ここにきて、痛恨のミス!!
ラストの15分くらいの訳を・・削除しちゃいました。。
だめだ。。
疲れてるな(笑)
【おことわり】
Youtube版を貼り付けておきますが、今回のUncut版は、Youtube版の+15分くらいの内容になってます。。。
全部の比較はしませんが、書きたいことが、Uncutに関わる場合は、ちょっとだけ補足するかもしれません。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Love Sick 2024』
ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน
2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024
44分×全15話 / Uncut版 75分
原作:Indrytimes(Original)
制作:Channel 9
演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat
対象年齢:13歳以上 ๑๓+ ※Uncut版 18歳以上 ๑๘+
Love Sick #15-3
前記事は、こちらから。。
『Love sick 2024』Ep.15-2 筋追い雑感 ※ネタバレ
#15-2の続きからです。
なんと、この大事なシーンが、Youtube版にないですと!!
~洗面所~
顔を洗い、口を漱ぐOhm。
まるで、今、見たものを洗い流すようでもあり、鏡で自分の顔を見るまでに、少し時間がかかる。
いやいやいや・・・と、また、顔を洗うOhm。
シャワーを浴び終わったのか、個室の方から出てきたMick。
やっとだよ。
やっと登場よ。。
タオルを手探りで撮ろうとするOhmを見て、手を掴むMick。
え・・と、濡れたまま、顔を確認するOhm。
顔を拭いてから、もう起きたのか、と一言。
Mick「はい」
まっすぐ、Ohmを見据えるMick。
Mick「最終日ですね。なにかしたんですか?」
いきなり言われて、「するって、何を?」と聞き返すOhm。
Mick「P’Nohとのことに決まってるでしょ! P’がなにかしてるところ、見ませんでしたけどね」
ずっと、Ohmのことを見てたってことね。
Ohm「・・・・・・・」
しばらく無言だったOhm。
まっすぐ顔をあげると、Mickの目を見て、「しないよ。俺は、あいつのことを友達として思ってるだけだ。」と、しっかりと、そのつもりはない、と答えるOhm。
Ohm「それに、それ以外のなにかになることも望まない。」
Mickに、Nohとのことを言われて、おそらく、今までのこと、ずっと振り返ったりしたんだろうね。
その気持ちを、どこまで、“恋愛感情”と括っていいのか、わからなかったかもしれないけど、Ohmなりに、考える時間を持ったってことでしょう。
Mick「いいんですね? 僕、最後のチャンスを与えたんですよ。この日を過ぎたら・・・他の誰のところにも行かせたりしませんよ」
こういうのを、恋愛の主導権のスイッチングというんだろうか。(笑)
ふっと笑みを浮かべると、
Mickの額に、自分の額を合わせるOhm。
Ohm「だったら、自分の言葉に責任持てよな、お坊っちゃん」
そういうと、Mickの手を優しく握るOhm。
その上から、ぎゅっと握りしめるMick。
もう、Mickの顔から、あの“あざと可愛さ”な感じは・・・消えてます。
しかし、Nohの件(くだり)、本当に必要だったのかな。← まだ、言ってる(笑)
ああ・・・でも。悩むなぁ。
MickOhm の可能性を十分示唆しちゃったりしたものの、う~~ん、やはり、OhmMickの持つ安定感、見守る攻め×強気の受けというカップリングも捨てがたい。
どうも、私は、JustNowな今の二人というよりも、少し時間が経った・・そう来年や再来年くらいの、高校生と大学生くらいになった二人を想像してしまうのです。
Ohmの出方次第が見ものかな。
言い換えれば、Mickについては、あまり心配してない(笑)
Ohmが、Mickに対する自分の恋愛感情ときちんと向き合うには、自分の進路とか、いろいろ考えちゃいそうな気がするんで、そこからが、本当の意味で、折り合いをつけていくんじゃないか・・と。
からだの左右ばかり気にしてるわけじゃないことを声を大にしてみよう!
