どんどん 行きます。

 

【おことわり】

Youtube版を貼り付けておきますが、今回のUncut版は、Youtube版の+15分くらいの内容になってます。。。

全部の比較はしませんが、書きたいことが、Uncutに関わる場合は、ちょっとだけ補足するかもしれません。

 

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Love Sick 2024』

 ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน

 2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024

 44分×全15話  / Uncut版 75

 原作:Indrytimes(Original)

   制作:Channel 9

 演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+  ※Uncut版 18歳以上 ๑๘+

 

Love Sick #14-3

 

未読の方は、ここからどうぞ。

#14-1

#14-2

 

 

#14-3

 

~フライデーカレッジ~

 

期末試験3日前!!

※ あれ、この間の、Kengのフィンガーサインカンニングは試験じゃなかったのね?(苦笑)

期末前の確認小テストみたいなものだったのかしら?

70%獲得目指して、頑張れ!!

 

部室の前にも、「試験期間中は、部活動禁止」の貼り紙。。

なんだろ、こういうのが、無性に懐かしかったりしない?

 

追い込みです。

 

Korn「ある男性が、水中にいる時、サメ🦈の鳴き声が空中にいるときよりも 1.8 秒早く聞こえることを発見した。質問は、サメ🦈が彼から何メートル離れているか、を答えよ、だ。」

 

Palm「なんで、計算なんかするんだよ? さっさと逃げろよ!

あはは、これ好き。(笑)

Ohm「その通り!」

 

手をあげるRotkeng。

Rotkeng「(そもそも)サメって鳴くのか? それって、どんな声だ?」

Ohm「×××ピー」

一同「おい、Ohm!!」

 

このメンバーで、脱線するなっていうほうが無理だよね(笑)

 

Nohの大あくびは、いつものことなのか、そうじゃないのか?ニヤリ

それでなくても、今までの、Nohの(不自然なほど、何度も挿入された)大あくびシーンだって、本来ならば、前日、寝かせてもらえなかった象徴みたいなはずなのに・・・とブチブチ。

↑みたいな本当の睡眠不足もいれれば、もっとあるよね(笑)

 

まぁ、テクの人が、かなりがんばったんだと思われ・・・← こら!物申す

え? そりゃ、一緒に、遅くまで、試験勉強してるって意味ですよ。(棒)

 

Keng「おい、俺、TikTokで見た。答えは、800メートルだ」

Youtube版の英訳もTiktokになってるけど、Wikiの間違いじゃないのかな?(笑)

TikTokで、そんなの調べられるん?ネタ集じゃなくて?

 

今度は、Pongが手を挙げる。

 

Pong「800も離れてて、どうやって聞こえるんだ? 400メートルくらいじゃないのか?」

 

みんなは、800だ、と言い張りまくってます。

ま、これは設問だからね。

 

そこに、みんな何してるの?と、学園のプリンス登場です(笑)

 

振り返ったNohの顔がね。。

わかりやすいくらい、恋する人なのよ。

Phunが好きって顔に書いてあるのよ。

プロくん、さすがやね。

この表情の自然さ。

本当に、モンに恋してるって言って!! ← すみませんね。こういうことが言いたくて、日々、BLドラマ見てるようなものなんで許してください。。。。

 

そして、今回、このシーン、これだけに終わらない。

ぐお~~~!!

腹の底から声が出た。

ああ・・・なぜ、私のフェチツボをそこまで刺激するのか。。

絶対、見透かされてるわ。

 

見よ、この眼鏡男子。。。← 眼鏡男子は、漢字で表したい願望。

理知的さの象徴だからね。


メガネ女子が、オタクの天使なら、眼鏡男子は、腐女子の飛び道具?(笑)

あ、飛んでっちゃ困るのよ。

1話冒頭のサングラス姿はあまりピンと来なかったけど、このシルバーフレームはいいぞ。

 

みんなの勉強をみる家庭教師風。

Noh(とKeng)以外、スパルタ。

 

なんか、Kengのお役目をとってしまった感が無きにしも非ずだけど、Kengも自分の勉強ができるから、いいのかな。

 

Nohに呼ばれたら、はぁはぁ駆け付けるPhun🐶。

ちうキスマークちうキスマーク

Nohが、軟体動物に変化しました。

 

知ってる。。

笑うでも、揶揄うでも、げんなりするでもない、このOhmの冷めた無感情の視線が問題になってるんでしょ。。。

こんなの、叶わぬ恋をしてる以外、向ける理由がないって。

 

でも、PongもKengも同じく、ドン引いてますえ。

 

 

そして迎えたテスト当日。

みんな、それなりに、格闘中。

先生が、見回りながら、優しそうに見守ってる。

 

テスト終了!!

