5話お~わり。

Somが消えるときの、キラキラで・・ちょっと、『トッケビ』を思い出した私です。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Great Men Academy

  Great Men Academy สุภาพบุรุษสุดที่เลิฟ 愛すべき最強紳士

 2019年(Thailand)Feb.6~ Jul.5

 75分×全8話

 制作:ナダオバンコク・LINE Thailand

 脚本:  Waewan HongwiwatWanwaew Hongwiwat  

 演出:“Wan”Wannwaew Hongwiwat、“Waew” Waewwan Hongvivatana

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+ 

 

 

Great Men Academy

EP5 #5-4の続きです

 

そして・・・5話の冒頭、靄(もや)の道を歩き、ユニコーンを探しに出たRoseのシーンに戻るのですね。

 

Rose:私はね・・・私のVierが、私から離れたいと望んでいるのを知って、なんとか、Vierに戻ってもらいたくて、ユニコーンを探していたの。

そして、お互いに愛し合い、Vierの勉強を手伝えるように・・・と。

 

つまり、最初は付き合ってたものの、Roseの執着に耐えかねたのか、Vierの方から別れを願ってたってこと?
 

Rose:ユニコーンを見つけるのは、至難の業だったにも関わらず・・私は見つけることが出来たの。

 

 

Roseが見つけ出したんじゃなくて、ユニコーンが、何らかの目的があって、姿を現したんだ、と思うけどなぁ。

 

Rose:でも・・ユニコーンは、“Greatest”のトーナメントの参加者であるVierの望みに反する祝福を与えることはできないの。

もし、私が願いを叶えたいのなら、同意しなければならなかった。

 

ユニコーンの提示した条件は、Loveと同じだったのか、それとも、もっと他にあったのか・・・。

 

拳を握りしめるRose。

 

その条件を聞いてもなお・・・

 

Rose:それで、私は、イエス、と答えたのよ。

 

ユニコーンの角が光り・・・

 

Rose:その代償として、彼と親しくなることを望んだの。

 

Loveと同じように、湖に潜り・・

 

Rose:もう一度、私に夢中にさせるために、なんとか自分の力でこの学校に入り込んだの。

 

寮のラウンジで、Tangmoとサッカーゲームに興じるVierを見て、

微笑むSean(Rose)

 

本物のRoseは、ボストンに留学したことにして、Roseの弟Seanとして、Vierの周囲に貼りつくつもりだった・・・という状況がこれで判明しました。

 

Roseの説明を聞いた後、

 

Love(♂)「P’Seanになることで、P’Vierと親しくなろうと思ったんですか?」

 

Rose「彼を夢中にさせるためなら、なんでもやってみたわ」

 

この自分中心に捉えた恋愛の歪さを、ユニコーンがそのまま、聞き入れるとは思えないんだけど。。

 

Love(♂)「で・・さっき、飲んだ液体はなんなんですか?」

 

Rose「これは、私の変身を助けてくれるものよ、見ていなさい!」

 

さきほどの小瓶を取り出し、再び、水を飲むと、Seanに戻ったRose。

Sean「ね、もし、あなたが、頭を使うことを学べば、解決策は見つかるはずなの。この身体に閉じ込められていることにとらわれる必要はない。ここから抜け出す方法は必ずあるはず。Loveがしなければならないのは、その解決方法をみつけることだけよ」

 

そんなこと言われても・・・自分の力じゃ、どうすればいいのかすら、皆目見当がつかないLove(♂)、泣きそうになってうつむいてしまう。

 

涙を浮かべたLove(♂)を見て、「まったく・・・泣かないの!」とハンカチを渡すSean(Rose)、本来の姉御肌が見え隠れしてます(笑)

 

そうそう、なんかわからないけど、Loveに関わる人たちみんな、そう、ヴィランにさえ、放っておけない気持ちにさせるという、これこそがLove(♂)の強みだと思うなぁ。(笑)

 

ハンカチを目に当て、メソメソと泣き始めるLove(♂)

Love(♂)「もう・・この身体でいるのが・・本当に疲れちゃったんです」


立ち位置や精神面では全然違いますが、とりあえず、その気持ちが今、一番、わかるのは・・目の前にいるSean(Rose)でしょうね。

 

ふと、顔をあげるLove(♂)

 

