実質、今回(9話)の『TOP FORM』は、
“Akin、あんたって人は・・・”
これにつきます!!
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『TOP FORM 』
กอดกันมั้ย นายตัวท็อป
2025年(Thailand)20.March~ 15.May
45分×全11話
原作:"抱かれたい男1位に脅されています。" by 桜日梯子
制作:WeTV Original
演出:"Boss" Wasakorn Khumklaowiriya
対象年齢:18歳以上 ๑๘+
TOP FORM EP.9
#9-2
~Akinの家の近所の公園~
人目を忍ぶように、服は地味目、サングラスと帽子姿で、いつもの自販機にやってきたAkin。
いつものように、チョコドリンクを買う。
男「こんな大変な状況だっていうのに、そんなものよく飲めますね。実際、相当なストレスでしょう? ま、あの写真は、かなりスキャンダラスでしたからね・・」
こちらも黒づくめです。
Akin「・・・・・」
男「あの写真は、たった一枚にすぎませんでした。 取引の時(に見た)のは内容的にもかなりヤバイもありましたよ」
うお~~、この人、シグマの社長室で、拡散を頼まれた人じゃん。
※いわゆるゴシップサイトの記者と言うか、運営者(?)らしい。名前はChamp。
Champ「もし、あれをフルセットで拡散していたら、どんなことになっていたでしょうねぇ」
Akin「お前だな? あの写真をリークしたのは、お前だったんだろ。一体、あれをどこから手に入れた?」
問い詰めるAkin。
そうか、いてもたってもいられず、自分で流出元を探し出そうとしたのね。
ってか、Jadeにおとなしくしてろって言われたのに~~~!
まったく、Akin、あんたって人は・・・
Champ「情報提供者を教えたりできませんよ」
呆れて、😎サングラスを外しちゃうAkin。
Akin「ああ、そうか、話す気はないってことか?ん? 俺のプライベートに関して、SNSに拡散したくせに!」
Champ「だから・・・この取引は、予想以上に好条件だったんですってば。投稿しないなんてもったいないですよ」
男の言い分に、呆れ果てるAkin。
隣に、腰を下ろすと、「みじめじゃないのか?他人の私生活を、わずかな金のために売り込むなんて・・」と問いかける。
鼻で嗤うChamp。
Champ「もし、あれが、“抱かれたい男”二人のの流出写真だったとしたら、取引は天井知らずでなければなりませんよ。おそらく、他人の不幸から利益を得なくてもすむくらい、高額であるべきですよね?」
Akin「俺を脅迫しようとしてるのか?」
記者「・・・・」
Akin「シグマは、そんなこと絶対に許さないはずだ」
はは、と自嘲する記者。
Champ「おっしゃる通りですよ。彼らは、あなたにそんなことをさせるなんてことは望みません。ですが、もし、私が“たまたま” ボタンに触れて投稿してしまったら・・訴えられるでしょうねぇ」
スマホを手にしている記者。
Akin「・・・・」
Champ「最悪の場合、カネだって失う羽目になります。でもね、あなたと、あのライジングスターの俳優・・・あなた方にはなにも残りません」
損失の大きさは、比較にならないのだ、と言ってます。
悔しさに、手にしていたサングラスとペットボトルを握りしめるAkin。
からかうように、自分のスマホに目を落としているChamp。
たった一押しで、今すぐにでも、Akinたちを破滅させられる、とでも言うように。
Akin「一体、なにが望みだ?」
Champ「でもね、Akinさん、もしあなたが、この写真よりもっと刺激的な何かと交換してくれるなら・・・、ついうっかり指が滑って、例えばあなたの彼氏の顔が写っている写真を投稿してしまうなんてこともなくなるかもしれません。」
えげつない!
Akin「・・・・・・」
Champ「もう、私の望んでることはご承知でしょう。よく考えてみてください。お返事をお待ちしてますよ」
立ち去るChamp。
ドンっと、ベンチを叩くAkin。
それより、なんで直接、会ったりしたのよ!
