皆様、こんばんは!

ここ最近、アクセス数が増えているので、ん?と思って確認してみたら、どうやら、『奇蹟』がBS松竹東急で放映中なんですね。

検索で、たどり着かれる方が多いと思うんですけど、(BLや裏窓が)始めまして、の方がいらっしゃいましたら、はじめまして!

でも、台湾とは、切り方が違うのか、話数が違ってるような。。。

すみません。

ただ、見た感じ、今夜なんて、すごい山場っぽいんで(笑)← 個人的に大好きな回爆  笑

間違っても、明日以降のところとか、読まずに・・・「見てから読んでくださいね!!」と声を大にして言いたいです。

久しぶりに、最初から読み返してみようかな。。。奇蹟の筋追いラブラブ

 

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Great Men Academy

  Great Men Academy สุภาพบุรุษสุดที่เลิฟ 愛すべき最強紳士

 2019年(Thailand)Feb.6~ Jul.5

 75分×全8話

 制作:ナダオバンコク・LINE Thailand

 脚本:  Waewan HongwiwatWanwaew Hongwiwat  

 演出:“Wan”Wannwaew Hongwiwat、“Waew” Waewwan Hongvivatana

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+ 

 

 

Great Men Academy

EP4 #4-1の続きです

 

 

~山の中の訓練所~

・・・という2日前の悲劇の末、ようやく冒頭の“Greatest”のための訓練に戻ってきたというわけです。

 

ナレーション:これが、2日前の、ドラマティックな出来事でした。Love(♂)は、もう、女子の身体に戻ることは出来なくなったのです。

さて、Loveは、これから何をするのでしょうか?

 

丸太を降ろす場所に到着したものの、今度は、綱を頼りに、壁を登り、同じように降りるという、三角の壁に阻まれるLove(♂)

 

なんとか綱をつかんで、てっぺんまで登ったものの、

これって、正三角形? 二等辺三角形?

斜面60度?

 

それほどの高さに見えないかもしれませんが、上から見たら、ただの急こう配な崖と地面にしか見えず、思わず尻込みしてしまう。

それでも、なんとか、勢いをつけ、伝いながら駆け下りる。

精神面は女子だけど、一応、身体や体力は男子のモノが備わっているから、できなくはないのね。

 

膝を押さえ、はぁはぁと息を整えていると、後ろからやってきたVierが楽勝で三角壁を降りてくる。

 

Love(♂)の姿を見つけたVier。

 

近寄って、「耐えられないなら、どいてろ」と宣告する。

 

悔しそうに見上げるLove(♂)

 

その時、ちょうど、Tangmoが、三角壁にのぼったタイミングでした。

 

あれ、先に行ったんじゃなかったっけ?🙊

 

二人が会話をしている様子を見て、てっぺんで止まってしまう。。

 

~Tangmoの回想~

今でも、目と耳に焼き付いている、コミックスに挟まれたVierの写真、

そして、「P’Vier、頑張って!!」のLove(♂)の声。。

思い出すのも辛すぎる。

 

それだけ言うと、一人、走り去るVier。

そして、同じく走りだしたLove(♂)

 

Tangmoの目には、Love(♂)がVierの後を追ったようにしか見えません。

ここで流れるBGMは、The Lucky oneの男声Ver(アカペラ)です。

 

♬俺は幸運な男だけど 決して運がいいとは言えないんだ

♬こんなに近くにいるのに 君は決して振り向いてはくれない

 

歌が、ぶちっと切れるところも、ぐっとくる。。


複雑な想いを胸に、Tangmoもまた、走り出す。

 

Great Men Academy

EP4 Part2

 

~Great Men Academy 訓練場~

 

なんとか、走っておいついていこうとするLove(♂)

走り方は、偶に女子が出ちゃうこともあるけど、それでも頑張ってます。

 

さて、訓練の全容は、丸太運びや、三角壁など、各拠点をランニングで回るタイムトライアルなのかな?

 

おお、アスレチック的なのも入るんだ。

ハーネスをつけて、樹上にいるのは、Nuclear。

後ろは、Good?

