史実<様式美 という認識が合っているかどうか、わかりませんが、色彩や明暗といった映像技術的なことから、小物に至るまで、おそらく、素人目にスルーしてるところが一杯ありそうなんです。

 

・・・っていうか、気になるものを羅列していったら、話しが進まなくなってしまうくらい、書ききれないかもしれないのです。(爆)

 

本来、この時代、こうではなかったかもしれないが、登場人物たちの心理を踏まえ、ここでは、〇〇を使用してる、とか、〇〇を用意した、とか、監督や美術担当の方に、映画冒頭から、解説動画を一本作ってほしいくらいです。(笑)

 

そこはそれ、ファンタジー・クラッシャーにならないスレスレ程度で、お願いしたい(笑)

 

 

なお、こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、今回は特に、1800年代中期のタイが舞台ということで、国史、文化・風習など、まったく知らないことだらけ(笑)

その辺は、かなりアバウトになってると思います。

なにどういうこと? へぇ、昔ってそうだったの? など、それら無責任な視点も含め、ラストまでの完全ネタバレです。

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『Man Suang

 แมนสรวง

 2023年(Thai) Aug 24, 2023 

 2時間4分

 視聴可能対象:13歳以上

 制作:  Be On Cloud 

 

今回も(勝手に)分割してます。

前記事をご覧になってない方は、こちらから・・・ 

『ManSuang』#1


『ManSuang』#


ではでは、Khemたちが“ManSuang”に潜入することになった続きからです。

何気に、人が一杯出てくるんで、把握するのに大変です。 ← ドラマウォッチャーらしからぬ発言!m(__)m(苦笑)

 

~KhemとWanの部屋~

二段ベッドの下が、Khemのベッドなんですね。

ベッドで横になっているものの、眠れないKhem。

 

密命のことを思えば、のんびり寝てなどいられないといったところでしょうか。

 

結局、起き出すKhem。

 

真夜中でも、“ManSuang”の中は、人が行き交っている。

そっと隠れ、通り過ぎてから、警戒しつつ動き出すKhem。

 

突然、人が争うような声が聞こえる。

 

「なんて奴だ!! ここから出ていけ!! 恩知らずの馬鹿者め! さっさと中国に帰れ!(怒)」

相当、激しい口調で罵っている声。

 

部屋の様子を窺うと、一人の男が跪かされている。

 

Chen師「これがお前を助ける最後だ。もう二度とない。」

袖から、金子の入った袋をテーブルに放る。

 

「さっさと、Chen先生に頭を下げろ、この野郎!! さもなくば、喉を切り裂くぞ」

周囲の人間が、男の頭をテーブルに押さえつける。

 

Chen師が、男を放すように、とアイコンタクト。

押えていた手を離すと、すぐさま、身体を起こす男。

 

男「ありがとうございます。Chen先生!」

金の入った袋を掴み、礼を言いながら、部屋を出ていく男。

 

どうせ、賭博場で負けがこんで、支払えなくなった、とかそういうところでしょう。

 

廊下にいるのを見つかるわけにはいかないKhem。

初っ端から、絶対絶命。

 

「ほら、出ていけ」と廊下を追い立てられていく男。

 

あれ、Khemは? どうなったの? ・・・と思ったら、誰かが、後ろから引っ張り、物陰に隠れさせてくれたようでした。

 

誰かって、決まってるじゃん。😁

 

これ、BLじゃないんだよね?(笑)

逆に、なんで、BLじゃないの?(笑)

BL設定にしたら、関係各所怒られる系だったの?(苦笑)

※ BL部門は、先述の通り、別途、派生ドラマの“Shine”で扱うことになっているそうでございます。

 

いなくなるまで、口許を押さえられているKhem。

 

もう、こんなに至近距離やん。

ここで、恋に堕ちたことにしようよ。(笑)

 

~舞踊団楽隊の部屋~

 

Khemを助けたこの人の名は、Chatra。

 

普通の時でも思うんだけど、歩く時のね、姿勢がすごくいいのよ、Mileって。

深い藍色が、チャトラのイメージカラーっぽい。

 

Chatra「お前の寝室は向こうだ」

それだけ言うと、背中を向け、その場を離れようとするChatra。

 

新人だから、迷って部屋に戻れなくなった、とか、ごまかしたのかな。

 

