早くも(?)、8話終わりです。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『TOP FORM 』

กอดกันมั้ย นายตัวท็อป

  2025年(Thailand)20.March~ 15.May

 45分×全11話  

 原作:"抱かれたい男1位に脅されています。" by 桜日梯子

   制作:WeTV Original

 演出:"Boss" Wasakorn Khumklaowiriya

 対象年齢:18歳以上 ๑๘+

 

 

TOP FORM EP.8

#8-3

長くなったので、分割しました。

前記事 未読の方は、#8-1  #8-2 からどうぞ。

 

 

Akinを守るために、駆け付けたJinをはじめ、事務所の社長や、サイ(マネージャー)、Jadeが対応策を講じている一方で、Jinの事務所がどういうスタンスでいるのか、というのも気になります。

なにしろ、担当マネのFordは、Akinとの交際に釘をさしていた経緯がありますからね。

たぶん、温度差はあるでしょう。

 

~シグマの事務所~

Touch「Jinは、3日間、休養を取りたいと申し出ています。仕事の直前キャンセルに関しては、 クライアント側は、現在、損害額を査定中です。 それから、彼らは、こちらに、個人的に謝罪するよう、リクエストしてきました。」

報告する現場マネのTouch。

 

難しい顔をして同席しているFord氏。

 

シグマのお偉いさん「(手を打つのが)遅かったな・・・Ford。どうも、君に預けたタレントのコントロールができていなかったようだ。これだけ価値のある逸材に対して、もしも、多少なりともダメージを負ったとしたら、君に責任が取れるのかね?」

 

シグマの社長かな?

(ハハハ、この方、どこかで・・と思ったら、“Man Suang”の、チャトラ(Mile演)のパパじゃないかな? なかなか思い出せなかったのは、時代と服装が違いすぎてピンと来なかったからかな・・・)

 

社長「誰かが、その結果(責任を取る)に直面する時期がきたのかもな・・・」

なんか、嫌な言い方。

っていうか、そもそも、Jinのことだって、モノ扱いじゃん。

※ 私は、Jinを愛してるので、“逸材”と訳しましたけど、社長の口ぶりというか、画面から伝わるニュアンスとしては、“金の成る木”って感じです(苦笑)

 

~記者会見~

ストーカー被害に関する記者会見ですね。

 

矢面に立つAkin。

 

Ning社長「Nittoエンターテイメントを代表し、我々は、我々のタレントを守ることと、二度とこのような事件が起きることを決して許さないということを、みなさんに保障いたします。」

 

記者「Akinさん、インタビューをよろしいでしょうか?」

 

記者「今回の事件について、どのように感じていらっしゃいますか?」

Akin「事件に関しては・・・、誰に起きても、このようなことが起きることを望む人間など誰一人いないということです。」

 

このやり取りを皮切りに、記者たちからの集中砲火が始まりました。

記者「なぜ、その“サセン”は、このような行動を起こしたと思われますか?」

記者「Jinさんについてはどうなんですか?彼は、この件になにか関与していたのでしょうか?」

記者「AkinさんとJinさんの間における関係性が、今回の嫌がらせの背景にある理由だというのは、本当なんでしょうか? あなた方二人の間になにかあるというのは、本当なんでしょうか?」

 

内心 この席についているのも忸怩たる思いなのに、記者の口からは、Jinの名前が取り沙汰されてしまい、いたたまれないAkin。

 

これ、シグマのリークなんじゃないの?

Akinサイドから、Jinとは一切関係なし、と明言させる狙いじゃないの?