 

Nuclear「準備できました!」

 

この方は、Kate先生です!!(Anorma Sarunsikarin 演)

マッチョな、ボディビルダーの女性インストラクターみたいな出で立ちです。

Kate先生「飛べ!!」

 

ジップラインですね。

かなり高所だけど(笑)

ひゅ~~~~と言いながら、降りていくNuclear。

彼はこういうの、好きそうだよね。

 

次は、Goodの番ですが、

Kate先生が、チラッと様子をみています。

 

~山道~

ヘロヘロになって、山道を走ってきたLove(♂)

ジップラインの始発点に到着したところで、疲れて、立ち止まっちゃいました

 

ナレーション:普通の女の子なのに、今は、男性として闘わなければならないのです。考えただけでも、辛いです。。

 

Love(♂)「こんなの・・・狂ってる!」

 

Kate先生「Love!! 上がってくるつもりあるの?」

へたばっているLove(♂)に声をかけるKate先生。

 

Love(♂)「これ以上、無理です、Kate先生~~。腕も足も全然力が残ってません」

 

Kate先生「力がないのは、あなたの精神でしょ!! だったら、ルールに従いなさい。もし、この基礎訓練をやらないのなら、その代わり、筋トレ(Burbee)20回よ。(Goodに)さぁ、飛びなさい!」

 

その言葉を、ハーネスを付けたGoodも聞いてます。

 

首元を拭っているGood。

そうか、Goodは、高所が苦手なんですね。

 

少しずつ、前に出ようとしてるけど・・・足が完全にガクブル状態。

ほんの少しずつ、後ずさりしてしまう。

 

Kate先生「はい、Good、もう時間切れよ。もう、これ以上延ばすのは無理! さぁ、Love(♂)と一緒に、Burpee20回をやりに行きなさい。 さぁ、早く!!」

Good「・・・はい」

 

ハーネスを外すGood。

 

Kate先生「早く、早く、早く、早く、早く! もっと早く出来ないの?」

先生というより、教官だね(笑)

 

Kate先生「さぁ、向こうに行きなさい」

 

少し開けた場所で、すでに、Love(♂)がはじめていました。

 

Loveってば、これを20回やる体力があるなら、ジップラインのほうが楽だったんじゃないの?

 

猛然と、BurpeeをやりだすGood。

 

悔しいよね。

でも、ただの苦手意識(恐怖癖)ならまだしも、もし本当に恐怖症だとしたら、甘く見ちゃいけないと思うんだよね。

 

真剣に筋トレに励む兄を見ているLove(♂)

兄妹なのに、高いところが苦手なGoodのこと、知らなかった様子じゃない?

 

Kate先生「Love!! 怠けない!!」

ちゃんと、先生から見えてる位置でした(笑)

 

慌てて、続けるLove(♂)

 

~休憩所?~

 

みんな、口も利けないくらい疲労困憊です。

 

Kate先生が来ました。

雰囲気は、ビリー先生の女性版ってところでしょうか。

 

Kate先生「ここにいる“Great Men”たち全員、よく聞きなさい! 今日の疲れをよく覚えておくように。なぜなら、これから先の1週間、みんなは同じような状況に直面する。」

 

うへ~~~と、うんざりする全員。。

 

Kate先生「これこそが、君たちの男らしさを目覚めさせるテーマでもある。この森でのブートキャンプを経験する間、君らの内なる本能を目覚めさせるのに役立ち、現実の生活でも活かすことができる。今後、君たちが運ばねばならないのは、ダンベルではなく、自分自身の重さだ。炎天下であろうと、雨の中であろうと、大風の中であろうとも、走らなければならないのだ。エアコンの効いた部屋のランニングマシンではなく、ぬかるんだ地面を走り抜ける。」

 

全員、無言。。

 

Kate先生「もう、わかっているはずだ。このテーマのトレーニングに必要なのは、準備のできた肉体や精神だけではない。」

 

聞き入るVier。

 

Kate先生「トーナメントに出場したい者のために、今、このことを伝えておく。“強い肉体と精神こそが、君たちにとって必要なものだ”と。このトレーニングに、最善を尽くしてもらいたい。成績と共に、君らが持っている全てを使い、最善を尽くしなさい。君たちにとって、非常に役に立つものだと、私には自信がある」

 

“Greatest”の言葉を出した途端、目に力が宿る学生がちらほらと。

 

Kate先生「今日のところは、これで終了だ。今夜は十分休息をとり、また、明日、会いましょう。以上だ」


全員「ありがとうございました」

 

そうは言われたものの、明日、まともに身体が動くとは思えない学生たち。

 

なかでも、疲労の色が濃いTangmo。

原因は、メンタルでしょうけどね。

 

少しずつ、学生が動き始める中・・・ふと、Tangmoと目が合い、

微笑むLove(♂)

 

なのに、なぜか目をそらし、立ち上がり、席を離れていってしまうTangmo。

 

え?え?え?

