前記事、よくよく考えてみれば、NCシーンがあったのにも関わらず、自分の中で、彼らの心情を追うメンタルアンテナの感度を高めすぎて、すっかり、肌色注意報のことを忘れておりました。

全体的にブルートーンだったし、ぱっと見、“肌色”じゃないから、ま、いっか。(^^ゞ

 

・・・じゃないですね。

なにか不都合が生じた方がいらっしゃったら、大変申し訳ございませんでした💘

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『TOP FORM 』

กอดกันมั้ย นายตัวท็อป

  2025年(Thailand)20.March~ 15.May

 45分×全11話  

 原作:"抱かれたい男1位に脅されています。" by 桜日梯子

   制作:WeTV Original

 演出:"Boss" Wasakorn Khumklaowiriya

 対象年齢:18歳以上 ๑๘+

 

 

TOP FORM EP.9

#9-3


涙の別れのあと・・・Jinは、きちんと、Judyとのドラマの撮影をこなし、日常生活を送っておりますが、肝心のAkinはどうしてるかというと・・・

 

部屋は、散らかり放題。

 

こんな感じで、ソファで寝てました。

 

帰宅したJadeが、電気をつけたところで、

Akinの自宅でないことが判明。

 

~Jadeの自宅~

 

自分の家じゃなくて、Jadeの自宅にころがりこんでました。

 

氷のように、冷たく見下ろしてます。

 

部屋が明るくなり、目を覚ましたAkin。

 

Akin「ん? P’、どうやって俺の部屋に入ってこれたの?」

完全に寝ぼけてます。

 

Jade「バカか、ここは俺の家だ」

この辛辣さがいいなぁ。

 

Jade「お前は、ここに来るなり、俺を酒に付き合わせ、部屋をメチャクチャにしただろうが! いいから、俺の書斎の様子も確認してこい! 覚えてないのか?」

首を振るAkin。

全然、記憶にないそうです。

 

つまり、ホテルを出てから、浴びるように飲んだ状態で、ここにきて、さらに、Jadeを相手に絡みまくった・・・と。

 

Jade「ああ、そうだろうな!」

 

Akin「でも・・P’の部屋は、とっくに散らかってたよ」

そういうと、テーブルの上に残っていたつまみを一口パクリ。

 

Jade「ま、俺が思ってたよりは、まともみたいだな。泣きじゃくってるかなにかしてるかと思ったぞ」

呆れ気味で、ソファに座るJade。

 

Akin「泣きじゃくるって・・なんで?もう、俺はとっくに大人だよ。たかが、些細なことさ」

 

Jade相手に強がってみせますが、それは無駄な抵抗というものです。

 

一番、気になってることを訊ねるAkin。

Akin「なぁ、P’・・“双子星”の企画についてなんだけど・・・まだ、続いてる?」

自然と、声を潜めるAkin。

 

Jade「ああ・・今のところ、継続できるチャンスは残ってる。だが、お前に代わる人間を見つけられてないんだ。」

Jadeにとっても、積極的に、後任を探すという気持ちになれないだろうしね。

 

Jade「いまや、ゴシップサイトには、ものすごい数の写真が貼られてる。きっと(奴らの手元には)Jinの顔がはっきり映ってるものもあるに違いない。だが、今になっても、彼らは、(後続の写真を)流出させる気配がない・・・

それに関しては、Jadeも訝しんでる感じね。

 

シグマがそう悠長なことをするとは思えないんでしょう。

 

Akin「・・・・・」

 

無言のまま、動かないAkinと、目が合ったJade。

うわ、Akinの横座り、綺麗だねぇ。

タイではこの横座り、ポピュラーだけど、本来、男性は骨格の問題で苦手なんだそうですね。

 

妙な間が空きました。

 

Jade「まさか、お前、奴らとなにか取引でもしたのか?」

 

一瞬だけ、口許が緩んだのは、自分の狙いが功を奏していると知ったから。

Akin「・・・・・別に」

 

それでごまかせるとでも思ってるの?