Khem「俺はKhem。あんたの名前は?」

振り返り、ぶっきらぼうに、「Chatraだ」と答えるのみ。

 

とりあえず、今日のところは、見つからずにすみました。

 

部屋に戻ろうとしたKhemですが、やはり、今のChatraという男のことが気になります。← ここ、びび的には重要(笑)

 

Chatraが向かった奥に進んでいくと、

「なにが欲しい?」と白猫を抱きあげ、甘く優しい声を掛けているChatra。

 

それを見て、そっと引き返すKhem。

そして、Chatra自身も、ちゃんと、Khemが傍まで来ていたことに気づいてました。

 

この出会い、やはり、どこか特別なものを感じてしまいます。

 

~“ManSuang”の広間~

 

えっと、この方が、Hong坊ちゃんが言ってたマダムPhikun?

そうで〜す。

私の目には、『Lovely Writer』のRunさん(Geneのママ)が古式ゆかしき衣装を身にまとっているように見えます(笑)

 

壇上に座っているPhikun。

おそらく、入団テストみたいなものかな。

 

Phikun「腕を曲げてみて」

 

そう言われて、やってみるWan。

力の入ってない土俵入りの型みたい。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

Phikun「だめね。もう一度、向こうで練習してきなさい」

Wan「・・・・・」

 

次は、Khemの番です。

 

このあとに、これを持ってくる!!(笑)

空気、変わった!

 

Khemの綺麗なポージングを一目見るなり、「あなたの(踊りの)師匠はどなたなの?」と訊ねるマダムPhikun。

 

Khem「私が私の師匠です。マダム」

 

その自信に満ち溢れた答えを聞き、注目したのは、昨晩、Khemを助けてくれた太鼓(タホーン)奏者Chatraだけじゃないようです。

 

Phikun「彼に、男性主役の踊りを教えてちょうだい」

一緒にそばで見ていた助手のPhitに伝えるPhikun。

一発OKでした。

 

その後、他の団員たちと共に、ホールに集められたKhemたち。

「礼!」

ひれ伏して、ワイをしながらお辞儀をする団員達。

【びびの余談】

足を崩して、横に投げ出すように座るのが、この当時の正式な土下座なのかな?・・と気になり、調べたら、伏せた状態で、ワイをするときは、正座ではなく足を崩すのが正式のマナー・・・だそうです。

今は、もう、あんまりしないのかな?

ふと、思い出しました。

ここで、Vegasは胡坐だけど、Peteは足を崩して、横座りみたいにしてました!!Σ(゚Д゚)

つまり、Peteは、お祖母ちゃん子だから、こういうの、ちゃんとしてるってことだったの?

このシーン、デニムがきついとか、足をケガしてるとか、そういう理由で正座ができないからなのか、と思ってました。(爆)

 

それを合図に、奥にさがっていくマダムPhikun。

 

「なにか、飲み物でも飲むように」

休憩の合図かな?

 

思い思いに身体をほぐす団員たち。

 

Wanと一緒に座っているところに、水場で、石鹸をくれたThongmakがバケツと雑巾を持ってやってきて、「水ならこの裏にある。食事の前に、ここを掃除するんだ」と指示されるKhem。

Thongmakは、舞踊団の団長さん的な役割の人のようですね。

 ※ よくよく見たら、この人って、『Bad Buddy』に出てた教授?Σ(゚Д゚)

 

Wan「はい、わかりました」

Khem「わかりました」

 

後ろにいた先輩団員たちの一人が、空のバケツを蹴とばしてくる。

「しっかりやれよ。おまえらの仕事だからな」

絵にかいたような“新人いじめ”です。

 

Khem「そうかよ! ٩(๑`^´๑)۶」

理不尽なことが嫌いで、ちょっとケンカっぱやいのも、Khemの特徴と言えば特徴かな。

 

立ち上がるKhem。

 

Khem「だがな、俺は、あんたの面倒だって見てやれるぞ」

そう言って、胸で、相手の胸をどつくKhem。

 

一発触発。

Khemに殴りかかろうとするのを、さきほどから、後ろで様子を見ていたThongmakが止めに入る。

注意され、おもしろくないように、自分の肩を、Khemの肩にわざとぶつけ、いからせて離れていく先輩団員。

Thongmak「(Khemたちに)水をとってこい」

 

不満に思いつつ、Wanに腕をつかまれ、水を取りに行くKhem。

 

その様子を、タホーンの調整をしながら、じっと見ていたChatra。

 

~厨房~

 

唐辛子を細かくすりつぶしているアップ。

 

早速、料理を担当している女たちが、「え、うちのChatraと同じくらい、ハンサムなのかい?」と、今度入ってきたイケメン新人の噂話です。

 

「Chatraはねぇ。彼は、とっても真面目な子よ。彼が、下層階級にいることが信じられないくらいだよ」

「うちのイケメンKhemなんかねぇ、Inao王子のように魅力的よ」

 

Inao王子?