Love(♂)「え・・でも、待って。私の話を聞く前に、どうして、私のユニコーンへの願いのことを知ってたんですか?」

 

Sean「ユニコーンに、特別に誰かへの愛をお願いしたの?」

逆に質問返しするSean。

 

ユニコーンが、自分と同じ願いを聞き入れたことをずっとおかしいと思ってきたのかも。

 

 

首を振るLove(♂)

Love(♂)「私がユニコーンにお願いしたのは・・私の愛を叶えてくださいってことだけでした」

 

Sean「だとしたら、それがP’Vierであろうと、P’Tangmoであろうと、まったく別の人であろうと、運命づけられた愛を手に入れなければならないってことね」

 

ハードル上がったなぁ(笑)

 

気落ちするLove(♂)を見て、しょうがない子ね、とため息をつくと、

「望みを失わないのよ」と𠮟咤するSean姐さん。(笑)

 

Sean「物事は、あなたに、うまくいくようになってるはずよ」

 

その言葉の意味を、把握しようと考えるLove(♂)

 

Love(♂)「確かに・・私は、P’Vierに恋してましたけど、私の気持ちを知ると、すぐに私のことを拒絶しました」

Sean「ね、それでいいのよ」

 

少しだけ、落ち着いてきたLove(♂)

 

Love(♂)「P’Rose、今日は助けてもらったばかりか、アドバイスまでいただき、本当に感謝してます。P’も望みが叶うように願ってます。」

 

Sean「それって、どういう意味?むかっむかっ

一瞬にして、般若か、鬼女の面を被ったかのようなSean(Rose)

他人、しかも、Loveに同情されるなんて、Rose様の沽券に関わります。(苦笑)

 

Love(♂)「つまり・・・P’Vierと・・」

Sean「Love、あんたはまず、自分のことを考えるべきでしょ、わかった?」

 

感情が乱気流のように急変するヴィラン・・さすがに、Love(♂)の理解を超えてます(笑)

 

え・・?と、圧倒されながら、おずおずと、ハンカチを差し出すと、ガシっと抜き取るSean。

そそくさと、トイレから出ていくLove(♂)

 

ああ・・・一人残った、悲しき孤高のヴィラン。。

 

力なく、トイレのドアに身体をもたれかけ、そして・・Vierのブレスレットを見つめるSean。

 

そう、頭いいんだから、考えて。。

でも、頭じゃなくて、心で。。。

 

~Great Men Academy 研究室?~

 

夜です。

なんと、チャン先生の投影機(?)に光が灯りました。

Somが動き出す合図でしょうね。

 

引き続き、、#5−5、ラストまでです。

 

 

Great Men Academy

EP5 Part5

 

~305号室(Love(♂)とMeanの部屋~

 

あ・・そうでした。

MeanとLove(♂)の間のことが放置でした。 

このどんよりと落ち込んだMeanを見れば、どうにもなってないことは丸わかりです。

 

部屋に戻ってきたLove(♂)と、目が合いました。

 

でも、一体、何を話すことがあるでしょう。

Meanは、視線を避けるし・・・

Love(♂)もただ、黙って、ベッドに腰掛けるのみ。

 

その時、Tangmoが部屋に飛び込んできました。

 

Tangmo「お前たち、問題が起きた!! Somが教室に戻ってきたんだが、Yang以外の人間と話すのを拒否してるんだ」

 

ここでいう、Yangとは・・Meanのことですね。

 

ここでも、視線を反らすMean。

Meanに駆け寄るLove(♂)

何も言う前から、「僕は行きません。」と、Tangmoに宣言するMean。

 

Mean「申し訳ないですが、このゲームには参加したくないんです」

 

どうなってんだ?と、Love(♂)を見るP’Tangmo。

 

大きくため息をつくLove(♂)

 

Love(♂)「だったら、一人でここにいろよ!」

Love(♂)の言葉も無視するMean。

 

間に挟まれたP’Tangmoだけが、どうしていいのやら・・といった感じで突っ立っているのを、手で引っ張るLove(♂)

Tangmo「お前ら、一体、どうしたんだよ?」

 

今、そんなことはどうでもいいから・・とTangmoを引っ張り、強制的に部屋を出ていくLove(♂)

 

一人部屋に残ったMean。

 

 

~教室~

 

Somと対峙しているのは、Vier、Nuclear、そして、チャン先生。

Vierの腕を盾にしてるチャン先生(笑)(笑)

 

Som「Yangがどこにいるのか言いなさい! 私は彼としか話さないからね」

 

Somの迫力に圧倒されて、ジリジリと後ろに下がってくる三人。

 

Somの手から電磁波みたいなのが出てるけど、直接的な攻撃力はなさそうじゃない?

