当初より、秋から冬頃には『裏窓』に移動します、と予告済みだった、『劇場版 美しい彼』をようやく移し始めます。
基本、うちの資料室で、8月末から9月初旬にかけてアップしたものと内容は同じですが、マイナー手直しは入ってるかもしれません。
ということで、資料室の記事は、一旦、Part.5まで、全部おろさせていただきます。
DVDを購入された方、映画館でご覧になられた方、まだ未見の方、などなど、『美しい彼』ファンの皆さまも状況はそれぞれ違うと思われますので、再度、ネタバレ雑感を読まれるかどうかのご判断をお願いできれば幸いです。
こちらの筋追いは、内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『劇場版 美しい彼 〜etarnal〜』
2023年(日本) 公式サイト
原作:凪良ゆう
監督:酒井麻衣
脚本:坪田文
シーズン1の記事未読の方は、こちらからどうぞ
シーズン2の記事はこちら
さ~て、U-Nextの配信映像を見ながら&止めながら(笑)、初見雑感を流し打ちしていきますよ。
Part.1
アヒル隊長やお釣り入りフラスコ、一眼レフのカメラ、チョーカー、マフラーなどなど、二人とは切っても切れない宝物たちと共に、
プリズム色に光るベールを掛けられた“ひら”と“きよい”。
うわ、久しぶりの「“”付きネーム」!!(笑)
今回もこれでいかせていただきますね。
なんとも、幻想的な映像美。
ベールを取り去った“きよい”の寝顔が露わに・・・。
首を境に、頭と身体で全く違うラインを主張する魔物が寝てる(笑)
・・・という、まるで夢のような夢を見ていた“ひら”が、カメラマンの野口大海にたたき起こされるところから、この映画は始まります。
なぜ、自宅ではなく、こんな野口の事務所で寝起きをしているのかな、という疑問は、浮かぶものの、まぁ、アシスタントとして、卒業前から働き始めている“ひら”なので、泊まり込みで作業明けってところなのかな?
平良「でも、まだ、集合時間前・・・」
遅刻しないように、早めにスタジオについて、寝てただけか。。
「俺が起きた時間が集合時間だ!」という野口センセ、すでに、こだわりのコーヒーを飲んでるってことは、
一応、(コーヒーだけは丁寧に淹れるという野口が)淹れてる時間は寝かせてあげていた、ということでいいですか?(笑)← いくら、Sっ気を気取っても、皆さんにはお見通しでしょう(笑)
この人はとことん、“ひら”に甘いの!
先輩アシの香田の「ほんと、俺様だよね、野口さん」という言葉に、「慣れてるんで・・キングには・・」と返事をする“ひら”の「キング」という言葉を、我がことのように受け取る野口。
実際、思ったより、俗物っぽくて、可愛いよね、この人。
平良「野口さんのことじゃないです」
野口「はぁ?」
常に、“ひら”の一番は“きよい”
師匠なのに、全然、敬ってもらえず、ヒエラルキーもトップじゃない野口(笑)
友達?と先輩に聞かれ、恥ずかしそうに口ごもる“ひら”。
平良「友達っていうか・・・・」
「恋人・・・です」
本日も、安奈と撮影中の“きよい”演じるところの大正モボを思わせる人物の、決めセリフと被りました。
ホント、この劇中劇、一体、どういう内容よ?
休憩中に、安奈に、彼のことを聞かせて、と請われる“きよい”
清居「ああ・・こんなキモイ奴、いるのかってびびった」
それに反して、
平良「はじめて会ったとき、こんなきれいな人がこの世界に存在するんだって・・」
そんなふうに、お互いの印象や記憶に残っていることを、それぞれの世界で親しくなった人に聞かせるという形で、ドラマのシーズン1と2を振り返っていく手法です。
「いつも俺は・・・」
平良「あの瞳に吸い寄せられてしまう」
清居「あの瞳に見つめられると・・・」
脳裏に、それぞれ愛しい人を思い描く二人。
惚気にしか聞こえないという安奈の言葉は大正解(笑)
そんなことはない、と、“ひら”のマジでヤバイエピソードをムキになって語って聞かせる“きよい”
うはは、痛部屋の祭壇を、“きよい”に見つけられて、奇声をあげる“ひら”(笑)
ここは、予告で何度も見てたので、ふふふ、となったシーンですね。こうしてみると、同じくBLドラマの『先輩、断じて恋では』の、金田くんの押し入れの祭壇は、祭壇というより、本堂?(笑)↓
(見返そうと思ったら、ユネクの配信終わってた。また、復活するよね)
それも、安奈に喋っちゃうのか。。。(笑)
この話、誰かに言いたくて言いたくてたまんなかったんだな、奏ちゃんったら(笑)
たしかに、これは、話す相手を選ぶな(笑)
それでも、幸せな話を聞きたかったという安奈の、固く訳ありな表情が気になる“きよい”。
~野口のスタジオ~
“ひら”は“ひら”で、名前は伏せるものの、一緒に住んでることや、その人を撮りたいと思っていることなど、野口や先輩に話してますけどね。
