クリスマスも無事終了。
この時期は、GMMやWabi、DMJ、BOCなどなどのグリーティングビデオなど、一通り目を通したり、いろいろやること多しですね(笑)
(GMMは大所帯なので制作発表会で集まった時に、一気に撮るという方式が定着したのかな)
あとは年末へ加速ですね。
私の愉しみの一つ、福袋の情報や開封動画など、目白押しの時期がやってまいります。(笑)
あ~、時間がない。。
ドラマ見る時間、捻出したい!
まさに懐中時計片手に走り回る“白うさぎ”の心境です。
こちらはこちらで、アップを続けます。
すでに、「美しい彼」が終了してだいぶ経っていて、リンクページに気づかれない方や、アメブロ以外の「資料室」とか、先がどうなっているのかわかりにくいリンクだと、ちょっと進みにくいというお声をいただくこともあり、ホント、お気持ちわかります。
確かに、リンク先がよく知らないサイト名だと、変な誘導だったらどうしよう、とかちょっと躊躇しますものね。
そもそも、私が隠し部屋的な感じで使っているのが原因かもしれないんですけど(笑)、容量的に大きすぎてアメーバブログに乗せられない動画などを置いたり、さまざまな企画ものの準備や個人的な実験をしたり・・という時用の「資料室」ですが、「Blogger」というブログサービスを利用しています。
実は、あまり知られてないかもしれないのですが、母体はGoogleなんです。とりあえず、視聴に関しては普通のブログとなんら変わらない、と思います。
一応、ご質問をいただいたので、情報共有まで。
では、気持ち切り替えて、『劇場版 美しい彼』の続きです。
さて、この映画の、見せ場がやってきます。
では、いつものご注意をば。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『劇場版 美しい彼 etarnal』
2023年(日本) 公式サイト
原作:凪良ゆう
監督:酒井麻衣
脚本:坪田文
前記事を未読の方は、こちらからどうぞ
『劇場版 美しい彼』Part.1 Part.2 Part.3
Part.4
PCに向かって仕事に戻っていたはずの野口が、「え?マジで・・・」と声をあげる。
安奈の本命は、清居奏、との記事が出てた。
うわ、桐谷恵介の事務所が、目くらましをかけてきたようです。
~清居の事務所 NOVAのオフィス~
その頃、事務所では、記事を止められなくて、すまない、と清居に頭を下げる社長。
清居「いや、俺が甘かったです」
完全に、火消しに使われたんだ、というのが、今の芸能界における、清居奏&この事務所のポジションってことも言えるけどね。
テレビでは、桐谷の名前は一切、報じられてないって・・・どっかで聞いたような話です。
この世の中、そう簡単に “忖度”は消えない。
菅ちゃん交えて、喧々諤々ななか・・・、話をぶった切るように、
清居「桐谷さんはそれでいいって思ってるんですかね」
自分の名前がだしに使われたことよりも、安奈の気持ちを想い、珍しく語気を強める“きよい”
清居としての気概&奏ちゃんの女心、全開です。
〜野口のスタジオ〜
今回のスキャンダルが清居に飛び火したことで、思い悩む平良。
清居に関するネットの心無いコメントに目を通していると、「俺、お祓いいったほうがいいのか?」と話しかけてくる野口センセ。
野口「安奈、清居奏、そして、明日は、桐谷恵介の撮影・・・」
なかなかのゴールデントライアングルじゃん。
日ごろの行いですね(笑)
なんか、三角関係の中心におかれてるみたいでいやなんだけど・・・と言う、この人の、俗っぽいところも好き(笑)
平良「野口さん、お願いがあります」
やだ、と、これまた即断(笑)
おとなげない(笑)
平良は、まだ、なんにも言ってないですよ(呆)
野口「なんか、めんどくさそうだから聞きたくない。それに一方的にお願いを聞くんじゃ、俺が損だろう」
結局、交換条件に出してきたのは、「俺を笑わせてみろ」でした。
アラビアンナイトの王様かよ!(笑)
平良のこと、お気に入りだから、構いたくてしょうがないのよ。
野口「無理だよな。お前、ヒラだもんな」
煽る、煽る(笑)
平良「“野村伊兵衛賞”を狙ってる、面白い大学生、俺です」
野口「はぁ? まじで?」
え?気づいてたんじゃなかったの?
