『駅』好きなんですよぉ~~!

 

♪ あなたがいなくても こうして 

元気で暮らしていることを

さりげなく告げたかったのに

 

さりげなくなんてできるわけがありません!

 

卒業後の二人編 まいります(笑)

 

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『美しい彼』

Utsukushii Kare~ 2021年(日本)全6話  

 原作:『美しい彼』  by 凪良ゆう 

 

美しい彼 | ドラマ特区 | MBS 毎日放送 

 

これは、第4話です。

前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ 

『美しい彼』#1 #2 #3 

 

 

 

【4話の“ひら”】

 

3話のラストで、卒業式の日の二人の初キスに目を奪われていた私は、ここで、初めて知るのです。

 

唇を離したあとの、“きよい”の、なにかに吹っ飛ばされたのかと思うくらいの、ものすごい、顔の背けっぷりと

背けっぷりという表現はちょっと語弊があるのですがニヤリ

とにかく、力任せのキスにありがちな酸欠状態(笑)

いわゆる、「いま、俺、なにした?」ってやつじゃまいか?🇯🇲

 

そして、“きよい”に突き飛ばされた衝撃で、“ひら”の携帯が、側溝の水にポチャしたことを・・・。

(出始めの頃なら、絶望の淵に立ったでしょうけど、今は、番号は引き継げるし、そもそも、防水スマホだってあるし、いい時代になりました。)

 

・・・が、ことはそういう一般論な展開ではなく、「縁切り」という方向に向かったことなんですよね。

 

“きよい”の「じゃ、またな」を別れの言葉と受け取った“ひら”は、携帯を拾い上げる気力も失せ、会う理由もない・・と、思い込んだあげく・・・番号を引き継ぐことなく、携帯を新しく変えたようです。

 

明るくもなんともない、大学生編のスタートです。

 

そして、“ひら” いつのまにか、大学2年生になってました。

結局、内面では、“きよい”との最後の日から一歩も進んでいない“ひら”です。

 

そんな“ひら”に声をかけてきた彼の名は、小山和希“こやまくん”

(演:高野洸)

基本、私は、昔から、こういう笑顔の可愛らしいイケメンに弱かった。なんで、今、多種多様なイケメンに、アンテナが全方向、向くようになったんだろうか。

 

・・・写真部に所属した“ひら”にできた友達。

入部の挨拶で、言葉に詰まった“ひら”を見て、背中に手を当てて、落ち着かせてくれた人です。

「俺の兄さんも子供の時、そうだったから・・つい」

ホットココアのように温かい彼のおかげで、周囲から、侮蔑や嘲笑の類がなくなり、それなりの大学生活を送っている“ひら”

 

いつしか、家にも出入りする仲に。

明るくて、優しくて、裏表がなくて、一緒にいて楽で、そして、“ひら”のことが好き。

だからといって、“こやまくん”にしなよ、“こやまくん”でいいじゃん、とは言えません。

 

たとえ、“こやまくん”の気持ちに気づいていても、なにげなくつけているテレビの画面の向こうで、CMにも起用されるようになった“きよい”のことを

こんなにも、食い入るように見つめてしまう“ひら”にとっては、どうしようもできないはず。

 

人物写真を撮ったことはないのか、と聞かれ、一人だけと答える“ひら”

その「とてもきれいな人」が、女子に騒がれていたというふとした会話から、“ひら”の語っている相手が男子なのだということに気づいた“こやまくん”

「男?」



否定も肯定もしない平良に、デリカシーのない聞き方をしてしまったことを詫び、崩していた足を整え、正座しちゃうくらい、誠実な人。

 

チャンスがあるのかもしれないって・・・思っちゃったよね。

まずは、可能性の有無、受け入れる余地があるのかないのか、大きなハードルだもんね。

 

「それなら、オレも・・・」

「え?」

 

オレも・・の意味を、君はやりすごせるの?