 

Nuclear「修理して治ったんじゃないんですか?」

チャン先生「そのはずだったんだが・・・」

 

しかも、なんで、投影機っぽい機械が、三人の身体に阻まれてるのに、

Somが映し出されてるの、なんでなん?(笑)

 

そういう科学的な根拠が排除可能な世界ってことにしておけばいいのかな?

それとも・・・仕掛けは、まだまだあるってことなのかな?(笑)

 

Vier「Som!! 待ってくれ、君のYangが今ここに来ようとしてるのをわかってくれないか」

 

にらみつけたまま、歩みをとめるSom。

その時、教室の後ろで気配が。。

 

振り返るSom。

Som「Yang?」

 

到着したのは・・TangmoとLove(♂)でした。

 

Som「Yangはどこなの? なぜ、あなたたちと一緒にいないの?」

 

なんとか説得するしかありません。

 

Love(♂)「Som、よく聞いて。。ここは君がいる世界じゃないんだ、お願いだから、君の世界に戻って・・・」

できるだけ、優しく話しかけるLove(♂)

 

またしても、あ~~~~~と絶叫するSom。

 

憎しみのこもった目で、Love(♂)にむかって、歩いてくるSomを見て、

 

その時、さっと、Love(♂)の手を取り、隠すように、身を乗り出すTangmo。

うひゃひゃ、こんな時だけど、いいシーンきました!

 

そんなTangmoを 後ろから見つめるLove(♂)

 

 

Vier「本体の電源を切るんだ!」

 

慌てて、投影機のスイッチを切ろうとする三人。

押しても何しても、全然、反応しません。

 

その間にも、どんどん、TangmoやLove(♂)の前に近づいていくSom。

 

更に、Love(♂)の手を強く握りしめ、

一歩も前から退かないTangmo。

 

ありがとう~~~!!!

科学的根拠の有無とか、そんなものは百歩譲っても、わたしゃ、こういうシーンが欲しいのよ。

 

Love(♂)の視線は、その手に・・・向けられてます。

はっきり言って、今のLove、SomよりTangmoに気がいってますね。

 

しかも、これ、握られたLove(♂)も力をこめて、握り返してるよね?


どうにもならずに、ガンと投影機を叩いたVierたちが振り向くと・・すでに、Somは、Tangmoの目の前まで迫ってます。

 

Tangmoの身体に、すっぽりと隠れてるLove(♂)ちゃん。。

 

手のひらを突き出し、威嚇するSom。

(・・・次、どうしたらいいのよ~~~とか、困ってない?(笑))

 

その時でした。

 

Mean「Som!!」

ああ、来た来た。

良かった、良かった!

 

Mean「こんなこと、止めるんだ」

Som「Yang、来てくれたのね」

Mean「Som・・・僕はYangじゃない。でも、君がどういう気持ちでいるのか、僕にはわかる。完全に理解できるよ」

 

戸惑うSom。

 

Mean「この気持ち・・僕にはわかる。僕たちには、たいした価値なんてないのかもしれないけど、でも、誰かを愛することは知ってるんだ

 

Som「・・・・・・・」

 

Mean「その人を好きになって・・すごく幸せだったよね。それで執着してしまうんだ。だから、もう手放して、前に進もう。僕たちは、最高に幸せな人間なんだから」

潤んだ瞳で、Meanを見上げているSom。

Mean「Som・・・僕の言うこと、聞いてる? 大丈夫だよ、君は勇敢だから・・」

 

現実を認め、受け入れ、一歩を踏み出す勇気。。

 

Mean「君は別に何も悪いことはしてない。君は自分が強い人間だって知ってるんだから、今なら、自分の場所に戻れるよ」

 

Meanの、自分のことを一切否定せず、認めてくれる暖かい言葉に、氷解していくSomの心。

Somに近寄ったMeanが、ホログラムのSomにハグしている。。

Mean「Som・・僕が自分のことを愛してるように、君もそんなふうにしてみたらどうかな?」

 