 

矢継ぎ早に放たれる記者たちの質問が、みんな同じ方向性じゃん。(怒)

 

Ning社長「すでに、皆さんもご承知のように、AkinとJinは、同じ業界にいる親しい同僚です。ですが、それを超えるようなことは絶対にありません。」

言い方は、穏やかですが、きっぱりと否定するNing社長。

あ、Akinの隣にいるのは、弁護士さんっぽいね。

 

Akin「私とJinは・・・本当に、兄弟みたいなものなんです。 私は・・・あのファンに言いたいことがあります。・・・最初、私は、あのようなことが起きてしまい、理解できることもあれば、できないこともあり、とても動揺してしまいました。」

 

Akinとしても、今、言えることを話すのみですね。

 

Akin「私のことを賞賛してくださって、ありがたいと思いますし、いつも、私のことを応援してくださって、感謝もしています。 そして、私も、いつでも、あなたのことを支えていきたいです。」

Jadeが言ってたとおり、まだストーカーの手に、“爆弾”がある以上、圧倒的に不利な状況下にいるのは確か。

決して敵対したいわけじゃないし、それが得策とも思えない。

これ以上、Akin自身のためばかりではなく、Jinのためにも、総合的に判断して、彼女を刺激しない方策を取ることにしたのね。

 

でも・・・そんな思惑など、ネット社会では通じません。

 

JinAkinはリアル!! ネチズンは、背後に、“サセン”がいると疑っている

と、二人のことがSNS上に拡散されていく。

 

それ以上に、Jadeが示唆していたように、二人のファンダムが黙ってません。

 

・心配です。もし、これで、この二人の関係が傷ついたら、サセンのせいです。

・(二人のことは)可愛いけど・・誰だって、プライバシーを侵害されていいわけがない!

 

みんな! 私、そのサセンのアカウント、見つけたよ!

顔写真までアップされ、ものすごい勢いで、拡散中。

・誰かをキャンセルしろ(※拒絶、拒否)と言ってるわけじゃなく、ただ、存在を消してほしいと言ってるだけ。

 

ここまで、大事になってしまっては、とても、まともな生活が送れるとは思えない。

  

さて、素性が割れれば、当然のごとく、密談です。

実際のところ、Jadeに助けを求めにきたようなストーカー・・って感じでしょう。。

 

ジッポをカチカチならしながら、近づいてきたJade。

Jade「どうやら、日常生活が大変なことになってるようだな?ん?」

 

大きな鏡のある部屋ってことは、地下とかにある練習室みたいな場所なのかな。防音も完備だし。。。

 

なんとか、気丈に耐えてるストーカー。

ストーカー「一体、なにが望みなの?」

 

Jade「写真を全て削除しろ。それから、君自身の普通の生活に戻るんだ。もし、君が写真を持ち続けるのであれば、常に、背中を振り返りながら、こそこそと隠れて生きていくがいい。 私と私の弁護士が、君を有罪にできる証拠とともに、嫌がらせとプライバシー侵害の罪の容疑による訴訟の準備をしている間にね。 そして、(その間に)君は、罰金に対し、十分な金額を準備できるだろうし、監獄で眠る準備もできるというわけだ」

 

Jadeを睨みつけるストーカー。

 

Jade「君自身が決めることだよ」

 

悔しそうに、ポケットから、スマホを取り出すストーカー。

削除し、それをJadeに見せる。

 

確認するJade。

 

Jade「クラウドは?」

当然だろ、というように、頷くJade。

 

悔しそうに、唇を噛みしめ、

クラウドにアップしたぶんも削除し、Jadeに確認させる。

 

Jade「いいだろう」

他にも、バックアップ取ってるかもしれないけど、いいの?

実際、撮った写真全部を渡したわけじゃないんでしょ?

今は、裁判にかけることを脅しに使ってるけど、もし、違う写真がどこかから流出したとして、それをこの子が撮ったって、どう証明するの?

 

Jade「ある人が、君と話をしたがっている」

 

さすがに、これ以上なによ、と、ちらりとJadeを見るストーカー。

 

近づいてきたのは、Akinでした。

Akin「少し、話ししてもいいかな?」

 

自分が今、どの立場でここにいるのか、理解できてないのかな。ファンの顔になって、少しだけ、顔が綻ぶストーカー。

やっぱり、Akinのことが好きなのは、本当なんだよね。

 

Jadeに席をはずすように、アイコンタクトするAkin。

 

殺風景なうえに、窓もないような狭い部屋に二人きり。

 

Akin「どうして、こんなことをしたんだ? 」

 

目の前のAkinを、ただただ、呆けたように見つめるストーカー。

 