 

今度の土曜日(“こやま”の誕生日)に、平良と出かけたい、平良がいいんだと誘ったことで、疎い“ひら”にも、なんとなく、なにか感じるものがあった風でもあり。。。

 

 

そして、約束の土曜日・・・。

シルクロードカフェ

“こやまくん”のお兄さんが演出をしたという舞台を見に来た“ひら”

それは、カフェを貸し切って、カフェ全体を使うという一風変わった芝居で、カフェの店員だと思っていた人も劇団の役者で、しかも劇中の登場人物でもあるのだと、教えてくれる“こやまくん”

 

そこに登場したのが、帽子を目深にかぶった謎の男。

 

すぐに身じろぐ“ひら”

 

帽子を脱ぎ、顔を見せたのは、新進気鋭と噂される「清居奏」でした。

 

“きよい”がいた

 

時が止まったようでいて、実際には、心の中で、ものすごく、いろんな言葉があふれ出している“ひら”

<心臓が爆発しそうにうるさい。膝の上で握りしめた手が細かく震えている>

“ひら”の眼差しも、なにひとつ変わらない。

 

舞台は無事に終わったものの、放心状態の“ひら”

この時点では、“こやまくん”は、まだ、“ひら”が清居奏のファンとしって、サプライズで連れてきた感、満載。

 

<忘れようとして続けてきた努力が、一瞬にして崩れ去ってしまった。なのに、嬉しくて・・・>


2年ぶりの再会。


久しぶりに間近でみる“きよい”に、「ストーカー」と呼ばれ、もう、頭が真っ白で、言葉がうまく出てこない。

 

そんな平良の代わりに、高校の同級生だと説明する清居に、「そうなの?」「それなら、もっと早く言えよ!」と驚く“こやま兄弟”

 

しかも、すぐさま、その後の平良に対する”「キモっ」という言葉や冷たい様子を表面的にしかとらえられない“こやまくん”

これはしょうがない。無理もない。

 

“きよい”を見る“ひら”の表情をみて、“こやまくん”から、笑顔が消える。

侮蔑的な言葉を浴びせながら、打ち上げに誘う方も誘う方なら、自分との約束も忘れ、嬉しそうに「行く」と答える神経も理解できない。

 

“こやま兄”は、弟から、“ひら”への想いを聞いているのね。

どうにも歯切れが悪い。

おまえ(和希)、いいのか?と、アイコンタクト。

 

よくない!

その視線を受けて、せっかく、打ち上げに誘われたのに、今日が“こやまくん”の誕生日だと思い出した“ひら”は、断腸の思いで、その申し出を断ることに。。。

 

「ごめん きょ、きょ・・今日、ちょっと用事があって・・・」

「だから何?」

「ご、ごめん・・・」

這ってでも行きたい😭

謝りながら唇をかみしめる“ひら”

「(ため息)お前が来ようが来まいが、俺にはどうでもいいんだけど」

 

(ええっと、ここで、突然登場してきた、「あ・・小山の弟じゃん。(隣の平良を見て)あ・・・!」と指さす先輩俳優の“イルマさん”の言葉の続きを、“ひら”に聞かせないように遮り、“ひら”の前から姿を消す“きよい”のことは、また、あとで・・・。)


ここの二人の再会シーン、頭から号泣してもよかですか?

 

後ろ髪をひかれながら、“こやまくん”と連れ立って、カフェをあとにする“ひら”

 

 

さて、その後・・・

場所は変わりまして、“ひら”の自宅で、鍋パーティ。

 

「清居奏があんな人だとは思わなかった」

“こやまくん”の勘違いを「清居はいつも、あんな感じだったし・・」と往なすにとどめるのみ。

 

(誕生日なのに)鍋でよかったの?と訊ねる“ひら”に、「ひらといると楽しいからさ・・」と笑顔で答える“こやまくん”の言葉に、雷に打たれたように固まる“ひら”

こんな言葉は、“きよい”は絶対にかけてくれない、と、プレゼント(ストラップ)を渡したり、準備していたケーキを出してきたり・・・この時間を大切にしようと、わかっていても、気持ちは再会してしまった“きよい”のことばかり。

 

“こやまくん”が帰ったあと、「思い出ボックス」に仕舞いこんでいた“きよい”の写真を出してきて、手に取る“ひら”

ああ、そりゃ、ダメだ。これを見ちゃったら、完敗だ(笑)

 

しかし、こんな風に、封印してたんだ、と思うと心が痛む。

 

