(たとえ宣伝であろうと🤭)
Are you ready?
もうすぐクリスマス
あっという間、あっという間だよね?
\(^o^)/
では、いつものご注意をば!
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
これは、Ep.05-4です。
前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.5-4】
場面一転
~Winの自宅~
Viewが一人で食事をしていると、長兄のWanが戻ってくる。
View「あ、Hia! 今、帰ったの?」
Wan「ああ」
View「どうして? なにかあったの?」
Wan「リゾートでちょっと問題が起きて、そのせいで、泊まりだったんだ」
いかにも、徹夜明けで疲れた雰囲気のWan。
Wan「お前、学校にいくのか? だったら、送って行くから、待ってるぞ」
ちゃんと、お兄ちゃんしてるじゃん。。
っていうか、今、朝だったんだね。😁
View「ん~~、Hiaは寝ていいよ。僕なら、自分で行けるし・・。」
徹夜明けの兄に配慮してます。
思ったより、普通の雰囲気で、会話ができてる長男と三男。
そりゃ、年がら年中、ケンカしてるわけないよね、いくらなんでも。(笑)
View「それより、食事は? 魚のおかゆがあるよ。 食べたい?」
Wan「いや・・・寝たほうがよさそうだ」
その時、「今、帰ったのか?」と、父親の声が。。。
父親「リゾートで、問題がたくさんあるというのに、お前は、遊ぶために抜け出したんだろう」
View「父さん、兄さんは・・・」
父親「お前の口出すべきことじゃない。黙ってなさい、View!」
Wan「俺のことなら、いくらでも怒鳴っても構わないけど、他の人間にまで、とやかく言わないでくれ」
弟をかばったわ!!
父親「なんて、情けない息子だ。そもそも、運営を任せるなんて、お前を信用などすべきじゃなかった。生まれてからこのかた、一日たりとも、お前は、俺を満足させたことなどないんだからな」
あまりのひどい言い様に、逆に嗤い出してしまうWan。
Wan「つまり、ようやく、私の努力が報われたってことですね。だって、こうなるのは時間の問題でしたから。父さんが私を誇りに思う日は、私が最も後悔する日になるでしょう」
父親「Wan!!」
Wan「私には、これ以上、悪化させることだってできるんですよ。見ててください」
捨て台詞を吐き、家を出ていくWan。
View「ねぇ、Hia!! どこにいくつもりなの?」
Viewの声が虚しく響く。
父親「止めるんじゃない。どこへでも好きなところに行くがいい」
Wanの姿が見えなくなると、さすがに、Viewが父親に反論する。
View「父さん!!父さんは知らないかもしれないけど、Wan兄さんは、父さんのホテルのトラブル処理のせいで、昨日は一晩中、帰ってこれなかったんだ。」
え・・と、顔色を変える父親。
View「僕は、大きくなったら、一緒に、うちのリゾート経営を手伝おうって、Hia Winと約束してたんだよ。でも、今は、こんな会社、倒産しちゃえばいい」
父親「View!」
View「僕だって、もし、父さんが、あんなバカげたホテルを持っていなかったら、昔の父さんみたいになってくれるのか、関心があるからね」
そう言い捨てると、鞄を持って、家を飛び出していくView。
一人残された父親。
はなから、息子への期待値が高すぎるのか、Wanを必要以上に見下しているのかわからないたけど、どっちにしても、企業のトップとして、現状把握力大丈夫?
Winの言葉を借りるなら、話し合えば、理解しあえるいいお父さんなのよね?
~大学 経済学部前~
今日は、バイクじゃなくて、Teamの車で来たようです。
持ち主は助手席ですが。。。(笑)
Team「Hia、送ってくれてありがとう」
Win「ん・・」
Team「あ、そうだ、Hia。今夜、Pharmのところに泊まるんだ。だから、自分で運転して帰っていいよ」
Win「わかった。授業頑張れよ。あ、今日、うちのクラブ、休みだって知ってるよな?」
Team「わかってる。・・・あ、遅れちゃう。じゃ、いくね、またね」」
笑顔で、手を振るTeam。
ここ無茶、可愛い。。。
Win「OK」
一旦、ドアを閉めてから、あ・・とまた、開けると、「忘れてた。」と、覗き込むTeam。
Win「ん?」
Team「俺のために、これもしてくれてありがとう、父さん」
ちらりと、ネクタイを見せるTeam。
ああ、確かにお礼言ってなかったかもね。
Win「おい、Team!!」
嬉しいくせに!
Team「わ~、ホントに行かなきゃ、バイバイ、Hia、じゃあね」
この笑顔!!
