さて、どんどん行きたいところです。。

ただ、ここのところ、ちょっと野暮用続きで、7.8話、まだ、全然、手がつけられてません。。(笑)

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Great Men Academy

  Great Men Academy สุภาพบุรุษสุดที่เลิฟ 愛すべき最強紳士

 2019年(Thailand)Feb.6~ Jul.5

 75分×全8話

 制作:ナダオバンコク・LINE Thailand

 脚本:  Waewan HongwiwatWanwaew Hongwiwat  

 演出:“Wan”Wannwaew Hongwiwat、“Waew” Waewwan Hongvivatana

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+ 

 

 

Great Men Academy

EP6 Part4

 

~Great Men Academy プール~

 

プールサイドに座っているVier。

一息ついて、お茶を口にしてます。

おなじみすぎですね。

 

膝をかかえて、考え込んでるところに、しばらく時間をあけて、ゆっくりと傍にやってきたLove(♂)

 

Vierがそっと涙を拭ったのを気づきながら、

そのまま、無言で、Vierの隣に腰を下ろしました。

こんな風に、後ろから見ると、手の付き方や腰のひねり方、足の揃え方などなど、女子を意識してるのがわかりやすいです。ウインク

 

Vier「全部聞いたんだろ?」

Love(♂)「・・・ええ」

 

Vierになんと言って話しかけたらいいのか、わからず・・ただ、じっと様子を見ているLove(♂)

そのまま、黙っていると、「幼い頃・・・」と話しはじめるVier。

 

Vier「父さんとはとても仲が良かったんだ。」

Love(♂)「・・・・・・」

 

~回想~

おうちの庭かな?

夢中になって、パスタを食べているVier。

10歳にもなってない頃って感じかな?

Vier父「Vier、そんなにおいしいのか?」

Vier「うん」

 

Vier:当時、父さんの全てが好きだった

 

いつでも、身体を使って、全身全力で遊んでくれるパパ。

 

Vier:父さんに褒めてもらったり、素晴らしいと言ってもらうのが喜びだった。

 

Vier父「すごいなぁ、きっとママも喜ぶぞ。おいしかったら、もっとたべなさい」

なにをしても、褒めてくれたのね。

 

Vier:そのうち、外の世界に出るようになると、自分が父さんが言うほど、優秀でないことがわかってきたんだ。

 

以前、Nuclearに見せた子供の頃の写真のように、ぽっちゃりしていることをからかわれたりしたっぽいね。

鏡を見ながら、自分のお腹を見て、ため息。

 

Vier:ただの、どこにでもいる、太った子供にすぎなかったんだ。

 

悪口をノートに落書きされたのを知り、消しゴムで消すパパ。

 

Vier父「父さんの息子の、どこが太ってるだって? 父さんのベイビーは最高にハンサムなのに・・」

Vier「・・・・・・」

もう、パパの言葉をそのまま、受け取れなくなってるVier。

 

Vier父「Vier、いいかい? 強くならなきゃいけないよ」

Vier「はい」

Vier父「いちいち、他人の言うことなんて気にしなくてもいい」

Vier「はい」

Vier父「父さんを信じるんだ」

Vier「・・・うん」

 

Vier:成長すればするほど、人は他人と比較するようになる。私は、父親とは、全然似ていなかった。

 

 

 ある日・・

 

 

Vier父「Vierのことで話があるんだ。」

Vier母「どうしたの? あなた・・」

 

両親が話しているのを庭で聞いてしまうVier。


 

Vier:でも、ある日、知ってしまったんだ。

 

Vier父「Vierの食事を少し制限したほうがいいと思うんだ。このままだと、太りすぎてしまうのではないか、と心配なんだ」

Vier母「やってみましょう」

Vier父「そうしないと、うちの息子は、大きくなって、ハンサムになれないからね」

Vier母「そうね、わかったわ」

 

な~んだ、ちゃんと、美人なママがいた!!(笑)

事情があって、父子家庭なのか、と思ってたよ(笑)← ここらへんも、すっかり忘れてた(笑)

 

