待ってた!!9話。

 

でも、後半、きついです。。。

 

この#9-1あたりは大丈夫!!

2カップルの結びつきの強さが強調されるのは、見ていて、痛快です。

 

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『Between Us』

เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話

 

 "Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品 

 

 

【Ep.9-1

 

~大学 プール~

テストが終わり、大学選手権当日ですね。

日本人の私の感覚からすれば、試験終わり/クリスマス →→ 大晦日 までの数日の間に開かれるというのは、なかなか、ハードスケジュールな水泳大会にみえますね(笑)

ま、大学は二期制だし、タイの年末年始は、短いので、特に、なんの支障もないんでしょう。

 

緊張した面持ちで、観覧席を見上げたり、

また、座ったり・・・Teamの様子がいつもと違います。

部員たちの様子を見回っているDeanとWin。

Teamの落ち着かない様子に気づいたDean。

さすが、こういうところは、部長です。

 

Dean「もう少しで始まるな。お前、あの子の様子をみてやったほうがいいぞ」

あの子というのは、当然、Teamのことで、「うん」と頷くWin。

Win「そうするよ」

Dean「急いだほうがいいぞ」

 

Teamの前に立ち、その手をつかむWin。

Win「一緒に来い。時間がないぞ」

え・・と驚きながらも、Winに手を引かれ、歩き出すTeam。

 

その様子を、目で追ってしまうAとSea。

 

Win先輩ったら、大胆~とか思いながら、Beeのほうを振りかえり、ぎょっとするA。

A「お前、何してんだよ!」

日焼け止めを塗りたくっているBee。

B「日焼け止めを塗ってただけだよ」

Cも固まってます。

C「お前・・・顔が灰色だぞ

笑い出すA。

B「ええっと・・・二本指のルールなんだ。吸収がいいんだよ」

そんなルール、ありましたっけ?

 

まだ、パッティングを続けるBee。

C「俺の友達をこんなふうに変えちまったのは、一体、どこのどいつだよ!」← 知ってるくせに! ニヤリ

A「Bee。お前、まだ、ケツも青いくせに、なんで、急に、肌のことなんか気にしてんだよ」

B「関係ないだろ」

 

指をさして笑うAとC。

 

・・・確かに、塗りすぎだわ。

プールがギトギトになりそうじゃん。

 

スマホをチェックするBee。

 

Princeからのメッセージです。

 

B「俺、行かなきゃ・・」

C「待てよ!お前、そんな顔で行くつもりなのか?」

B「なんでだよ。もう時間ないんだって。時間は有効に使わないとね」

べ~と舌を出しながら、Princeのもとに向かおうとして、ずっと立って3人の様子を見ていたDeanに気づく。

 

B「P’Dean、ちょっとトイレに行ってきますね」

そそくさと、その場を離れるBee。

 

あとに残ったAとCを睨むDean。

C「俺たちは、ウォーミングアップします!」

慌てて、ストレッチ(の真似事)をこれ見よがしに始めるA&C。

ホント、Teamと違って、緊張感のかけらもないわ~(笑)

 

 

~プールの通路のはずれ~

普段、あまり使われない通路なのかな。

 

Teamを引っ張ってきたWin。

手はつないだまんまでした。

 

Team「Hia・・なんで、こんなところに連れてきたの?もう、開始時間だよ」

 

Win「準備はできてるのか?」

Team「・・・・」

Win「昨日、よく眠れなかったんだな?」

小さく頷くTeam。

Team「どうして、大会の時はいつもこんな風になるのか、わからないんだ。いっつも、こんなふうに不安なんだ」

Winには、弱音を吐けるのです。

 

Win「でも、お前はいつだって、結局はちゃんとやり遂げるじゃないか」

 

うつむいてしまったTeamにゆっくりと近づくと、

抱きしめるWin。

背中側から見ると、まるで、祈りを込めるように、目を閉じてるのね。

 

一瞬、固まるTeam。

 

Win「他人を気にする必要なんかない。緊張なんてしなくていい。」

Winの落ち着いた声が骨伝導!!

私なら、卒倒するな。

 

Win「これは、大会なんかじゃない。これは、ただの水泳クラブだ・・・。お前と俺しかいない・・。ただ、俺たち二人だけだ」

 

この時のTeamがね、Winの発する言葉の意味を受け止めているというよりも、Winの温かさに包まれて、自分の周囲をガチガチに覆っていた冷気が溶けていくような表情なの。

 

目をつむるWin。

 

耳元でささやかれるWinの一言一言をかみしめ、涙ぐむTeam。

 

身体を離し、Teamだけを見つめるWin。

Win「覚えておけ、何があっても、ただ、こっちだけを見てろ。わかったか?」

 

なんども、小さく頷くTeam。

 

Team「うん」

最後に力強く、頷くとTeamの目から、ポロっと落ちる涙。

でも、その目から、迷いが消えていくのが、わかるのです。

 

そして、そんなTeamを優しく見つめ、頬に手を当てるWin。

Teamの涙のあとを親指でふき取ってあげる、そのしぐさもなにもかも、全部、優しさと愛。

さすがの私も、この美しいシーンに、邪なことは言えません。(笑)

 

少しだけ、言葉を選ぶTeam。

 

Team「Hia・・・俺のこと、待ってて。気持ちの準備ができたら、俺、全部、Hiaに話すから・・・」

その眼差しは、さっきよりも更に、凛として、まっすぐです。

 

Win「ああ・・待ってるよ」

安心したように、微笑むTeam。

 

ガシっと、Teamの腕をつかむWin。

Win「さぁ、ありがたく受け取れ」

Team「ありがたくって・・・」

 

ちゅ・・・

ちうキスマーク、いただきました。

やった!

