引き続き、2話いっちゃいます。
誰よ、ざーっくりまとめてなんて言ったのは!(笑)
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
夢中さ、きみに。
《MBS 制作 “ドラマ特区”》
原作:和山やま
Jan 7, 2021 - Feb 4, 2021
1話24分程度×5話構成です。
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2話:逆高校デビュー
主に、二階堂視点で進みます。
「二階堂に関わると、必ず不吉な目に合う」という噂が定着した高校2年も半ば。
せっかく、誰からも無視され、誰からも煩わされない学校生活を手に入れていた二階堂の前に、
突如、“呪い”のバリアを物ともせずに、自分に絡んでくるようになった目高。
だって、目高から、こんなことをされる理由も、その目的も、全く身に覚えがない。
でしょうね。(笑)
ほんの短い会話を交わしただけで、クラスの視線が、二人に集中する。
でも、二階堂の呪いを解いちゃった目高に、そんな外野の目など気にならない。
だって、今は、二階堂本人のことが無性に気になるのだから。
当然、そんな目高の想いなど、二階堂には伝わらない。
トイレ掃除の時に、うっかり、目高の問いかけに返事をしてしまったことを後悔する二階堂。
伊藤潤二先生の画のように思われてるとは、さすがの二階堂もプチショック。
しかし、このあと、今の「二階堂明」の原型は、高1の頃の目高優一だったという衝撃の事実が、明の回想から明らかになっていく(笑)(笑)(笑)
<1年半前>
入学式直前、丸坊主になることを決意した二階堂。
当然、中学の頃に、二階堂の身に何があったかは知ってるお母さんでさえ、「あんた、友達できないわよ」と、にべもない。
明「俺はもう注目されたくないし、女子にも嫌われていたいんだ」
そう決意新たに歩き出したものの、坊主にしたくらいでは、二階堂のイケメンぶりは隠せず、くりくり坊主さわりたい、同じクラスになりたい、などと騒がれる。
これでもダメなのか!
絶望に打ちひしがれていた二階堂の前に、
寝ぐせでボサボサ頭の眼鏡男子が飛び込んできた!
悲鳴をあげる二階堂。
その眼鏡男子のインパクトに影響を受け、眼鏡を買い、髪を伸ばしたのだ。
明「(怖かったなぁ、あの人)」
<回想終わり>
でも、なぜか、同じような風体にしたにも関わらず、気味悪がられたのは二階堂だけで、密かに、師匠と呼ぶ例の男子のことは、まるで噂にもなっていない。
明「(師匠の名前、なんだっけ?)」
あのとき、友人たちが名前を言っていた気がする。
長距離バスに乗り込む待ち時間の間も記憶をたどる二階堂。
実は、今日から、小塚高校の2学年は、修学旅行に出発なのです。
先生「おーい、全員、揃ったかな?」
荒川「先生、目高がまだ、来てませ~ん」
先生「は?(怒)」
寝坊するって友人にメッセージを送り、こっちに向かってるとのこと。
「来ました!」
ガシガシと、バスの中に乗り込んできた目高の髪は、ボサボサで・・・。
バスの座席も二階堂の前です。(笑)
目高「焦った~!」
入学式に会った“師匠”のことを思い出そうと、懸命に考える二階堂。
寝坊を揶揄う友人たちが口にしていた名前は・・・「目高の眼鏡って、珍しくない?」
ようやく思い出せた!
明「(めだか・・・?)」
勇気をもって、前の席の目高優一を覗き込もうとするもタイミング悪し。
結局、前から回ってきたプリントを受け取ろうとして、
目高「痛!! だから、お前、もうちょっとゆっくり取ってくれよ!」
また、指を切った目高。
明「(師匠・・・)」
この空の下で 巡りあう奇跡♪(笑)
まぁ、引きの強い二人だこと。
交差する運命♪ってことでしょうか。
そして、修学旅行の地である東京に到着。
バスの中で熟睡モードだった目高の髪が、キレイになっている(笑)
到着した、と友達に起こされた目高が見つけた絆創膏。
目高「これ、お前だろ、ありがとな」
明「こちらこそ・・」
目高「え?なにが?」
友達に呼ばれ、「ま、いいや」と先を急ぐ目高。
よく二階堂となんか喋れるな、とか、魂売ったとか言われてる。
そんな目高の後ろ姿に、「ありがとう、師匠」と心の中で呟いた、そう、この時の、この交差点の
斜むかいにこそ・・・林クンとめぐみちゃんの姿が!!