私は、そっちがびっくりよ。
野口センセの笑いは、しばらく収まらそうにもなく・・・
正直、この話でここまで笑えるのは、世界中で、あなたひとりだと思う。おもしろいくらい、かつての自分の思考とそっくりで、嬉しいんでしょ?
~清居の事務所~
なに、いくところがなくて、結局、泊まってるのはここなのね?
自分へのアンチコメントを読んでる清居。
読まなくていい、と言うのは簡単だけど、見ちゃうよね。
清居「どんなに、好きって言っても、一瞬で嫌いになれる・・・ま、そんなもんか」
それはね、高校生の頃に、経験済み。
でも、様々な名目の悪意の塊が、ただひたすら、清居の心にむかって、突き刺さってくる。
傷つかないわけがない。
いや、むしろ傷つきまくり。
それに、あの時は・・・身を挺して、かばってくれる人がいた。。
そこに、平良から、「電話、してもいいでしょうか?」というメッセージが。。。
そんなに、涙ためちゃって・・・
ようやく、待ちに待った“ひら”からの連絡。。。
口には出せないけど、傍にいてくれなきゃ、どうにかなりそうなのは、“きよい”のほうなんだよね。
~野口のスタジオ~
桐谷恵介登場。
アイメイクが独特。
トップアイドルという肩書に似合わず、落ち着いた感じで、もの静かに、スタジオの中を見て歩いている姿は、渦中の人には見えないけれど、ちゃんと、安奈の写真を手に取ってみてる。
あの日の安奈。
傍には、例の、“きよい”が見立てた一張羅のコートを着た“ひら”。
“ひら”の勝負服なんだ。
外では、桐谷のマネージャーが、「どうして撮影に立ち会ってはいけないのか」と声を荒げている。
野口「少しだけ、桐谷君と二人で話がしたいんです。」
ふふふ、苦し紛れに、写真とは心の内部を映し出すもので・・・とかなんとか言ってるけど、なにか、“ひら”にお願いされた計画があるんだね。
イレギュラーなリクエストに、神経質になるマネージャー。
かなり過敏になってます。
桐谷「野口さんの言う通りにしよう。俺がどうしても今、野口さんにとってほしいって頼んだんだから」
桐谷の取り成しで、なんとかなりました(笑)
「でも、なんで、今の自分撮ってほしかったの?」と問いかける野口。
桐谷「・・・・・・」
ま、撮ったらわかる、という野口センセ、カッコいいです。
スタジオの扉を締めて、鍵までかける野口に、厳重ですね、と驚く桐谷。
野口「絶対に驚いた声出さないで。いい?」
しかも、カーテンをしめて、外からも見せない徹底ぶり。
野口「君の一番会いたい人だといいんだけど・・・」
ここで、清居が顔を覗かせちゃうのが、ご愛敬。
清居「あ、違います、違います、こっちです」
平良と隣同士、微妙な感じ。。
平良の発案と野口の協力のおかげで、安奈と会うことが叶った桐谷。
会いたかった、ごめん。ホントにごめん。
事務所と話をしてる。俺は絶対に別れるつもりないから。
それが許されないことだったら、俺は芸能界をやめる。
安奈「そんな・・ダメだよ。」
桐谷「どうしても、諦めきれない」
世の中には、この言葉で、一時しのぎをする輩もいるだろうけど、← どうして、そう、“クズ”を引き合いに出すかな?
