個人的というか裏側の話ですが、9話は、日曜深夜(月曜日早朝)から、データのやり取りが途中で切断しちゃうとか、映像が乱れまくるとか、データトラブルが続きまして、バタバタして、焦ってました!
代わりに、いろんなVersionをお取り寄せした関係で、どの部分が抜けてて、どのVersionで補完すればいいのか、自分でもわかりにくくなりながら訳し終えた段階で、ようやく、昨日、整った感じです😂
では、いつものご注意をば!
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
これは、Ep.09-2です。
前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.9-2】
~プール~
そうそう、『UWMA』の時には、Deanが泳いでるところを応援してるPharmやManowを見せて、あっさり終わり、あとは、Phuak先輩が2位になったっていう説明で終わった、大学選手権『PY Ganes 2019』でしたよね(笑)
※ PY ピンヨーって、大学名だったはず。
今回は・・・Teamにフォーカスです。(Beeも泳ぎました。)
あの~~、他の部員の皆さんも、泳がれたんですよね???
観覧席で、仲良く、Uniカラーのスティックバルーンを振りながら、応援しているPharmとManow。
Pharm「Manow、あれ、Teamだよ」
Manow「Team、ス~ス~(がんばれ~~)!」
密かに、観覧席に現れたPrince。
大きく手を振りかけて、はっと、手をひっこめます。
※ Princeのショルダーバッグ、検索してたのに、載せ忘れてました。
イヴ・サンローランでしたね。
スタート台に昇る前の、Beeがそれに気づき、サインを送ったりして・・・
ああ、まじで、可愛い。
その視線の先は・・・Win。
Winの微笑みに、ど緊張ながらも、力強く頷くTeam。
応援のキス、効いてるね。
スタート台にあがり、飛び込みの準備をするTeam。
着水はまずまず。。。
Manow「Team、がんばれ~。私もパドリング、手伝ってあげる~~~」
Pharm「おーい、これは、水泳の大会なんだよ、Manow!」
スティックをカヌーのパドルに見立てて大興奮状態のManow。
泳ぎとか、ロングタームで撮影すると、ごまかしがきかないから、選手役として出演するのってホントに大変だよね。
やった!!
Team、一位!
Phuakの手の反応が早かったね。(笑)
この二人も当然、おおはしゃぎ!
ばんぶるび~選手は、何位だったのかな?
Beeの投げキッス後のPrinceの笑顔。。
雰囲気的には、入賞したっぽい?
Winに、ガッツポーズを見せると、
よくやったな、と小さく応えるWin。
WinもTeamも、そして、BeeもPrinceも、決して、派手な動きは見せず、自分たちだけでわかるように、喜びを伝えあってるのが、もう、たまらん。。
恋の力は偉大だ、と言いたいところだけれど、そう、手放しで喜べない感じもあって・・・もどかしくない?
でも、いい表情してるでしょ。
この子は、笑ったり怒ったり、小動物っぽかったり、寂しげだったり、色っぽかったり、拗ねたり、とにかくいろんな表情を見せてくれるけど、私、結構、この雑念や穢れが全部抜け落ちた、しゅっとした感じ、好きかも。
Dean「どうやら、カンチャナブリのリゾートを丸ごと予約しなければならないかもな」
頷くPhuak。
Win「・・・・・・」
お祝いされる方がお金出すって、ゴルフのホールインワン方式ですか?(笑)
まぁ、恋人が優勝したんだから、大盤振る舞いしましょうか。
このスパダリさんは、いまなら、どんなお願いも叶えてくれそうですよ(笑)
~プールサイド~
すでに、暗くなっています。
首から、金メダルをかけているTeam。
嬉しそうに、手でその重みを確かめながら、「これ、持っていくね、P’」と呟く。
~回想 #5-4~
Team「大きくなったら、国家代表選手になるんだ。そして、母さんに銀メダルを持ち帰るよ」
Ton「なぜだ? なぜ、銀メダルだけ?」