そうはいっても、なにかあっても、最終的には、Ohmがぐっと踏ん張りそうな気がするし・・・ま、いいんです。どっちにしろ、本気の恋を得たMickは化けますよ(笑)
ここから↓のシーンは、Youtube版でも見られるんですよね。
~宿泊棟~
ええっと、こちらは、Nohに覆いかぶさるようにして、熟睡中のPhunNohです。
なかなか、絶妙な感じの手足の配置ですね(笑)
他の皆さん方は徐々に起き始めてます。
Fi「おい、Phun!!」
そりゃ、この状態のPhunを起こすのは、この人の役目でしょうね(笑)
ん? どうかした?とゆっくりと、身体を起こすPhun。
ぼ~っとしながら、目の前のみんなを見回してます。
Fi「お前、寝てる間に、随分、遠くまで転がっていったみたいだな、あっちから、こっちまで・・」
Earnとのことで、わだかまっていたNohとの揉め事も無事、すっきりしたことで、さすがのPhunも、警戒心を解いて、熟睡しちゃったのかしら(笑)
まだ、自分よりもっと熟睡中のNohを起こすPhun。
「Noh・・・」と、お腹を叩かかれても、首を振って、起きようとはしません。
(とにかく、ぺたんこの腹が羨ましい。。)
手でパシン・・と、Phunの手を払いのける始末。
隣のPeteが笑い出してます。
あ・・・Earnは複雑そうだ。。
Phun「Noh!!」
さすがに、真剣な口調で起こすと、ようやく、顔をあげました。
みんなに注目されてるのに気づき、飛び起きるNoh。
もう、こうなったら、下手にごまかすより、Nohの肩を抱くしかないでしょ(笑)
Film「あ~あ、お互い、抱き合っちゃって・・・少しは、俺みたいな、独り者に同情しろよ」
強気で言って、横向いて泣くFilm。
Mickも取られちゃったしね。
いや、あれは、最初からファンクラブ扱いだった。
実際、取られたというより、MickがOhmを取りに行った感、強めですけどね。
Noh「おまえら、シャワー浴びに行かないの?」
Art「昨日の夜、浴びたんだぞ、なんで、また、浴びるんだよ? 家に帰ってから浴びるよ」
わりと、皆さん、その意見に賛成ムード。
Noh「だよな!」
そんなのだめだ、と、Nohの手を引っ張るPhun。
Phun「こっちに来て」
Noh「やだよ」
Phun「シャワー浴びるべき! 怠けちゃだめだよ」
Noh「え~~~」
Phun「行くよ!!」
Noh「行かない!」
Phun「もし自分で行かないなら、担いでいくよ!」
Noh「・・・行きます」
結局、おとなしくPhunのあとをついていくNoh。
あの~~手ぶらで行っても大丈夫ですか?(笑)
残された皆さん・・・余計、シャワールームに行くの、遠慮しますよね(笑)
#15-3
このサムネ、真に迫ってて、いいね!!
正直、Tia51の女子群は、演技もダンスも素養のある子が集められてる感じします。
イベントの練習動画とか見てても、安心感があります(笑)
~洗面所~
顔を洗っているLeeと、洗面台の縁に腰掛けてるAim。
Aimの、なにか話しかけたそうな雰囲気に気づき、自分も隣に腰掛けるLee。
少しためらったあとに、「ずっと、あなたと話がしたかったの」と話し出すAim。
あれからしばらく経って、表面的には、YuriやNan、Jeenに心配かけないように、友達として接していたって感じなのかな。
Aim「でも、なかなかチャンスがなかったの・・」
微笑むLee。
Leeも、同じように感じていたんでしょう。
Aimの気持ちが本当に落ち着くまで待っていた、ともいえるかも。
Aim「ごめんね。あなたを悲しませてしまったことも・・それに、面倒なことにまきこんでしまったことも・・・私のせいよね。あの時は・・・自分のことがよくわかってなかった。」
穏やかに話すAimの顔を見て、微笑みながら、手を重ねるLee。
Lee「もう気にしないで。もう、全部、済んだことだよ。今は、本当によくやってるもん。」
うん、と、はっきりと答えるAim。
Aim「あなたとP’Taengが、ずっとうまくいくよう、願ってる。なにかあったら、なんでも言ってね。いつだって、あなたは私の友達だから。」
Lee「あなたもよ。なんでも、自分だけで抱え込んだりしないで、私たちに話してよ。みんなで、あなたを支えるよ、私もね」
もう、なんのわだかまりもなく、静かに、語り合うことが出来た二人。