“ひら”の中で、止まっていた時間は動き出し、それからは、“きよい”の芝居に足を運ぶ。

 

案の定、“きよい”と話す機会を得てしまっては、どうにも抗えない。

 

~居酒屋~

期待する意味がない、と自分の逸る心を戒めながら、またしても誘われた打ち上げは、

当然のごとく、居心地が悪い。

完全なる放置プレイだ。(笑)

 

飲むしかないじゃん。

 

でも、悪いことばかりじゃない。

席が離れているおかげで、“きよい”を盗み見ていられる幸せ。

 

そんな幸せと引き換えに、先輩廃油とのゲイ疑惑という邪念も植え付けられるけどね(笑)

 

<たしかに、高校時代、あれほど、女子に騒がれながら、“きよい”は彼女を作らなかった。自分が、“きよい”とどうこうなれるなんて思ってない。でも、あの俳優が、“きよい”の恋人なんだろうか? “きよい”はあの男とキスをするんだろうか? それ以上のことをするんだろうか?>

 

ほら、予想にたがわず、激しくずれまくってきたぞ(笑)

 

そして、この「白昼夢」!!

“ひら”の妄想の中では、すでに、ちゃんと「受け」!🤭

“きよい”のすべらかな肩、なんたる大盤振る舞い!

今後の18禁な展開を期待させる序章!!(笑)

最初、見たときは、鼻血を準備せよ!というお触れなのか、と受け取ったものでしたよ。

だけど、テレビじゃここが限界か、ちぇっ!(-"-)

はっ・・私ったら、今何を・・!!

 

その後、酔って、一人で店を出ると

なぜか、それ以上に酔っぱらった“きよい”が現れる。

「ああ、もう、ほんとうざい。うざい、触んな!」

「ごめん・・・」

久しぶりの“きよい”の悪態シャワーと・・・はじめてみる酔った姿。

 

すっかり、しもべモードを思い出した“ひら”

公園のブランコに座り、酔い覚ましに、ジンジャーエールとスポーツドリンクを差し出す“ひら”と、ジンジャーエールを受け取る“きよい”

 

高校の時より、綺麗になった“きよい”から、目が離せない。

 

次の公演のチラシもくれた。

どうやら、行ってもいいらしい。

電話番号を入力して、戻すとき、“きよい”の顔が見れなかった。

あの時、さよならを言われたのに、まだ、こんなふうにつながりたいと思ってしまって、ごめん。。。

 

あのさ、番号を求めてきたのは誰だったのか、よーく考えてみようよ?(苦笑)

 

帰り際、“きよい”はなんだか変だった。

結局、どこに住んでるのかも聞き出せなかった。

 

それより、話が、どんどん変な方向に進んでいった。

小山の名前をやたら口にしてたな。

 

いきなり、胸倉をつかまれて、本当に驚いた。

小山と清居のどっちが好きか・・なんて、真剣な顔して言われてる意味が、本当にわからなかったんだ。

は?なのか、へ?なのか、自分でもわからない、変な息が口から洩れた。

 

その晩は、自身に起きた衝撃を受け止めきれず、“きよい”の写真と添い寝しちゃう“ひら”

 

また、“きよい”を追いかける日々が始まる予感がする。

どれだけ追いかけても、手が届くはずなんてないのに・・・と逡巡しつつ、あんなふうに、惑わしてきては、心を手放してもくれない“きよい”が怨めしい。

 

これからもずっと、“きよい”のものでいたい、というのが本音。

 

だけど、それは、しんどくて、苦しい。

 

それでも、“きよい”からの着信に、かけなおさずにはいられない“ひら”。

 

間違えてかけたというくせに、「セリフの練習しに、おまえんち行ってもいい」と言われて、了承したとき、“こやまくん”が高熱を出して、倒れたという知らせが入り、病院に連れていったり、面倒をみることになる・・・という、次もなかなかのドラマティック展開よ。

  

 

【4話の“きよい”】

 

卒業後、幼いころに漠然と思い描いていた「テレビの中に入る仕事」につき、エンターテイナーの道に進んだ“きよい”

 

所属事務所を通さず、個人的に参加している小劇場の舞台劇で、客としてきていた“ひら”の姿が目に飛び込んできた。

見逃すはずがない。

このわずかな0.0何秒かの間に、会わなかった2年以上の想いがつまる。

必死で、舞台をつとめあげ、終演後、2年ぶりの再会を果たす。

 

ファンだと紹介された“ひら”を、「へぇ・・」と一瞥する。

 

奴は、予期せぬ再会に、口もきけないらしい。俺の気も知らず、いい気味だ!

