どこを切ればよいのか、わからず・・・・とうとう、4分割。
もはや、これで、めでたく通常運転です(笑)
さて、タイのBLを見てて思うのは、なんか、制作陣には、ニルヴァーナ、いや、カート・コバーン好きが多いな、ってことでしょうか。
私も、彼のことは、もちろん群を抜いてかっこいいと思いますし、もはや伝説と呼ぶのにふさわしいし、『UWMA』や『Between us』あたりで書いたように、好きは好きですが、やっぱり世代って出ますよね(笑)
そういえば、いろいろ見返してた中で、旧作2の#3のイベント打ち上げシーン、Sucrubbの『Smile』が流れてきて、さすがに耳が拾ってました(笑)
※あ、Sucrubbは出演してません。
初見当時は、全然、気づいてませんでした。
『2gether』見終わってから、しばらくはドラマ漬けで、BrightWin~~~な日々を過ごしてたんですよね。
で、楽曲のほうはずっと継続しつつ、かなりSucrubbの曲を聴きまくっていた時期があって、一時期はアルバムの曲とかまで聞いてたかな。
曲とか、匂いは、記憶を呼び覚ます、とは言いますが、思わず、懐かしくなった次第です。
【おことわり】
Youtube版を貼り付けておきますが、今回のUncut版は、Youtube版の+15分くらいの内容になってます。。。
全部の比較はしませんが、書きたいことが、Uncutに関わる場合は、ちょっとだけ補足するかもしれません。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Love Sick 2024』
ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน
2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024
44分×全15話 / Uncut版 75分
原作:Indrytimes(Original)
制作:Channel 9
演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat
対象年齢:13歳以上 ๑๓+ ※Uncut版 18歳以上 ๑๘+
Love Sick #7-1
激動の5話、6話が終わりました。
ステージ上で、Earnが、Nohのためだけに(笑)歌った曲ですが 臆病な人というタイトルみたいです。
Nohに「この歌をよく聴いてね」とEarnが、わざわざ言うくらいなので、歌詞が重要なんだ、と思うのです。
元歌のタイ語の歌詞だと、どうにも解釈がむつかしい気がしたので、英訳からの、さらに意訳です。
そんな目でボクを見ないで
キミが 本当に何も感じていないみたいで怖いんだ
キミが もっと何かを信じさせそうで怖いんだ
もし本当は キミの心を見せる気がないのなら
そんな目でボクをからかわないで
もし本当は キミの心を見せる気がないのなら
そんな目でボクをからかわないで
ボクがどれだけ恐がっているかわからないの?
Kritくんではなくて、Totoくんが歌ってるVer.が発表になりましたね。
もう少ししたら、歌詞がでてくるんではないか、と思うので、そうしたら、また、上記の歌詞を差し替えるかもしれません。
さて、7話、はじめましょうか。
#7-1
Earnの甘い歌声に、あれほど、眠たがってたNohも、しっかり起きてリズムを取っている。
横から、チャチャを入れ続けるOhm。
PerやMickは、どストレートな恋愛ソングに興奮気味。
だって、告白ソングを生で歌う人を間近に見るようなものだからね。
さすがに、Nohも照れくさくてかなわん状態。
♬そんな目でボクをからかわないで
♬ボクがどれだけ恐れているかわからないの?
歌い終わり、ほっとしたような笑顔になるEarn。
「おい、お前、Nohを口説いてるのか?」とOhmが大声で質問しても、さすがに、ここではなにも言わないEarn。
Per「EarnNoh!EarnNoh!EarnNoh!EarnNoh!」
わかるわ、Perって、本来、回りくどいこととか苦手で、こういうストレートなやり方が好きな子だからね。← だから、余計、Winとの件に関しては、本当に苦しいと思う。
Perの奴、余計なことを・・・と思いつつ、Nohの視線は、後ろに座ってる赤鬼(今日は、赤い服じゃないけど)をチラ見。
Earnには悪いけど、気になるのは、彼の反応なのよ。
憮然とした表情で立ち上がる赤鬼Phun。
こういう時、女性は、粉をかけてきたライバルの女性を睨み、男性は(へらへらしてる)自分の彼女を睨む・・でしたっけ。(笑)
はい! こんな感じ。
無言で、客席をあとにする生徒会バンドチーム。
完全に、Aimの存在を忘れ、Phunをからめて、ステージ上のEarmを揶揄うOhm。
Filmに、「おい、(Phunの)彼女がきてんだぞ」と窘められ、慌てて、周囲に謝るOhmや、
会場の男子たちの様子を見まわして、もしかして、Aim、なにか気づいた?