野口「今度、連れてこい」
野口さんってば、“ひら”のこと、ほんとに気に入ってるね(笑)← 変な意味じゃないよ。
それなのに、野口には会わせたくないという“ひら”。
野口「なんでだよ!」
現代において、アシスタントと呼び名は変わっても、弟子=奴隷。
徒弟制度は撲滅してません。
師匠が黒と言えば、黒。
反論なんてもってのほかだっていうのに。
芸能人である“きよい”の仕事のことを慮ってか、と思いきや、「からかわれたくないから・・・」と、これまた、“ひら”の中では、親戚のおじちゃんのような扱いの師匠!(笑)
野口「仕事が出来なきゃ、首にしてやる!」
すぐさま、首だ、出ていけ、とは言わない野口センセ。
学生中のアシスタント登用なんて前代未聞だという香田先輩。
平良と野口、この二人の関係性って、師弟を越えたおかしみがあって好き。
先輩がふともらした卒業という言葉が、“ひら”と“きよい”の新しい季節の到来を告げる。
平良「俺の・・俺だけの・・・」
ここで、タイトルコールです。
「美しい彼 エターナル」
~ドラマの撮影現場~
個人的に、この劇場版を見るまで、それなりの時間が経過しているので、あれ、まだ、この大正ロマネスクを撮影をしてるのか、と思ってしまいますが、この世界では、それほど経っていないのですよね。
そういえば、飯田さんって、プロダクションの社長さん役だったんですね。(笑)
いつもの如く、サングラス姿の“不審クン”の出で立ちで、定位置を確保している“ひら”
思わず「きよい・・・」と呼んでしまい、「清居会」のお姉さま方に睨まれるのも健在。
ヲタ活を通じて、知り合いになった安奈のファンの男:設楽に話しかけられる“ひら”
最近の“ひら”は、野口のスタジオに行っているので、なかなか、現場に来れないんだよね。
このシーン、外ロケだっていうのに、利久くんの顔の小ささと肌の透明感に目が吸い寄せられた。
この設楽という人物が持参してきたスクラップブックを見た時の“ひら”、最初の表情や、「すごくわかります」と答え方とかを見てて、
私には、そこまで共感できてるように見えないと思ったら、やっぱりそうでした。
見るだけ、思うだけ の設楽のファンとしての在りようを、純粋な愛だと捉え、自分もかつてはそうだった、と回想する“ひら”。
未だに、“きよい”の仕事の様子を見に行くということを、「原点的な活動」と言ってしまう平良だけど、もう、すでに、今の自分の状況がファンの域を超えていることは自覚してるのね。
~二人の自宅 元おじいちゃんの家~
ああ、元通りで嬉しいな。
キヨジロウもアヒル隊長も、みんな家族だ。
チャイムが鳴って出てみると、そこには、従姉の菜穂ちゃんと、息子の智也君が立っている。
菜穂「ちょっと相談があって・・・」
《清居の帰宅後》
撮影から帰ってきた“きよい”を出迎えていたのは、豪華版の夕食。
清居「なにがあった?」
“ひら”が自分の好物やおかずを食べきれないほど作りまくるときは、なにかあった、とわかっている“きよい”。
なかなか答えない“ひら”を押し倒す“きよい”
清居「言え!」
シーズン2の3話で、なにか言いたそうだった菜穂ちゃんの事情は、やはり、旦那さんと離婚しそうで、ともくんと二人、ここに戻ってきたいということのようで・・・。
もともと、この家は、おじいちゃんが生きてた当時は、菜穂ちゃんが住んでた家ということだったもんね。
清居「この家を出なきゃならないのか」
うん、と頷く“ひら”。
一ヶ月くらいが目処。
こともなげに、「新しく、部屋借りりゃいいじゃん。俺とお前の新居・・」と宣う“きよい”。
清居「存分に喜べ!」
平良「それ、本気で言ってる?」
ちゃんと考えたほうがいいよ、とあれやこれや、逡巡し始める“ひら”
清居「お前! 俺と一緒に住みたくねぇの?」
平良「住みたい。住みたいです!住みたいです!」
なら、話は簡単です。
今回も、エビコロあ~ん、頂きました。(笑)
洗い物してる背中から、“きよい”のバックハグかぁ。
我が身に置き換えただけで
(*° ་། °)=3
どこに住もうか、とか、お互いの都合とか、「こんなふうに一緒に考えるの、なんかいいな」って嬉しさを噛み締めてる“きよい”に😭
この、ほのかだけど、甘い空気。
好きな人と与え合う密着した温かさ。
じゅうぶん、伝わってきます!
いざ、この家を出ると考えると、ちょっと感傷的になってしまうのわかる。
ホントに、この家自体が、ある意味、主要キャストだった。
肩を寄せ合う“ひら”ときよい”に、すごく合ってた。
平良「でも、ちょっとだけ寂しい。この家でいろいろあったから」
確かに、濃密だったもんねぇ。
濃密の極めつけに、一緒に、ファーストお風呂と来たものだ。。
え、今まで散々一緒に・・・(自粛)
これは、これは・・・映画館に、湯気が漂ったんじゃなかろうか。← 想像するところが違う!!