1話につながりました。
2話:かわいい人
歩き出した二階堂を見て、
「よかったぁ、地縛霊とかじゃなくて・・・」と呟く林に、不謹慎だと咎めるめぐみ。
その後ろから、「あ・・」という声が聞こえ、振り返ると、そこで足を止めていたのは、
来た~~~~~!!
江間くん。。いや、 楽駆くん。。いや、江間くん。
江間譲二 (えまじょうじ/ 楽駆)
私は、目高を一押しだと書いたけど、江間くんのことを無視しているわけじゃない。
言わずとしれた西くん@Life 線上の僕ら
とにかく、江間くんの放つ、高校生離れした色気をどう受け止めたらいいのか、私には、わからない。(笑)
実年齢は🙊
林「どう? 神出鬼没の“かわいい僕”は?」
そうだ、林くんと江間くんが揃ったときの最強のツーショット画をキャプチャーしてしまう欲求をどうか、阻まないでほしい。。。
江間「はいはい・・」
そのまま、通り過ぎる江間の手には、ネギ・・・。
江間:林が俺に絡んでくるようになったのは、さかのぼること、1ヶ月前。
その日は、運動会。
こんな行事は絶対中止したほうがいい。
と言いつつ、こんな感じのテンションで、参加した“借り物競争”
紙に書かれていたお題は「かわいい人」
江間:はい、出た、この手のお題。
周囲を見回すと、明らかに、一人だけ異彩を放つ異質の人が。。。(笑)
なにやってんの?と訊ねると、障害物競走で(グリーンネットが)からまって取れなくなったから、助けて。。と、かわいいことを言う林くん。
江間「おまえでいいや」
林「え?」
グリーンネットでがんじがらめな林と一緒にゴールした後、彼のどこが可愛かったのか、と審判の先生に聞かれ、「なんかパリコレっぽい」と答えて、皆の笑いを獲得。
江間くん、3着。
自分が、「かわいい人」というお題で連れてこられたと知り、「江間くんは僕のことをずっと、橋本環奈だと思ってたんだ」と、グリーンネットでグルグル巻きのまま、生真面目顔の林くん。
江間「あ~、はい。そうかもね。お疲れ様」
ここね、林くんは、そのあとしばらくずっと、江間くんの後ろ姿から目を離さないんだよ。
結局、ネットは他のクラスメイトに外してもらい、自由の身に。
江間:この日から、林はことあるごとに、「ボク、可愛い?」と絡んでくるようになった。1ミクロンも可愛くない
教室では、隣同士の席。
きゅん💕
『クマと遭遇したら』という本を授業中に読んでいて、没収される林。
江間くんだって、ノートに大きく「バーカ」と書いてみせるくらい、ちゃんと林クンと絡んでるじゃん。(笑)
休み時間、トイレでも、案の定、「江間くん、さっき目があったね。本を読んでたボクが可愛かった?」と、“上から彼女”みたいな口調の林。
いつまで可愛いつもりだよ、と、さすがに、しつこさを諫める江間。
さっき、没収された本を何のために読んでいるのか、と質問してみると、いつか遭遇するかもしれないから、読んでいて損はない、と答える林。
林「玄関開けたら、いるかもしれない」
江間「いねぇだろ。ヨネスケじゃあるまいし」
ヨネスケ師匠も、令和の世になっても、ネタとして成立してなにより。
いや、こんなにすんなり、「突撃!隣の晩ごはん」の話題が出てくるなんて、このドラマ、設定は令和じゃないの?(笑)
昼食時、まだ、弟も妹も小さい江間は、大学進学をあきらめてるところがあるっぽい会話を友人たちとかわしてる。
ずっと飛び回ってるハエがうるさくて、窓辺にむかい、窓を開ける江間。
この閉塞感から、一瞬、解放されたような表情。
でも、悩み多き、状況はなにも変わらない。
ふと、視線を向けた先に・・・・かわいい人発見。
この可愛らしさは、狂気であり、凶器だ。
なぜか、し~っと・・と、黙ってサインを送ってきている。
あー、というわけで、この画像も🐼隠し、無理!