 

“ひら”に対する第一声はあのころと同じ「ストーカー!」

 

あの頃の、いつもの二人に、戻れる魔法の言葉。

そうやって、“ひら”との絆を深めてきたのだから。

 

言葉に詰まった“ひら”の代わりに、高校の同級生だと、“こやま兄”に説明する。

 

この再会に、“ひら”が動揺してるのに気づかないほど馬鹿じゃない。

それよりも、“ひら”に対する“こやま弟”の、あからさまな好意の寄せ方が気になる。

背中を優しく手を当てられたままの“ひら”にもむかつき、「キモっ!」という言葉をあびせかける。

ま、普通の人間に、“きよい”の「キモ!」の後ろにある言葉の意味などわかるはずもなく。。。

 

自分には言葉を詰まらせる“ひら”が、食って掛かろうとする“こやまくん”をとめる時には、まるで、自然な様子なのにもむかつく。

 

ここで、最強の一撃。

「このあと、打ち上げあるけど、来る?」

これは疑問形に非ず。

「来るに決まってるよな?」の意の、命令形の不可疑問(笑)

つまりは、「決定事項の確認」でしかないの。

 

当然、二つ返事で、「いく」と答える“ひら”の眼の輝き。

そう、“ひら”は、何も変わってない。

 

心のどこかで安心したのもつかの間、「え?」という“こやまくん”の冴えない表情を見た“ひら”が、自分の申し出を断ってきたのを知り、“ひら”を取り巻く環境が変わってしまったことを思い知らされる。

 

カフェを出ていく“ひら”の後ろ姿を気にする“きよい”

 

 

そして、別日。。。

 

やっぱり、来やがった!!

再び、下手くそな、変装とも言えない変装姿で、自分を追い回しはじめた“ひら”を見て、嬉しくて仕方がない。

アンケートに、自分のことしか書いてないのを確認して、内心、ご満悦。

 

この人、今日も、“ひら”を打ち上げに誘ったんだよ。必死だな(笑)

「打ち上げ、来たきゃ、勝手にくれば?」

今日は、邪魔者はいない。

 

来なきゃ、コロす!

わざわざ振り返った半身で、「来いよ!」と叫んでるのが、オーラとなって見えてます。。。

 

打ち上げなんて、ただの口実だ。

早く、アイツと話をしなきゃ・・・ってのはわかってるけど、まだ、ぬけるわけにはいかない。

 

それなのに、なんだかんだ、“ひら”の周囲に人だかり。

あいつ、ぼっちがよかったんじゃないのかよ。。。


女豹にねらわれたり、

あろうことか、酔った“こやま兄”が、“ひら”のことを「弟の彼氏」発言する・・など、「混沌」そのもの。

 

あなたの視線も何も変わってません。

 

思った以上に、酔ったのは不覚。

これでも、急に、店を出ていく“ひら”を見て、焦って身支度して、追ってきた健気な“きよい”様。

 

公園での酔いざましタイム。

「そんな見んなよ、相変わらず、キモイな、お前」

そんなんで、どうやって、俺に会わずに、今まで過ごしてこれたんだよ。

 

次の公演のチラシを渡す。

未だに、こんなに単純にしっぽ振ってくる“ひら”をみて、切なくて、嫌味のひとつも言いたくなってしまう。

 

酔ってはいても、いろいろ言いたいことは、てんこ盛り。。


あのころと少しも変わらず、熱の入った眼差しをむけてくる“ひら”に対し、

つい、稽古場の確保が大変だと口にしてしまう。

 

お前がいなくて、ずっとひとりで、誰とも、こんな話できなかったんだぞ。

 

「今のイエ、壁薄くて・・」← これ、別件のフラグじゃないの?(笑)

「うちなら広いし・・・」と自然に口をついてでる“ひら”を見つめる“きよい”の顔・・・思いっきり切ない。

 

こいつ、自分から、俺を切り捨てたこと、忘れてないか?