Akin「いつも、俺のところに、会いにきてくれて、ありがとう。いつも、俺のことを応援してくれてありがとう。でも、俺には、まだ理解できないんだよ、どうして、こんなことができたのか・・

 

この“ありがとう”は、彼女を刺激しないためのポーズだけじゃない気がします。

Akinが経験した5年前のストーカー事件の程度そのものは、Saiの話だけでは詳細は分からなかったけれど、本当は、Akinだって、ファンと寄り添いたかったし、そういう機会だって持ちたかったんだろうなぁ。

今どき、と言っては失礼かもしれないけれど、(性格的に苦手意識があるのは置いておいても)Jinのようなライブ配信とか、したことがなかったこととか、今までの描写と、いろいろ繋がるんだね。

 

この段階で、すでに、涙を流しているAkin・・・と、ストーカー。

 

Akin「でも、よくよく考えてみたんだけど・・・告訴を取り下げようと思ってるんだ。」

 

ストーカー「いつだって、私には、私の人生における、唯一の幸せの源として、P’Akinがいてくれました。」

ようやく、話し始めるストーカーですが、どことなく、恍惚とした表情なんです。

 

ストーカー「私は、P’がすること全てを追いかけ続けたんです・・・全てです。P’が参加するイベントには、全て行きました。 P’が掲載された雑誌は全て買いました。P’Akin、知ってますか? 私、あらゆる方法で、P’Akinを支えてきたんです。ただ、P’Akinに、私のことを見てほしくて・・私のことを覚えてほしくて・・・私に話しかけてほしかっただけなんです。・・・今、私達がしてるように・・・」

涙をこらえながら、微笑みを浮かべて話す様子をみれば、気持ちはわからんでもないけれど、自分に酔ってるようで、やはり恐怖です。

 

ストーカー「でも、こうして今、私達は話をしているのに、どうして、P’Akinの目は、以前とは全く別人のように見えるの?」

Jinのせいにしたいかもしれませんが、それは、あなた自身がそうさせたんだよ。

 

Akin「・・・・・・」

 

ストーカー「まだ、P’Akinが、私のことを許せないとしても、P’Akinは・・いつだって、私の光なんです。」

 

目をとじて、彼女の話を聞いているAkin。

 

Akin「君だって・・・僕の光になれるんだよ」

微笑むAkin。

 

そして、十分に距離を取ったうえで、手を前にかざすと、

ゆっくりと、嬉しそうに、その手に触れるストーカー。

震えながら、そのまま、額をおしつけ、泣き崩れてしまう。

 

彼女にとって、はじめての・・そして、最後かもしれない、独占ハイタッチ会でした。

 

 

~ゴールデンマスクアワード 授賞式会場~

司会者「ご来場のゲストの皆様、そして、ご自宅でご覧の皆様、こんばんは。エンターテイメント業界で、最も権威のある賞 “ゴールデンマスクアワード2022”の発表にようこそ。」

 

関係者がズラリと、並んでます。

ん?Johnnyの髪型が、ちょっとおとなしめ(笑)

 

 

~会場 外のベンチ~

 

今日の発表を前に、外で、煙草を吸うJade。

そこに、Akinが現れ、隣に腰掛ける。

 

Akin「ありがと・・・俺のこと、助けてくれて」

Jade「お前がよければ、俺もOKさ」

Akin「で、俺に会いたがったのは、どういう理由なんだ?」

 

なるほど、ここには、Jadeが呼びつけたのね。

 

Jade「“双子星”についてだが・・・俺としては、このドラマシリーズの勢いを、このまま、伸ばしていきたいし、チャンネルSを、映像業界で更に成長させたいと望んでいる。この続編を映画化したいという考えがある。 そして、お前に主役を再び演じてもらいたいんだ」

Akin「別になんの問題もないよ。でも・・・P'の声の感じからすると、これは、単なる“双子星”についてだけの話じゃないんだろ。

長い付き合いです。

それくらいは、察しがつきます。

 