Team「だって、金メダルは兄さんのものでなきゃだめだから・・・」
(回想終わり)
自分が代わりにメダルを取るんだって、必死でがんばってきたんだろうね。
そこへ、帰り支度を終えた水泳部一同がやってくる。
Teamの肩を抱くDean。
Dean「いい泳ぎだったな」
Phuak「よくやったよ、Team」
先輩たちのねぎらいに、お礼を言うTeam。
Team「ありがとうございます。P’・・・」
ここも、Winが、一歩引いてて、口を挟まないところが、本物になってきたって感じだよね。
Phuak「さぁ、みんなこうして頑張ったし、大学側も俺たちの健闘を祝して認めるだろうから、新年、カンチャナブリに行けるぞ」
発表しちゃう4年生(笑)
うわ~~い、と歓声をあげるABC。
ちなみに、やっぱり、B、メダルさげてるね(笑)
Phuak「みんな、参加費は無料だぞ」
一段と高くなる歓声。
Dean「我々の偉大なるスポンサーに感謝しないとな・・・、な、副部長」
素知らぬふりをしてみせるWin。
Team「Hia、本当に、俺たちのために、リゾートを貸し切ったの?」
Win「一晩だけだ・・父親を破産させるわけにはいかないからな」
この人は、当然、自分が裕福な家庭の恩恵を受けていることは十分承知しているけれど、親の会社や財産は親のもので、自分とは一線を画す意識が強いのね。
そんな気がします。
笑顔満面のTeam。
Team「大富豪~~」
ABC「「「大富豪~~~」」」
C「そういうことを言ってみたいよ」
A「今、俺たちは、誰が(真の)金持ちなのか、わかっちゃったぞ」
C「おいおい、こうしようぜ。カンチャナブリに行く前に、今夜、俺たち、パーティやらないか?」
ABC「行こうぜ~~」
盛り上がる3人を尻目に、苦笑し、ずんずん歩きはじめる上級生たち+Team。。。
明らかに、空気が違ってない?(笑)
A「・・・あれ? 行かないのかな?」
B「なんで、行かないのかな?」
C「えっと・・・1、2、3人だけ」
A「行こうぜ」
C「3人いれば十分だよね?」
うん、十分だよ(笑)
さて、少し間が空きましたが、もう一つのサブCPの登場です。
~Wanの部屋 @ Winの実家~
おそらく、夜更けかな。
ベッドに入り、当然のようにゲームをつなげるWan。
Wan「来たぞ」
T-Rex(Tul)「遅かったね、P’。この時間にゲームするってことにしてるのに・・。ほとんど寝そうになるくらいまで待ってたんだよ」
Wan「だれが、待ってろって頼んだ?」
T-Rex(Tul)「ちょっと! そんなこと言うと、いつか殴られるよ」
はぁ・・とため息をつくWan。
Wan「で、今日は学校はどうだったんだ?」
ベッドの上で寝転んでいたTulが、思わず座りなおす。
T-Rex(Tul)「なんで、そんなこと聞くの?」
Wan「なんで、聞いたらだめなんだ?」
質問返し!
T-Rex(Tul)「ええっと・・・」
焦る Tul。
Tul(独り言)「今日、学校があったなんて、どうして、わかったのかな」
Wan「お前、前に、まだ学生だって言っただろ。そして、今日は平日だ。俺の質問のどこが変なんだ?」
黙れ、なのか、内緒だよ、なのか・・・この石膏オブジェをここに置く意味(笑)
Tul「へぇ、ま、いいや・・」
Wanの疑問の根拠を聞き、自分を疑っているわけではなさそうと、少し、気を緩めたTul。
T-Rex(Tul)「今日は、別の学校の日だったんだ。経営の学位を取るのは、頭痛の種だよ」
ビジネス系のセカンドスクールにも通ってるって意味だよね?
ふと、疑問に思うWan。
Wan「お前、経営学を学んでるのか?」
Tul「・・・・(やべぇ)!」
別に、経営を学んでる人なんて、タイにはごまんといるから、ビビる必要はないけど、Wanは、Tulの声に聞き覚えがある、と言い出したこともありますからね。
それでも、今更、否定もできず、頭を掻きながら、「はい」と答えるしかないTul。
Wan「へぇ、俺もなんだよ! 今、何年生だ?」
T-Rex(Tul)「三年生だよ」
ん?と、首をかしげるWan。
Wan「本当か? 俺の弟と同い年だ」
Tul「・・・・・(え、バレてないの?)」
知ってます!