Som「ありがとう・・・」

 

皆が見ている前で、Somの姿は消えていきました。

ここで、再び、BGMとして流れるのは、女性バージョンの「The Lucky one」です。

 

たまたま ほかの誰よりもあなたの近くにいて、傍にいることが出来ただけ

私は幸運な人だけど 決して 運がいいわけじゃない

こんなに近くにいるのに あなたはふりむいてもくれなかったのね

もし あなたが夢の中の人を選んだら 私はきっと認めてもらえないでしょう

私は幸運な人だけど 決して 運がいいわけじゃない

 

たった今の今まで、Somをハグしていた感触の残る両手を見つめるMean。

 

そんな中、たった一人、その場でニコニコしているチャン先生

同時に、Meanの頭上に、MISSION COMPLETEの文字が浮かび上がる

 

「ピンポン!! 君たちはミッションを無事に達成し、情操教育学をきちんと履修できましたね」

その声のするほうを振り返る一同。

 

投影機から声が聞こえているようでした。

「ご褒美をあげよう・・」

「誰かが感情に対処するときに言うべき、最も重要なことはなんですか?」

「彼らを慰めること・・・Meanは、“Greatest”にふさわしい行動をとりました」

「君は、このラウンドで、かなりいい成績を収めたね、おめでとう、では、我々はこの辺で失礼しよう・・バイバ~イ」

 

もしかして、この投影機って、入学式の時、ヴィーナス像がスピーカーだったみたいなものだったの?

 

全ては、みな、テストの一環であり、イレギュラーもハプニングも、教授たちの監視の元、実施されていたということです。

 

Nuclear「つまり、全然、たいしたことなかったんだ・・そういうことでしょ?」

決まり悪そうに、頷くチャン先生。

一緒になって怖がってみせるところとか、チャン先生、芸達者でした(笑)

 

Tangmo「Meanは、Somのことをちゃんと対処しましたね」

 

サムズアップするチャン先生。

 

Meanの頭をポンと叩くTangmo。← これ、Tangmo流の親愛の印です。

 

一緒になって、Meanをねぎらう、Nuclear、Vier。。

 

急に、緊張がほどけたのか、Tangmoに抱き着き、「あ~~」と悲鳴をあげるMean。

 

その後は、みんなでオールハグです。。

 

~寮内 ラウンジカフェ ~

 

翌日かな?

 

Nuclear「おい、お前、なに食べてるんだ?」

スポンサー様の、海苔のスナックです。。

 

中に入ろうとして、一旦、足をとめるLove(♂)

まだ、Meanと気まずいことに変わりはないんですよね。

 

それでも、二人の座るソファ席にやってきて、腰を下ろすLove(♂)

 

Love(♂)をじ~~と見ているMeanが、す~~っと視線を反らす。

やっぱり、まだ、だめか。。。

 

Nuclearも、交互に二人の顔を見る。

Nuclear「お前たち二人で、ちゃんと解決しろよ」

 

解決もなにも、無視してるのは、Meanのほうだと言いたいLove(♂)

 

Mean「Love・・・俺は、もう怒ってない」

Love(♂)「だったら、俺のこと、怒ってるのは誰なんだよ?」

Nuclear「おいおい、お前ら・・なんなんだよ」

ニヤニヤしてるNuclear。

 

Love(♂)「・・・・・・・」

睨んでます。

Mean「ああ・・Mhonの電話番号を削除したよ」

 

え・・と驚きながらも、ホントに?・・とにっこり微笑むLove(♂)

 

Nuclear「おい、随分、前に進んだな」

笑顔でねぎらうNuclear。

 

雨降って、地固まる。← 合ってる?爆笑

 

その時、スマホを見ていたNuclearの表情が変わり、

画面を隣のMeanに見せる。

 

Nuclear「Mean・・この子、すごく上品に見えないか?」

どれどれと、画面を確認するMean。

Nuclear「お前に代わって、その子、探してやろうか?」

 

懲りないねぇ。(笑)

 

Love(♂)も、気になって覗き込みながら、Meanの様子を見て、微笑んでしまう。

 

じっくり見たのち、微笑むMean。

 

Nuclear「なんで、そんなに微笑んでるんだよ? (Love(♂)に)あとから文句言うなよ」

 

じ~っと前を向いて考えていたMean。

 

