どんどん続けます。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『TOP FORM 』
กอดกันมั้ย นายตัวท็อป
2025年(Thailand)20.March~ 15.May
45分×全11話
原作:"抱かれたい男1位に脅されています。" by 桜日梯子
制作:WeTV Original
演出:"Boss" Wasakorn Khumklaowiriya
対象年齢:18歳以上 ๑๘+
TOP FORM EP.8
#8-2
長くなったので、分割しました。
前記事 未読の方は、#8-1 からどうぞ。
劇中、Akinは29歳、愛しい人のたっての頼みを聞き入れ、高校生の制服に身を包むことになりました。(笑)
~教室のセット~
待ってる間の、愛しい人の期待値、爆上がり。
いつも以上に、二重もくっきり(笑)
着がえ終わったAkin。
キュっとネクタイを締めるAkin。
鹿のブローチに触れてみる。
振り返ったJinが見たのは、究極に恥じらうAkinの姿でした。
これを、ある界隈では、羞恥プレイと人は言う(笑)
ごめんなさい。
今のJinは、そんな邪悪な黒天使Ver.じゃありません。
感激して、息を飲みまくってます。
思わず、Akinの両手を取るJinの背中に、白い羽(笑)
声も出せないって感じです。
Akin「おい・・もし、笑ったらな、ぶっ〇すぞ!」
うんうんうんうん、と頷くJin。
Akin「たとえ、今は似合ってなくても、俺がこの制服を着てた当時は、相当、イケてたんだぞ」
ええ、ええ、そうでしょうとも、と力強く頷くJin。
・・・というか、そういう思考すら、伴ってません。
Akin「どこにいっても、女子が追いかけてきたんだぞ」
うん・・と頷いてるJinの耳に、ちゃんと届いてるのか、怪しいな(笑)
ほとんど、夢見心地って感じで、すでに思考は停止中。
Akin「でも・・なんか、ちょっとキツくなったみたいだ」
首回りを押さえるAkin。
Naruが着てた衣装が入るという設定にしてるだけでもすごくない?(笑)
うんうん、と頷いてるJinの目つきが、変わってきて、熱を帯びてるような気がするのは気のせいかな?(笑)
Jin「今なら、女子たちがなんでP’のあとを追いかけたのか、わかりますよ」
もう、完全に、Akinに欲情しっぱなしで、心ここにあらずで、呟いてます。
欲情は伝染するらしい(笑)
吸い込まれるように、キスしそうになり、
慌てて、後ろを向くAkin。
さすがに、ここじゃまずいだろ・・・って視線を向けてますね。
そんなふうに、ちょっとだけ冷静になって風にみせましたが、実際、身体がほてってるのは、水を欲したAkinのほうだったのかもしれません(笑)
Akinの口許に垂れた水を、すかさず、唇で掬い取るJin。
ほぼキス。
いや、間違いなく、ちう👨❤️💋👨
ああ、もう無理。
絶対に無理。
ホント、ベロちうじゃないのに、すごく気持ちのこもった熱烈な感じのキスなんだよねぇ。
感心してどうする?(笑)
キスしながら、どんどん、壁際へとAkinを追い込むJin。
わかってて、従ってるAkin。
こんな時に、
必殺、恥じらい攻撃!!
Akinの手から滑り落ちるペットボトルが合図だったのかな。
ほらね、着せた服は脱がせるためにあるって言ったでしょ(笑)
Akinにわからせるように、腰を押し当てるJinの意図を、ちゃんと組みながら微笑むAkinともども、エロくて(笑)、背徳感マシマシよ。
しかも、二人とも、クスクス笑いあったり、がっついてないところが、かえって、ヤバイ。
・・・と思ったら、カメラの連写みたいに、誰かに撮られてる?的な描写が入りまして、これが演出なのか、ちょっと不安になるんだけど、でも、二人のラブシーンがあまりにも綺麗すぎて、そんな雑事が頭から消え失せるなあ・・・と思ってたら、がっつり撮られてました。
その気配に気づいたようなAkinが、黒幕のほうをじっと見つめてます。
Akinの視線に気づいたのか、さっと姿を消す何者か。。。
う~ん、最後まで致したかは、不明です。← それはこの際、もうよくないですか?