誰? ← 演目の主人公の名前でした。(笑)

 

あ、これは、さっき、マダムPhikunに、主役の踊りを教えてやれ、と言われていた助手のPhitですね。

 

Jo「Khemと一緒に来たもう一人のWanだって、すごく可愛いのよ」

Hongさんの部屋にいた使用人のJoさんもいますね。

 

「じゃ、私は、Chatraも、KhemもWanも、全部ひとり占めしたい」

竈(かまど)の前にいた使用人(元娼婦)が立ち上がり、踊りだす。

 

キャーキャー大騒ぎ(笑)

 

 

元踊り子「自分の立場を考えなさいよ」

 

元娼婦「なんでよ!」

 

元踊り子「あんたは、お払い箱になった娼婦じゃないか」

 

 

元娼婦「こら、口を慎め、この老いぼれ踊り子が!」

 

 

そんなふうに、女たちが仕事の合間に、冗談を言っていると、「食べ物を少しわけてもらえませんか?」と噂のWanとKhemが、お皿を持ってやってくる。

 

元娼婦「もちろんですとも。私たちと、ご一緒しましょ」

 

んまぁ、おば様たちったら~~~あからさまに嬉しそう(笑)

 

さぁさぁ、二人ともここに座って食べて、と、食事をよそってもらえるWanとKhem。

 

もう一人、あとからわかりますが、Thongmakの奥さんだそうです。

 

奥さん「Chen様は、魚の生臭い匂いが好きじゃないんだよ。だから、ここでは、禁止されてるのさ。」

元踊り子(Phit)「マダムPhikunを除いてね。彼女にだけは、それを食べるのを許可してるんだよ」

 

マダムPhikun、ここでは、相当、力のある人間ってこと?

 

奥さん「それからね、娼館の女の子たち、あの子たちに近づこうなんて、思うんじゃないよ」

クスクスと笑い出す女たち。

元娼婦「でもね、私の傍なら、いつだって大歓迎だよ」

 おばさんパワーに、タジタジなKhemたち。

 

Thongmak「おい、新人! なんで、こんなところで、うちの女房相手に油売ってんだ? 食べ終わったら、さっさと部署に戻れ! さぁ!」

 

奥さん「さっさと出て行きな!」

Thongmak「な、そうだよな?」

奥さん「あんたに言ってんの!」

そういって、器に食べ物を盛り、「はいよ」と渡す奥さん。

 

Thongmak「ありがとよ。(Khemたちに)いいか、こっちがうちの女房だからな。覚えとけよ・・。じゃ、俺はこっちでいいよ」

ちょっと離れたところで、食事をはじめるThongmak。

 

奥さん「でもね、(あんな)年寄りでも言うことは聞くもんだよ。ここに住むことになったあんたたち二人は、注意深くしといたほうがいい。なにか見たとしても、自分の胸に収めておくんだよ。“ManSuang”は、他のところとは違うんだからね」

こういう閉鎖的なところほど、中にいる、生き字引きみたいなおば様の忠告は、無視しないほうがよいのです。

 

~Hongの部屋~

ああ、また、わからない人が出てきたぞ(笑)

 

窓際に立ってるこの中華系の人は誰だろう。

 

“ManSuang”で、Chen師や、Hongの補佐をしているTiangという人です。

 

Tiang「マダムPhikunが、彼らを受け入れるそうだが、彼ら、どこから来た人間です?」

 

Hong「サンペーンの肉屋が、ここに連れてきた。有能そうに見えたけどね。」

サンペーンの肉屋は、Bodisorn卿の隠語で、有能そうにみえたのは、Khemのことでしょうね。

 

Hong「だが、彼らになにをさせるつもりなのか、わからないから、それで、マダムPhikunに預けたんだ。」

 