Mean「おい、俺たち、まず、トーナメントに集中しなきゃ」

NuclearもLove(♂)もきょとん。

 

Nuclear「おい、お前、まだ、ユニコーンに願いをきいてもらいたい、なんて言うなよ」

Mean「まさか。。これからは、もっと自分自身のことをちゃんと考える人間になりたい、そう言う自分を見つけだしたいだけなんだ」

微笑むLove(♂)

 

Nuclear「ああ、そういうことなら、お前にとって、いいことなんじゃないか」

Mean「それまでに、ユニコーンに聞いてもらいたい願いも見つけられると思うんだ」

 

一歩成長したMeanの口に、嬉しそうに、海苔をつっこむNuclear。

うん、やっぱり、この二人・・いいかも(笑)

 

Nuclear「これを全部食べたら、P’Vierにだって勝てるんじゃね?」

Love(♂)「じゃ、もっと食べなよ」

Mean「俺はもともと海苔が好きなんだよ!」

Love(♂)「これで、仲直りだな?」

Mean「ん・・・」

 

指切りする二人。。

ふ~~~、やれやれ!

 

 

~Great Men Academy 屋上~

 

風に吹かれてるのは・・・Sean。

そして、現れたのは、紙袋をもったVier。

 

P’Vier「おい・・なんで、突然、こんなところに呼び出したんだ?」

Sean「ちょっと、いろいろ考えていたんですよ、P’」

 

そんなSeanに対して、「これ、Roseに返してくれないか・・彼女が置いていったんだ」

紙袋を柵に乗せるVier。

 

ちらりと、紙袋を見ると、手にするSean。

 

その様子が、元気がなさそうで、「で・・お前はなんでここにいたんだ?」と訊ねるVier。

 

Sean「P’は気にしなくていいですよ」

 

少し、間を開けて・・・

Vier「俺たち・・もう別れたんだ、Sean・・」

正確に言えば、最初から復縁は考えてなかったし、付き合うつもりがないことを告げた・・ですよね。

 

すると、向きを変えるSean。

Sean「これから・・トーナメントに出場してみることにしました」

 

戸惑うVier。

 

Vier「なんで、突然、興味を持ち始めたんだ?」

Sean「それは・・・自分の人生についてもっと考えたり、自分自身で興味を持てそうなこととか・・いろいろと知りたくなったんです。そういうことを全部、学んでみようと思います」

 

見つめあうVierとSean。

Sean「今度は、トーナメントでお互いに会いましょう」

 

Vier「いいだろう、お前に会えるのを楽しみにしてる」

 

手を差し出すVier。

握り返すSean。

 

Vier「じゃ、もう行くぞ」

 

そのまま、何事もなく、Seanの前を通り過ぎるVier。

 

見送るSeanは・・・Roseの姿で・・

 

Rose「名前も身体も変えてしまいたい。。P’Vier、おそらく、これが最後の賭けになるでしょう」

 

ナレーション:ローズは悪い女性ではないのだけれど・・・ただ、自分の愛に対して、絶対君主のようにプライドが高すぎる。。どうか、罠にはまらないで。。

 

 

★『Great Men Academy』Ep.05-5 雑感★ 

 

実は、今まで特に、一切触れられてこなかったことがあります。

ユニコーンカフェで、RoseとVierの話を盗み聞いた際、Loveは、TangmoがLoveを好きなのではないか・・という二人の会話を耳にしていたはず・・・あの件です。

 

で、今回も、Sean(Rose)は「だとしたら、それがP’Vierであろうと、P’Tangmoであろうと、まったく別の人であろうと、運命づけられた愛を手に入れなければならないってことね」と、Tangmoの名前をわざわざ出して、Love(♂)に聞かせているんですね。

 

でも、それに関して、独白も含め、一切、触れてこなかったLove。

だから、と言って、Tangmoのこと、眼中になかった・・というわけじゃないことは、いままでの、視線の応酬でも明らかです。

 

さて、その前提にたって・・・危機に瀕した時、自分を守ろうと、盾になってくれたTangmoのことを、Loveがどう思ったのか。。

今後の、Tangmoとのやりとりに、どう影響するのか。。。

 

6、7、8話へのお膳立てが揃いつつあるって感じですね。

 

 

★『Great Men Academy』Ep.06-1に続く★