Akinの持ってるチョコドリンク、Jinの写真がAkinを見守っているようで・・・悲しい。
~Akinの家~
疲れ切って、自宅に戻ってきたAkin。
ソファに身を投げ出すように座り、
テレビをつけると、そこには、Jinがインタビューに答えている姿が。。。
記者「Jinさん、再び、Judyさんと共演することについて、どうお考えですか?」
Jin「まずは、私を信頼してくれた会社の上の方々に感謝したいですね」
この間の授賞式でも、一番に、会社のことを口にしていたね。
しょうがないんだけど、言わされてる感ありあり。
背後には、これでもかと大きく存在感を主張しているシグマのロゴ。
Jin「それに、最近は、本当に楽しんで仕事をしています
それから、皆さんに、前もってお話ししておきたいのですが・・・このドラマはみなさんを失望させないことをお約束します。どうか、ご期待ください。皆さんが視聴してくれることを楽しみにしてます。ありがとうございます!」
笑顔で、写真撮影に応えているJin。
じっと見つめているAkinからすれば、(自分はどうなろうとも)この笑顔だけはどうしても守らなければ・・っていう気分なんでしょうね。
Akinの、乙女ちっくな漢気、すごくわかりやすいもん。
気持ちはほぼ固まりました。
小さく微笑むと、スマホを取り出すAkin。
こんな時ですが、この待ち受け!!
2匹の画像を少し拡大してみるAkin。
~Akinの回想~
Jade<もう今となっては、お前がどうこう影響を与えられるような段階じゃない>
Akin<・・・・・>
Jade<Jinもまた、この混乱に巻き込まれてるんだぞ>
Jade<とにかく、細心の注意を怠るなよ。お前のためじゃなく、Jinのためにもだ」
暫くためらったあと、電話を掛けようとするAkin。
相手はJinです。
3回ほど呼び出し音がしたあとで、つながりました。
Akin「もしもし、Jun?」
しばらくして・・・ここはどこだろう。
息を荒げながら、非常階段を駆け上がり、現れたJin。
Jin「P’Kin!!」
その声に、振り返るAkin。
Jin「どうして、オレが電話した時に、応えてくれなかったんですか?」
Akin「ごめんな。こんな遅くに呼び出したりして・・・」
ここって、どこかの屋上っぽい?
※あとからのことを考え合わせると、ホテルの屋上だったみたいです。
そんなことは構いません、と首を横に振るJin。
Jin「何度も何度も、電話したんですよ。オレがどれだけ心配したか知ってますか?」
実際に、連絡が取れなかったのは1日かそこらだったかもしれないけれど、
たぶん、またいつものごとく、恐ろしい数の着信回数がAkinのスマホに表示されていたことでしょう。
本気で心配していたのが、そして今も心配している気持ちが伝わってきます。
Jin「ニュース見ました。でも、P’は、一人じゃありません」
Akin「・・・・・・」
Jin「一緒にこの問題に立ち向かいましょう」
Akin「・・・・・・」
そう、Jinならきっとそう言うに違いない。
Jin「オレ、ずっと一緒ですから・・」
そう言うと、Akinの手を取るJin。
ようやく、Akinと連絡が取れて、手の感触を確かめられて・・・少しだけ安心したように、息をもらす。
さっきからずっと黙ったまま、自分を見つめているだけのAkin。
ようやく、様子が変なことが気になりながらも、
Jin「二度と、姿を消さないでくださいね」
と、Akinの手を握りながら、穏やかな笑みを浮かべるJin。
Akin「・・・・別れよう」
時が止まったような気がしました。
Jin「は?」
視線を落とすAkin。
Jin「なにかの冗談ですよね?」
自分の手から、抜き取ろうとするAkinの指をぎゅっとホールドするJin。
それでも、Jinから、手を離すAkin。
Akin「冗談言ってるように見えるか?」
一体、この人は何を言ってるんだ。
呆然と見るJin。
Jin「P’は、本気でオレと別れたいんですか?」
Akin「今日じゃなくとも、いつか・・どっちにしろ、俺たちは、別れなきゃならないんだ」
Jin「・・・・・・・」
Akin「最初から、お前とは、真剣に付き合うつもりなんてなかったんだ」
Jin「P’Kin、そんなの嘘だ! 一体、何を隠してるのか本当のことを言って!」
Akin「なぜだ? 俺が別れたいんだって言っただけじゃ、受け入れられないのか?」
そんなの、ありえない。
Akinの真意をその目から探ろうとするJinの、この目つき、素晴らしい。
「P’Kin、オレはね、嘘をつくなって言ってるんですよ!」と、Akinの胸倉をつかむJin。
Akin「・・・・・・」
もう、この段階で、どこか強く押したら、涙があふれ出しそうじゃん。
Jin「俺たち、約束しましたよね」
そう、Jinは、この二人の間の“約束”という言葉をとても大事にしていて、Akinにプレゼントした、二人のネックレスは、その象徴。
Akin「・・・おまえも、自分に嘘をつくのはやめろ」
嘘ってなんだよ!!