混乱するLove(♂)

 

なんだか、あっちもこっちも、わけがわかりません。

そのまま力なく、Tangmoを見送り、またしても、頭を抱えるLove(♂)

 

そんなLove(♂)のところに近寄ってきたVier。

身構えるLove(♂)の耳元に、「話をしよう」と囁き、先にその場を離れたVierを見て、拳を握るLove(♂)

なんだか、憧れの君Vierへの魔法が解けてしまったみたいな感じです。

 

~森の中~

人気(ひとけ)のない森の中で、対峙するVierとLove(♂)

 

Vier「なぜ、また戻ってきた?」

冷たく言い放つVier。

 

Love(♂)「個人的な理由です」

こちらも、声は厳しめです。

 

Vier「お前のしてることは、間違ってる。よく考えてみろ、さもなければ、先生たちに言わなければならない」

Love(♂)「だったら、私もみんなに言います。・・・P’が勝ちたいあまり、どれだけ貪欲なことをしたのか・・他人を利用してまで・・・

 

気付かれていた、と知り、愕然となるVier。

Vier「・・・・・・・」

 

いままでにない強い口調で、Vierを非難するLove(♂)

失うものもなければ、怖れるものもありません。

 

Love(♂)「私、P’Roseと話しているのを全部、聞いちゃったんです」

必死に涙を我慢するLove(♂)

ずっと憧れていた人がそんなことをするなんて、信じたくなかった。

それは、ある意味、失恋よりも辛いことでした。

 

Vier「・・・だったら、勝手にしろ!」

捨て台詞をはいて、立ち去るVier。

 

泣きたくなかったのに・・・

結局、その場に座り込んで泣いてしまうLove(♂)。

いつしか、その姿は、Loveと重なり・・・

いつまでも、泣き続けるしかありませんでした。

 

~Great Men Academy 廊下~

 

訓練が終わっても、身体のあちこちが痛くて、筋肉痛を押さえながら、歩いているLove(♂)

 

少し離れた場所で、NuclearとMeanが会話しているのが聞こえてくる。

 

Mean「Mhonが、僕のラインに返事してくれないんだ」

元気のないMean。

 

声をかけずに、柱の影から、そっと立ち聞きするLove(♂)

Love(♂)「(小声で)Mean、もう Mhonはいないんだよ」 

(今、Loveが物理的に女子の姿に戻れないことは言うまでもなく)

おそらく、MhonとしてMeanの前に現れるのは、あれが最初で最後だというつもりでいるんでしょう。


Nuclear「俺もだよ。Fhonから、振られたんだ」

Mean「なぁ、ユニコーンの願いって、必ず叶うって思うか?」

Nuclear「なんで、そんなこと、聞くんだよ? まさか、Mhonにお前の愛を受け入れさせるために、ユニコーンにお願いするつもりだなんて言うなよ・・」

 

Meanの顔は真剣です。

 

Nuclear「お前、マジで狂ってるな! お前がどうやって、あのP’Vierに勝つんだよ? P’は、“Greatest”だぞ」

 

そんなこと、今更強調されなくてもわかってはいるんです。

 

Mean「ああ、もう、俺だってわかんないんだよ! だったら、他の方法、あるのか?」

Nuclear「実を言うとさ、霧がすごいとか、なんかそういう時に、学校の裏の森にユニコーンが現れるかもしれないって言われてるんだよ。試してみるか?」


Mean「・・・・バカじゃないの! それ、ただの神話だろ。そんなの信じないね」

Nuclear「へぇ、俺、お前は何でも信じるタイプだと思ってたよ」

からかうNuclear。

 

今の会話を聞いて、なにかを思いついたように、

走り去るLove(♂)

 

Great Men Academy

EP4 Part3


 

~Love自宅近くの森~

 

薄い靄(もや)が立ち込める、かなり山の上のほうにのぼってきた、Love(♂)、You&Me。

You「Love、たしかなの? ここで、ユニコーンを見つけられるって。 ずっと見つけようとしてるけど、全然、見つけられないよ」

 

その時、足元の斜面に足をとられ、思わず、転んでしまうYou。

慌てて、Meが駆け寄る。

 

Love(♂)「大丈夫?」

ここ、Meって言い間違えた?