そこに・・・
「うわ~~、もう、二人、仲直りしたの? あ~、良かった!!」と、入ってきたNanたち。
こちらもこちらで、普通に接しつつ、ちゃんと、心配してたってことです。。
Jeen「だから、ずっと、二人には、ちゃんと話し合ったほうがいいよ、って言い続けてきたでしょ。だって、そのほうが絶対、気まずい思いをしなくてもよくなるんだから」
Yuri「ああ、なんてこと。私、二人のこと、全然、気づいてなかった。(知ってたら)ずっと前から、LeeとAimのこと、応援してあげられたのに・・」
Jeen「落ち着きなさいって。二人は、友達だって言ってるだけでしょ。まずは、LeeとP’Taengのシッパーになってよ」
Yuri「OK! とにかく、P’Taengは、すごく愛らしい人だものね」
Nan「それか、Nan-P’Ohmの船にも乗りたいって思わないの?こっちの船だって、すごいと思うのよ!!」
Nan・・・、その自信はどこから?(笑)
Jeen・Yuri「まったく!」
仲良し5人組の話がまとまったところに、ずっと、トイレの個室で聞いていたJeedが、姿を現しました。
Jeed「へぇ、そんなことだから、ああゆう人たちと付き合えるのね」
腕組みしつつ、すでに、厭味ったらしく、臨戦態勢なJeed。
Yuri「ちょっとそれ、どういう意味?」
Jeed「え・・フライデーカレッジの人とカップルのふりしてたでしょ。実際、一人はゲイ。一人はレズビアン。笑えるわ・・・」
つかつか、と、Jeedの前に進み出るYuri。
Yuri「他人のことに、首を突っ込まないで!」
Jeed「さぁ、どうかしら。少なくとも、私は、あんなゲイの男に夢中にはならないわ。あんな男を好きになって、ずっと長い間、追っかけまわして、でも、まったく興味を持たれなかったじゃない・・そりゃそうよね、だって、ゲイなんもの」
Nan「Nohが? Σ(゚Д゚)」
慌てて、Nanの口を押えるJeen。 Good Job!!
わざと、Nanにむけて、「そうよ」と続けるJeed。
Jeed「あなたたち、知らなかったの? NohとPhunがゲイだったって・・・。どうやら、今は付き合ってるみたいね。ちょっと前までは、女子と付き合うことで、カモフラージュしてたみたいだけど。あ、あなたたち、みんなで、ホアヒンに行ったんでしょ? どうだったの? ゲイの男たちも、たまには、女の子と試してみたいのかしらね。」
ちらっと、Yuriの全身を見て、「ま、あんたが処女じゃなければ、別にいいんじゃないの?」と言い放つJeed。
Jeed「ま、ちょっと変わったことを試してみた・・そう考えればいいだけだもん。」
おお、この感じ、最後に来て、旧作のJeedが降臨したみたいだ。。
実際、旧作のJeedをそのまま、2024版にはもってこれなかったのは、よ~く理解できますが、視聴者は唐突な感じがしないのかな(笑)
今まで、我慢に我慢を重ねてきたYuriが、
バシっと、Jeedの頬を平手打ちする。
憎しみのこもった目で、Yuriを見返し、自分も、Yuriを平手打ちするJeed。
慌てて、Yuriをかばい、Jeedから離すAimたち。
Yuri「อีบ้า(バカ女)!!」
え・・・Yuriもそんなこと言うんだ。。
Yuri「あんた、Nohのこと、言ってるみたいだけど、一体、彼のこと、どれだけ知ってるのよ!?」
興奮状態のYuriを押えるAimやNan。
Yuri「あんたみたいな人・・・あんないい人に出会ったことないんでしょ! だからって、なんでもかんでも、自分と同じ下衆な人間だなんて思わないでよ!」
ムキになるYuriをみて、ふん、と、鼻で嗤うJeed。
Yuri「Nohは、私の人生で、本当に最高の人よ。二度と、そんなふうに、Nohのことについて話したら許さない! あんたみたいな人間に、こんな風に語る資格なんてないんだから!」
四人に押えられている手を、「放して!」と力づくで、振りほどくYuri。
Yuri「こっち来な!」
Jeedの頭を掴み、
「なんで、あんな風にNohのこと言ったりしたの!?」と洗面台に押し付けるYuri。
さすがに、止めようとする四人。
「Yuri、止めなって!!」
きゃ~~と、ヒステリックに叫ぶJeed。
プイ、と、踵を返し、洗面所から出ていくYuri。
~洗面所入口~