 

終わるのを待ち構えていたPhun。

 

Phun「どうだった? みんな、出来た?」

即席チューターを取り囲む一同。

 

で、ここが好き。

 

先生に気づいて、取り囲んで、輪になるの。

Noh「みんな、先生に感謝の礼!」

ワイをしながら、「 ありがとうございました、先生!」と声をそろえる一同。

何気に、出番あったのよ、この先生(笑)

 

さて、ホワイトボードには・・・

さよなら、モー(マタヨム)ม.5年

次は、モー(マタヨム)ม.6年になります。

※ フライングカレッジは、小・中・高なので、どういう呼び方なのか、ちょっとわからなかったので、英語圏流に1~12年生の学年表記にしておいたんですが、ちゃんと、中学・高校期間はマタヨムでよかったんですね。こういう時、言葉が聞きとれていればなぁ・・って思いますね(笑)

マタヨム 略して モー(中学・高校)1~6年生で、日本風に言えば、高校3年生に進級するってことですね。

 

良かった良かった。

 

で、やってきました。

薬学キャンプの日です。

 

学内に、バスが来てますね。

列車旅行じゃないんだ。。← 旧作は、列車旅行なの。

 

それぞれ、受付を済ませ、首から下げる名札を受け取ってます。

 

Film「お前がこんなに早く来るなんて、ドラマティックだな」

Ohm「おい、まだ夏休みだろ。このキャンプのために、俺、朝5時に起きたんだぞ。一体、誰が、俺に、こんなキャンプに登録させたんだ?見つけたらただじゃ置かないぞ」

かったるそうに言ってますが、本人が自ら、Phunに申し込んだんです。

 

わかってるので、呆れて、誰も何もつっこみません。

ちなみに、先生、ご苦労様です。今日は運動着で参加なんですね(笑)

 

Film「ほら、ここにサインしろ」

Filmって、ホント、面倒見いいよね。

完全に、先輩側について、運営側の人みたいだよ(笑)

 

その時、女子の一団が、バスに乗り込んんでいくのがみえまして・・・

俄然、テンションあがるOhm。

Ohm「おい、でもな、俺が思うに、既に申し込んでしまったからには、最大限、努力しないとな・・・」

はいはい。。

 

Ohm「これは、薬学部のキャンプだぞ。さぁさぁさぁ、お前たち!」

盛り上げていると、後ろから、Mickがやってきました。

(後ろからじっと、Mickを見るFiの視線と、キュっとした口許に涙。。)

 

固まるOhm。

Mickが来るとは知らなかった様子です。

 

みんなの輪から少し離れたところに、Mickを引っ張ってきたOhm。

 

お菓子がたくさん入った袋を渡すOhm。

Ohm「ほら、これ食え。道中、長いからな・・」

 

ありがとうございます、と受け取るMickのテンションは低いです。

 

Ohm「なんで、お前も、これに参加するって、俺に言わなかったんだ?」

Mick「先生に、参加するように言われたんです。P’に伝え忘れてました。でも、心配しないでください。僕は一人でいますから。P’は、自由にしてください

Ohm「・・・・・」

どう聞いても、皮肉にしか聞こえません。

 

でも、それだけ言うと、Ohmにかまわず、さっさと、バスに乗り込んでしまうMick。

 

Ohm「あいつ、どうしちゃったんだ?」

頭を掻きながら、自分も慌てて、Mickのあとを追うように、バスに乗り込みます。

 

何気に、みんなその様子を見守ってる。

しかも、Artは、コンガを抱えてる。。(笑)

 

Knot「どうも、あの子(Mick)は、誰かさんに対して不機嫌になってるみたいに見えましたね」

頷くNoh。

Poom「そうだな。しかも、あいつ(Ohm)は、それに気づいてないみたいだ」

Phun「なんだか、面白くなりそうだね」

 

Nohがキョロキョロと見回してます。

Noh「ところで、どうして、みんな違う色のネームタグをつけてるんだ?」

Fi「違うチームだからさ。」

Art「あ、でも、Phunは黄色チームで、お前は、赤チームだ。一緒じゃないんだな」

カップルでも、離れてしまうことはあるでしょうね。

 