あ、もう一人、部屋にいたのね。

キンキラの服を着てる辮髪おじさん・・ってことは、Chen師ですね。

Chen師「Hong、西洋人の商人が、今朝、到着したな。やつら、何しにきたのだ?」

Hong「ただ、ワインを売りにきただけです。だが、今回は、我々に、たくさんの贈り物を持ってきましたよ。彼らのことは、お前(Tiang)にまかせるよ、さ、これを・・・」

 

綺麗な飾り箱を押し出すHong。

手に取り、蓋を開けようとするTiang。

 

Hong「こら、ここで開けるな! ナッツの菓子が入ってるんだ。発疹が出る!」

Hong様、ナッツアレルギーなのね。

 

Chen「Hong、自分で物事を処理することを学ぶんだ。そうやって、なんでも、Tiangに頼り切ってばかりじゃ、いつになったら、自立するんだ?」

 

Chen師の小言に、微笑んでみせるTiang。

 

耳の痛いことをいう父親に、帳簿を見せるHong。

一応、自分でも仕事してますアピールでしょうか(笑)

 

さて、Hong様は、出来の悪い息子を演じてるだけなのか、否か?

 

~“ManSuang” 広間~

 

裏手では、舞踊団の舞台の準備で大忙し。

 

Khemは、まだまだ、見習いなので、お世話係。

Phitに、「こちらでよかったですか?」と、装飾品を確認してもらうKhem。

 

前に、Khemに因縁をつけてきた先輩団員が、見たところ、男性主役みたい。

 

なるほど、マダムPhikunが、Khemに、男性主役の踊りを覚えさせろって言ってたから、おもしろくなかったのね。

 

その時、表の広間のほうから、「来い!! 女! 俺と一緒に来るんだ」という大声と、女性の悲鳴。

 

男性客「なんで、触っちゃいけないんだよ! この娼婦め!」

 

女性「私だって、あんたと同じ人間なんだよ!」

男性客「なんだと!」

 

「やめなさい!」

身体を張って、飛び込んできたのは、誰? 

派手なドレスを身にまとっているので、別の娼婦っぽいです。

 

最初に因縁を付けられていた娼婦の前にかばうように、立ちふさがってる。

なかなか勇気のある行動です。

 

すると、今度は、その止めに入った女性に、因縁をつける男性客。

男性客「お前みたいな淫売に、俺を止める権利などない! それとも、俺に、振舞い方を教えてもらいたいのか?」


殴りかかろうとするのを、背後からきて、止めるKhem。

またまた、後ろから止めようとするWan。

 

男性客「おい! なにしやがる!!」

今度は、Khemに向かって、吠え始めました。

 

周囲ぐるりと取り囲まれ、大騒ぎです。

 

男性客がKhemに殴りかかろうとした時、「やめろ!」と声がする。

 

ふりかえると、Hong様でした。

 

男性客「Hong様、この卑しい下僕が私にケンカを仕掛けてきたんです。」

Khemを指さし、言いつける男性客。

 

Hong「私はね、上から全部見ていたんだよ。Jun、最初に、あなたが、うちの者に嫌がらせをしていたようだったがね」

Junという名前を知ってるくらいだから、常連さん?

 

Jun(男性客)「あなたが今言われたことは、うちの旦那様に対する無礼と受け取られかねませんぞ」

 

言い返そうと、Hongが一歩、踏み出したとき、上から声がする。

Wichiendej「おまえこそ、私に無礼を働くものだ、Jun」

うちの旦那様と言われた方みたいです。

 

名前は、Wichiendej。

そうです。

武器の違法取引の現場にいた中心人物であり、今回のBodisorn卿の指令に出てきた、あのWichiendej卿です。

 

上の周り廊下から、見下ろしている中に、Pondくん見っけ!

Wichiendej卿の従者役の一人みたいですね。

 

すぐさま、ワイをするJun。

 

階下に降りてくる師。

 

Wichiendej卿「Hongさん、Tiangさん、私からもお詫びしよう。うちの者が、あなたの家人に大変失礼なことをしたようだ」

Hong「そのように、謝まっていただくほどのことではございません、閣下」

 

JunをとめようとしたKhemに視線をむけるWichiendej卿。

Wichiendej「この二人は、見覚えがないが・・・」

 

Tiang「うちの新しい踊り手です。二度と彼らには、このような騒ぎを起こさせないようにいたしますので・・」

Hongに代わって、答えるTiang。

 

Tiang「 二人とも、Wichiendej様に、ご挨拶するんだ。この方は、おまえたちに良くしてくださる方だ。」

Wichiendej卿「必要ない。かまわないよ。私は、傲慢な人間ではないからね。」

そういうと、KhemとWanに近づいていくWichiendej卿。

 

跪く二人。

 

Wichiendej卿、Khemを気に入ったみたいです。

だって、視線は、Khem一択!