飛び出した先で・・・立っていたのは、ほかならぬPhunとNohでした。
立ちすくむYuri。
蒼ざめた表情で、Yuriの顔をまっすぐに見つめるNoh。
(Phun自身もショックなことを言われたことには変わりませんが、今は、完全にターゲットとなったNohのために、宥めるように腕を静かにさするPhun。)
二人の表情を見て、全部聞かれてた、ということはわかったYuri。
でも、なにかを言える状態じゃなく・・そのまま、その場を走り去っていく。
たまらなくなって、「Yu・・」と声をかけるNoh。
Yuriを追いかけてきたNan、Jeenも、PhunとNohがいるのに気づき、一瞬、動きが止まる。
Nan「Noh・・、あ、Yuri、ちょっと待って!」
Nohたちには構わず、まずは、Yuriを追いかける二人。
少し遅れたタイミングで、飛び出してきたLee。
Nohではなく、ちらっと、Phunを見て、
Leeは、やっぱり、Phunに対して、どこかわだかまりがあるのかな。
Lee「Yu・・・Yu」
そのまま、Yuriを追いかけていきました。
俯くNohを、ずっと励ますように、手で撫でているPhun。
~洗面所~
一人残っていたAim。
問答無用、とばかりに、Jeedを平手打ち。
Aim「よくも、私の友達を殴ったわね・・・」
それだけ言うと、外に出ようとするAimを、きゃ~~と叫びながら、捕まえ、
自分も手を挙げようとするJeed。
姐さん、本気です。
すでに、振り返った時には、再度、叩く体勢になってました。
そのまま、じっと見据えるAim。
そう、こんな女、叩くほどの価値もない。
こんどこそ、黙って、洗面所をあとにするAim。
頭を抱えて、髪をかきむしるように、キ~~キ~~~、悔し紛れの雄たけびをあげるJeed。
~洗面所の入口~
静かに出てきたAim。
PhunとNohに気づく。
目を伏せているNohを見て、Phunの腕にポンと触れるAim。
言葉には出しませんが、ちゃんとささえてやりなよ、って感じの、姐さん。。
Nohと目が合い、静かに微笑むAim。
この三人だけに通じる、共有の想いというものがあるんだと思います。
ようやく、Nohも少しだけ微笑んでみせたものの、やっぱり・・きついよね。
静かに立ち去るAim。
その場に残った、PhunとNoh。
お互いに、黙って、静かに目を合わせる。
★『Love Sick 2024』Ep.15-3 雑感★
この洗面所での、女子同士の言い争いは、『LoveSick』の後半戦の中でも、かなり、ウェイトが大きい部分です。
ただ、旧作から10年。
世の中の流れは、だいぶ変化しています。
リメイクするにあたって、この部分をどうするか、制作陣も、かなり考えたんじゃないかな。
ただ、単に、この若い世代に、ゲイを貶めるような発言をさせても、時代にそぐわない。
だからと言って、自分たちの性的なアイディンティティが確立しているとは言い難い彼らにとって、正解が見えず、迷う気持ちはあって当然。
わからないことは、怖れも生じるし、誤解や決めつけなど、避けては通れません。
表面的には、仲良くしている風であっても、心のうちは、いろいろなものが渦巻いてます。
友達の、“たった一言”でさえ、その日の気分を左右することもざらなのに・・・。
他者を勝手にジャッジするという姿勢にも現れる。
さすが、Jeed、神経を逆なでするようなことを次から次へと。。
私は、旧作でも、Yuriが必死に、Nohをかばい、自分にとって、Nohがどれだけ大切な存在だったのか、を力説する部分が好きだったので、このシーンでJeedに負けないくらいの迫力を見せてくれたYuriに拍手。
Phunを好きになったことを、Yuriにきちんと告げられず、あんなショッキングな場面を見せてしまったことを誰よりも悔いていたはずのNoh。
そんな自分たちを拒絶するようなYuriを見てきたNohにとって、今も、変わらず、自分に対して、こんなに深い愛情を寄せてくれていたのか、と知ることは、もしかしたら、嫌われているとわかるよりも、衝撃だったかもしれません。
NohとPhunに、このYuriの想いを聞かせた意味。
それもまた、大きな意味があったんだなぁ、と終盤、思いながら、本当に最後・・に続きます。
★『Love Sick 2024』Ep.15-4-1に続く★