いや、さすがにそれはないか。
無言のNoh・・・完全に固まってます。
さて、壇上では、生徒会バンドが準備のためにあがってきて、Earnたちと交代です。
準備不足で、諦めて、キャンセルしたか、と思ったけど、出るんだ(笑)
こんなにあからさまに、敵意むき出しなPhun。
それを見ても、表面的には余裕なEarn、ステージのマイクをPhunに譲り渡す。
Ohm「なぁ、生徒会のバンドの奴ら、オーディションに合格させなかったら、また、来年も予算を削ったりすんじゃね?」
ここ、笑った!!
正確に言えば、今年の予算の件だって、別に生徒会が削ったわけではないんだけどね(笑)
Fi「俺らは別に構わないんだよ・・・ま、君らの態度が悪ければ・・・予算については (手でシッシッシッ・・と門前払いするしぐさで)話し合うだけだからさ」
そんな脅しは怖くない。すでに、Nohは(今年の)予算を手に入れたからな、と強気なOhm。
ここで、PhunがNohのために(個人的に)前払いしたことが、Fiにバレました。
Fi「げっ、Phun、お前、(そうやって)Nohに言い寄ったのか?」
Phunは涼しい顔です。
予算の件がどうやって、(一旦)片が着いたのか、知らなかった下級生たち、大騒ぎ(笑)
Mick、鳥肌(笑)
騒々しさに、辟易というか、呆れたようなAim。
正直、男子たちのあれやこれやには、1ミリも興味がないんだと思う。
Ohm「(Nohに)お前、モテるんだなぁ・・」
Noh「(Fiにむかって、唇だけで)くたばれ!!」
Ohm「・・・はいはい」
正面のNohをまっすぐに見据えるのは、Earnの時と同じですが、顔付きが全然違う(笑)
Aimもさすがに、いつも自分には見せないようなPhunの態度を見て、少し気にしてるかな。
そして、Graceも、Aimを気にし続けてる感じです。
ちぇ、生徒会バンドの演奏は、なかったわ。。。じゃんねん。。
ここから、Uncut版ですね。
人気(ひとけ)のなくなったホールの客席に座っている一人、Noh。
Phunは、Aimを送っていったんでしょう。
やっぱり、どうしたらいいのか、答えが出ず、ずっと悩んでるんだね。
その時、Graceが近寄ってきました。
Grace「実は、ちょっとニュースがあるんだ。結局、Aimは、(あのあと)そんな感じで、私の友達とはマッチングしなかったよ。でも、これで、確信が持てた気がする。正直、今日、私が見たところでは、PhunとAimは、全然、カップルらしくなかった。私からすれば、親しい友達って感じに見えたよ。」
Noh「ホントに?」
そんなに意外?
逆に、これで、Nohの目には、そう映ってない・・・というか、Graceのようにはフラットな目で見れてないってことがわかりますね。
もちろん、これが普通の男子の感覚だと言われれば、それまでだけど。
Noh「でも、二人っきりの時には、ラブラブなのかもしれないってことだってあるだろ? 俺たちにはわからないだけで・・・」
むしろ、Nohにしてみれば、二人が仲良くしている姿を妄想することが多いってことなのかもね。(涙)
Grace「・・・・そうだな。」
と言いつつ、そうは思ってないよね。
Grace「・・・なにか助けが必要なら、知らせてよ」
※Graceの口からは、NohとPhunのことまでは言及させませんでしたね。
だけど、ここ、それなりの溜めがあったんだよ。
うん、と頷くNoh。
ハグして別れる二人。
このハグは、(外見の男女の線引きを考えるのがバカらしくなるくらい)友達としての、自然なハグです。。
ああ、Nohの悩みは尽きず。。。
オープニングをはさみ、今回のエピソードタイトルは・・・
EP7 “23:00”
今回、はじめて、人名じゃなくなりました。ただ、それが出てきて、「おお!!」となるのは、Graceの時(#5)もそうだったけど、だいぶ後半なんです。
実は、今回、“Fi”でもよかったんじゃないかなって思うくらい、彼がやってくれます(笑)
~フライデーカレッジ 外通路~
オーディションの後片付けも終わったみたいです。
Ngor「先輩、うちの学校に、幽霊っていると思います?」
Ohm「もちろん。そこら中にいるぞ。おお、ちょうど、お前の真後ろに一人立ってるわ」
びびりまくってるNgorを脅かすOhm!!