Jade「あのサセンが撮ったお前たち二人の写真だが、あの日以降、俺たちは、徹底的に調べてみたんだ。どこにも、バックアップファイルが存在しないことを確かめるためにもな・・・。だが、依然として、我々が入手する前に、他の誰かが、あの写真を手に入れた可能性は残っている。 そのデータには、だれであろうと、簡単には、アクセスできない。

だから、今の時点では、十分、気をつけろよ。これは、俺の単なる勘だがな。 とにかく、この間に、俺は、緊急時対応計画を準備しておこうと思う」

 

これは、Jinとの交際を表立っては止めないけれど、釘をさされたということでいいのよね。

 

う~ん、Jadeのことを、単なる、若手の頃からAkinを育ててきたという、一蓮托生的なスタンスに立っている人って見ていて大丈夫なのかな?

 

Akin「・・・・・」

 

Akinが気を付けるとしたら、Jinとのスキャンダルしかないでしょ。

Akinの立場的に、とても苦しいものになったのは確かです。

 

~授賞式の舞台に上がる階段下~

 

待機しているJinの胸には、ネックレス。。

 

司会者「さぁ、皆さんが待ち望んでいた賞 最優秀新人賞の発表です・・」

舞台上から声が聞こえてきていて、もう、緊張MaxなJin。

 

現れたAkin。

Jinのスーツの襟をなおし、整える姿は、完璧、恋人のそれ。

でも、ついさっきまでの、Jadeとの会話を思うと、とても、Akinの心の中が、バラ色とばかりは言えないでしょ。ショボーン

 

胸のネックレスに触れ、「緊張してるか?」と訊ねるAkin。

Jin「メチャクチャ・・緊張してます」

やっとここまで来たんだものね。

 

最近のJinは、Akinを守りたいっていう気持ちが根底にあるから、常に自信にあふれた姿をAkinに見せようとしてたからか、素直に、そう認めるって、よっぽどだよね。

 

Jin「今まで、いろいろありがとうございました。P’Kin」

 

胸がいっぱいのAkin。

 

Akin「どうして、俺に感謝するんだ?俺はなにもしてないぞ。感謝すべきなのは、俺のほうだ」

Jinの腕に触れるAkin。

Jin「・・・・・・」

Akin「お前は、俺に、すごい弁護士を見つけてきたし、俺の面倒もみてくれた。俺のために、たくさんのことをしてくれたじゃないか」

なるほど・・・Jinは、例の3日間をそうやって過ごしたのね。

 

首を横に振るJin。

 

Jin「でも、長い間、P’は、ずっと俺のことを守ってきてくれたでしょう。いつだって、P’は、ネガティブなことは全て、自分で引き受けてしまう。オレがP’のためにしたことなんて、まだまだ、足元にも及びません」

 

もう十分、思いあって愛し合ってるじゃん。

二人が一緒になって、なんか、問題ある?

 

Akin「なぁ、お前を守っているのは・・・・それが、お前の師としての俺の役目だからだろ?」

わざわざ、そんなふうに聞いてくるAkinに、思わず笑ってしまうJin。

 

Akin「お前に欠点なんかあったら。許せないよ」

 

そういって、Jinの鼻先にキスするAkin。

 

Akin「だって今日は・・・今日はお前のための日だからだ」

 

そんな天にも昇るようなことを言われて、もう、無理です。

我慢できません!(笑)

 

Jin「唇にキスしていいですか?」

 

今から、トロフィーを貰いにいくつもりでいるのになんてことを・・・と、唇を押さえながら噴き出すAkin。

Akin「さぁ、行くぞ!」

 

二人、手をつないで、栄光への階段をのぼっていきます。

 

スタッフ「この賞のための、ゲストプレゼンターであるAkinさん、どうぞ、こちらへ」

 

Akinがプレゼンターなのね(笑)

うまく出来てるわ~~!!