それにこれがないと、後々、困る💦
江間「・・・変な奴」
江間:林が変な奴だという印象は、あのころから変わらない。
<4年前>
・・・ってことは、たぶん、中学1年生の頃の話ね。
練習着のまま、ミルクコーヒーをごくごくと飲む林、ゴロが取れないという理由で、野球部をやめるという。
江間「がんばれよ」
え、そんな理由で・・と思わず、言っちゃった感あり。。
その後、野球部、どうしたんだろう。やっぱり、やめちゃったのかな。
でも、おそらく、林くんにとって、江間くんは、ずっとこんな調子で、ちょっとだけ特別で・・・。
江間くんにとっては・・・どうなんだろう。
どうなんだろうも、こんなんだろうもなく、4年前のちょっとしたやり取りさえ、覚えてるんだもの。
気になる存在でないはずがない。
進路希望調査のプリントを眺めながら、そのまま、机に放り込む江間。
帰りがけ、肩で息を整えながら、階段に座り込む林をみつけ、「なにしてんだ?」と声をかける。
林「481段・・」
江間「え?」
この学校の階段が全部で481段あるのだ、という。
汗を滴らせているところを見ると、実際に試したのは、はっきりしている。
でも、なぜ、そんな無駄なことをするのか、まったく理解できない江間。
林「無駄なことするのって、なんかいいでしょ?」
江間「・・・・・・・」
林「うまく言えないけど、無駄なことできるほど、自由な時間があるってなんか、心地いいんだよ」
江間「・・・ふっ(笑)なんだよ、それ・・」
林「かわいいでしょ?」
江間「・・勉強しろよ」
ああ、やっぱり、江間くんと一緒のときの林クンは、特別、可愛い。
いつもと雰囲気が全然、違う。
<土曜日>
小さな公園で、話している林とめぐみ。
約束をしたのか、偶然、会ったのか、それは不明。
土曜日なのに、なぜ、制服なのか、と訊ねるめぐみ。
没収された本を取り返しに来た、と答える林が、通学バッグから取り出したのは、『クマと遭遇したら』という例の本。
めぐみ「へぇ・・・、私も、今日、『鉄と鉄』読み返してました」
なにげに、クマの本、スルーして、『鉄と鉄』について熱く語るめぐたん。(笑)
めぐみ「あ、昨日の方はお友達ですか?」
江間くんのこと、気になるよね。
林「江間くんは、中学からずっと一緒で・・・」
めぐみ「それはつまり、お友達?」
林「友達?」
めぐみ「ああ、ごめんなさい。急に、不躾な質問を・・・」
友達なんて、定義するものではない、と言いつつも、改めて、林から、友達は何人いるのか、と聞かれると、「本当のお友達ってなんなんだろう」と、哲学的な疑問を呈してしまうめぐみ。
すると、なぜか急に「すみません、もう行かないと・・」と帰り支度をはじめる林。
「お友達が待っているので・・・」
不思議なことを言い残し、スタスタと帰っていく。
一人、残されためぐみ。
『鉄と鉄』を心の中で、諳んじながら、気づけば、思わず、林が去った方向へと歩き出す。
私服、かわゆす。
でも、そんなの、林には全然通じないな。
今のめぐみにとって、林はとても関心度の高い人物で、あわよくば、“鉄”に見立てたいくらいなのかもしれない。
異質のものに、触れようとする本能。
ー赤く夕焼け色に染まった溶鉱炉
そこから生まれた鉄という名の鉄なのだ。ー
めぐみの投稿時には、すでに、何度も読み返すほど『鉄と鉄』がお気に入りだった林にとって、鉄は、“誰それ”と定義できるものなのか。。。
東祥飯店という中華料理屋に入っていく林。
めぐみ「ここで、お友達と???」
しばらく見ていると、着ぐるみのパンダが店から出てくる。
めぐみ「パンダ?」
思い切って、店の中に入るめぐみ。
20周年 全品半額 クーポン配布中。。。の看板あり。
店の中に入っていった林くんのことを聞きたいだけなのに、結局、メニューの一番目「酢豚・・・」を呟いただけで、「はい、酢豚一丁」と、一人で食事をするはめに。(笑)
