4話のラストになります。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Great Men Academy』
Great Men Academy สุภาพบุรุษสุดที่เลิฟ 愛すべき最強紳士
2019年(Thailand)Feb.6~ Jul.5
75分×全8話
制作:ナダオバンコク・LINE Thailand
脚本: Waewan Hongwiwat、Wanwaew Hongwiwat
演出:“Wan”Wannwaew Hongwiwat、“Waew” Waewwan Hongvivatana
対象年齢:13歳以上 ๑๓+
Great Men Academy
EP4 #4-4の続きです。
~ユニコーンカフェ~
さて、夜ですね。。
一人、考え込んでいるTangmo。
Phornおばさん「はい、アイスショコラテよ」
Tangmo「ありがと、Phorn姉さん」
一口飲んで、ニヤリと、Phornを見るTangmo。
Phornおばさん「どうして、まだ、寮に戻らないの?」
だって、部屋には・・・Vierがいるんです。
どんな顔をして戻ればいいんでしょう。
Tangmo「(ここの)ショコラテを飲まずに、戻るわけにはいかなかったんですよ」
まったく・・生意気なことを言って・・と、ほっぺをつねるPhornおばさん。
Phornおばさんが行ってしまうと、再び、憂いをおびるTangmo。
叶わぬ恋に悩める青年は、スマホで、Loveの写真を見ちゃうのよ。。
ん?
削除するかどうかの確認画面じゃん!!
張り裂けそうな気持ちのまま、Yesを選択するTangmo。
一瞬、真っ白になった画面に泣く!!
想いを秘めたままでいることすら、選べなかったんだよね。
ふ~~と、重い息をはくTangmo。
でもね、ドラマの神様は、そこに、疲れ切って、ヘロヘロ歩くLove(♂)を登場させるのよ。
カフェの前の道で、痛む身体を押さえつつ、立ち止まるLove(♂)は、店の中にいるTangmoには気づかない。
Tangmo「・・・・・・・」
実際、気力体力ともに、限界なLove(♂)
そんなLove(♂)を見ちゃったら、写真を削除したほんの1分前の自分は、どっかに消え失せる。
Love(♂)から目を離すなんて、無理なのです。
Great Men Academy
EP4 Part5
~305号室(Love(♂)とMeanの部屋~
ベッドに入っても、眠れないLove(♂)
あれ、Meanはいないんだ・・・
身体中のあちこちが痛すぎる・・・
なにしろ、男の身体とは言え、動かしてるLove自身は女子なので、そうそううまくコントロールしきれてるとは思えません。
その時、外廊下では・・・Tangmoが、305号室の前で足を止めました。
暫く悩んでから、ノックするTangmo。
Love(♂)「(開いてるから)勝手に入ってきていいよ。動けないんだよ・・」
どうせ、Meanか、Nuclearあたりだと思ったんでしょう。
それを聞き、そ~~っと中に入るTangmo。
静かに、Love(♂)のベッドに近づいていきます。
驚いて、身体を起こすLove(♂)
Meanのベッドに、どっかり腰をおろすTangmo。
Love(♂)「・・・てっきり、Meanかと思ったんです」
Tangmo「はは、お前、相当、驚いただろ!」
うんうんうん、と頷くLove(♂)
ほい、となにかを投げるTangmo。
Tangmo「足に塗る軟膏だ・・痛みがやわらぐぞ」
P‘Tangmo〜〜〜〜!!
Tangmo~~~~~!!
Love(♂)「ありがとうございます」
微笑むと、ベッドから足を降ろすLove(♂)
その動作だけでも、一苦労。
しかも、生足、なまめかしすぎる!!
Tangmo「相当痛そうだな?」
素直に頷くLove(♂)
たっぷり軟膏を手にとり、ふくらはぎの辺りに塗り始める。。
まぁ、セクシー!!(笑)
Love(♂)が、ちらっと、Tangmoを見ると、
見てた、見てた!!
目が合った!!
Tangmo「・・・・・・・」
ちょっと気まずい。。いや、だいぶ、気まずい。
Tangmo「どうして、そんなふうに、俺のことを見るんだ?」
ドギマギしてるくせに~~~!!