 

Wichiendej卿「名前はなんという?」

Khem「Khemと申します。男性主役を踊りを務めます」

Wichiendej卿「Inao王子のように、華やかだな」

でました! 

Inao王子。。(笑)

 

Wichiendej卿「一度でいいから、Inao王子の踊りを見る機会に恵まれるだろうか?」 

※《イナオ》は戦闘と恋愛の描写が多いイナオ王子を中心とする物語で,原本はアユタヤの陥落と共に散逸したが,ラーマ2世時代(1809-24)王命により全面的に書き改められた。タイ古典文学,舞踊歌唱劇の傑作。

 

Khem「幸運なのは、むしろ私のほうでございます」

笑顔を見せるKhem。

 

いつの間に来ていたのか、マダムPhikunが横に居ました。

 

Phikun「まず、ひと月ほど、訓練をさせる必要がございますわ、Wichiendej様」

Wichiendej卿「もちろんだ。それでは、来月、一晩、このホールを貸切りたい・・・心行くまで、演技を鑑賞したいのでね」

 

うわ~お、これはもう、Khemをお気に入りだと、宣言したようなものだよね。

 

Hong「いつでも、お越しをお待ちしております」

 

~マダムPhikunの部屋?~

 

Phikun「二人とも、舞台にむけて、一生懸命、練習するのですよ。」

Khem「はい」

 

~練習部屋?~

 

そこからは、Wanと二人、踊りの練習に余念のないKhem。

「この位置を維持するように」

複雑で、繊細な手の踊りに特徴があると言われる舞踊なので、こうやって、身体に覚え込ませていくんだね。

 

時折、映る、手に白い液体をかけたり、漬けたりしてるのは、なんだろう?

Khemの顔が苦痛で歪んでる。

身体の腱を柔らかくしたりする効果があるのかな?

???だらけよ(笑)

 

ある晩、皆が寝静まったホールで、一人、男性主役の踊りを踊ってみるKhem。

ここも、ランプの灯りのみで、幻影的に浮かび上がる影絵のような感じなの。

 

それをじっと見ているマダムPhikun。

満足そうに、微笑んでます。

 

Khemの踊りのレベル、特訓の甲斐あって、十分、眼鏡にかなったようです。

 

 

手や腕の形のまま、縛って、眠っているKhem。

 

そんな猛特訓の末・・・

 

もう一人の先輩団員と共に、舞台で、踊りを合わせてみるKhem。

Khemの動きが、力強いのにしなやかで、凛として見えるのは、贔屓目なのかな? 

 

そして、とうとう、主役、王子の衣装を身にまとうKhem。

後ろ姿です。

じらすでしょ?(笑)

 

ここで、切ります。
 

★『Man Suang』#2 視聴後雑感★ 

まだ、目が慣れない & 人名がわからない という状況なので、ん?、これは誰? と、引っかかってばっかりいます。(笑)

 

大体の流れ的には合ってると思うんだけど。

もし、違ってたら、こっそり直しておくかも。(苦笑)

 

とりあえず、Apo演じるKhemを中心にして、物語は進んでいきます。

 

周囲の人々は、まるで、Khemの“人となり”を理解させるために登場するのか、というくらい、手を変え、品を変え・・現れては、その関係を築きながら、その人自身もまた、この世界観の中での存在意義が明らかになっていく、という感じなんですけど、次第に、それが、Khemではなく、全ては、“ManSuang”を理解させるためなのか、というくらい、この“ManSuang”という場所は、主張激しいです(笑)

 

直訳すると、“天国”とか、“天使が住む街”とか、“楽園”を意味するものになるんでしたっけ?

 

人々の様々な欲望がそのまま、形となった場所。

 

それを理解すると、わりとスムーズに流れていくのかな。← 自分で書いてて、さほど自信なし(笑)
 

★『ManSuang』#3に続く★