 

ステージ上に昇っていくAkin。

 

権威のある賞と言ったのに、なんか、あまり、華やかな感じがしないのは、いつも、ド派手な授賞式とか、見慣れてるからでしょうか?🙊

 

Jadeだけじゃなくて、Judyや、Johnny、Naru・・・みんないますね。

 

マイクを持ったAkin。

Akin「こうして、この賞のプレゼンターとしてここに居られることを、心から光栄に思います。私がこの賞を受賞した時、私は22歳でした。つまり、ざっと数えて、7年ほど経ったことになります。この賞は、私にとって、私の成功、私の志、私の情熱、私の愛情・・・、全ての始まりでした。私は、今夜、これを受賞する人にとって、この賞が壮大な始まりであることを望みます

 

スピーチのあと、封筒をあけるAkin。

 

Akin「今年の、最優秀新人賞が送られるのは・・ドラマ“双子星”より、Jin・・です」

 

Touchが隣に座るJinに、拍手を送ってます。

 

Jinの視線は、壇上のAkin、ただ一人。

Touchに揺さぶられ、

ゆっくりと立ちあがり、会釈しながら、登壇するJin。

 

極度に緊張しているJinに、トロフィーを渡すAkin。

 

右手にマイク、左手に、トロフィーを持って、見比べながらちょっと困ってるJin、かわええ!!おねがい

 

Jin「あ・・えっと、どうか、しばらくの間、トロフィーを置かせていただくのをお許しください。すこしだけ、スピーチを準備してきたんです」

いたずらっぽく笑うJin。

そうね、両手がふさがってると、メモが読めないから(笑)

 

アチャ~~と目をつぶるTouch。(笑)

 

Jin「まず、第一に、いつも私にチャンスをくれるシグマに感謝したいと思います。」

満足そうに頷いてるFord氏と、Touch。

 

Jin「スポットライトを浴びたことのなかった普通の子供から、今では「双子星」の主役を担うほどの注目を集める人物になりました。」

 

Jinのスピーチを聞いてるAkinの、この雰囲気、好き。

 

Jin「Jadeプロデューサー、ホンテ監督、そして、この素晴らしいドラマを制作するために、一緒に働いてくれた“双子星”のチームメンバー一人一人に対しても、そして・・今夜、こうして、スターとなれるよう、手助けしてくれたこと、感謝しています。」

 

しばらく、間が空き・・・不思議そうに見つめる一同。

 

目で追っていたメモをクシャクシャと丸めたJin。

ああ、用意してきた文面じゃないことを言い始める気ね。

 

Jin「そして、最も重要なのは・・・」

 

ここで、同じく壇上にいるAkinに向きなおるJin。

 

Jin「いつも、私を導き、指導してくれたP’Akinに、感謝したいと思います。そして、私は、この賞が、私の希望と夢の始まりとなることを望みます。

 

Akin「・・・・!!」

 

さっきの、Akinのスピーチを聞いて、これを伝えようと思ったのね。

 

会場から、割れんばかりの拍手が鳴り響いてます。

あ~、Judy姐さん・・・きっと「私たちの抱かれたい男を堕としたのが誰なのか」に気づいたね(笑)

 

Ford氏だけ、苦虫をかみつぶしてる。


堂々と、そして、高々と、トロフィーを掲げるJin。

 

だめだ、私、ドラマなのに、ちょっと感動してる。。

すみません。

今は、ほとんど見なくなっちゃったんですけど、『裏窓』を始める前は、年末の韓国の各局の授賞式、各俳優陣が、高級車から降りてきてレッドカーペットに登場するところからリアル中継見ちゃうくらい、授賞式オタクだったんです。(笑)

 

その後・・・

 

ステージ上にのぼってきたのは、Judyですが、すでに、会場じゃありません。

Jinの寝室のテレビというか、モニターですね。

 

テレビでそれを見ているAkin。

 

Judy「さぁ、次の賞は、最優秀俳優賞は・・・Kham Akeさん、おめでとうございます。」

あれ・・・コンビニで会って、写真撮った人じゃなくない?(笑)

どうなってんの?(笑)

この人誰?

やっぱり、例のコンビニの客?

