後半、1記事にまとめようとしたんですが、無理でした。
画像多くしすぎました。
(結局、3分割になります。)
とにかく、ぐだぐだ言わずに、続き続き!!
で、いつものご注意をば・・・。
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
これは、Ep.01-2です。
Ep.01-1を未読の方は、こちらからどうぞ
『Between Us』
~เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話
"Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品
【Ep.1-2】
~ごはんやさん~
三人で、御飯食べてます。
Team「ようやく、入部テストにも通ったし、これでやっと寝られるよ」
本気で一息ついたようなTeam。
Manow「なんで? 入部テストの前に、よく眠れなかったの?」
心配そうに、Teamを見つめるPharm。
Pharm「緊張でもしてた?・・・ずっと元気なさそうだったけど、それが原因だったの?」
Team「うん・・ちょっとね。俺、大会の前とか、いつもこんな感じなんだ。もう慣れたけどね」
不思議そうなManow。
Manow「でも、Teamは優秀じゃない。(今日だって)1着だったし・・」
Pharm「そうだよ。そんなに自分を追い込む必要ないよ」
Team「は~い、パパ、は~い、ママ」
心配してくれるPharmとManowに、冗談めかすTeam。
まだ、話せないことがあるのね。
しかも、かなり辛いことのようです。
Team「あ、来週、クラブのトリップに行くんだ。先輩たちが言うには、部員同士の親善をはかるキャンプなんだって。」
Pharm「あ~、水泳部の合宿のことだね」
※ Pharmは、料理研究部で、簡単な軽食作りの件をすでに聞いてます。
Team「・・・・?」
当然の疑問です。
Manow「ん? なんで、Pharmがそのことを知ってるの?誰かとこっそり話でもしたの?」
ん~ん~ん~?と追求されるPharm。
Pharm「僕が、誰と話すっていうんだよ。Team以外、知り合いなんていないのに・・・」
Manow「あ、P’Deanがいるじゃない。ほら、私があなたに見せようとしてた人・・」
この時点で、直接、会話はしてないものの、すでに、普段、ほとんど個人的なことをSNSに上げないDeanが、(Pharmが差し入れた)ルームグルンの画像をアップしたり、Manowも、Pharmが観覧席で、瞬きもせずに、Deanを見ていたことに気づいている、など、仲間内では、まるっきり無関係とは言い難い状態となってます。
少し思い出そうとするPharm。
Pharm「Manow、どうやって、あの人を知ったり、話したりできるっていうのさ? あのね、水泳部から、料理研究部に、軽食をつくるように依頼があったの!僕、誰とも話なんかしてないよ。それに、明日は、サンドイッチをつくる材料の準備もしなきゃ」
Team「へぇ、じゃ、俺たち、Pharmが作ったものを食べられるってわけか・・。想像しただけで、腹が減ってきたよ」
Manow「まったく。お腹がすいてるなら、目の前にある料理を食べなさいよ。赤ちゃんが歩き出すくらいになっても、食べずに残すつもりなの?」
Team「は~い、ママ」
ようやく、食べ始める3人。
Team「一口やるよ」
この二人の親(ちか)しさも、相変わらず、身内に近くて、ほっとするなぁ。
~スーパー~
おおおお~~~~、Σ(´∀`;)
スーパーのシーンまで!!
『UWMA』合体スペシャル!
カートを押してるWin。
Win「なにか、買い忘れたものとかあるかな?」
Dean「う~ん、基本的な常備薬も買ったよな。アルコール類は買うなよ。」
Win「お~い、ただの気晴らしじゃん。そんなに堅苦しいこと言うなよ」
Dean「もう十分だ。あとは、サイダーや水があればいい」
Win「はいはい。ミネラルウォーターのセットは、たしか、向こうだったよな・・・」
進みながら、何気なく、棚に目を移すと、背を伸ばして、上の商品を撮ろうとしている学生の後ろ姿が目に入る。
ここは、単純なカットだったのか、先の展開(Just now)も押さえてたのか、どっちにしても撮ってたのね。
そっと、後ろから、その姿を見ているDean。
うわ~~、ここから、こんなふうにして近付いたの?