Love(♂)「ええっと・・・P’Tangmo・・・どうして、これを直接、渡しにきてくれたんですか? 誰かに言って、届けさせることもできたのに・・・」
Tangmo「・・・・べ、別に構わないさ。それじゃ・・ちょっと考え事もしなけりゃならないし・・・他になにもないから・・行くよ」
目を細めながら、じ~~とTangmoの目を観察するLove(♂)
そうそう、こういうコミュニケーションを図るために使うというLove(♂)の(心を読む)用法は正しい(笑)
Tangmo「本当だって!!」
Love(♂)「P’・・・僕のことを心配してくれただけだって、わかってますよ」
きゃ~~~、Tangmoの魂、今、すごい勢いでどっかに吹っ飛んでいったんじゃなかろうか。
ニヤケないように、口許に力入れてるわ~~(笑)
でも嬉しいよね~~。
飛び上がりたいよねぇ~~。
ぐっと、前のめりになると、Love(♂)の頭を強く押さえるTangmo。
Love(♂)「P’~~~!!!」
ん~~と文句を言いながら、髪を整えるLove(♂)
クスクス笑いだすTangmo。
こうして、こんな風に、好きな人と一緒に、ずっと笑っていられたら、それだけでどんなに幸せだろう。。
はにかむTangmoも、よきよき。
Love(♂)「P’Tangmo、僕、アドバイスしてほしいんですけど・・」
Tangmo「どんなことだ?」
Love(♂)「もし、P’がすご~く困難なことをしなければならないとして・・・それはもう、ホントにホントにホントに難しくて、とても自分じゃできないような・・・P’だったら、どうしますか?」
考えるTangmo。
Tangmo「まずは、お前自身に問いただすべきなんじゃないのか? それがお前にとって、どのくらい重要なことなのか・・を。」
真剣に頷くLove(♂)
Tangmo「もし、お前が本当に、それを望むのであれば、やらなきゃならないだろうな。ホントにホントにホントに・・・一生懸命頑張れば、手に入れるんじゃないのか・・」
Love(♂)「またまた~~」
笑うTangmo。
Tangmo「昔から、決意を固めれば固めるほど、その引力によって、ターゲットが寄ってくるって言われてるだろ」
うん、Tangmo、さっきから、すごくカッコいい!!
微笑むLove(♂)
Love(♂)「ありがとうございます、P’ なんだか、やっと、気持ちが楽になったみたいです」
満面の笑みを浮かべるLove(♂)に、吸い寄せられそうなTangmoのハート。
Tangmo「ああ、つまり、俺のアドバイスがお前を救ったってことか」
頷くLove(♂)
Tangmo「ああ・・・じゃ、もう行くよ、やることを残してきたからな・・」
バイバイ、と手を振るLove(♂)
これも、すごく自然なんだよね。。
Love(♂)「あ、P’・・これ、ありがとうございました」
軟膏を返すLove(♂)
部屋から出てきたTangmoと、ベッドに座ったまま、微笑むLove(♂)
うん、どっちもいいオーラだね。
自分に「ス~ス~」と気合いを入れるLove(♂)
そして、ドアの前で、照れくさくて、髪の毛をワシャワシャしちゃうTangmo、最高!