そして・・・
着がえをすませたAkin。
Akin「なぁ、俺、ちょっと面白い話を思いだしたんだ」
Jin「ん?」
Akin「“Boys Over Whiteboards”が、俺の初めてのキスシーンだったって知ってるか?」
少し、不思議そうなJin。
Jin「それが、どう面白いんですか? ファーストキスは、ロマンティックなものであるべきでしょう?」
Akin「そうなんだ、俺のファーストキスは魚醤の味で一杯だったんだよ。女主人公は、ソムタムを食べたばっかりだったんだ。それなのに、彼女は俺にキスしたんだよ」
情けなさそうなAkin。
ええっと、それは、ビジネスファーストキスのお話しですか?それとも、リアルファーストキスもその時だったってことですか?
どうも私は、Akinに対して、実は奥手でいてほしい願望があるみたい。
笑っちゃうJin。
Akin「それで、誰かに俺のファーストキスについて訊ねられたら、ファーストキスは、家で飼ってる猫とだっていつも答えてたんだ。」
それを聞き、Akinに、丁寧にキスするJin。
Jin「これならどうですか? いいでしょ?」
Akin「ああ、そういう感じだったらな」
Jin「だったら、オレがP'のファーストキスってことにしませんか?」
その提案、気に入ったみたいです。(笑)
改めて、キスしようとしたところに、鳴り出したJinのスマホ。
Jin「ちょっと、この電話には出ないとなりません。」
立ち上がり、Akinの頬に、軽くチュっとキスすると、部屋を出ていくJin。
さきほど、床に脱ぎっぱなしになっていたベストとネクタイをひろいあげるAkin。
鹿角をかたどったブローチを見た時、なにか、モヤっとするも結局思いつかず、
部屋を出ていくことに。
これ絶対、盗撮魔と関係あるよね。
~コンビニ~
大好物のチョコドリンクを、大量に買い込んでます(笑)
ほんと、どんだけ買うのよっていうくらい、チョコドリンクまみれ(笑)
「うわ、こんなところで!! 最優秀主演男優に会えるとはなぁ!!」と、突然声をかけてきたのは、
一般のお客さんではなく、先輩俳優さんみたいです。
Akin「まだ、それを言わないでくださいよ。賞について、発表されてないんですから・・・」
俳優「ああ、“双子星”の作品だって、大ファンなんだよ。本当に素晴らしかった。賞も当然、君のものだろう。信じていいよ」
Akin「ありがとうございます。 ああ、“Kham Ake”さんの演技も素晴らしかったです。 まだ、私が(受賞)するとは断言できません。」
俳優「君にきまってるよ。とにかく、僕は君のことを応援してるからね。がんばってよ。一緒に写真撮ってもかまわないかい?」
Akin「ええ、もちろん」
俳優「ありがとう、じゃ、またな」
コンビニと言えば、タイ版のトモくんかと思ったのに(笑)
先輩俳優を見送り、向きを変えたところで、他の客の籠とぶつかってしまうAkin。
Akin「あ、すみません」
若い女性客でした。
女性「自信持ってくださいね」
突然、そんなことを言われて、ひるむAkin。
女性「また、お会いしましたね。なんて、偶然かしら」
Akin「・・・・」
Akinの籠を覗き込む女性。
女性「そんなにお好きなんですか?」
Akin「ええ。あなたもお好きなんですか?」
それには答えず、「・・・・P’Akinは、今日、どちらにいらしたんですか?」と訊ねる女性。
Akin「それは・・ただ、いつも通り仕事してましたよ」
女性「仕事が終わってからは、P’Akinはどちらに?」
執拗に重ねて聞いてこられて、戸惑うAkin。
Akin「ええっと・・個人的な用事です。すみませんが、お教えすることはできないんです」
意味ありげに嗤う女性。
女性「そうなんですね。でも・・なにも隠しごととかされてませんよね?」
女性が自分の長い髪をさっと後ろにかきあげると、それまで隠れていた例の鹿のブローチらしきものがシャツに止められている。
出た!!