 

・・・どうみても、3話に出てた人よね。

もっと一般人ぽいオーラ出してよ。

ホントまぎらわしい!!(怒)

 

ベッドのマットを背にして、授賞式の放送を見てる二人。

 

Jin「はい、どうぞ」

Akinのために、(やけ食い用)チーズケーキを差し出すJin。

パクパク大口をあけて、食べはじめるAkin。

 

Akin「見てろよ。来年こそ、必ず、あの賞をふんだくってやる。黙って待っとけ!」

相変わらず、負けず嫌い(笑)

 

Jin「P’Kin、食べてるときに喋らないで。 窒息したらどうします?」

 

Akin「・・・・ああ、はいはい、わかってるよ」

 

Jin「でも、“ミスター Kham Ake”が主演したドラマって、チャンネルTの代表作でもありましたよね?脚本が相当、強烈だったって聞きましたよ。だから、彼が勝ったのも無理ないですよね」

 

Jin・・それ以上は黙ったほうがいいと思うよ(笑)

 

完全に、拗ねながらも、減らず口を叩くAkin。

Akin「今年くらいはな・・あの老人にくれてやっても構わないんだ」

 

子供みたいなAkinに、思わず、笑ってしまうJin。

 

Akin「でもな、来年はいつも通りだぞ」

 

はいはいはい、と頷くJin。

 

Akin「別に、来年かそこらで、俳優を引退するってわけじゃないんだ」

 

と言いながら、さらに、チーズケーキをむさぼるように食べてます(笑)

 

急に、隣のJinにむかって、乾杯をしかけるAkin。

Akin「おめでとう、Jun」

 

ふふふ、呼び水になりましたね。

 

自分のワイングラスを置き、Akinからビールのグラスを取り上げると、対面に座りなおしましたよ(笑)

 

Jin「つまり、これからは、オレは、P’Kinの、抱かれたい男ナンバーワンってことですよね? 」

 

ごくりと喉がなるAkin。

 

かすかに、眉毛だけ動き、小さく小さく「ん・・・」と聞こえたような・・・(笑)

 

Jin「なんて言いました? 聞こえませんでしたよ」

中途半端は、ゆるしまへんえ~~(笑)

 

Akin「・・・んん・・・お前が・・」

 

言いかけた唇に、チーズケーキのかけらなんか付けちゃって・・・

もう、それこみで食べちゃうしかないじゃん。

 

いやん、情熱的(笑)

 

あ・・Akinがベッドに逃げた(笑)← 逃げたというより、誘ったに近いよね。

 

Jin「あ、どこに行くつもりですか?」

Akin「こっち来るなよ!!」

そのまま、乗っかるJin。

Jin「ダメです。本当に、ナンバーワンなんですね? 俺がナンバーワンでいいんですね?」

ダメ押し、ダメ押し(笑)

Akin「ああ・・・もう、助けて、誰か~~~」

じゃん!

 

で、問題のおまけコーナーですわ。

 

ビニール袋に入った写真?が、誰かから、誰かの手へ。

これは、誰の手?

 

そして・・・河川敷の橋の下で、黒づくめの男と、落ち合ったのは、Touch。

封筒を、黒づくめの男に渡す。

Touch「それじゃ・・・」

 

足早に立ち去るTouch。

 

 

8話は、ここまでです。

 

 

★『TOP FORM』Ep.08-3 雑感★ 

 

出た!!

嫌なシーンで、1週間、生殺しよ。

 

いろいろ、問題先送り感満載で、8話、終わりました。

 

熱心なファンであっても、節度を守って応援し続ける人はたくさんいるので、Akin恋しさのあまり、熱心さが高じてというのは言い訳にはならないとは思うんです。

 

ただ、彼女に関しては、目的が、本当に、ファンとしての、ささやかな願いであったことを前面に押し出して、今後の最悪な展開に結びつくことはなさそうという希望的観測で終結させたような感じですね。

現実は、もっとシビアというか、闇だらけなんでしょうが、ここでは、それを追求しすぎないことにしたのかな。

 

とは言え、おまけを見る限り、絶対、ろくでもないことにしか使われないはずなので、これで終わるわけがないですよね。

たぶん、それが来週。

 

また、Akin、涙を流すことになるんでしょう。

ここのところ、毎回、泣いてますから(笑)

 

・・・と、9話の予告見たんで、そのくらいのことは言ってもいいかなぁ(笑)

 

★『TOP FORM』Ep.09-1に続く★