 

前のめりになるJade。

 

いつまでも、ナイショにしておけることでもなし、認めることにしたAkin。

Akin「ああ・・・ただ、代わりに、もっと刺激的なネタをくれてやるって言っただけだよ」

 

Jade「お前、バカじゃないのか!Akin!」

 

そう言われるだろうと思ってました。

 

Akin「大丈夫だって。ホントだよ。せいぜい、俺が、もう主役を張れないかもしれない程度のことさ。でも、どっちにしろ、もう失うものなんてないんだからさ。俺くらいのスキルがあれば(選ばなければ)仕事は簡単に見つかるだろう。まぁ、あのゴシップ屋には・・・ヌード写真の一枚や二枚、撮らせることになるかもな。」

 

少し投げやりな口調のAkinを見て、Jade、そのまま、Akinを床に押し倒して馬乗りに。

 

Jade「もし、奴らがお前に、こんなことをしたらどうする気だ?」

 

Akinの服の隙間から手をつっこむJade。

Akin「え・・ちょ・・」

 

Jade「このあと、なにが起きるか、お前にその覚悟が出来てるのか、知りたいところだな」

 

Jadeにこんなことされるなんて、思ったこともなかったAkinの顔に、恐怖とも混乱ともいえる表情が浮かんでる。

 

たしかに、Jadeの言う通り。

“奈落転落への罠”が口を開けて待ってるよね。

 

でも・・・

 

ぐっと、Jadeの頭の横に手を置き、「続けろよ。好きにしろ」と宣うAkin。

 

でも、這わせた手がブルブルと震えてるの。

 

Akinちゃん、あんたって人は・・!

 

Akin「来いよ。続きは?」

Jade「・・・・・・」

 

ぐっと、Akinの手を払いのけると、立ち上がるJade。

 

Jade「そんなに震えてるくせに、お前が最後までやれるとは、到底思えないね。大馬鹿野郎!! こんな深刻な事態なのに、まだ、お前は自分ひとりで解決できるとでも思ってるのか? なんで、Jinに本当のことを言わなかった!?

 

起き上がるAkin。

 

Akin「Jinの将来は、本当に明るく輝いてるんだよ。俺は、こんなことに、あいつに巻き込まれてほしくないんだ」

Jade「だったら、お前の将来はどうなんだよ?」

 

Akin「俺のなんて終わったんだよ、P’ もう終わったんだよ。」

 

Jade「・・・・・」

 

Akin「でも、Jinは・・・あいつは、まだ始まったばかりなんだ。・・・P’だってそう思うだろう?」

目に涙を浮かべながら、見上げるAkin。

 

呆れたように、しゃがむJade。

 

Akin、お前って奴は・・・!

 

Jade「愛ってのは、本当に、人を盲目にさせるんだな・・」


は・・なんとでも言えよ、と自嘲し、落ちてたつまみのかけらを投げつけるAkin。

 

Akin「なんか、その口ぶり、P’も前に、恋愛に堕ちたことがあるみたいだな」

 

Jade「・・・・・・」

ああ、触れちゃいけない部分に触れたみたいだね。

 

Jadeの視線が、写真立てに向けられる。

 

そう・・・#5-2でしたね。

この黒うさぎ、妙に、訳ありの匂いがするな、と思ってましたが、ビンゴでした。

 

写真?

 

 

しかも、このJadeの表情は、全然、過去のことじゃないみたい。

 

Akin「俺には関係ないけどね・・」

 

Jade「だがな、今までお前がどれだけバカなことをやってきても、止めたことはなかった。ただ、たった一つだけ・・聞いてくれ。お前の時間は、まだ、終わりじゃない。俺を信じろ

 

お、お兄ちゃん・・・! ← もちろん、私の兄ではないが・・・爆笑

 

Akinの目に、また、涙が滲み始めた。

だって、こんなことになって、AkinがJadeに対して、何も思ってないわけがない。Jadeのプロデューサー人生の中で、やっと巡ってきた飛躍のチャンスを棒に振るかもしれない。

本当は、土下座でもなんでもして、謝りたいくらいなのに。

 

まだ、Jadeは、Akinに対して、こんな言葉をくれるお兄さんなのよ。

 

Akin「これ・・食う?」

スナックを見せるAkin。

Jade「・・・・・」

ちらっと、顔を背けるJade。

 

そのまま、口に運ぶAkin。

 

予告で、あの馬乗りシーンを見た時には、ど~なることかと思ったけど、涙じわる、愛ある戒めだったんだね。

 

Akinが危なっかしすぎて、Jade、さっさと手を打たないと、とんでもないことになるかもね。私ですら、あまり猶予がない感じがします。

 

~チャンネルS エレベーターホール~

 

1Fのエレベーターホール前で、壁にもたれて、スマホを見ているJohnny。

 

エレベーターから降りてきたのは、Akin。

 