Akin「・・・・・!」
女性「P’Akinのこと、主演男優賞、応援してます。最初のドラマの時から、大好きなんです」
Akin「・・・・・」
女性「いつも大好きです、P’Akin。それに、たぶん・・永遠にP’のことが好きです」
Akin「ありがとう」
完全に、Akinの中で、警戒心が芽生えてるね。
足早に、レジに向かおうとするAkinに、「P’Akin!」と呼び止める女性。
足だけ止めたAkin。
女性「これからもずっと、P’Akinのすべての瞬間を通して、ついていきますね」
聞きようによっては、よくあるファンの言葉でも、なにかが違う。
レジに買い物かごを預け、そのまま、なにも買わずに店を出ていくAkin。
~Akinの自宅前?~
誰かと電話しているAkin。
Akin「OK。・・・なぁ、俺たち、あまりにも頻繁に一緒にいすぎると思わないか?」
ああ、相手はJin?
今日は、Akinのところに来れないっていう連絡だったのかな?
Jin<だって、付き合ってるんだし・・>
Akin「まだだろ! おい、早すぎるぞ」
Jin<でも、オレたち、まさに今、そんな感じでしょ。同じじゃないですか。なにか、困ることでもあるんですか?>
Akin「別に困ったりしてない。ただ・・・もし、誰かに俺たちのことを気づかれたら・・と恐れているんだ。あまり、よくは思われないかもしれない」
Jin<どうして? なにかあったんですか?P’Kinを不安にさせるようなこととか・・>
振り返ると・・・誰かが、さっと隠れたような影が。
あの~~、一応、トップ芸能人なんだから、ストーカーやら盗撮魔やらの件は抜きにしても、とりあえず、一般人が入ってこれない閉鎖ゲートのあるコンドに引っ越そうよ!!
Akin「ん・・別になにもない」
確証が取れないまま、電話しながら、歩みを進めるAkin。
~Akinの自宅リビング~
ソファに腰を下ろすAkin。
Akin「じゃ、そろそろ、シャワー浴びて、寝るよ」
Jin<おやすみなさい>
Akin「バイバイ」
Jin<愛してます>
電話を切ったものの、どうにも、気分が浮かないAkin。
頭の中には、さきほどコンビニで会った若い客のことが気にかかって仕方がない。
特に、あの鹿のブローチ・・・
スマホを取り出し、Naruの宣材写真を拡大してみるAkin。
金色の鹿のブローチ・・で検索してみると・・たくさんの画像が出てきて、少し安心する。
Akin「なんだ、いろんなところに出回ってるものなんだな」
立ち上がり、バスルームに向かうAkin。
シャワー後、髪を拭いていると、誰かが玄関を強めにノックする音が聞こえる。
P’Saiにしろ、事務所の人間にしろ、連絡もなしに、ここに直接訪ねてくる人間なんて、そうそういないでしょ。
Jinだって、緊急以外、まずは電話しそうだしねぇ。
緊張し、玄関から、廊下のほうを伺うAkin。
ふと、足もとを見ると・・・鹿の金バッチが・・落ちてる。
まじで、セキュリティ、どうなってるのか、気になってまいりました。
~チャンネルS~
翌日です。
P’Sai「Akin、もしなにかあったら、遠慮せずになんでも言ってくれよ」
Akin「・・本当になんでもないよ、P’。ただ、昨日、ちょっと変なファンに会ったんだ。それで、少し気になってしまって・・」
受付のお姉さんたちにも、ちゃんと会釈して通り過ぎるAkin。
P’Sai「なぁ、Akin、ささいなことだと考えるなよ。5年前の、“私生ファン”の事件を覚えてるだろ?」
タイでも、“サセン”で通用するんだよねぇ。
※サセンペン(ファン):芸能人の私生活まで追いかけるファンのこと。
浮かない顔のAkin。
なるほどね。そういう過去があって、ファンと距離を置くようになってしまったのね。
SNSでも、ファンへの対応が冷たい、とか、いろいろ書かれてたもんね。
だったら、まず、セキュリティ万全のところに引っ越してください、お願いします!!
P’Sai「事態が悪化する前に、P’Ning(社長さんね)がそいつらを捕まえられたのは、幸運だったんだ。よし、こうしてみよう。お前のために、警護をつけてもらうよう、P’Ningに頼んでみるよ」
頷くAkin。
Akin「ありがとう、P’Sai。・・・あ、そうだ、P’、 お祖母ちゃんから返事は届いたかな?」
P’Sai「いや、まだだな。 どうして、お祖母さんにスマホを買ってあげないんだ?」
Akin「お祖母ちゃんが欲しがらないんだ。本当に会話してるような気持ちになるから、手紙を書いてほしいんだってさ」
P’Sai「ふふ、お前とおばあさんは、二人揃って本当に、芸術家肌だな。わかったよ。もし、お祖母さんが恋しければ、いつでも会いに行きたいって教えてくれ。なんとか調整するよ」
そんな話をしながら、建物の外に出てきた時、近寄ってきたのは、昨日、コンビニで会ったファンの女性。
女性ファン「P’Akin・・・」
一瞬で、固まるAkin。
女性ファン「私のこと、覚えてますか?」
ここで、ようやく、イベントで、自分の手を掴んできた女性も彼女だったことに気づいたAkin。
自分のことを覚えているか?
