのかな? この感じ、ありそうだね(笑)

さて、タイでは、なんの長さと指の周囲が同じと言われてるんでしょう。

あと、つま先ってどこと同じなの?(笑)← 知ってどうする?

 

Jin「やっぱり、やらしいこと考えてたんだ・・」

Akin「・・別に」

Jin「一体、なに考えてたんですか?」

この下ネタ言い合う感じ、アニメ版に雰囲気近いよね(笑)

 

そこにタイミングよく(悪く・・・かな)、Akinのスマホに着信ありです。

 

Akin「もしもし、母さん?」

Akin「・・・・・・・・・」

 

ここですべての音が・・・消えました。

 

Akin「なんだって?」

 

顔面蒼白で、電話を終えたAkinを心配するJin。

 

Jin「どうかしたんですか?」

 

Akin「Jin・・・お祖母ちゃんが・・」

 

それだけですべてを察したかのように、Akinを抱きしめるJin。

 

傍らには、書きかけの、Mariaさんへの手紙とペンが置かれている。

 

 

そこから、おばあちゃんの家まで、Jinが運転して向かうことに。

車中でも、ずっと、Akinの手を握っているJin。

 

~グランマの家~

Akinが実際に生まれ育った実家なのか、わかりませんが、少なくとも、Mariaさんが病気してから、ママたちは同居してたみたいですね。

 

Akinが、Mariaさんの部屋に駆け付けると、

すでに、Akinの両親がベッドの傍らにいました。

 

Akinのママ「Akin・・・」

 

Akinの視線は、すぐに、ベッドで眠るグランマのMaria さんに向けられる。

 

呆然と立っているAkinの背後には、Jinが部屋の入口に控えてるのが見えている。

 

衝撃を受け、その場に、膝を折るAkin。

なかなか、Mariaさんの手に触れられず、泣き始めてしまう。

 

それを見て、静かに部屋を出ていく両親。

 

そのまま、Mariaさんに出すつもりだった手紙を封から出すAkin。


 

 

親愛なるMariaお祖母ちゃんへ

お祖母ちゃん・・・ずっと長い間、会いに来なくてごめんなさい。

最近、ほんとにいろんなことがあったんだ。

(ありすぎて)それをお祖母ちゃんにどう伝えはじめたらいいのかさえ、わからないくらいだよ。 

 

部屋の入口で、じっと、Akinの声を聞いているJin。

 

細かな字でびっしり書かれている。

 

 


・・・というのも、その間、すべてが非現実的に感じてたから。

自分のことを愛していると言っていた人に傷つけられたり、どこにも逃げ場がなくなるくらい非難されり、すべてが目の前で崩れ落ちてきたみたいだった。
愚かなことをしそうにもなったし、とにかく、ほとんど全てを失ってしまった。
でも最後には、乗り越えられたんだ、Jinのおかげでね。

 

一度は、諦めようとも思った。

でも、突然、子供の頃の思い出がよみがえったんだ。

僕にデレク・ジャーマンの本を読んでくれた時のことを思い出した。

“終わらせて、愛を選びに行きなさい”っていうたった一つの短い台詞以外、ほとんどなにも覚えてないんだけど、自分でも、その言葉の本当の意味をわかってなかったんだ。

あの日・・・Jinに会うまでは。

 


 

 

 

しばらくの間、自分でも自分を見失うくらいだったのに、“棒小僧”がそんな僕の人生をひっくり返してくれたんだよ。

 

Jinにとっても、それは同じことだったから、Akinの一言、一言が胸に迫って、泣きそうになってます。

 

 

 

だけど・・それにも関わらず、彼に対して、深く愛情を感じていたんだ。

他のことなんて気にしたりせず、彼にチャンスを与えたかった。

 

そのたった一言のせいで・・

“愛を選びに行きなさい”っていう一言だよ。

 

お祖母ちゃん・・いつか、お祖母ちゃんのもとに、この人を連れていくからね

 

もうどんなことをしても、叶わなくなってしまった約束を思い、泣き崩れるAkin。

 

そう、前の手紙にもそう書いたのに、いろいろありすぎて実現できなかったんだよね。

 

 

この時期、家のジャスミンの木は満開になる頃だよね。

 

涙をおさえながら、声を詰まらせるAkin。

 

 

 

身体に気をつけてね・・

 

 

Mariaさんの手を握り、たまらず、涙をこぼすAkin。

最後まで読み終えて、後ろを向くと、涙をこらえながら立っているJinと目が合いました。

 

これは、自分の愛する人のことをよりよく理解してもらうため、Jinに対するラブレターを、お祖母ちゃんに聞いてほしかった・・・そんな感じがします。

 

なによりも、これが一番、Jinという人を、そして、Jinを愛する自分をわかってもらえる方法だから。

 