Johnny「こんばんは、Akin先生。ちょっとだけ、俺みたいな下劣な人間と話をするくらいの、お時間ありますか? 5分だけでもどうです?」

つまり、Akinを待ってたのね。

 

Akin「俺と親しそうにしてたら、お前まで、俺と一緒に寝てるなんて言われるかもしれないから、気を付けたほうがいいぞ」

 

Akinったら、自虐すぎる。

でもさ、もう1度、同じベッドで眠った仲じゃん(苦笑)

 

Johnny「悪いけど、俺、全然、気にしませんよ。ただ、怖いのは・・・ホンモノが現れて、俺のことを殴りつけることですかね」

 

あの大型犬のことが怖いんだよね~~?(笑)

 

話をするまでもない、と、足をすすめようとすると、その前に、スマホを掲げるJohnny。

Johnny「これ、Jinですよね?」

ジロリと、Johnnyを見るAkin。

 

Johnny「ね、そうですよね?  タイミングもわきまえず、盛(さか)る男。そういう男が、この世に一体、どれくらいいるかわかってます?

俺はね、P’Akinのことを心配してるからこそ、こんなことを言うんですよ」

Akinの胸に指をあて、「俺が愛し、尊敬する人・・そういうことです」

 

愛? 尊敬?

呆れるAkin。

 

Johnny「わかりますよ、性欲ってやつは制御するのがむつかしいんですよね。でも、抑制するように気を付けてくださいよ、いいですね?」

 

随分エラソーですが、一応、あの時も止めてあげたし、Johnnyは、これでも男や女の生々しい駆け引きに関しては、一家言あるからね。

その人独特の意見や主張。 また、ひとかどの見識のある意見

 

Akin「心配するな。これからは、もうそんな写真が出回ることはない。」

 

Johnny「どういう意味ですか?」

Akin「あいつと俺は・・もうお互い会うことはないからだよ」

 

ふっと、笑ってしまうJohnny。

 

P’Akin、あなたって人は・・!

 

Johnny「まさか、まじでそんなこと出来ると思ってるんですか?」

 

上から目線、変わらず。(笑)

わかるわ、Akin見てると、そう言いたくもなるよねぇ。(笑)

 

Johnnyがどれだけ、AkinとJinの結びつきの強さを間近で見たと思ってんのよ。(呆)

しかも、自分の想いも封印したのよ。← 私は未だ、このズル狐の味方なの(笑)

 

Akin「・・おい、いいから、自分のことを心配しろよ」

Johnny「ふふ・・」

Akin「このAkin様はな、そんなに弱くねぇんだよ」

Johnny「・・ふふ」

 

あ、いきなりのデコピンに、驚く狐(笑)

Johnny「痛い! なにすんだよ!」

つい地が出ちゃう(笑)

 

Johnny「強がってるくせに・・・」

Johnnyでなくても、Akinをよくよく知ってる人なら、そう言いたくなります。

 

その時、足を止めるAkin。

でも、Akinが足を止めたのは、Johnnyのせいじゃありませんでした。

 

一切、なんの躊躇いもなく、まるで、Akinの存在すら、全く目に入っていないように、す~っと通り過ぎるJin。

 

Johnny:え・・・?

 

無表情のまま、その場を去るAkin。

 

エレベーター前で、Jinの手を止めるJohnny。

Johnny「おい! お前とAkin先生、二人の仲、どうなってんだよ?」

 

Jin「お前には関係ない」

手をふりほどき、

エレベーターのボタンを押すJin。

 

Johnny「つまり、お前ら、本当に別れたんだな? だったら、ついに俺の番が来たってことだよな

Jin「もう関わるなと言ったはずだぞ」

 

でかした!Johnny!!

今のJinから、この言葉を引き出せたのは、まじで素晴らしい!!

 

その時、エレベーターの扉が開き、Judyが降りてきました。

 

Jinの腕に、自然に自分の腕を絡めるJudy。

Judy「車で迎えに来てくれたんでしょ?Jin・・」

Jin「はい」

 

これみよがしとはこのことです。

 

Jin「香水変えました?」

Judy「気に入ったかしら?」

 

二人、連れ立って歩き出すのを、じっと見ているJohnny。

実は、Judyと同じエレベーターに乗ってきたNaruも、ここで、降りました。

 

Naru「僕、あのカップルのこと、すごく嫉妬しちゃいます。P’Judyって、香水もいい香りなんですよ」

 