自分の名前を知っているか?
今日はどこにいったのか?
女性ファン「仕事が終わってからは、P’Akinはどちらに?」
執拗に重ねて聞いてこられて、戸惑うAkin。
Akin「ええっと・・個人的な用事です。すみませんが、お教えすることはできないんです」
初舞台の日、気になる様子だったのも、この子だったのね。
そんなふうに思う出していくうちに、この女性が、執拗に、Akinをストーキングしていたことが明らかに。。
P’Sai「やめてください、お嬢さん」
女性ファン「P’Akinの手は、相変わらず柔らかいですね」
P’Sai「下がってください!」
厳しく言い渡すP’Saiに対して、いいから・・と止めさせるAkin。
刺激しないほうがいい、と思ったのね。
にっこり笑いながら、「私、お手紙をお持ちしたんです」と告げる女性ファン。
Akin「手紙・・・」
女性ファン「きっと、お祖母さまも、喜ばれるに違いありません。」
Akin「お祖母さま・・・って」
女性ファン「P’Akinのお祖母さまって、本当に素敵!」
この屈託のない笑顔、ぞっとする。
Akin「・・・・・・」
こいつ、まともじゃない!!
なにしたのよ、Mariaさんに!!!
慌てて、女性が持っていた手紙と茶封筒を取り上げるP’Sai。
見れば、間違いなく、宛名に、“親愛なる孫 Akinへ”と書かれた封筒でした。
Akinが待ち望んでいたMaria さんからの手紙です。
これ、郵便局に出す前の状態ってことじゃん。
・・そして、彼女が持参したものは、それだけじゃありませんでした。
茶封筒の中から、JinとキスしているAkinの写真が複数枚。
P’Sai「これは一体なんだ!」
言葉を失くすAkin。
P’Sai「Akin、まずは、建物に入れ」
その時には、もう、ストーカーの姿は、ここから遠く離れていました。
P’Sai「警察に電話だ。行くぞ、Akin!!」
Akin「・・・・・・」
P’Sai「Akin!! Akin!! とにかく、建物に入るんだ!!」
(Jinとのことが発覚したら・・と)怖れていたことが起きただけではなく、魔の手が家族にも・・ということで、ショックをうけて、呆然自失のAkin。
~Akinの事務所~
当然、対策を講じねばなりません。
Jadeも到着してました。
相変わらず、ライターをカチャカチャやってます。
P’Sai「一体、いつまで、その写真を眺めてるつもりだ?!」
Akinから写真をとりあげ、封筒にしまうP’Sai。
社長さん、電話対応に追われてます。
Akin「・・・・・・」
かなりショックを受けてるみたいだけど、Akinって、スキャンダル処女ってわけじゃないよね?
まぁ、今回は、ストーカー案件で、しかも知らないうちに身内と接触されたり、← 直接の接触じゃなくて、手紙の抜き取り?