ここのシーン、Akinもすごいけど、Jinの表情もすごく雄弁なのよ。
Akin「最後に・・・今夜・・・お前と過ごすことにする。・・・さっさと終わらせよう」
~ホテルの1室?~
さっさと終わらせようという、残酷な言葉を浴びせられたとおり、無言で、自分からシャツを脱ぎ捨て、
半身、裸になるJin。
乱暴に、脱ぎ捨てられたシャツ。
怒りに任せて・・・そう、突然、一方的にこんな理不尽なことを言いだされて、自分がどれほど怒っているのかは伝えたい。
だからもう、オロオロしたり、執拗にわけを問いただしたりしない。
いつもどおり、Akinを一瞬たりとも離さないように、首元を両手でホールドしながら、Akinに激しくキスを迫り、Akinの唇をむさぼり喰らうJin。
これでも、気が変わらないというのなら・・・仕方がない。
Akinの服を脱がせるわけでもなく、さっさと自分のジーンズを下げるJin。
この動きが、もう、なにも言わせないって感じで、怖いくらいなの。
合わせて、自ら服を脱ぎはじめるAkin。
全部脱げよ、と、ちらりとAkinを冷たく見るJin。
そうなんです。
本来、この人、ズル狐(Johnny)が縮みあがるくらい、怖いんです。
それでも、BGMは一貫して変わらず、悲しみの・・まるで、レクイエムのようなこの曲が
流れ続けてる。
まるで、作業のように、ベッドの中央に移動すると、Akinを促すJin。
Akinも全て脱ぎ去り、ベッドにのぼってくる。
座って、Akinを見上げているJinにまたがるAkin。
悲しいキスを交わす二人の姿が、窓からの明かりで、くっきりと浮かび上がってる。
Jin「本当はこんなこと、望んでいないみたいな感じだ・・」
それを聞き、Jinの肩を乱暴に強く押し、横たわらせるAkin。
これ以上、Jinに見すかされてはならない。
ぐっと、のしかかるように、Jinの顔の前で停めるAkin。
そんなふうに、自分を見据えるAkinの背中に、触れようとして、ブルブルと震えるJinの手に、号泣よ。
Akinのことを、こんなふうな状況で、抱きたくなんてない。
いつだって、この人には、幸せな気持ちでいてほしい。
全身隈なく、愛(いつく)しんできたAkinの身体に、別れを前提に触れるなんて、とてもできない。
それでも・・・
結局、震える手を抑え、優しくAkinの身体を支えてしまうJin。
P’Kin、あなたって人は・・・
ここに来るのに、どれだけ葛藤したのだろう。
なんで、そんなに、悲しそうに身体をこわばらせている?
なにかを諦めたかのように、静かにな口づけを落としてくるAkinとキスを交わしながら、Akinの小さな背中をすっぽりと両手で包み込むJin。
Jin「オレって、P'にとって、そんなに重要じゃなかったんですか?」
そんなに頼りになりませんか?
これでも、必死に、あなたに追いつき、あなたを守れるようになりたい、とがんばってきたつもりなんですけど。
Akin「お前なんて、まったく何の意味もなさない存在だったよ」
理由はわからないけれど、絶対になにか理由がある。
それも自分が絡んでいる。
ここで、二人きりしかいないこの場所でも、この人は「オレのための嘘」をつきとおす気だ。
Akinは本気だ。なけなしの想いで、自分に抱かれようとしている。
それだけはわかる。
Jin「わかりました・・・」
演技は上手いくせに、嘘はへたくそなAkinに、どうやったら、わからせられるだろう。
こんなことしたって、無意味だって。
いいですよ、気が済むまで抱いてあげますよ。
荒々しく、Akinを組み伏せるJin。
ここで、BGMが変わって、
これが、激し目に流れてくるのよ!
泣いちゃだめだ・・!