あとでわかるのだけど、この東祥飯店は、林くんちらしい。
そうか、「はやし みよし」くんは、美好=メイハオなのね。
※美しい。すばらしい。よい。生活・前途・願望・時間など抽象的なことについていうことが多い。
パイナップル入りの酢豚がテーブルに運ばれ、ようやく、「制服をきた高校生は?」と聞くことが出来ためぐみ。
店員「ああ、それなら・・・」
店の外を指さす店員さん。
じゃ、この、ヒアリング力が高いのか、低いのか、よくわからん中国人の店員さんは、誰なんだろう。林くんのお姉さん?(笑)
~江間の自宅~
まだ、小さい弟と妹がいる、と言っていたとおり、台所で家事をしながら、面倒をみている江間くん。
交差点で、林やめぐみと会った時に、持っていたネギが見えてた買い物袋は、働くお母さんの代わりに、家事をこなしてるからなのですね。
チャイムが鳴り、玄関を開けると、パンダ。。。
江間「なに? 誰?」
パンダの頭を取り、顔を見せる林。
いろいろここに来た理由をでっちあげていたけれど、要は、店の半額クーポンを渡しに来たのね。
江間くんも、林の家が中華料理屋だと初めて知ったって感じ。
でも、林くんは、江間くんの家を知ってたんだ。。。
ここで、住宅街を歩く着ぐるみパンダを追ってきためぐみも、家の前から、二人の様子をうかがうという怪しさの連鎖(笑)
めぐみの「本当の友達」発言から、どういう心理が働いたのか、本当のところは不明だけれど、たぶん、あのまま、あの場にいられないほど、頭の中に、江間くんが浮かんじゃったってことよね。
林「食べにきてよ」
江間「ああ、どうも」
林「じゃ、また」
↓急いで隠れるめぐみ(笑)
江間「それだけ? 学校で渡せよ。また無駄なことを・・・」
振り返り、「玄関にクマって出るもんでしょ」と、笑顔の林。
江間「え。いや、パンダじゃん」
ムッとする林。
林「パンダもクマだ」
江間「いいよ、もう、なんでも。気をつけてな。職質されんなよ」
林「もう2回された」
江間「マジ?やばいじゃん」
この笑顔が見たかったんだ・・・と思う。
自身も、着ぐるみの中で笑ってしまう林。
江間:林の・・いや、パンダの笑い声、はじめて聞いたかも。
そう、こんな林くんは、激レア。
めぐみ「これが・・おともだち」
なんか、青木クンと井田クンを心配する橋下さん@消えた初恋に見えた(笑)
ずれた頭を直しながら、とことこ歩いていく林の後ろ姿を見て、手を振りながら、思わず「可愛いな」と笑顔を向ける江間。
江間:いや、パンダが可愛いのだ。決して、林じゃない。
そうかなぁ?(笑)
ほら、こんなに可愛いんだよ?
いつまでも、見送りたくなっちゃうでしょ。
そこへ、自転車で、帰ってきた江間の母親。
江間「母ちゃん、ちょっと進路のことで、相談がある」
母「ん・・わかった。ねぇ、どうしたの?」
なんだか、まるで、進路の話を母親に切り出す勇気を配達しにきたみたいだな、あのパンダ。
そして、職質3回目の🐼(笑)
「あそこの中華屋、パイナップル、酢豚に入れるから嫌いよ~」ってのは、半額クーポンを見た江間くんの母の声か?(笑)
パイナップル入りの酢豚って、どうして、こうも物議を醸すの?(笑)
<2話終わり>
だめだ。
やりはじめてしまうと、止まらない。
人と人が関わるって、こんなに、見えないところの、心やら、なにやらが、目いっぱい動いてるんだなぁって、こっちまで、浄化されてます。
第三者となって、少し離れたところから見ると、更に、また、その二人が見えてくる。
私のBL脳は、視聴回数に比例して、断定へと導いてしまうようで、怖い。。
それくらい、もう、BLでいいじゃん、って思う。
目高くんの、男前なところ。
江間くんの、優しいところと、色っぽいところが同居してるところ。
端々で、二人をうまくその気にさせる、林くんと二階堂くん。
めぐみが開眼したね。
やっぱり、私は、めぐみ視点がしっくりくるのか?(笑)