ちょっとびっくりした表情のYou。

 

Me「ねぇ、Love、もう、この辺でやめるべきだと思う」

 

Love(♂)「私は、どうしてもユニコーンを見つけなきゃならないの。これは、私にとって、すごく重要なことなの。」

Love(♂)の気持ちがわかるだけに、なにも言えなくなるYou&Me。

 

倒れたまま、「ねぇ、ちょっと! ユニコーンは、私たちをからかってるんじゃないの?」

今まで、立ち込めていた霧がすっきり晴れてしまいました。

 

絶望のあまり、そのまま、地面に膝をつき、泣き始めるLove(♂)

 

すぐさま、駆け寄るMeと、足を引きずりながら、Love(♂)に寄り添うYou。

 

Love(♂)「どうして、ユニコーンは、私にこんなことするの? こんな目に合うくらい、私、なにか悪いことした? 永遠にこの姿のままでいるわけにはいかないの。学校にだって戻らなきゃ!!」

 

半狂乱なLove。

今まで、大変ではあっても、毎日、湖で、本来の自分=Loveに戻れていたことが、どれだけ、Loveの精神的な支えだったか、改めて感じます。

 

You「泣かないで!! おかしくなっちゃったの?! あんたはね、こんなふうに負けたりしちゃだめよ。他の方法だってあるかもしれない。とにかく、気をしっかり持って! 大丈夫、ちゃんとこれにだって打ち勝てるよ、あんたは勇敢なんだから!」

Youの必死の説得で、すこしずつ、落ち着きを取り戻していくLove(♂)

 

Love(♂)「こうなったら、“Greatest”のトーナメントに参加するよりほかないじゃん。どうして、ユニコーンは、私にこんなことするのかな。すっごく大変なんだよ。学校の守り神なのに、どうして、こんなことするのよ~~」

 

親友たちの前で、泣きべそをかくLove(♂)

 

Me「たぶん、Loveは、トーナメントに参加しなきゃならないんだよ。そうすれば、今以上に、いいことが起きるってことじゃないのかな?」

それが、ユニコーンの祝福を受けるための方法であり、ユニコーンの意志なんじゃないか・・と言ってるのね。

Meは、ユニコーン(の意志)とLoveをつなぐ架け橋みたいです。

 

首を横に振るLove(♂)

 

Love(♂)「もう、こんなの疲れたよ。私の人生を弄ぶの止めて、こんな地獄から抜け出させて!!」

癇癪を起すLove(♂)

かなり、ストレスが溜まってます。

 

でも、自分の中だけで溜めこまず、聞いてくれる友達がいて、本当によかった。。

 

ナレーション:Loveの心は、本当なら、家で抱えてる問題(謹慎)を、毛布にくるまって泣いたり、眠ったりしていたかったのに、こんなふうに、男性の体の中に閉じ込められるなんて、受け入れがたいほど大変なことでした。


 

★『Great Men Academy』Ep.04-2 雑感★ 

 

確かに、訓練は大事だと思うんですけど、そこまで、興味がなくて、← こら!物申す

一応、さら~~と筋追いしました。

 

だって、Tangmoが低空飛行すぎて、全然、絡んでくれないんだもの。(苦笑)

 

ただ、今後の兄Goodとの絆が描かれていくスタートラインみたいなものなので、そこは、外せないかな。

 

Loveは、泣き虫で甘えん坊だけど、純粋で清廉だから、Vierへの拒絶感がわかりやすい。

 

 

しかし、ここにきての、ユニコーンの試練・・・辛いよね。

人間だれしも聖人君子みたいに、なんでもかんでも、受け入れたりできないし、Loveが泣き出す気持ちもわかる。

その中でも、Youの言葉は、Loveを(叱咤)激励し、Meの言葉は、いつも、その本筋を見出すヒントをくれる。

いいバランスだ。


 

★『Great Men Academy』Ep.04-3に続く★