庭の隅っこで、ソーセージを食べながら、聞いていたチビVier、ショックを受けて、その場に、ソーセージを投げ捨てる。

 

 

Vier:父さんからの賞賛の言葉は、全部嘘だったんだ。

 

両親のやりとりを曲解して、一人、部屋で涙するチビVier。

 

夜・・

眠っているVierの様子を見に来たパパ、Vierが悩んでいるとも知らずに、布団をかけ、頬にキスをして電気を消す。

 

パパが部屋を出て行ってから、パパにキスされた頬に触れるチビVier。

起きてたんだね。

Vier:それ以降、父が俺を褒めると、不機嫌になってしまうんだ。そして、全てにおいて、父に反発しようとした。ある日、父さんと、何一つ話すことがない自分に気づいてしまった。

 

たった一人、朝焼けの中、ランニングをはじめたチビVier。

 

Vier:とても父さんの息子にはみえない太った子供だった俺が唯一、証明できることは、やはり、“Greatest”の息子になること・・・俺にできることはそれしかなかった。

 

で、いつしか、今のイケメンVierになっていたわけよね。

 

Vier「なんでもやってみたよ、父が投げかける賞賛に値するように・・・」

 

Love(♂)「つまり、すでに、もうそれをやり遂げてしまった・・ってことですね」

 

Vier「それだけじゃ、不十分なんだ」

Love(♂)「・・・(少し考えてから)だったら、どうすれば、十分になるんですか?」

 

え・・と、Love(♂)を見返すVier。

 

Love(♂)「P’の言いたいことは、私にもわかります。でも、P'がしたことは間違っていると思います。あんな風に本に向かって話したりして、いつか誰かがそれを読んだら、P’自身が悲しむことになりますよ。家族ですもの、反発したり、時には不愉快になったりすることだってありますよ。でも、なにがあっても、家族は家族なんです、P’ 切り離すなんて無理です」

 

じ~~と、Love(♂)のほうを食い入るように見つめているVier。

 

Love(♂)「それから・・・お父さんになにか言いたいことがある時は直接言ったほうがいいですよ。ちゃんと聞く耳をもってくれて、物事をよりよく解決できる方法を見つけてくれるって・・信じてます。」

兄Goodとのことで、経験したばかりのLove(♂)、力強く忠告します。

 

 

Love(♂)「だから、すぐに戻って・・・ちゃんと、本に吹き込んだ内容、削除してくださいね」

 

 

うつむいて考えているVier。

 

Love(♂)「私は、P’のことが羨ましいです。P’には、お父さんと話ができる本があるんですから。うちの父は、私が小さな頃に亡くなりました。父親の話が読めたらいいのに・・・って。でも、平気です。私には、まだ、母もいますし、素晴らしい兄もいますから・・」

精一杯の笑顔を見せるLove(♂)

 

これまでは、年下でドジっ子で、しかも無理して男のふりをしてる女の子で・・と、どこか、上から目線で見ていたVier。

そんなLoveが、自分よりも大人な考えを持っていることに、虚を突かれたように、無言で聞いていたVier、なにか、感じるところがあったみたいに見えます。

 

ナレーション:誰だって、お互いを傷つけようとして傷つけあうわけではないけれど、多くの場合、家族ほど、お互いを励ましてくれる存在は、他にはいないのです。

 

ああ、ここで、“The Lucky One”が流れるのね。

♬俺は幸運な男だけど 決して運がいいとは言えないんだ

♬こんなに近くにいるのに 君は決して振り向いてはくれない

 

Love(♂)「本当に、削除するのを忘れないでくださいよ、P’」

 

大事なことなので、二度言いました。

 

晴れ晴れとした表情で、空を眺めるVier。

 

 

 

 

#6-4、短かったので、このまま、#6-5に行きます。

 

Great Men Academy

EP6 Part5

 

 

 

~図書館 電子書籍室~

 

録音を消そうとして、やってきたVierが、入口で足を止める。

 

 

 

Vier(本の声)「僕にとって、あなたは、本当に不誠実な父親だ。実際、思ってもいないくせに、父さんは俺を褒め続けている。」

 

さきほど、興奮状態でぶちまけてしまった内容を、既に、本を広げて読んでいる、というか、聞いているVier父。

Vier「父さん!」

 

 

 

あ~~、Love(♂)の忠告、時すでに遅しだった?