よ~く存じてます!(笑)
Wan「もし、お前もあいつと同じ大学に通ってるっていえば、笑っちゃうけどな」
この口調、カマをかけてるとしたら、たいした役者でしょう。
別に、誘い水ってわけでもなさそうなんだけど。。そこまで、核心もって疑ってる・・・ってほどでもないのかな。
Tulは、さっきから混乱の極み。。。
どうする?家康 どうする? Tul!
さて、ここは、なんと答えるのが、先々を見据えた時、正解なんでしょう?(苦笑)
T-Rex(Tul)「そんなまさか、P’。 いくらなんでもそんな偶然ある?」
Wan「ああ、そうだな。お前は、俺の名前を知ってるが、俺は、まだ、お前の名前を知らないからな。お前の名前、なんだ?」
T-Rex(Tul)「俺の名前は・・・俺の名前は・・・・Teeだよ、Tee!」
なんとか、ひねりだしました。
Wan「あ~、お前のアカウントが、T-Rexなのは、名前がTeeだったからか・・」
どこか納得したようなWan。
T-Rex(Tul)「そう!その通りだよ。ただ、それだけ・・・」
うまくごまかせた?
Wan「バカな思い付きだな。」
T-Rex(Tul)「え・・ちょっと、何で?」
Wan「さ、寝るまでゲームやろうぜ。俺、明日も早朝から仕事なんだよ」
T-Rex(Tul)「あんまり、頑張りすぎないでよ、P’。 ちゃんと、身体のことも気遣ってよね。目の下、隈だらけじゃん」
あはは。
Tulは、頭はいいけど、詰めは甘い。(笑)
っていうか、この普段にはない「隙」も、「他の人とは違うんだ」のなせる業なのかもね。
Wan「待てよ。なんで、俺の目の隈のことなんて、知ってるんだ?」
T-Rex(Tul)「し、しらないよ、P’」
Wan「お前、なんか変だな」
T-Rex(Tul)「いいから、ゲームしようよ。そうすれば、眠くなるよ」
結局、ゲームに没頭していくWanなのでした。。。
★【Ep.9-2】の雑感 ★
優勝して、メダルが取れて、気持ちが高揚しているTeamとWinが、飲み会にも参加せず、その後、どうなったのか・・、私、個人的には、「UWMA」で描かれなかったところなども見たかったんですけど、そう、何度も何度も、見せ場をつくると、私のような輩が無遠慮にも「じれったい」とか言いだすし・・・ホント痛しかゆし。(笑)
久しぶりに出てきたWanとTulのシーンですが、そう時間もかけず、深堀りもしないのかな。
どっちかっていうと、Winの実家の今後・・・が、Wanの将来の鍵を握っていて、今までの流れ的にも、Tul主導ということはなく、Wanの動きに合わせる感じで進んでるよね。
私としては、能ある鷹は爪を隠すじゃないけど、Wanは実はできる子っていうのを期待してたんだけど、鋭いか、鋭くないか、と言えば、正直、よくわかんないのよね(苦笑)
愚鈍なまでに実直で・・っていうタイプではないな。
でも生き方はすこぶる不器用。
期待に応えたいけど応えられないことで、自分に余計なプレッシャーをかける損な気性よね。
人の気持ちに敏感で、シニカルに見せてるけど、実は割と単純思考。
そんな純心さが、長所でもあり短所でもある。
・・・そんな感じかな?
Tulの場合は、(Wanに)似てる部分もあるけれど、あえて道化のふりができるくらい、もう少しだけ、背景は複雑設定なのかも。
ほとんど毎日のように、ゲームの中で接してきたWanに対する好奇心だったり、相手には気づかれていないという優越感のようなものの延長線上に成り立つ好意だけど、今の段階だと、恋愛というより、せっかく築けた「関係を断たれることへの恐怖」が先にあるような気がします。
全部、想像ですけど。。。(笑)
もともと他人への関心のキャパシティとか距離感が独特だから、きっと誤解されやすいんじゃないかな。
本文にも書いた通り、頭はいいけど、詰めが甘い!
詮索好きや道化のふりは、その予防線ってこともありますよね。
この二人については、目下、BLモードというより、人間観察の域で見てます。