Naruに近づき、頭を押さえるJohnny。

Johnny「おい、ナル。お前もあの二人のこと、知ってるのか?」

チビ扱いされて、ムカッとしながら、Johnnyを見上げるNaru。

 

さて、そこからはもう、大変です。

 

巷は、JudyとJinの話題で持ち切り。

 

新しい“Judyの男”の紹介

そんな見出しが躍り、カップルリングの匂わせ写真やら、二人が会っている写真やら、芸能ニュースが騒いでます。

それを、P’Saiの自宅のテレビで見ているAkin。

 

Sai「最近のテレビはつまらんな」

そういって、リモコンでチャンネルを変えようとするP’Sai。

しかし、今度は、コマーシャルで、Jinの顔が大写し。

あ・・ドラマも始まった!

 

俯くAkin。

P’Sai、大失態。

 

とうとう、テレビを消すP’Sai。

Sai「まったく、見る価値もないな」

 

すると、今度は、P’Saiの奥様が料理を持って、登場。

 

奥様「あら、どうして、テレビを消しちゃったの? JinとJudyのドラマ、すっごく面白いのよ」

敵は家中にあり・・でした(笑)

 

Sai「・・・・!!!」

目で訴えてる、訴えてる(笑)

 

さらにうつむくAkinを見て、ちょっと察したように席に座る奥さん。

奥さんは、AkinとJinのことは知らないと思うけど、Akinの流出騒動のことは当然、知ってるでしょうね。

おそらく、P’Saiのことだから、事細かに説明したりせず、ただ、Akinの気分転換になれば、とおうちに呼んだんでしょう。

 

そこへ、P’Saiの娘Nanaちゃんが、「P'Akin、これ、食べて~~」とフォークを突き出してくる。

ちょっと微笑んで、パクっと口に入れるAkin。

Akin「うん、すごくおいしいよ」

 

うん、可愛い!!

 

Sai「なぁ、Akin、好きなだけ、一杯食べろよ。今日、Lynは、豚肉をマリネするのに、本当に時間かけたんだ。自分で茹でたんだ」

 

奥さん、Lynさんって言うんだ。

 

Akin「ありがとうございます」

Lynさん「一杯食べてくださいね」

 

気まずい空気をなんとかしたいのか、Saiさん、食べながら落ち着きがなくて、空回り。(笑)

Lynさん「まったく、子供みたいね。口の周り、すごいことになってるわよ」

旦那さんの顔を拭いてあげるなんて、ラブラブじゃん。

 

Sai「相変わらず、君は優しいなぁ」

Lynさん「もう、大袈裟に言うの止めてよ。まったく、あなたったら、メチャクチャじゃないの」

 

パパとママの仲良しな様子を見て、にっこり笑うNanaちゃんと、微笑みながら、少し寂しそうにするAkin。

 

Nana「Akin、どうして、そんなに寂しそうなの?」

察することができる子は、こんなに小さくても、ちゃんと気づくんだね。

 

優しく微笑むAkin。


ここで、切ります。

続きは、#9-4です。

やはり、大詰めに近くなると長くなりますね。

 

 

★『TOP FORM』Ep.09-3 雑感★

 

あんなにくっついてた、ラブラブな二人が離れるということは、それだけ余波も大きいわけです。 

特に、全部、自分で背負い込もうとするAkin、見通しが甘すぎて危険。

 

でも、本人よりも、周囲の人がそれに気づいてくれてるのが、ありがたい。

  

“Akin、あなたって人は・・・”

心の中でよぎっても、誰一人、口に出して言ったりせずに見守ってくれている。

 

「・・・」のあとに続く思いは、それぞれかもしれないけれど、本気で、非難したり、呆れかえっている人はいないのが救いよね。

 

しかし、Johnnyまで参戦してくるとは・・(苦笑)

 

あ、あと、ナナ(奈々)ちゃんが、Nanaちゃんでよかった(笑)

 

ちなみに、ナナちゃんというのは、赤ちゃんの頃から、高人が可愛がっていた、という設定になってますが、今じゃ「トータカ、(たこ焼き焼くの)上手ねぇ。とってもおいしそうよ」と、すっかりおしゃまさんになって、高人を手玉にとってる“佐々木奈々(佐々木マネの娘)ちゃん”のことです。

ちなみに、佐々木マネの奥様の里奈さんは、結婚して引退した元アイドルということになってますが、Lynさんがそうかどうかはわかりません。

 

★『TOP FORM』 Ep.09-4に続く★