手をふり続けながら、校舎に向かうTeam。
はぁ・・とため息をつくWin。。
嬉しいくせに!(2回目)
その時、着信が。。。
Win「ん? どうした? こんなに朝早く電話してきて・・」
みるみるうちに、眉間に皺がより、顔色を変えるWin。
~大学 ベンチ~
Win「兄さんがはるばる、こんなとこまで来るとはね。たぶん、大問題なんだね?」
くすっと笑いだすWan。
Wan「Viewは、お前に探させるつもりじゃなかっただろ」
わかってないな、とため息をつくWin。
Win「あいつが、今朝、電話してきたんだよ、ほとんど悲鳴みたいな声だしてた。父さんと大喧嘩したのか?」
Wan「いつものことさ。もう慣れてる・・」
Win「ほんとに慣れてたら、こんなとこにくるわけないだろ、Hia・・」
Wan「はぁ・・・俺は、父さんにとって、全く十分じゃないからな。俺が何をしようと。どんなに頑張っても。どんなによくやってたとしても・・・それだけじゃ、十分じゃないんだ。父さんを満足させるには、一体、何が必要なのか、知りたいよ。あ~疲れた。マジで疲れたよ」
本音をもらすWanの言葉に、考え込むWin。
Win「すまない。何の力にもなれなくて・・・」
Wan「おい、お前のせいじゃないだろ」
こんなに、個性の違うクセ強な兄弟なのに、ちゃんと、根っこの部分では思いやれるんだから、不思議だよね。
Win「ああ、このあと、どこに行くつもりなの?」
Wan「たぶん、そこらへんをちょっとドライブして、気晴らししたら、家に戻るまえに、リゾートでちょっと仕事してから、戻るよ」
無責任でもなさそうじゃん。
Win「ん・・・なにかあれば、いつでも電話して。それに、もし暇なら、俺のところに来てもいいんだし」
Wan「お前の寮にか? 俺にできるかよ、マジか?」
Win「ああ、なんでダメなんだよ」
Wan「さぁな、お前、そこで(自分の)会社でもやってるかもしれないしな・・」
Winの考えはどうであれ、兄は、(自分よりも)弟に経営の才覚があると思い込んでいるところも、問題なのかもね。
・・っていうか、実際に、在学中に、すでに、企業したり、投資家っぽいことしたりする人いるからね。
Win「なに、バカなことを・・Hia」
そこに、「あれ、Win、お前、授業いかないのか?」と声をかけてきた人物あり。
あ・・・もしかして、この時のTulの声で、お兄ちゃん、気づいた?
Win「今行くとこだよ、お前こそ、なんで、ここで何してる?」
Tul「ああ、ちょっと寝坊した。ほとんど、こんなふうに、走ってこなきゃならなかったよ」
おどけて見せるTul。
Win「俺の前で、変なことするな」
一蹴するWin。
Tul「ああ、毎度毎度うるさい奴・・」
Win「ああ、こっちはWan、俺の兄貴だ。Hia、こっちは、俺の友達のTul」
紹介するWin。
黙って、会釈だけするWan。
世間は極狭・・・(笑)
それを聞き、通信ゲームの相手の名前に聞き覚えがあったことを思い出すTul。
まじかよ・・・。
完全に、把握したTul。
面白くなってまいりました状態でしょう。
「こんにちは、Hia Wan」と再敬礼する。
Wan「こんにちは。(Winに)ああ、もう、そろそろ行くよ」
Win「ああ、運転気をつけて、Hia。いつでも電話して」
Wan「ああ、じゃあな」
ああ、この目・・・気づいてる? 気づいてるのかな、どっち?