ナレーション:そして、今、私たちのLoveは、彼女の片思いの相手だったこの人物(机の上に置かれたコミックス=Vier)を、自分の人生から消し去るべきだと気づいてしまいました。
机まで移動してきて、コミックスを手に取るLove(♂)
挟んでいた写真を抜き取り、
ナレーション:タイムアップ(試合終了)です。さぁ、私たちのLoveは、前を向いて進んでいかねばなりません。そして、本当に望むことを決めなければならないのです。
心を決めたように、息を吐くLove(♂)
~寮内 ラウンジカフェ~
本を読んでいるVier。
借りていたコミックス3冊を差し出すLove(♂)
無言です。
しばらく、Love(♂)を見つめていたVier、黙ってそれを受け取り、テーブルに置くと、立ち上がる。
Vier「言いたいことがあれば、言ってくれ」
頷くLove(♂)
Vier「お前、なぜ、まだ、ここにいるんだ? 学校の規則を破ってまで・・それに、ここにいるのだって安全じゃないだろ。」
Love(♂)「トーナメントに出て、みんなと競い合いたいんです」
Vier「なぜ、競い合いたいんだ?」
不思議で仕方がない思うVier。
Love(♂)「誰もが、ユニコーンからの祝福を望んでます。P’も望んだとおり・・・」
いつになく、毅然と言い返すLove(♂)
Vier「一度、祝福を得ただけじゃ、足りないのか? どうして、また?」
Love(♂)「ユニコーンにお願いしたことって、本当に重要なことじゃありませんでしたか?」
Vier「ああ・・そうだ」
肯定するVier。
Love(♂)「・・・・・・・」
自分にも、同じように、重要なことがあるんだ、と伝えたいLove(♂)
Vier「かつて女性だった頃の、お前の望みを聞かせてくれないか」
ここで、映像的には、Love(♂)ではなく、Loveが答えてるように映り込むの。
Love「P’Vier、僕は男です」
Vier「・・・・・・!」
まさに、Loveの本気度に圧倒されてる感じ。。
そんな二人の会話を、物陰から誰かが聞いている・・・
Seanでした。
以前のようなおどおどさなど、微塵も感じさせず、Vierのことをキツく見据えると、ラウンジを出ていくLove(♂)
Love(♂)が出て行った直後も
そして、一旦、ソファに座ってからも、うっすらと笑みを浮かべているVier・・・
もしかして、Loveのことが気になり始めたのかな?
Love(♂)に突き返された『コータロー』を手に取るVier。
考えようによっては、『コータロー』は、Vierにとって、バイブルでしょ。
それを貸すって、それなりに大きな意味が込められていたはず。
だって・・・これを貸したのは、Tangmoのスマホを盗み見る前だったでしょ。
・・・と、散々、ブチブチ言ってしまったので、一応、Vierの肩も持ってあげようかなって、ちょっとサービス
それすらも、隠れてみているSean。
その場から離れる。。
~洗面所~
その後、イライラした様子で、鏡に向かうSean。
ポケットから何か(小瓶)を取り出し、口に含むと一気飲み。
ドアの隙間から、プリズム色の光が洩れ、すぐに収まる。
洗面所の中には、髪の長い女性。
Seanの着ていた服を身にまとったRoseでした。
Rose「(Loveが)女性だって、どうやって知ったの? それに、どうして、彼女に向けて微笑んでたの?」
Roseの嫉妬ぶりに、思わず、戦慄(笑)
★『Great Men Academy』Ep.04-5 雑感★
やっと、この大きな秘密が明らかに。。
・・・っていうか、ずっと、私の“思わせぶり”な描き方や画像のチョイスがうざかったですよね。(笑)
これでも、なんとな~~くのヒントを出してたつもりだったんですけど・・・。
勘のいい人であれば、この可能性に気づかれていたと思うんですけど、私は、初見時、マジで、びっくりしました!
1話に立ち返って、Seanのシーン、Roseだと想定しながら、もう一度、見返したくなりませんか?
とは言え、ヴェールは まだ、剥がされたばかり。。
しかも、Rose(Sean)は、わざわざ湖に入らなくても、変身できるのだ。。
あ~~、P’Good、ごめん。
あなたの人生最大の勇気が、どこかに吹っ飛んでしまうくらい、山の中の訓練&最終試験に関しては、すでに、忘却の彼方。(笑)
TangmoとLove(♂)のシーンが癒しでした。
普通に話せるようになって良かった~~~!!
Love(♂)とTangmoの物語も、心の奥底へ・・と、足を踏み入れ始めています。
諦めなきゃいけないのかな、と、Love(♂)の画像を削除までしたTangmoが、やっぱり、Love(♂)を好きだと再認識してしまうところとか、彼は、表情や仕草のひとつひとつが雄弁なんです。
ちょうど、ここで、ドラマ的に半分です。
Tangmoの秘めた恋物語をまとめてくださってる動画、たくさんありますが、これもまた、一つ。。
ちょうど、この4話くらいまでの間のシーンばかりです。。
映像的なネタバレが、お嫌でなければ・・・どうぞ。
Thanks: moonday 様
あ~~~、あと、削除したLove(♂)の写真、クラウドに自動保存されてたり・・とかないかな~~(爆)
★『Great Men Academy』Ep.05-1に続く★