Nohの視線は、同じ赤チームの・・・

おおおおおおおおお、Earnだぁ。

 

Earnが、明らかに、挑発するように、Phunをチラ見するのよ。

うわぁ~~~、久しぶりだわ、この感じ。

 

ぎろりと、Phunから睨まれても、俺のせいじゃないもんね・・・と平気なNoh。

こりゃ、周りのギャラリーにしたら、見ものです。

 

その隙に、突然、現れたWin。

思わず、顔を見合わせるPerとKnot。

 

一人でバスに乗り込んでいくWinを見て、みんながざわつく中、後を追って、バスに乗り込むPer。

Pao「Mawinも参加するのか?」

ずっと欠席してるのが話題になっているのか、なんとも言えない空気です。

特に、Knotがね。。

 

その時、修道院高校の見知ったメンバーたちもバスに乗り込んでいくのに気づいたNoh。

立ち止まったYuriと、目が合いました。

Yuri「・・・・・・」

もう、遠くからでも響く、弾けるような「Noh!」っていう明るい声も、笑顔も、発せられることはなく、そのまま、黙ってバスに乗り込むYuri。

 

気まずさを振り払おうと、一瞬目を閉じ、前を向くNoh。

(隠れちゃってますけど、背後で、Phunが、Nohを心配してるのも付け加えておきます)

 

なんか、既にこの朝の段階だけで、この薬学キャンプ、みんな、精神鍛錬のために来たのかっていうくらい問題山積で・・これから起こるいやな予感しかしないんですが、私なら「帰りたい!」

 

まぁ、そうは言っても、バス移動となれば、盛り上がるわけで。。。

ホントに楽しそうなんです。。

 

みんなと楽しんでいるYuriの様子をじっと見ているNoh。

 

歌を歌ったり、写真を撮ったり、車内は、大盛り上がり。

 

あはは、Nanってば、まだ、Ohmのこと、Loveだったんだっけ。。

Ohmが近づいただけで、Aimに倒れ掛かって気絶したよ(笑)

 

EarnがNohに渡したペットボトルを、取り上げて、一気飲みするPhunとか、とにかく、お約束だらけ。

 

そんなPhunをねぎらいにきたOhmの視線は、Phunじゃなくて、Noh。

 

それに気づいたMickが、思わず、立ち上がって凝視。

 

ねぇ、みんな、これ、本当に参加してて楽しい?

 

 

~キャンプ場〜

・・・あっという間に、キャンプ場に到着。

 

PerはWinと一緒に楽しそうにおしゃべり中。

 

主催の薬学部の先輩たちがやってきました。

 

いよいよ開始です。

 

まず、色別にチーム分けされた5つの各チームごとに、リーダーを選ぶことに。

 

それぞれ、こんな風に決まりました。

赤チーム Earn

黄色 Phun

ピンク Nam

水色 Lee

緑 Ngor

Ngorって言えば、Y Universal Award 2024 のBenくんのブラックスーツすごくかっこよかったんだけど、← 一人で全身が映ってる奴。

彼は、役を離れたら、ダンスもうまくて、二枚目路線(笑)

うっかりして、保存しなかったら、もう流れてしまって見つけられませんでした。

IGには、これならあるんだけどね。

もっとはっきり写ってるのがあったのよ。

残念。。見つけたら、こっそり貼って置くかも。。。

 

そして、わざわざ、目立つように「すみません~~ん、遅れました」と大声で入ってきたのは、Jeed。

Nohを見つけるなり、この大勢の前で、Nohにむかって手を振りましたよ。

あれ、NohとPhunのこと知って、諦めたんじゃなかったの?

 

Noh「?」

ああ、波乱の幕開け。(苦笑)

同じ赤チームじゃなかったことだけが唯一の救い。。

 

違う学校出身者が集まっているので、緊張を解きほぐす、いわゆる“アイスブレイクゲーム”を取り入れることに。

 

名づけて、“The Hungry Ghost”

説明を聞いてると、人狼ゲームっぽいよね。

 

ルール:

キャンプの間は、一人で歩き回ってはいけない。

特に、“村人”たちは、“ゴースト”に殺されてしまうから。

ネームタグを破り取られたら、殺されたとみなされる。

ただし、“ゴースト”もまた、一人で出歩くことはできない。

なぜならば、“シャーマン”に殺されてしまうから。

 

「シャーマンキングか・・」と誰かが呟く。

 