これで、元気がでたよ、私が!(笑)

 

とっさに、唇を押さえ、周囲を見回すTeam。

この衝撃具合がいいのよ(笑)

あんなことやこんなことまでしちゃってるっていう事実が、時々、どこかに吹っ飛んでるよね、Teamって。(笑)

 

Team「Hia!!むかっむかっ

Win「がんばれよ」

Team「・・人に見られるかもしれないじゃん!」

 

Winは、全然、平気そうですよ。(笑)

 

Team「それに、今度は、二度と、俺の前から消えたりしちゃだめだからね。俺が探してる時は、いつもそこにいなきゃならないんだからね!」

そう言って、また、唇を隠すTeam。

可愛いの塊飛び出すハート

 

Win「わかってるよ。俺は、どこにも行かないよ」

微笑むWin。

こういうやり取り、大好き!!

 

Teamってば、ちゃんと、Winの心の軌跡にも敏感だったとこもバリ好き!

 

Team「もう行かなきゃ・・」

 

先に歩き出したTeamですが、そう言いつつ、唇を押さえてるところが可愛いよねぇ。

嬉しいオーラが、身体のラインに沿って、見えてます(笑)

 

Teamの背中を見送り、一息つくWin。

 

もう大丈夫そうだね。

お疲れ様でした。 ← だから、私は何様だっつ~の!笑

 

さて、このプールには、もう一組、出来立てホヤホヤ、盛り上がり中のカップルがいてますアップ

 

~トイレ~

Beeがやってきました。

コンコンコココン♪というノックと、猫の鳴き声をドアの隙間にむけるBee。

いつ、そんな合図、決めたの?(笑)

 

カチャッっとドアが開くと、Princeが出てきました。

あれ、個室のドアじゃなくて、トイレそのものだった?(笑)

 

Prince「なにしてるの? ねぇ、一体、なんで、そんな顔なの?」

日焼け止めのことですね。

 

B「え~、日焼け止めの2本指ルールだよ。君に教わった通り、やったんだよ。どこか、間違ってた?」

うん、根本的にね(笑)

 

Prince「違うよ、間違ってるよ。あれは、もっとよく混ぜ合わさなきゃならないっていうだけのことだよ」

しかたないな・・・とでもいうように、「さ、中に入って」と、トイレに引っ張り込むPrince(笑)

この目つきですよ。。。

 

ほら、バンブルビーちゃん、ドキドキしちゃってるじゃん。

目は💘だし、心臓の音まで聞こえそうだよ。

青少年は、短絡的なのよ。

そこがいいんだけどね。

 

Prince「ちょっと見せて」

日焼け止めで、ギットギトの頬に、手を当てるPrince。

 

気付けば至近距離。

吸い込まれるように、キスするBee。

 

ようやく、唇を離したBeeが、第一声で、「ごめん」って謝るの。

 

Prince「ちょっと聞いてもいい?」

頷くBee。

Prince「たった今、したこと・・・どんなふうに思った?」

B「わからないんだ」

少し辛そうなBee。

少し、がっかりしたような、それでいて、どこか予期していたような・・Prince。

 

ま、この可愛いカップルに、そんなこ難しいことをふらなくてもいい気がしてきました。(苦笑)

 

Prince「まったくわからないの?」

ちゃんと確かめたいよね。

 

B「わからないんだ。」

繰り返すBee。

B「嬉しいと思えばいいのか、そう思ったらだめなのか・・。俺たちみたいな関係ってありえないじゃないか」

 

そんなふうに思ってたのか、と思いつつ、「どんなところが?」と訊ねるPrince。

 

B「それは・・君と俺とは釣り合わないって、友達にも言われたんだ。俺はただの寺の犬だって。俺が君に抱いてる感情が、君を不快にさせるんじゃないかって、怖いんだよ。」

 

気持ちが通じ合ったと思った相手から、そんなふうに言われると、さすがに辛いよね。

 

Prince「僕のほうこそ、もっと、気に病まなきゃならないんだ。僕がどういう人間なのか、Beeには理解できないかもしれないって・・・ことが心配なんだよ。」

B「どういう意味?」

この情けない顔。。。

 

でもね、こんな風に、わからないことはわからないって認めて、有耶無耶にせず、聞ける人は、“臆病”とは言わないんだよ。

 

ぐっと、勇気を振り絞るPrince。

Prince「だから、こういう状況のことだよ・・・僕は・・・男の人が好きな男なんだ。もしくは、他の人はこんな風に言ったりするんだ、ゲイってね」

 