気づいててほしいんだけど。
でも、同じ気がついているでも、全然、対応と感情が違いすぎるんだろうね。
すれ違いざま、軽く会釈し、立ち去るWan。
明らかに年下だってわかってるはずなのに、つい、去り際に、じゃあ、って感じで会釈しちゃっただけなのか・・・。
深い意味はないとは思うけど、ちょっとここ、不思議だったんだよね。
しばらく、目で追い続けるTul。
Win「なんで、笑ってる?」
Tul「ちがうよ、そんなわけないじゃん。で、お前の兄さんはなんで、大学に来たんだ?」
Win「父さんとやりあったらしい」
Tul「相変わらずだな・・・」
Win「“相変わらず”ってのは、どういう意味だ?」
Tul「・・ええっと、ま、その、特に意味なんてないよ。」
Win「だが、今回は、ひどそうだ。兄貴は、いつも父さんと喧嘩するけど、今回は、かなり落ち込んでるみたいだ」
Tul「そうか・・・」
Win「それに、兄貴は、人にあれこれ、言う人間ような人間じゃないからな」
ふふっと吹き出すTul。
Tul「おまえみたいにか」
Win「ああ、俺みたいにな・・・。知った風な口を叩くなよ」
微笑のあとの、真顔のラリアットは効くねぇ。
笑ってしまうTul。
Tul「うん・・まぁな。授業行くか?」
立ち上がり、歩き始める二人。
ま、この二人はこの二人なりの友情って奴があるんでしょう。
~経済学部 教室~
ちょうど、授業が終わったところみたいです。
どうしても、Teamのネクタイに目がいっちゃう。いつもより、崩してないじゃん🤭
Pharm「Team、予選、もうすぐなんだよね? がんばってね。当日は、応援にいくからさ」
Manow「私も行く!」
手をあげるManow。
張り切ってます。(笑)
Team「あのさ、俺のためにくるの? それとも、他の人のため?ん?」
Pharm「そうだよ、P’Phuakとは、どうなってんの?」
Manow「な・・なんの話よ。私たちはただ・・・話をしたりするだけ。それだけよ」
もう、そのクネクネしぐさで、バレバレじゃん。
Pharm&Team「「本当に?」」
立ち上がるPharmたち。
Team「Manowを揶揄うなよ、Pharm。おまえもだろ!応援にくるっていうのは、俺のため? それとも、P’Deanのため?」
その時、なんと、ご本人登場。
途中で、Pharmは気づいてるのに、何もできないときってあるよね。(笑)
はい、終わった~~!!(笑)
Dean「俺の名前が聞こえたようだが・・・」
Pharm「なんでもないです」
タイミング的に、ど緊張の三人組。
Dean「今日は、クラブに出る必要がないんだ。夕飯を食べに行こう」
気まずそうに、振り返るPharm。
朝、Winにも告げたように、今日は、Pharmの部屋で試験勉強する予定になってました。
Pharm「でも、今日は・・・Teamと僕・・・一緒に帰るつもりで・・」
Team「おい、そんなのいいんだよ。俺、自分で帰れるよ。P’Deanと一緒に行ったほうがいいって・・」
Pharm「でも・・・」
振り返るPharm。
躊躇うPharmを、Deanの前に押し出すTeam。
Team「Pharmのこと、よろしくお願いします、P’Dean」
さぁ、とPharmの背中を押すTeam。
またな、と送り出され、結局「またね」と、Deanと出かけていきました。(笑)
Manow「で、Teamはすぐに帰るの?」
Team「ん~~、いや、まだだよ。1,2ターンだけでも練習したいんだ。予選、近い
からね」
Manow「うん・・・でも、クラブは今日、お休みなんでしょ?」
Team「確認してみるよ。もし、鍵が開いてたら、練習できるから」
Manow「ああ・・そうね。じゃ、また、あしたね」
~Tulの部屋~
すっかり夜です。
「ああ、一日中いなかったね。忙しかったの?」と、早速、Wanと通信しながらのおしゃべりをはじめるTul。
今日のことは、おくびにも出しません。
Wan:ああ、あわただしかったよ
Tul「ストレスたまってるみたいだな。また、家族と喧嘩したの?」
Wan:知った風な口だな・・
Tul「ちょっと・・・P’。俺、心配だったから、聞いただけじゃん」
Wan:お前、今の、俺にどんなふうに聞こえたか、わかるか?
生半可な言葉が傷つけた、と気づいたTul。
Tul「P’に言いたいことがあるんだ。」
それには答えず、自分の話を続けるWan。
Wan:俺は、相変わらず、親父と喧嘩した。だが、時には、それが行き過ぎるときもある。
Tul「胸からその思いを取り除くには、他人に話をするべきだよ。例えば、兄弟とか・・」
Wan:どうして、俺に兄弟がいると知ってるんだ?
Tul「それは・・前に、話したでしょ。もう忘れたの?」
Wan:俺の弟はいつも考えすぎるんだ。そんな奴を動揺させたくない。下の弟は、まだ、高校生だし。こんなことで、心配させたくない。お前にだけ、こんな話をしてるんだ。
Tul「それは、光栄だな」
Wan:俺のせいで、ストレスをかけさせるだろう
Tul「構わないよ。全部、受け入れるよ」
Wan:ゲームに参加する気あるのか? 俺ら、なんで、ずっと喋ってるんだ?
Tul「最初に会話に誘ったのはだれだよ?」
Wan:俺と議論するつもりか?