こんなふうにして、Akin最愛の祖母とのお別れの時間がはじまったんです。

 

EPISODE 10

FLOWER AND TEAR

 

Akinの手紙の中に、デレク・ジャーマンの名前が出てきました。

今まで、私自身、デレク・ジャーマンを取り上げるBLドラマというものに出会えていなかったので、ここにきて、ちょっと目から鱗。

とは言え、私も、彼や、彼の作品に対してすごく詳しいわけではなくて、どちらかというと、彼が亡くなってから、ティルダ・スウィントン(“ナルニア”の白い魔女)やイギリスの迷宮庭園からつながり、いろいろ経て、デレク・ジャーマンという存在にたどりついたという全く映画界隈とは一線を画した形で出会ったので、語る資格はないのです。

ただ、エイズという病気に対し、なんの知識も理解もないまま、それどころか、偏見の塊だった当時、死期を悟った彼が育ててきた荒野の庭を見て、まるで、別世界へと開かれた場所のようだ、と認識していただけでした。

なので、ここにきて、名前が取り上げられて、少し驚いたことも事実です。

 

あらためて、今、彼に関するいくつかの記事を読み漁っています。

Olivia Laing: 'There's no book I love more than Derek Jarman’s Modern Nature' | Autobiography and memoir | The Guardian


~Mariaさんの部屋~

Akinのママ「お母さんがあなたたちに手紙を残していたわ。Akinに渡してちょうだいね」

Jin「わかりました」

受け取るJin。

 

Akinと、その愛する人へ

一緒にいるときにだけ開けて読んでちょうだい

 

封筒の表には、そう書かれてきました。

 

ママの様子から察するに、すでに、Jinは、この家に訪れた時から、Akinのパートナーとして、この家では認められてるってことなんでしょうね。

 

ベランダから、庭を眺めているAkin。

Jin「P’Kin、これ、お祖母さんからのお手紙です。P’にって・・」

 

Akin「まだ・・・読みたくない気分なんだ」

精神的に、かなりまいっているAkin。

 

~Akinの部屋~

夜を迎え、ベッドに横たわる二人。

 

部屋は月明かりのみ。

眠る、とか、寝るというわけではなく、ただ、部屋の天井を見ながら、仰向けになっているだけ・・って感じです。

 

Jin「P’Akin、星が好きなんですか?」

 

天井には、子供部屋によく貼ってある、蓄光で光る星形がたくさん貼られている。

 

Akin「夢があったんだ。まだ、幼かった頃、星になりたかった。」

 

なにか、遠くに想いを馳せているようなAkin。

 

Jin「どうしてですか?」

 

Akin「あのさ、お祖母ちゃんが俺が星を好きだと知った時、自分の手で、これ全部、飾り付けてくれたんだよ」

 

なにも言わずに、ただ、Akinの手を握るJin。

 

Akin「綺麗だな」

 

そして、胸の上においていた、お祖母ちゃんからの手紙を眺めるAkin。

 

Akin「P’に読む準備が出来たら、一緒に読みましょう」

 

直接の対面は叶わなかったけれど、お祖母ちゃんが意識のあるうちに、Akin自ら、Jinのことを(手紙で)伝えられていて良かったよね。

きっと、あの手紙を読めば、Mariaさんにも、どれだけ、AkinがJinを大切に想っているのか、そういう相手と巡り会えたんだってことがわかったはずだから。

 

この寂しい時間をこうして、ひとりきりじゃなく、愛する人とともに、この場所にいることができたから。


ここで、切ります。

 

 

★『TOP FORM』 Ep.10-1 雑感★ 

 

新人賞取れまして、晴れて、Akinの隣に立つ権利を獲得しましたよ。

 

Akinの言葉を借りるなら、与えられたチャンスを生かしきったってとこでしょうか。

 

有言実行!

 

Jin、さすが(笑)

男の余裕が垣間見えましたね。

 

それだけ、指輪を持ったAkinが迎えにきたのは大きかったんだ、と思います。

 

逆に、Akinの可愛さにやられてます。

なんのかんの言ってますけど、Jinがいないと、絶対ダメだな、この人。

 

さて、とうとう、お祖母ちゃんとの別れのタームに入ってきました。

 

คุณยาย(クンヤーイ)・・母方の祖母って意味なので、ママのママですね。

 

実は、このお祖母ちゃんとの別れのシーンは、結構前に、撮影時の様子がXで流れてきていたので、おそらく、今後登場するだろうなぁと思ってましたが、 Boomの泣きの芝居も、ここまでくると、さまざまなパターンが披露され、真骨頂みたいになってます。

 

エピソードとしても、かなりのボリュームをしめることになりますね。

 

★『TOP FORM』 Ep.10-2に続く★