この人が、安奈と会える云々、関係なしに、野口に写真を撮ってもらおうとした理由。
決意した自分を残したかったのかな。
言うことは言えるだけの、意思の力もありそうだし。。。
安奈が惚れた男だけのことはあるじゃん。
千の言葉を費やすよりも、誰よりも近くで、鼓動を聞き、体温に包まれる安心感。
ああ、これは、やっぱり、メッセージでのやりとりだけじゃ、伝わらないかもね。
桐谷のことも好きだが、お芝居も好きだという安奈。
わがままでごめん、と謝る安奈に、最初、桐谷との別れもやむなし、と考えているのかと思って、一瞬焦った。
安奈「さっき言ってくれた言葉で、私、生きていける。桐谷君は私の星だから」
相手への依存や執着、必要以上の尊重で、自分の立ち位置を決めるんじゃなくて、ちゃんと自立して、はじめて、対等に愛し合える。
改めて、抱きしめあう二人を見て、平良に、サムズアップしてみせる野口。
二人が帰ったあと、後片付けをしている平良のもとに、清居がやってくる。
平良「もらえた言葉だけで生きていける。」
清居「強がりだろ」
平良「お互いがお互いを思いあうから・・・苦しい」
清居「でも、離れられない」
この会話も、意味深だ。。
今回のことは、二人にとっても、思うところがたくさんある出来事だったわけで。。。
平良「清居・・・話したい」
この固い表情が、すごく気になる。。。
清居「いつもの場所で待ってる」
いつもの場所とは、ここのことです。
「清居奏くんだよね?」
その言葉に視線を向けた途端、
ガン、鈍い嫌な音と共に暗転。
そして・・・
~廃工場~
気がつくと、赤いリボンのような紐で縛られていた清居。
拉致監禁姿も美しい。
「起きた?」
安奈の熱狂的なファン、設楽が振り返りました。
なるほど、白い服に、赤いマフラー、劇中での、安奈の作品か。。。
これもオマージュと言えるのか。
安奈もこんなリスペクト、迷惑でしょうよ!
設楽「無視しないでよ。スマホ、借りたよ。安奈に電話したんだ」
清居「安奈とはそんなんじゃねぇ。ただの友達だよ」
その返事に、激高しはじめる設楽。
設楽「ホテルの同じ部屋に一緒にいたのに?」
言い訳だと決めつける設楽。
安奈に対する「自分たちファンが支えてやらなきゃ」という正統性を盾にした、絶対的なコントロール欲。
椅子ごと、地面に倒される清居。
設楽「だから、わからせなきゃだめなんだ」
狂ってる・・という清居のつぶやきを聞き、「お前にはわかんないだろうな」と蹴り上げる設楽。
設楽「でも、彼ならわかるかもな。お前のファンだよ、不審クン!!」
突然、設楽の口から、「不審クン」の名前が出てきて、「は?」となる清居。
設楽「彼は僕と同じだから」
~野口のスタジオ~
荷物を持って、帰りかけたところで、“ひら”のスマホがなる。
相手は安奈。
設楽からの電話を受けて、急いで、平良に連絡を入れてきたのね。
じっと、聞いている平良の眼が、変わった。
これじゃ、ホラーですぅ。。
~廃工場~
廃工場モノがつづくなぁ~(笑)
廃工場の場所は、設楽が安奈に伝えていた、ってことで、脳内補完。
清居「おまえとアイツを一緒にすんな。どうしようもないくらいまっすぐで、自分のことなんて、どうでもいいくらい俺のことしか見てなくて、お前より、アイツのほうが狂ってる!」
この場合の“狂ってる”は、最大級の誉め言葉です。
あ~あ、使えないくせに、ナイフなんか取り出したりして。。。
これ、バタフライナイフじゃん。
映画だからOKなのか。。。
今って、地上波もOKになってるのかな?