あとは、完全にJinとのことを知られていたり・・・と、Akinにとっては、恐怖以外のなにものでもないだろうけれど。
Jade「一体、なんで、こんな写真がここにあるんだ?・・・一体、どうなってんだ?」
イライラしっぱなしのJade。
P’Sai「局(チャンネルS)の建物の前までやってきたんだ。追いかけたが、捕まえられなかった。このあたりの抜け道に詳しいに違いない」
ずっと呆然自失状態のAkinの様子を気にするJade。
水を前に置かれ、はっとなるAkin。
ゆっくりとコップを持つ手がぎこちなく震えていて、かろうじて、水を飲む様子に、
心配そうな視線をむけるP’Sai。
P’Sai「防犯カメラの映像を見れば、彼女を不法侵入と恐喝で通報することが出来ます」
社長やJadeに告げるSai。
Ning社長「でも、彼女を怒らせたら、このプライベート写真を(どこかに)リークするかもしれないわよ。そんなことになったらどうするの? そんなリスクを負う価値があるかしら・・」
Jade「だが、そのせいで、彼女を見逃したりしたら、こちらはすぐにでも不利な立場に陥るだろう。向こうは、我々に対して、いつでも、この切り札を使えるのだから」
ちらりと、Jadeを見るAkin。
Jade「なんとしても、彼女に反撃する方法を見つけねばならない。 なにか方法はあるはずだ・・」
Ning社長「でも、今は、その相手がどこに消えたのかさえ、わからないのよ。なにかとんでもないことをやらかそうとしていたらどうしたらいいの?」
お願い、Ningさん、否定的なことばっかり言わないで。。
Jade「とにかく今は・・Akinがストーカー被害にあっているというニュースは、ネット上に拡散されている。しばらくの間は、どこかに身を潜めるにちがいないし、それに、これから先、そんな“サセン”を受け入れるファンダムは存在しない。」
Jadeの話を聞きながら、だんだん意識が遠のいていくAkin。
その時・・・つかつかと部屋に入ってくるなり、Akinを後ろから抱きしめるJin。
まるで、心細げに震えてる黒猫のことを、外界から遮断するかのように、すっぽりと包み込んでる。
Jinの深い息遣いに、ようやく口を開くAkin。
Akin「Jun・・・どうして来たんだよ? もう撮影は終わったのか?」
二人の側から離れる大人たちの配慮。。
Jin「P’Akin、まだ他人のことを気にするエネルギーが残ってるんですか?オレにとっては、P’以外に重要なことなんてありません」
ただ、Jinが後ろから抱きしめているだけじゃなくて、そのJinの腕をぎゅっと掴んでるAkinの手に涙よ。
対応策を講じるのも大事だけど、今のAkinに必要だったのは、まずはこの大きな安心感に包まれる(メンタルのケア)ことだったのね。
少しして、JinがAkinから離れ、隣の椅子に腰かける。
Akinの手を握りしめるJin。
Akin、かなり重症ね。
二人の後ろでは、大人たちが、絶賛、協議中。
Jin「すみません。もし、俺があんな馬鹿なことを思いつかなかったら・・こんなことにはならなかったのに」
いつから、ストーキングされていたのかは不明でも、Akinの勘の鋭さからすると、ずっと長年継続されてたって感じじゃない気もします。
なんとなくだけど、Jinの存在が拍車をかけたことは否めないかもね。
微笑むAkin。
Akin「大丈夫だ。こんなことが起きるのを望んでいた人間なんて一人もいないさ」
Jin「この件、オレがなんとかします。P’は怖がったりする必要はありません。オレが守りますから」
この言葉、一時しのぎ的なものじゃないね。
Jinが守ると言ったら、守るんです。
小さく頷くAkin。
そんな不安な塊のAkinを見て、彼の肩に身体を寄せ、抱きしめるJin。
ここで、切ります。
★『TOP FORM』Ep.08-2 雑感★
とりあえず、順番に
Akinの恥じらい方は、Jinの男心をくすぐりまくり。
実際、そりゃもう立派な大人なので、何を着ようと、コスプレはOK・・だろうけど、精神的にはどうなん?(笑)
これ、アウトなの?
Jinが、どんなAkinでも、Welcomeなのを知ってるから、あんな風に、(*´Д`)ハァハァしてても、そういう目(いわゆるボーイズ版ロリータ嗜好者)で見たりしないけど(笑)
・・・というわけで、とても、禁断の恋(教師と生徒)については扱えなかった・・ということでしょうか。
出発が、学生モノが多かったタイのBLドラマなので、しばしば話題に上がる、国際的なコンプラとの兼ね合い。
はっきりと、テーマ化はされてないかもしれませんが、チラホラとそれを示唆する方向性を感じたりします。
そして、とうとう、サセン(私生)ファンが姿を現しました。
今や、世界各国のエンタメ界において、職業的パパラッチも困りものですが、ファンのストーキングやプライバシー侵害も切実で深刻です。
普通では考えられないような手段を使って忍び込んでくるし、自分の行動を正しいと妄信してる分、正論を説いても無理無駄です。
頭がどうにかなりそうになるのもわかる気がします。
狂気と凶器は紙一重なので、自衛も大事よ。