先輩「最後に、どのゴーストが、最も多くの村人を殺したのか、そして、どのシャーマンが最も多くのゴーストを殺したのか、得点を集計します。さぁ、みんな、楽しもうね! 幸運を祈るよ」

 

ふふふ、Nohは、村人なんだって(笑)

唯一、身分が明かされた人(笑)

 

あ・・・P’Ton、薬学部だったんだ。

Ton「OK、みんな、ルールを忘れないようにね。もう解散していいよ」

 

了解です、と答える一同。

 

ああ、やっぱり、ここから、Uncut版ですね。

 

後ろを振り返るPer。

Per「ああ、Win、ここにはどうやって来れたんだ? 親父さん、知ってるのか?」

Win「うん、知ってるよ。父さんが送ってきたんだ」

Per「ああ。親父さん、お前になにかしてないか?」

Winが自発的に、家に帰ってから、連絡取り合ってないの?

 

Win「ううん。されてないよ。それに、父さんはもうそういうことはしないと思う

Per「なぜだ?」

Win「父さんは、僕をイギリスに留学させるつもりなんだ」

そういうことか・・と小さく頷くPer。

Win「それで、最後に、ここで、Perに会いたいって、父さんに頼んだんだ」

再び、小さく頷くPer。

Win「父さんは、行ってもいいと言ったけど、僕が戻ったら、すぐに、ロンドンに向かわせるつもりなんだ」

Per「わかった。それについては、今は忘れろ。俺たちは今、一緒にいるんだからな。俺は、お前と、今この時間を精一杯過ごしたい

Win「・・・・・・」

Winの膝をぐっと掴み、微笑むPer。

 

なるほどね。。

留学か。。

高2・3+大学4年間+院に行ったとして、最短で8年。

Perが言ってた10年より、短いよ(苦笑)

・・・って、これ、慰めになる?

 

もう一つ。。

これは、匿名希望さまより、DMで教えていただいたんですが、

Perの名札  これ、予め書かれていた Knot を線で消して、Perって小さく書いてあるんですって。

つまり、本当は、Knotが緑チームだったのに、Winと一緒にさせてあげようと、Perの名札と交換したっていう意味らしいんです。

泣いた。。

マジで泣いた。

私は、こういうのに、ホント、弱いの。

 

朝のシーン、ここ、二人だけ、ネームタグを下げてないの。

でもね、まだ、Winが来る前なのに、交換したタグを手に持ってる・・・というフライングも見つけられてるって話で盛り上がりました(笑)

 

 

~食堂~

みんなが一同に介していると、遅れて、Earnがやってくる。

Fi「おい、Earn、お前、本当にその辺でトイレしてきたのか?」

Earn「だって、そこのトイレ、満員だったんだ」

Ngor「P’、誰かに、先輩の×××を見られたらどうするんですか?」

Ngorちゃん、そういう問題じゃないから。

 

驚くNoh。

Noh「マジか?」

Earn「あ・・うん・・」

 

どことなく嬉しそうな小学生並みの脳のNoh、Phunに、パシっと、後頭部を引っ叩かれる。

そのまま、無言で、手を引かれ、食事の列に並ぶ。

叩かれて、渋い顔のNoh。

だから、Phunは、息を吸うようにヤキモチをやくって言ったでしょ(笑)

こんなのは序の口です。

今日は、大変なんですから。。

 

取り分けられたお皿を持って、列を離れると、Earnが、「Noh、豚肉食べたいか?」と聞いてきたので、素直に「サンキュー。おお、うまそう」と受け取っちゃうNoh。

 

背後から忍び寄ったPhunが、その豚肉を回収。

Noh「おい!」

無言で、パクリと一口で食べてしまうPhun。

 

Earn「・・・・・」

さっき、お茶だって、飲み干されたでしょ。

 

Noh「俺の豚肉、返せよ」

Phun「なんで? ケチなの?・・・ん」

すると、自分のお皿から、一つ、Nohのお皿に移すPhun。

Noh「それ、かぼちゃだろ!」

Phun「でも、食べれるよ」

ムカつきながら、カボチャを口にいれ、

テーブルに向かうNoh。

 

おまえら、そんなことしてんの?っていう、Earnの真顔がいいよね(笑)

でもね、馬鹿にしてるんじゃないのよ。

顔には出さないけど、それすらも、羨ましいのよ。

 

Nohの隣に座るPhun。

食べ物の恨みは恐ろしいんだぞ、とばかりに、プイと横を向くNoh。

ねぇ、怒んないでよ~~のつもりで、腕にスリスリしたら、

 