なんか、ものすごく興奮してきた!(笑)
手を伸ばし、緑豆を手に取るDean。
※『UWMA』12話をいつ上げられるかわかりませんが、この時のことをDeanが思い出して語るキッチンシーン、ついこの間、書いたばっかりよ(笑)
Pharm「ありがとうございます。」
振り返りざま、固まるPharm。
一瞬にして、二人だけの世界。
引き続き、過去シーンもいれておこう。
大粒の涙が 頬を伝うPharm。
突然のPharmのそんな状態にも、驚くそぶりも見せず、その涙をぬぐうDean。
その時、
Win「おい、Dean、お前、一体どこいったんだよ?」
Deanを探すWinの声が聞こえ、動きが止まる二人。
我に返ったPharmが黙って立ち去ってしまう。
Win「俺一人じゃ、この水全部、運べないんだよ!」
まるで、シンデレラに立ち去られた王子様みたいな佇まい。
カートを押しながら近づいてきたWin。
Win「なにしてんだ?・・・・なに見てんだよ? さっさと行こうぜ」
仁王様のようなDeamが振り返り、Winに一喝!!
Dean「バカか!! 話しかけられるチャンスだったのに、台無しにしやがって!」
Win:ええ~~おれ、なんかしたかよ?
あ~~、Youtubeのカット版には、ここのスーパーでのシーンがないのね(笑)
~部室~
買い出し品を運んできたDeanたち。
Win「なにか、買い忘れたものとかあるかな?」
なにげに、Win様、心配性。
さっきの、Pharmとのニアミスについて、まだ、考えているDean。
ま、そうでしょうね。
大丈夫よ、チャンスはすぐ来る!!
Win「Dean、おい、Dean、どうかしたのか?」
Dean「・・・・なんでもない」
1年生もお手伝いです。
一気に、にぎやかに。
「おい、気をつけろよ」
「ちゃんと持てよ」
「どこに置きますか?」
Team「もしもし、ああ、Pharmか。」
Pharm「・・・まだ、学校にいる?」
その声に、大きな声をあげるTeam。
Team「Pharm!! どうした? そんな声出して・・・」
Pharm、という言葉に反応し、Teamを凝視するDean。
Team「おい、今どこだ? そこにいろよ。すぐ行くから!」
電話を切るやいなや、「先輩、ちょっとすみません!」と慌てて、飛び出していくTeam。
え?と、戸惑うABCたち。
胸騒ぎを覚えるDean。
~学内 外の談話テーブル~
呆然と一人、座っているPharm。
プールで見かけたDeanや、さきほどスーパーで見つめあったときのことを思い出し、落ち着かず、まだ、涙があふれてくる。
Team「Pharm! Pharm! どうしたんだよ? なんで、泣いてるんだ?」
到着するなり、泣いているPharmを見て、驚くTeam。
Pharm「わからないんだよ、Team。」
周囲を見回し、誰かに、なにかされたのか?と訊ねるTeam。
Team「答えろ」
首を横にふるPharm。
Pharm「わからない。Team。本当にわからないんだ」
Team「いいんだ、Pharm。わからなくても大丈夫だ。大丈夫だよ」
肩を抱きながら、慰めるTeam。
Pharm「僕・・・P’Deanに会って・・・それで、突然、涙が出てきて、自分に何がおきたのか、わからないんだ」
Team「焦らなくても、時間はあるよ。全然、大丈夫さ、今はわからなくても・・・。落ち着いて・・・」
その様子を・・・後ろから見ているWin。
追ってきたのは、Deanじゃなくて、Winでした。
こういうWinの一面は、今後も注目のような気がします。
それに、なんといっても、これは、WinTeamがメインの『Between Us』🤭
Team「そうだ。笑えって、笑えよ。そう、笑顔だ」
Pharmの口角を指であげようとしているTeam。
大学入って早々に、こんなふうに接してくれる友達ができて、これも本当に奇跡。
Pharmだけじゃなくて、これは、Manowも含めて、3人ともそうよね。
そして、Pharmに関して、Teamが人一倍、過保護気味に心配したりするのも、この時のことがあるから・・というのも頷ける気がします。
Team「今日のランチ、おごれよ。いいな? でも、もし、なにかすることがあるなら言って。わかった?」
Pharm「どうもありがとう、Team」
すこしほっとしたように、見守るWinの目には、Teamの優しさがちゃんと映ってるよね。
~ビーチ~
サクサク進みます。
到着しました。
「やった~~~、ビーチだぁ~~~」
歓声が上がり、荷物を放り出すと、浜に向かって走り出す一行。