B「ゲイって、男のことが好きな男のことだよね?」

改めて、小さく頷き、目を反らすPrince。

 

はい、ここで、男らしいバンブルビーちゃん、復活!(笑)

B「だったら、俺もゲイじゃん。」

え・・と、顔をあげるPrince。

B「だって、君は男で、俺は君を好きなんだから。つまりそれって、俺も、君みたいなゲイってことだろ」

にっこり、いつもの笑みを浮かべるBee。

 

このちょっとピントのずれた自信を見せるBeeの、優しさと思いやりに、これだから、君って人は・・・って、泣きたくなる気持ちをおさえ、目を閉じるPrince。

Prince「これって、どういうこと? 今、君は僕のことが好きだって言ってるの?僕は、僕への愛の告白をきかされたの?」

 

その言い方がおかしくて、にっこり満面の笑みを浮かべるBee。

両方!!

照れたり、恥ずかしがったり、否定するかけらもないのが、ホントに、まっすぐすぎる。

 

そんなBeeを、抱きしめるPrince。

 

Prince「でもね、僕と付き合うのは、簡単じゃないんだよ。我慢しなきゃならないこともたくさんあるんだ。それに、他の人に公表したりもできないし・・・」

B「他人に言う必要なんてあるの?」

身体を離し、Princeの顔を見つめるBee。

 

B「愛ってさ、お互い、自分たちが愛し合ってるかどうかだけだよ。大切なのは二人だけ。俺たち、他人のことなんて気にする必要ないよ」


う~、Bee、でもね、それがそうも言ってられなくなるんだよ。

でも、今は、このBeeの根拠のない自信を、お互いに信じたいんでしょ。

 

B「つまり、それって・・・俺たち、正式に付き合うってことだよな、Prince?」

バシっと、Beeの腕を叩くPrince。(笑) ← Princeは、迷う必要なく、受けよね。

 

B「あぅ、痛いよ~」

この甘えたなところも、Beeの魅力よ。

 

Prince「なに、バカなこと言ってるの? 僕の彼氏になるまえに、僕とデートして、夢中にさせなきゃ・・」

この得意げなお姫様の笑みを見よ!

 

しかし、Princeさん、そういうややこしいことを言うのは、なしにしませんか?

もう、いいですやん。

ああ、小悪魔😈ですか!! そうですか。

ああ、最初に、なんかクセありそうな感じがしたのは、それか!

 

B「うわ~~、わかった、わかった。だったら、今から君を夢中にさせてみせるよ」

 

この手のポーズはなにかな?

 

B「よし、始めるよ! 本気でイチャコラするからね」

そういうと、Princeのほっぺに、チュ💘

 

Prince「なにすんの!」

いきなりのことに、反射的に手が出るPrinceさん(笑)

 

B「え~、またぁ~」

 

ふふふ、と笑う笑顔を見たら、お付き合いすることに異存あるようには見えません。

 

B「もう一度キスしてもいい?そうしたら、泳ぐ前に愛をゲットできるのになぁ」

Beeは、絶対、イチャコラが好き。。。

 

いやいや、今はまず、入賞を目指しなよ。(笑)

 

隙を見て、また、キスしようと狙うBee。

逃げるPrince。

B「おい、動くなよ」

Prince「もう、行かないと・・」

B「じゃ、行くよ」

名残惜しそうなBee。

Prince「がんばって!」

 

恋人恋人し始めたね(笑)

 

呑気に、ちゅ~の口をしながら、トイレから出て行ったけど、無防備に、あんなにしゃべってたけど、誰かに録音とかされてたらどうするのかなぁ?

 

大抵、こういう時って、カップルがいなくなってから、閉まってた個室のドアが静かに開いたりするじゃん。

( ´艸`)

 

今どきの世の中、怖いよ~。

 

(今回の場合は、個室の扉、開いてたんで、先にきていたPrinceが既にチェック済みだと思います)
 

ここで切ります。

 

★【Ep.9-1】の雑感 ★

こういってはなんですが、やはり、それぞれのカップルについて、同じシチュエーションを並べると、演技の差は歴然で、← ごめんね、はっきり言いすぎよね。

・・・そのまま、比較するのは、フェアじゃないですよね。

 

まぁ、フレッシャーズにはフレッシャーズの強みがあるので、ある程度、勢いがあるほうが可愛らしさが際立ちます。

もちろん、キャハハウフフだけでは成り立たないのが恋愛なので、Beeも恐ろしいスピードで吸収していってる感じ、伝わりますね。

 

もしかしたら、Princeが付き合ってきたタイプと、Beeはかなり違ってるかもしれないけど(笑)、← 私、なんとなく、どこか、年上でお金持ちでなんでも言うことは聞いてくれるけど、愛はくれない・・みたいな相手を想像しちゃうんだよね。

すみません。お願い

つい、勝手な妄想が暴走しはじめました。

 

ここでの、WinとTeamのやり取りは・・・ただただ、心が温まりました。
人は、こうやって、大切な人から力をもらい、不安をはねのけ、悔いのないように頑張れる・・・。

そんな感情の機微を、二人の表情から受け取っています。

 

 

★Ep.9-2に続く★