どっちにしても、手で締めてるけどね。
設楽「だから、その目、止めろって」
ナイフを振りかざした設楽が、迫ってきたはずなのに、なぜか、なにも起こらない。
見上げる“きよい”
黒“ひら”が降臨です。
うわ~という叫び声と共に、
さっき吹っ飛ばした設楽を殴りつける平良。
清居「ひら・・・・」
10発は優に超えて、それでもなお、殴り続ける“ひら”。
このままじゃやばい・・・と、“きよい”が渾身の力を込めて、「平良!!」と叫ぶと、
はっと、その手を止め、後ろを振り返り、普通のトーンで、「清居・・・」と駆け寄る平良。
この切替えのほうが怖いよ。(苦笑)
平良「だ、大丈夫?」
清居「遅せ~よ」
平良「すぐ解くから・・・」
安奈だけが僕の存在証明だ、と自論を掲げる設楽。
平良「相手を思い通りに動かしたいと思ったら、それはもうファンじゃない。俺は、清居がこの世に存在してくれればそれでいい。証明なんかしなくていい。」
ここ、さらっと言ってますが、なかなか、“きよい”にすら伝わりにくい、“ひらきよ”のすれ違いに関する、“ひら”の根幹みたいな部分です。
設楽「もういい。安奈も、清居奏も、桐谷も、みんな殺してやる」
清居を助け起こそうと肩を貸そうとする平良。
平良「清居に手を出したら、俺がお前を殺してやるよ」
しっかりとお腹から出す意思の強い本気のトーン。
実際、さっきだって、清居が止めなきゃ、そうなりかねなかった。
それなのに、いざ清居に対しては、「行こう♪ 清居」と別人みたいなトーンなの。
怖いよ。かずくん。。
清居を抱えながら、出口に急ぎつつ、ちゃんと、目の端に設楽の動きをとらえている平良。
ここからよね。
はっきり言って、“ひら”の見せ場です。
平良「外に逃げて」
清居「お前も一緒に」
平良「いいから、早く!」← ちょっと、声が切羽詰まりはじめてる。
清居「だめだって」
平良「うるせぇー!早く行けよ!!」
清居を突き飛ばす平良。
こんな“ひら”は、はじめてです。
泣きそうな顔で、その場をあとにする“きよい”
私は、ヒロインモードの奏ちゃんに、きゅん。
守るべき人の安全を確保してから、心置きなく闘いに挑むのがヒーローです。
ここから、かっこよき“ひら”の見せ場がこれでもかっていうくらい続きますが、
ナイフをもって、向かってくる設楽の腕を、無表情で、パシっと止めるところは、
わかりやすく、かっこいいです。
もうね、ついうっかり、惚れちゃいそうです。(笑)
どこに秘めていたのかっていうくらいのパワーを見せつける平良。
目が座ってるともいう。
容赦なく、設楽を殴りつける部分はパレットで見えなくしてました。
よいこの皆さんへの配慮です。
もちろん、とどめをさしたりするはずもなく、設楽が動かなくなったところで、清居の元に戻り始めた平良。
身体の動きが変にぎくしゃくしてます。
いつも使わない筋肉を駆使したからね。
その時、しつこいゾンビのような設楽が、蘇って、またもや、ナイフを振りかざしてきて・・・
応戦しようとした平良の動きが止まり・・・
暗転。
天国にいるのか、と見まごうばかりの、幸せな夢を見たという平良。
自分にむけて、泣きながら抱きついてきた清居。
清居はまるで、こどもみたいに泣きじゃくっていて、その顔は歪んでいて、ぐしゃぐしゃで、だけど、死ぬほど、美しかった。
ここも、平良の頭の中の清居(バラの花びらVer.)と、
実際の清居とでは、
同じようでいて、全然違うんだよね。
お前がいないと・・・と、半狂乱になってる清居を社長さんが後ろから抱きかかえて止めてる。。。
これは、現実。
二人を引きはがそうとしたんじゃなくて、救急隊員さんが来たからですね。
平良:このまま、昇天してもかまわない。
一人の隊員さんが慌てたように、別の場所に走っていってたけど・・・。
次で最後です。
★『美しい彼』Part.4 完結 雑感★
廃工場のシーン、(視聴者サイドの)乙女チックな願望がいろいろ詰まってて、面白かったです。← 面白かったって言っちゃったら、まずいのかな。
これ、設楽が最初から、すごく好感度の高い感じに見せていたらどうだったのかな。
もっと、うすら寒い感じになったかな。
ま、原作どおりなら仕方ないですが。。
ああ、それだと、“ひら”のスイッチングが目立たなくなっちゃう?(笑)
ここの“ひら”は、スペシャルでしたね。
“きよい”の可憐さも、アピールしてくれて、嬉しい限り。
ここまでの、ヒロインっぷりを見せてくれるとは。。。
こっちまで、情感たっぷり、って気分になってしまいました。
・・・って、今までも、“きよい”の可憐さについては、散々、言い続けてきたような気もしますが、それだからこその、きゅん!
廃工場の“ひら”の、暴力を容認・推進するわけではありませんが、相手はナイフも持ってたわけだし、なにより、設楽に対して、起き上がって歩き回れるくらいのダメージしかくらわせてない・・ということで、過剰防衛とまでは言えないかも・・・と、都合のいいフォローを入れてみました❤
結局、“ひら”のこと、かってるんで。。(笑)