 

 

 

Vierに気づき、呆然としながら、立ち上がるVier父。

 

開いたままの本からは、引き続き、Vierの声が聞こえている。

 

Vier(本の声)「実際には・・・俺は、父さんには、全然ふさわしくないんだ。そんな望みを押しつけ続けてるだけなんだ。」

 

Vierと目を合わすことなく、部屋から出ていくVier父。

Vier「父さん・・・」

 

そのまま、すぐには動けず、立ち尽くすVier。

その間、ずっと虚しく、本の中のVierがしゃべり続けているのみです。

 

Vier(本の声)「ああ・・もう十分、そうなってますよ! 」

 

 

シーン、変わります。

 

~Great Men Academy 中庭~

 

お久しぶりの、ビーナス像の登場です。

額が光ってます。。(笑)

 

はじまりました。

 

校長の声「全ての“Great Men”が待ち望んできた日がやってきましたね。」

 

隣のVierに話しかけるTangmo。

Tangmo「緊張してるのか?」

Tangmo「・・・いつも通りだよ」

 

校長の声「そして、今年は、伝説の“Greatest”に、後輩たちにむけて、スピーチしていただける機会を得ました。では、“Great Men” Polさんをお迎えしましょう」

 

壇上にあがるVier父。

 

ビーナス像の前を通る際に、ちゃんと会釈するところ、ちょっとツボった(笑)

 

複雑そうな顔で、壇上の父親を見ているVier。

 

Vier父「こんにちは。(ビーナス像に)校長先生、そして、ここにいるすべての“Great Men”諸君。実のところ、ここに立てて、感謝しているのは私のほうなのです。光陰矢の如し、今日は、“Great Men”の後輩たちに会い、再び、ここで勉強したい気分になっています。

この辺にしておきます。時間を無駄にせず、今年のトーナメント決勝戦に出場する参加者をご紹介しましょう。」

 

会場に、拍手が鳴り響く。

 

Tangmo「いよいよだな」

 

Vier父「このトーナメントには、総勢30名の“Great Men”が申し込みをしましたが、当然、トーナメントに出場する資格を得られる人は6名だけです。最高得点で通過したのは・・」

 

ここで、Vierコールが起こり、皆の視線がVierに集中する。

 

Vier父「発表しよう・・・3年 Tangmo

 

Vier「・・・・・・・」

愕然としているVier。

 

Vierにとって、怖れていたことが起こったね。。

 

 

 

自分に自信がなくて、常に、足もとは砂上の楼閣の上に立っているようだった。

もがき崩れ落ちる・・そんなイメージに常に苛(さいな)まれていた。

それだけじゃなく、誰かが・・・それはおそらく親友のTangmoだとわかっていたけれど、自分の上を軽々と飛び越えていくことも・・・。

ずっと恐れていたVier。

 

 

 

 

え?俺?・・と、一番びっくりして、同時に素直に喜んでるTangmo。

こういうとこが、Tangmoなの。

 

Vier父「おめでとう」

Tangmoにむけて、サムズアップし、笑顔を向けるパパ。その隣で、呆然としているVierを視線に捉えたパパの顔から、さっと笑顔が消える。。

 

Vierに飛びつき、ハグするTangmo。。


 

Vier父「続けます・・・2位通過者は・・・」

その視線は、息子のVier。

 

Vier「・・・・・・」

 

Vier「Vier・・3年生」

 

再び、拍手が巻き起こる。

今度は、お互いに、グータッチの上、ハグしあう二人。

 

Vier父「3位通過者は・・」

 

いや~~、心の中でドラムロールよ(笑)

 

Vier父「Sean、2年」

順当と言えば順当路線。(笑)

 

ユニコーンとの取引しか頭にないRose様にとってみれば、当然すぎて、大騒ぎするのもバカらしいって感じでしょう。

 