今のユニットバスに、この風情は出せないかぁ~~~。
いや、どこであろうと、ふたりなら・・・が正解かな。
それに、この段階では、アヒル隊長も一緒で、まだ、家族風呂っぽい。(笑)
でも、このお風呂で、会話が最高すぎる(笑)
普段、シャワー派の“きよい”が、一緒に湯船につかる意味・・・尊い!!
自分の裸体を晒し、男の本能を持ち出して、精一杯誘い水(湯)をかけてるつもりでしょ。😁
実際、自分からではなく、“ひら”から、泣こうが喚こうが、それでも押し倒されてメチャクチャにされたい“きよい”
わかるよ! ← 設楽ワードじゃないのよ。
いつもの平良とは違う・・・「豹変」とも違う、真の平良が覚醒する時間なのよ。
あれは、“きよい”からしたら、たまんないと思う。
平良「俺がそんなことをした時は、迷わず射殺してほしい」← その醍醐味をぶち壊す発言をする彼氏。
清居「推し量れよ・・・」
呟いてる。。
スイッチ入った平良がどうなるか知ってるからね(笑)
ドキドキしてる、と言いつつ、平良は、実際はちゃんと、気づいてる!
“きよい”の手への口づけが合図のよう。
触れなば堕ちんの“きよい”は、既に奏ちゃんモード。
でも、実際には、きれいだ、キレイだ、と愛でながら、蝶を絡めとるタランチュラの如く。。。
背後から、狡猾に忍び寄る“ひら”
(*° ་། °)=3
はなぢAA(アスキーアート)は、ここで出すべきだったか!
清居奏に、こんな顔をさせられる唯一無二の男。
やっぱり、鏡越しはよきよき。
清居の喘ぎ声にリアリティを求めすぎちゃだめだったのかな?(笑)
LDH的には問題ないと思うけど、ファンタ的に問題あるのかなぁ。
「平良・・・」っていうかすれ声は◎
あら、大変!
あひる隊長~~~が下流に!!
お風呂セットまで用意されてる。
愛されてるね、アヒル隊長。
お風呂の声は思ったよりも外に響くので、そこだけはご注意を(笑)
そんなこんなで、早速、物件を見に行くことにした二人。
お風呂では、下流に流されて、強制退場となりましたが、物件見学は一緒に連れてきてもらえたアヒル隊長。
キッチンを見ながら、ワクワクな“ひら”。
こんな平良を見て、夜はタランチュラと化すとは誰も思うまい(笑)
ベッドのサイズは、キングサイズ・・・でしょうね。でも、布団2枚並べる良さは、それはそれであるんだよね。
ひとんちの物件であっても内見動画とか、大好き(笑)
でも、あのポストのチラシは、要注意だよね。
“ひら”の言う通りです。
周辺環境は大事。
“きよい”に、お風呂にこだわるようにさせちゃった責任も取らないとね(笑)
部屋探しにおける、お互い譲れないポイントもそうだけど、まだまだ、シビアなルームシェア事情(はっきり、同性カップルとは言わなかったけど)にも触れてきています。
あ~あ。
こういうの、ホント、胸の内側がざわざわする。
ここで、切ります。予想では、
3分割か、4分割かな(笑) ← ※5分割でした。
せっかくレンタルしたのに、約1日・・無駄にしてしまった。
やばい、今日、レンタル終わる(笑)
★『美しい彼』Part.1雑感★
初回ぶっつけ視聴雑感の走り書き+ その後、キャプチャー画像を見ながらの加筆雑感を交えて、お届けしております。(笑)
※2023/12月 アメブロに移動するにあたり、ちょっとだけ手を入れましたので、ちょっと上の状況とは違ってきてしまいました(笑)
いま、1/3の30分弱くらいを見てきたんですが、これ、シーズン3と考えて、4回シリーズくらいのボリューム感かな?
冒頭、少し、今までの二人の奇跡を見せる振り返りの部分があるので、ああ、特別編のタームなんだな、と思うくらいで、あとは、もう、ドラマと全然変わらず(笑)
濡れ場(お風呂場)は本当に濡れ場だったけど・・・別にズバリがあるわけじゃなし。
(笑)
いや、それはそれで、つける、つけない、とか、色々出てきてしまいます。
“俺様ひら様”は相変わらず、「ごめん」じゃない「ごめん」を連発し、結局我が道を譲れないし、“きよい”は、言いたいこと言ってるようで、実は、本当に言いたいことを言うときは、視線も合わせられず、口をとがらせ、ちょっと口ごもるし、そこがまた、可愛くて・・・、言うこと🍆
菜穂ちゃん、離婚かぁ。
原因は、旦那さんの浮気。
ともくんの、お坊ちゃんお坊ちゃんした、育ちのよさそうな身なりを見ると、その生活を捨ててまでも・・とか、いろいろ考えちゃう。
いろんなことが気になるPart.1です。(笑)