たまらずに、涙を抑え込もうとするAkin。
そう思っても、拭っても拭っても、止まらない泣き虫Akinの涙。
唯一無二の、俺の男(Akin’s Boy)・・・
最後の我儘をきいてくれてありがとう
そして・・・
ひとつになった記憶を身体に刻み込んで、先に着替えを終えたAkinが、
ベッドサイドで、誰かに電話を入れる。
Champ<どうしたんですか?>
Akin「お前の要求を呑むよ。でも、もうどんな写真であろうと公開するなよ。 絶対にだ!」
Champ<OK。2週間後に会いましょう>
なんで、2週間なんだろう?
・・っていうか、Akinは、この会話、Jinがいるところでしてるけど、わざわざ聞かせようとしてるの?
電話を切ったAkinが、ネックレスをベッドサイドに置く。
またか!!
なにかっていうと、すぐ外す!
Akin、あんたって人は・・・
気持ちはわかるし、覚悟の表れでもあるんだろうけど、意地でも、これだけは外さないっていう意思表示の方法もあると思うのよ。
立ち上がり、最後に一度だけ、背をむけて横になっているJinのほうを振り返るAkin。
綺麗な背中。
Akin「じゃあな、Jin」
Jinにむかって、聴こえるように言うときは、Junとは呼びかけませんでした。
最後、部屋から出ていくときに、かなり躊躇ったあと・・・
Akin「じゃあな・・Jun」
誰も聞こえないくらいに小さく呟くAkin。
んもう~~~!!
Akin、あんたって人は~~!!
Akinの出ていく気配に、目を閉じたまま、涙をこぼすJin。
被せるように、流れるBGM
♬ああ、君に夢中になってしまう
君のその動きだけで
♬いや、君の体ほど僕に感じさせてくれるものは他にない
この曲、何話めかのエンディングでしたね。
自分の首にかかったネックレスに触れ、
振り返り、ネックレスを残して去ったAkinを想うJin。
~JinとJudyのドラマ 撮影中~
どんな内容なのか、役名すらわかりませんが、ラブストーリーの体(てい)なのは間違いないですが、いつもどおりのパターンであれば、今の状況を説明してくれてる台詞なわけですよね。
Judy「もう一度チャンスをあげるわ」
Jin「あなたを失望させたりしません」
キスしそうになるJinを、手でおさえるJudy。
Judy「これは、ちょっと簡単すぎるんじゃない? 自分で証明してみせなさい。 あなたに与えるチャンスにふさわしいかどうか、証明するのよ」
にやりと笑うJin。
Jin「OK、あなたを失望させないってこと・・・証明して見せますよ。」
Smartくんの唇は・・ぷるぷるしすぎてて、
このジューシーさ、18禁レベルでしょ。
大丈夫なの、白日のもとに晒しても(笑)
あ、もちろん、Jinとしての演技もいいんだけどさ。
思わず、スマホで撮影しちゃってるTouch。
監督「うん、いいよ、いいねぇ。OKだよ。 よし、じゃ、小道具を持ってきてみようか」
Judy「さすがねぇ、Jin」
Jin「ありがとうございます」
スタジオの片隅で、電話をかけるTouch。
Touch「もしもし、P'Ford? 少しお時間いいですか? JinとJudyさんのペアですけど、彼らのケミ、すごいですよ。今、撮影現場で、完璧にやり遂げてみせたんですよ。本当ですってば!カメラマンですら、自分の脚をつねったりして、ほとんど痣になりそうでしたよ」
ここで、切ります。
★『TOP FORM』Ep.09-2 雑感★
すみません。
NCシーン、Jinの紺字、多すぎましたよね。
ドラマ的には、Jinに、ここまで、Akinの想いを汲み取らせてしまっては、後々のどんでんの意味がないんですけど、いつも言ってるように、あくまでも、私の妄想・妄言ですから・・・(笑)
でも、ここは、Akinを想うJinの胸のうちが迫ってきて、脳内ですんごいことになってまして、吐き出さずにはいられませんでした。
当然、すべて理解できてるわけでもないし、こんなAkinのやり方に納得してるわけでもない。
そこも含め、年齢は若くても、懐の深い、いい男なのよ。
唯一無二の“AkinBoy”っていうのが、惜しいくらい。
いくら、惜しがっても、他人は、ひとかけらも、Jinの愛はもらえないんだけどね。
それにひきかえ・・というと語弊があるかもしれませんが、とにかく、この9話は、あんたって人は~~~!のオンパレードですからね。(苦笑)
まだまだ、続きます(笑)
みんなに、そう思わせるほどの困ったちゃんでもありますが、その分、ほっておけない愛すべきAkin。
それも、スターの素質です。