Vier父「4位で通過したのは・・Good・・3年生

 

弾かれたように、拍手するLove(♂)

 

Love(♂)と目が合った時の、Goodの表情が柔らかくて・・・

あの堅物で、ガッチガチだったGoodとは別人みたい。

そのまま、妹Loveの隣に立つGood。

これから二人は、一心同体のつもりで、なんとしても、Loveを女の子に戻すためにがんばるんだ・・って決意の表れです。


Vier父「5位は・・・なんと、1年生です!」

 

ざわつく会場。

それほど、1年生での参加は珍しいってことでしょうね。

 

Vier父「Nuclearです!」

 

感激しすぎて、口を押え、身体を折り、涙ぐむNuclear。

反応の意外性をついてきますね(笑)

 

ただですね、もうお分かりですね。

主要メンバーが決勝に残るようにできてるレースです。(苦笑)

だからって、今言う?それ・・・

 

Vier父「さて、今年の決勝者の資格を得た最後の学生は・・・」

 

あと1枠しか残されていなくて、焦るLove(♂)

 

Vier父「6位通過・・・・Mean、1年

 

信じられず、呆然としたままのMeanを、ぎゅっと抱きしめるNuclear。

 

Love(♂)「・・・・・」

耐えようとしても、どうしても、涙が滲んでくるLove(♂)

 

それでも、必死で、Meanに対して、おめでとうの笑顔を向ける。

 

その時、発表者のリストを見ていたVier父が「え?・・・」と声をあげる。

 

Vier父「今年は、どうやらサプライズがあるようです。成績が同点だったため、6位通過者は2名います。

皆の顔に戸惑いの色が・・・。

 

Vier「さぁ、発表しましょう、Love、1年生 が最後の決勝出場者です」

 

飛び上がって喜ぶLove(♂)

 

Tangmoの笑顔、いただきました(笑)

けど、なんか普通。ショボーン

 

そして、このVierの控えめな、柔らかい視線も、彼なりに最大級で祝ってるようなものです。

 

まぁ・・・Rose様としたら、複雑でしょうね。

 

しかし・・ここまで、他の学生の存在が感じられないのもどうなのかな?(苦笑)

 

Vier父「Tangmo君・・・今年、最高得点を得た君に、我々から、特別なギフトがある。」

 

Tangmo「(隣のVierに)なんだ?」

今まで、例にないことなのかな?

 

Vier父「それがなにか・・・(溜めるパパ)・・私にもわからないんですよ」

 

なんだよ~~と、脱力する学生たち。

 

Vier父「大会に期待しましょう。どうか、この7名のファイナリストたちを応援してあげてください」

 

悲喜こもごも。。。

 

・・・というか、“悲”は・・Vier一人かもしれませんが。。

 

Vier父が壇上から降りるなり、駆け寄り、抱き着くTangmo。

その様子を、目に涙をにじませながら、見ているVier。

 

Tangmo「ありがとうございます」

Vier父「おめでとう!」

 

一見したところ、それは、とても微笑ましい光景ですが、Vierにとっては、自分の存在そのものを否定されているようなものなのです。

 

黙って、一人、険しい顔で、その場を立ち去るVier。

 

喜びに沸く他の出場者たちは誰も気づかない。

 

人知れず、歩きながら、零れ落ちた涙を拭うVier。

 

6話 終わりです。

 

 

★『Great Men Academy』Ep.06-4&5 雑感★ 

 

前記事でも言いましたが、正直言って、決められたレールの上みたいなものでして、ここはもう、家族問題やら青春やら、最終回に向けての人間関係の交通整理みたいなものなので、おとなしく見ていくのがいいのかな、と。

 

でも、ここまでの間で、彼らのキャラクター構成が分かりやすく描かれてきたからこそ、こんな風に迷いなく、思えるのかもしれないですね。

 

ええ、そうです。

Love(♂)とTangmoのシーンが足りなくて・・・物足りん。

ただ、そう思っていただければ・・・。

 

★『Great Men Academy』Ep.07-1に続く★