とにかく、連絡手段の確保だ。

「ほい、番号・・」

ぶっきらぼうなだけど、切実な差し出し方が、超かわいい!!

 

「お前、なんで、携帯の番号、変えたの?」

聞きたかった。

いや、一番聞きたいことじゃないけど、とりあえず、聞いてみたら、なんのことはない。

「水没しちゃって・・・」

「水没したからって番号まで変えないだろ」

「ご・・ごめん」

本当の理由を・・・“ひら”は言わなかった。

 

「お前・・・このあとどうすんの?」

目いっぱい可愛い、お誘い顔になってるじゃんか(笑)

 

「電車で帰るよ」

「そういうことじゃねぇよ!」

久しぶりの“ひら”攻略に苦戦する“きよい”(笑)

 

でも、聞きたいことは聞かなきゃ。

妖艶味も出てきたね!

 

「お前、小山さんの弟とつきあってんの?」

「べ、べ、べつに、付き合ってないけど」

「付き合う可能性はあるってこと?」

 

何をきょとんとした顔してんだよ!俺がそんなこと、聞く理由なんて、1つしかねぇだろうが!!

考えろ! ば~か!

 

でも、久しぶりに、腕を強く掴まれた。。。

待って、待って・・と言いながら、全身全霊で引き留めてくる“ひら”を振り向きざま、締めあげてた。

 

「あいつと俺、どっちが好きなんだよ?」

 

くぅ~~~~

言っちゃったよ(笑)

ここが、“きよい”の限界値。

 

「は?」

あいつの「は?」には、俺をずっと悩ませていた「色恋」の欠片も含まれてなかった。

さっきだって、これからどうする?って聞いたよな?

俺だけかよ!

いい赤っ恥だ!

 

くっそ~!

脛キックするしかなかった。

もう、お前なんて知らねぇ。

 

とは言うものの、再会してみれば、それはもう見事に“ひら”のことばかり考えちゃうし、気になっちゃうし、そして、いくら考えてもわからない。

振り回されてるのは、誰がどう見ても、清居奏さんです。


電話番号ゲットしたとなれば、間違えてかけたふりをして電話だってしちゃう。

 

でもね、あなたの“ひら”は、今も昔も、そう簡単には手が届かない、違うゾーンにいるのです。

 

 

二年の時が変えたものは・・・

細かく見てけば、それなりにあるんだろうけど・・・

 

最下層の隠れ蓑を脱いだ“ひら”の、(もともとの)かっこよさが露わになって、ちょい眩しい!

比例して、“きよい” は、どんどん可愛くなっていく。🤭

 

俳優としても、岐路にいる“きよい”

 

<あんな男からの連絡をずっと待っていたなんて、自分に猛烈に腹が立った

アイツがなにを考えているのか、昔も今も、俺にはさっぱりわからない

 

無味無臭な数年間、俺はただ年だけを重ねていた>

 

で始まる、貴重な“きよい”のモノローグの続きは・・・

 

次回第5話は、待望の、“きよい”の心の声、大特集!(笑)


 

★第4話の雑感★

それに先駆けまして、今回、割と多めだった本文内の紺字はいつものごとく、私の勝手な妄想です!

 

そう思っててほしいという願望が、だいぶ投影されてます。

私物化、すみません🙏💦💦

 

この4話から、“きよい”の表情を追うショットが、各段に増えます。

 

可愛さ、切なさ、半端ない!

キャプチャーしてもしても、したりない!

 

この再会ですが、“きよい”サイドに立ったほうが、よりドラマティックだったように思えます。

 

なにも変わっていないことを実感したい。

でも、いろいろ、気づかされ、嫉妬する分だけ、求めてしまうことも多くなり、“ひら”の煮え切らなさにジリジリさせられる様子が、高校時代よりも、顕著になったような・・・、まぁ、意識的に描かれているんですけども。(苦笑)

 

わからないからこそ、もがき苦しみ、その様を、我が事のように一喜一憂できる。

まだまだ、楽しみつくします。

 

★第5話に続く ★