Tul「かかってきなよ。1対1でいいの?」
~プール~
人気(ひとけ)のないプールにやってきたTeam。
スタート台の上に立ち、目を閉じると、水の中のくぐもった音が耳に聞こえてくる。
鼓膜を通して聞こえる血流の音は、羊水の中にいた記憶を呼び覚ますと言いますね。
研ぎ澄まされたような表情に、こちらまで、緊張してきます。
凛々しい!
集中するように、ゴーグルをつけ、
水の中に飛び込むTeam。
必死に泳ぎ、壁に掛けられたウォッチを頼りに、タイムを計る。
何度目かの往復、思ったようなタイムが出ず、悔しさでまた、泳ぎを繰り返す。
そしてついに、足に強烈な痛みがはしり・・・そのまま、動かなくなる。
痛みで、子供の頃の記憶が鮮明によみがえる。
兄「待つんだ。泳ぐ前には、ウォーミングアップを忘れるなよ」
Team「・・・お~~、めんどくさいよ」
兄「ダメだ! まず最初に、ウォーミングアップしなきゃ。もし、しなかったら、足がつって、おぼれるかもしれない」
身体が重くなり、意識が遠のいていく。
Team「大きくなったら、国家代表選手になるんだ。そして、母さんに銀メダルを持ち帰るよ」
兄「なぜだ? なぜ、銀メダルだけ?」
Team「だって、金メダルは兄さんのものでなきゃだめだから・・・」
水底に沈み、動かなくなるTeam。
え?まさか、これの後に、【SIDE STORY】ですか?
予告もシリアスだったのよ。
正気ですか?
痛しかゆしだなぁ。。。
YenYenに罪はないのよ。
【SIDE STORY】
プールサイドに置かれた、発泡スチロールのクーラーボックスの蓋をあけるTeam。
中に、キンキンに冷やされたペットボトル(YenYen)がズラリ。
1本手にもち、周囲を見回す。
CM飲みを披露していると、背後には、いつものごとく、背後霊、いえ、守護霊?(笑)
そして、お約束のように、振り返りざま、驚くTeam。
Team「Hia・・! いつからここにいたの?」
Win「ミーティングはまだ、終わってないぞ。誰が、ここに来ていい、と許可した?」
Team「喉乾いちゃったんだ」
Win「部室には、水がないのか?」
Team「水は飲みたくなかったんだよ。こいつをちょっとだけ、飲みたかっただけなんだ。一口だけ・・なぁ~~~(ねぇ、いいでしょう?)」
Win「ああ、だが、見返りに・・・」
そういうと、自分の頬を指さすWin。
万国共通!(笑)
Team「そんなのできないよ、人が見るじゃん」
Win「じゃ、好きにしろ」
どS、どS、どS・・・(笑)
Team「う~~ん、待って」
引き留めるTeam。
余裕のよっちゃんで、振り返るWin。
なんなら、キスしやすいように 左頬をむけてるよ(笑)
ご親切なことでございます。
電光石火で、ちゅ!
Winの手から、ペットボトルを取り、「それ、ちょうだい。もう行くからね」と、精一杯、照れ隠ししながら歩き始めたTeamを追うWin。
そうね、ハラハラドキドキで終わるのはちょっと・・・という人も中にはいるかもしれません。
楽しく、明るい気分で、ドラマを見終わりたい方のための、配慮ということで・・・。
★【Ep.5-4】の雑感 ★
あ~~~、余韻が、私の余韻が・・・。
ま、すぐにまき戻せばいいのよ。
このラストシーンは、すでに、ティーザーで見ているので、ああ、とうとう、このシーンか・・という想いでした。
(動画を貼るのは、6話にします。)
ちょっと、柔らか味のある感じが出てきて、一息ついたかと思ったのに、一難去ってまた一難は、ドラマツルギーのセオリーかもしれませんが、ああ、心臓に悪い。
今のところ、Hia WanとTulに関しては、一番、淡々と見てるかもしれません。
ただ、Winの家の家族問題が発端みたいな感じなので、どうしても、Winが絡まざるを得ないでしょうね。
ちゃんとしたカップルとして見る?
っていうか、そういう展開になるの?
ちょっと、不安視しています。。。
BeeとPrinceは、それこそ、「SIDE STORY」感覚で、番外的に楽しめる感じがします。
普通に、このパターンで、一個、ドラマできそうだもんね。
いろんなことに、種がまかれた5話。
来週、小さな芽なのか、若葉か、わかりませんが、育ってきたのを愛でるのか、それとも、せっかく出た芽が波乱の風に、吹き飛ばされて、呆然自失・・となるのかは、見てのお楽しみ。。。