Ngorが幽霊を怖がるのは、もう、当然と言えば当然なので、なんの意外性もなく、幽霊怖いキャラに入れる必要すらないです。
ベンチで待っていたMickの隣に、逃げ込むNgor。
Ngor「もう、怖がらせないでくださいよ!」
怖がりなのに、なんで、こんな遅くまで残ってるんだ、とOhmに叱られると、「だって、自分にも手伝えることがあるかな、と思ったんです」と、一応、真面目な音楽部員Ngor。
Ohm「だったら、お前たちを家に連れ帰るのを思い出させる手伝いをしたほうがよかったかもな」
しゅん・・となるNgorの肩に手を回し、慰めるMick。
Ngorも、まだ、中3だったんです。← ここらへんの学年序列に関しては、いきあたりばったりで、すみません。
そこに、通りかかったのは、Fi。
生徒会室にいて、遅くなったみたいです。
ここで、驚愕の事実が発覚!!
Fi「なぁ、Ohm、俺を助けてくれないか?」
Ohm「は? 何言ってんの? お前たち(生徒会)に助けを求めるのは俺たちのほうじゃねえの?」
・・・というバカ話は放っておいて。。
なんと、Fi、Mickのことが好きだ、とOhmに打ち明けたんです。
正確に言うと、「Mick」と言ったわけではなくて、ここ、最初ね、「お前んとこの子」って言われて、真っ先に、Ngorだと思うOhmがおかしくて、
「よく考えろ!(そんなわけないだろ!)」っていうFiもおかしくて、
そんなNgorが気の毒で。。
大丈夫、君には、Phongがいる!!
そして、中の人Benくん、こういう役は演技力ないと与えてもらえないからね。
※ダンス、上手いね、この子。
Ngorでないなら・・・視線をぐっと移動させるOhm。
FiとMickの接点と言えば・・・
そう、この時です!!
あれ・・・
FiもMickのことが気になってきちゃった感じ?
旧作ってどうだっけ?
あ、違うわ。Mickって、なんかイケメンの人に狙われる(守られる)ような展開になってたよね。名前忘れちゃったけど。
ここで、Ohmの、顔色一つ変えずに、「好きなら、突き進め!」とか言っちゃう無自覚さ。
説教してやりたいところですが、たぶん、今のOhmには伝わらないな、きっと。
Mickのこと、アプローチしづらくて、どうしたらいいのかわからないと困ってるFi。
Ohm「奴のガードが固いのは、お前が好きじゃないからじゃねえの?」
無意識ってのは、怖いよね。
結局、否定的なことを言っちゃうんだから。
Fi「!!」
そんな身もふたもないこと言わないで・・・って感じでしょうね。
Ohm「よし、お前ら行くぞ。おうちに帰る時間だ」
まるで、しつけ中の子犬たちを引き連れて帰る訓練教官(笑)
それよりも、帰りしな、Fiから会釈された時の、このMickの表情ってどうなの?
ちょっとズレてるけど恋に目覚めたFiに、こんな気怠い小悪魔系しぐさはやばいでしょう(笑)
こっちも、無自覚なのか?
いやぁ~~、あざとし・・・いとあざとし・・・!!(笑)
Ohm「おい、Mick、行くぞ。急げよ!」
Mick「はぁ~い」
だって、Mickは今、Ohm以外の人のことなんて、眼中にないんだから。
Fiはね、ちょっとズレてるけど(2回目 笑)人の痛みはわかるし、真面目だし、いい人なのよ。
だからね、Mickみたいな、難易度の高い翻弄系じゃなくて、← そんな場面は別に出てきてないけど、Mickにはそのオーラがあるんだって!
もっとわかりやすい、シンプルな子のほうがいいんじゃないかな・・ってちょっとだけ、お節介焼きたい。
~音楽部部室~
もうだいぶ遅いのに、一人残って、クッションのほつれを修理しているNoh。
お裁縫セットが、チマチマしてて可愛い。。
特に、針山(笑)
悶々とするときは、手作業が一番。
理に適ってますね。
その時、後ろから、驚かすEarn。
たわいもないおしゃべりをしていたところで、うっかり、針で指をさすNoh。
更に、ふざけ半分で、針を刺すまねをして、ソファの上に、この体勢。。。
だめよ。
こんな夜更けに、ふたりっきりなのに。。。
まだ、Phunともしてない騎◯◯(゚∀゚)ごっこ← こら
Phun「Noh!」
そら来た!