なのに、「くすぐったい! 放せ!」って、思いのほか、結構な力でどつかれたPhun。

 

なんだかんだ、仲のいい二人と同じテーブルについたEarnが、

それを見たあとに、一人黙々と食事を口に運んでいる切なさがたまらん。

 

Nohと二人で、舞台裏で話をしたのが、9話だったのよ。

あの時から、Earn(とEarnを見る私)の時(とき)は止まったままだ。

 

 

さて、一方、OhmMickです。

みんなと少し離れたところに、腰掛けてる二人。

Ohm「腕、貸してみろ。虫よけ、塗ってやるから」

おとなしく腕をまくるMick。

手でスリスリと馴染ませてから、腕に塗り始めると、誰かが大きく吐く真似をしはじめました。

Palm「うえぇ、なんだか、愛のせいで、具合悪くなりそうだ」

 

「俺らの隣のカップルも、同じように、気持ち悪いんだぞ」

みんなの視線は、NohとPhunへ。

 

Noh「どのカップルだよ?」

Khing「お前らだよ! おい、Noh。俺たちの鞄も運んでくんない? 俺ら、部屋の準備を整えてくるからさ。じゃあな」

ぴゅ~~っと全員、一斉に逃げ出していきます。

Noh「あ、お前ら、待てよ!」

スーツケースが大量に残されました。(笑)

それを見て、笑ってるOhm。

 

Mickのシャツの袖を戻してあげたものの、Mickは無言。

Ohm「おい、Mick、なにかお菓子でも食べるか?」

何も答えず、じ~~と、Ohmの顔を見つめるMick。

 

さすがに、なんか変だ、と思いつつ、後ろのお菓子置き場のほうに首を向けます。

 

Mick「・・P’は、少しくらいは、僕のこと、好きですか?」

Ohm「なんで、そんなこと聞くんだよ」

いきなりの質問に、反笑いになるOhm。

 

確かに、Ohmが、はっきりと「好きだ」と口にしたことはないけれど、自分にリボンまでかけた人が、今更、Nohが好きだ、と認めると?

そりゃ、あんまりじゃまいか。

 

Mick「P’が、P’Nohを好きな気持ちの半分でも、僕のこと、好きですか?」

 

Mickから、ど直球を投げられても、驚かず、聞き返したりしないOhm。

Ohm「・・・・・・」

そのまま、視線を、PhunとイチャイチャしてるNohに向ける。

 

じっと考え込んでいるOhm。

 

私は、Ohmを信じてるので、今は何も言いません(笑)

 

 

~宿舎~

 

おお、この合宿スタイル・・・。

 

ベッドのシーツを整えている仲間たち。← 別に、荷物やカバンをNohたちに押し付けて、遊びに行ったわけではないよ(笑)

 

結局、本当に、みんなの荷物を抱えてやってきたNohとOhm。

 

Noh「え、お前ら、もう寝てんの?」

 

寝床を見渡して、「ここで、寝ようよ」とPhunに合図するNoh。

Phun「じゃ、僕はこっちにする」

隣を指さすPhun。

 

すると、「Phun、お前はこっちだぞ」と、安定のおじゃま虫Fiが手を挙げる。

Phun「なんで、俺たち、そこで寝るんだよ?」

Fi「だって、ここは風水でもいい場所なんだ。ちゃんと調べたんだよ」

 

一同「・・・・・」

 

生徒会役員は一緒に行動しなきゃならない、とか、そんな決まりありましたっけ?

でも、Phunの目は、すでに、ウルウル。

 

Phunの肩に手を回し、「いいじゃん。少しくらい、俺の友達から離れてみるのもいいぞ。」「お互い、もっと恋しくなるってこともあるだろ」と、アドバイスっという名の冷やかしをする悪友たち。

 

仕方なく、「バイバイ」と手を振り、

(手の振り方が、可愛らしい。)

渋々、Fiの隣にいくPhun。

 

座ったものの、まさか、離れることになると思ってなかったNohとしても、なんとなく、調子狂って、思わず、Phunのほうを見ちゃいます。

 

そこに、お菓子の袋を振り回しながら、Ohm、登場。

 

Ohm「で、俺は、どこに寝るんだ?」

Korn「今、お前が座ってるNohの隣だよ」

Noh「なんで、こいつと寝なきゃならないんだよ!」

Ohm「・・・・・」

俺、拒否られた?