ピタ!!
突然の声に、Nohの動きが止まりました。
ちなみに、旧作(Love Sick2の#11)では、
こんな感じ。
位置が逆。
で、「Earn、ここで何してるんだ?」ってPhunが声をかけるターゲットは、Nhoじゃないのよ。
すぐさま、ソファから降りたものの、Phun様から、一切の感情が消えております。
これなら、赤鬼のほうが、まだましって奴です。
ほら、炎だって、赤は低くて、白のほうが高温だって言うでしょ(笑)
Phun「もう帰れるの?」
Noh「うん・・」
Phun「じゃ、外で待ってる」
言葉尻は普通です。
でも、わかりますよね。
この、ドアノブの持ち方、開け方、ただ、普通に出て行っただけじゃないってことが。。
やばい・・・指がモジモジしてるNoh。
慌てて、追いかけようとするNohの腕を掴み、「俺が行くよ」とEarnが、Phunのあとを追いかけて出ていきました。
すごいわ!
ちゃんと三角関係のツボを押さえてらっしゃる
Q(Noh):俺はどうしたらいいでしょうか?
A(びび):まず、お裁縫セットを片付けたほうがいいと思います。
~外廊下~
Phun様、腕組みしてお待ちでした(笑)
(時刻は午後10:10になろうとしております)
そこに来たのは、Nohではなく、Earn。
ここは、Youtube版にもあるので、EarnとPhun、それぞれの表情は映像で確認していただけると思います。
Earn「もう帰ったんじゃなかったのか? なんで、ここにいる?」
Phun「・・・Nohを迎えに」
Earn「ずいぶん、友達思いなんだな? でも、必要なかったのに。俺がNohを家まで送るつもりだった」
Phun「どっちにしろ、僕のほうが近くだ」
この眼光の鋭さよ。。。
でも、Earnだって全然、びびりません。
Earn「どこであろうと、家くらい、俺だって送っていける。お前、俺が歌った歌、聞いたか? 冗談なんかじゃないんだ。お前はどうなんだよ?」
本当に、Nohのことが好きなんだ、と、真摯な気持ちが伝わってきます。
Phun「・・・・・・」
ここで、目つきも表情もトーンダウンするんだね。
Earn「もし、お前自身、はっきりしてないのなら、俺は、お前をライバルだとは見なさない」
ライバルとは見なさない、と宣言していても、本当は、今までの積み重ねで、自分が同じ土俵にすら上がれてないことも、どこかでわかっているのに、Earnは、いつも正々堂々なの。
普通なら、清々しいくらい、とか、そういう表現をしたいんだけど、Earnの場合は、Nohにアプローチしようとすると、必ず、目の前に現れるPhunに対して、常に背水の陣なのです。
ここの、Earnの一連の言葉だって、NohからもPhunからも何一つちゃんとしたことを聞けてないんだから、自分から切り込んでいくしかない。
逆に、自分の中途半端さを、突きつけられたようなPhun。
確かに、恋愛模様でいったら、軍配は最初からPhunにあるし、もう既にPhunNohは違うタームで動いているから、見方によっては、Earmはただのお邪魔虫なんだけど、私的には、ここでは、Phunを絶句させたEarnに軍配をあげたい。
さて、Phunはなんといって、Earnに答えたんでしょう。
#7-1の途中ですが、ここで、切ります。
★『Love Sick 2024』Ep.07-1 雑感★
まずは、Fiからですね。
いやぁ、Fiが、あの時(サッカーイベント)に、恋に堕ちてたとは。。。
でも、ただ、好きになっただけじゃなく、いろいろ、波紋をなげかけてくれそうです。
ま、Fiの単純さは置いておくとしても、Ohmのかっこ良さは、同学年内だと発動されないのか!(笑)
しばらくは、自分のことを、Mickのメンターだと、本人も思い込んでるんだろうから、仕方ないかもしれないけど、このあと、痛い目に合えばいいのに。
Ohmのことばっかり、気にしてるみたいですが、なにしろ、メインカップルが、どうにも煮詰まってる感じがして、先に進めない感じなのでね。
Earnが、がんばって、かき回してくれてはいるものの・・・所詮は、水面に近いところをかき回しているにすぎず。。
もちろん、特に、Phun側の、矛盾が矛盾を生んだ結果の膠着状態って奴です。
このあと、これ、なんの意味あるの?と問い続けたいシーンが続きます。(苦笑)