 

Khing「あのな、それも計画のうちなんだって。Phunから離れて、親密さを取り戻すチャンスなんだぞ」

 

面白がって、頷いてるみんなに、バッグを投げる真似をするNoh。

 

あらら、Ohmが落ち込んじゃったよ。

 

実は、ここに来る前に、外で、Mickと話をしてきたからでした。

 

~Ohmの回想~

 

Mick「僕、わかってます。」

Ohm「何を?」

Mick「P’Nohには敵わないって・・わかってるんです。でも、諦めたりしません。僕は、P’Ohmが僕のことを本当に好きになってくれるまで、挑戦し続けます」

 

Ohm「・・・・・・・でも」← なんか言いかけたよ?

何を言うつもりだったんだろう。

 

Mick「何も言わなくてもいいです」

Ohm「・・・へ?」

 

Mick「P’Ohmも、挑み続けるべきだと思います。だって、前に僕に言いましたよね。欲しいものがあったら、そのために、闘うべきだって。なのに、どうして、闘わないんですか?」

Ohm「つまり、俺に、あいつらを別れさせたいのか?」

これは、本当に、このニュアンスで、Ohmは言ってると思う? ← 往生際が悪いですか?

 

Mick「P’には、そんなことできません。でも、もし、P’にできたら、僕は諦めます」

 

Ohm「お前、俺を挑発する気か?」

 

両眉上げで応える、強気なMick。

 

・・・と、そんなことがあり。。

 

なにかしら、悩んでるわけですね。

 

さて、これ、誰のことを想って悩んでると思う?

 

Ohmの前で、手をふって、「おい、Ohm!」と呼びかけるも全然、反応がなく、

最終的に、ぐっと、首根っこを掴み、自分のほうに向かせるNoh。

 

Ohmにしてみたら、意識が戻った瞬間、目の前に、Nohの顔があったわけです。

 

Ohm「ヒ~ア!!」

驚いて、Nohを突き飛ばすOhm。

 

Noh「なにすんだよ?」

Ohm「お前こそ、なにしてんだ?」

Noh「(訳知り顔になり)恋人が出来て、今や、守りに入ったな、ん? え?」

笑い飛ばすNoh。

 

Ohm「くそったれ!」

うるさい、うるさい、と手で払いのけるOhm。

誰のせいで、こんなややこしいことになってると思ってんだ? と言いたいですか?

 

ちょうど、そこに、先輩が呼びにきました。

 

先輩「さぁ、準備ができたら、広場のほうで会おう、いいね?」

 

 

Ohm「あの先輩の顔、赤くなかったか?」

ここ、なんか笑うとこだったのかなはてなマーク


 

#13-3、ここで、終わりです。

 

★『Love Sick 2024』Ep.14-3 雑感★ 

 

確かに、OhmはMickに、直接「お前が好きだ」とも「お前を愛してる」とも言ってませんけど、逆を言えば、今までの一連の流れで、「今現在、誰を好きなのか」明言してませんよね。← 往生際が悪い(第二弾)

 

Nohに対して、友達以上の「好き」はあり得ると思います。

それも、積極的な片思いというより、そう思わないように、思わないように、自身でも努めてきた否定的な片思いだったような気がするんです。

 

実際、これは、相手が悪すぎる!😁

Nohが、性別問わず、どれだけの人にモテまくり、想いを寄せられてると思ってるの?

吸引力の衰えないダイソンみたいなNohなのよ。← 古っ!

一番近くにいて、堕ちないはずがない。

 

 

じゃあ、なんで、こんなに、否定したい気分になるのかって?

 

それはね。。

2024版のOhmよりも、もっともっと無骨な2015版のOhmのせいだからかもしれません。

練習に疲れてうたた寝しちゃったMickを見て、もちろん、未遂ですけど、自分がこんなことをしちゃうこと自体、信じられなくて、怖れおののいちゃうような、そんな不器用なナイスガイなんです。

 

意地っ張りで、素直じゃなくて、恋愛に疎くて鈍感で、Mickを怒らせちゃったりするけど、Mickのことを大切に想ってるんです。

「なんで、ごめんって一言いうのが、こんなにむつかしいんだよ~」って頭をかきむしるその純情さは、信じるに足る、と思うだけなんです。

 

ああ、このネタバレだけは、ホントにホントに出したい時まで伏せておきたかったんですけど、こんな事態になったので、ついつい。。

 

★『Love Sick 2024』Ep.14-4 に続く★