自分を追い越していく新入生たちの背中に大声をあげるTul。
Tul「おい、おまえら。お前らは遊びにきたのか? 俺はお前らをただ、遊ばせるためにここに連れてきたんじゃないぞ。このキャンプはな、お前らをしごくためにあるんだぞ。こんなことじゃ・・・」
こいつ、何言ってんだ、って顔のDean&Win。
先輩ぶって、声をあげてるTulの後頭部を叩くPhuak。
Phuak「お前、寝坊して、ここまで自分で運転してきたんだよな。部の規律について、人に言えた義理か!」
Tul「俺は手伝いにきてあげたのに。なんで、こいつらの前で恥をかかせるんですか~」
すでに、十分承知してるって感じの、DeanとWin。
Dean「それで、どうなってる? 俺が頼んだことは・・・」
Tul「ああ、ここにすべて入ってるよ」
自分の頭を指さすTul。
Win「ここにか?」
Tulの頭を指さし、
「それとも、準備してないだけじゃないのか?」と、見透かしてます。
Phuakからも、Deanたちからも、一切、信用のないTul。
Tul「ちゃんと、考えてあるよ。もう始めるか? 俺が担当してやるよ。よし、おい、お前ら~! トレーニングするぞ~~!さっさと集まれよ~~早く!! 遅いぞ!!」
ビーチに出て、タイヤ飛びやら、タイヤ引き、海での半泳半歩。。。などなど、一応、合宿らしく、体力づくりが始まりまして・・。
どうやら、Tulは、この練習メニュー作りを頼まれてたということらしいです。
「行け!!」
「飛べ。飛べ!」
「立ち止まるな」
「集中しろよ」
ここでも、Winの視線をかっさらうTeam。
笛の音とともに、「今日は以上だ。休憩していいぞ。それから、午後6時に一緒に夕食をとるからな。自由にしていいぞ」
海からあがる1年生たち。
ふざけて、Aを海に落とすBやC。
笑ってみているTeam。
そのうちに、Aが、足をおさえて、声をあげる。
「どうした?」
「なんだか、痛いんだ」
BとCが心配して近寄ると、「いぇ~い」と足で水をかけるA。
でも、これは前振り(笑)
Aが、ふざけていたとわかって、笑ってみているTeamが、今度はターゲットにされる。
Team「なんだよ、俺、なにもしてないじゃん」
ABC「いちにのさ~ん」
その時、足を押さえるしぐさをするTeam。
こんな時だけど、赤いシャツから覘く白い肌が眩しいのよ。
その時、すぐに「?」と注目してるWin!
立ち上がろうとしても、力が入らないTeam。
「おい、Aと同じ手だろ」
足の裏にふれたTeamの手に、血がついてるのが見える。
「ちょっと!!Teamが出血してる!」
おどろくABC。
Win「どうした!!」
Teamを両側から支えながら、宿泊棟の近くの外テーブルまでやってくる一行。
空が青いなぁ!
心配そうなABCに、応急セットをもってくるように指示するWin。
Win「ここには俺が残る」
はい、と3人組退場。
Teamの前にしゃがみ、足の裏の様子を見ようとするWin。
Team「あの・・先輩、大丈夫です。足、汚れてますから・・・」
慌てて、断ろうとするTeam。
たぶん、ここで、Teamの心臓はきゅい~~んとなってたんだろうな。。← なぜなら、私がこんなことされた日には、絶対そうだから。(笑)
Win「じっとしてろ。」
近くにあったペットボトルの水で、血を洗い流すWin。
Win「ちょっと切れただけだ。おとなしくじっとしてろ」
言われたとおり、されるがまま、我慢して見ているTeam。
Win「たとえ、歩けなくてもな、トレーニングを休む言い訳にはならないぞ。」
内心は、軽くすんでよかったと思っていながら、気の緩みを注意するWin。
Team「ちょっと切れただけなら、10分もすれば、ここを走り回れますよ」
エラソーな口を叩くTeamに、むかついて、立ち上がるWin。
どれだけ心配したと思ってるんだ!!
Win「ただの切り傷なんだよな。だったら、あとは、自分でやれ」
Team「・・・・・・」
その声色の真意を読めるTeamで、よかった(笑)
Team「P’Win・・」
背をむけたまま、立ち止まるWin。
Win「ありがとうございました」
Winの背中に、そう声をかけるTeam。
ここのやりとり・・・二人にまだ、温度差があるように描いてるけど、Teamが感覚的にキャッチしてる感じがなんかいい。
~ホテルの庭~
ガーデンチェアに座り、くつろいでいるPhuakとTul。
Winが二人に近づいていく。
Tulはゲームに夢中。
Phuak「こんなところまでお前をこさせて、なんか申し訳なく思うよ。お前がゲームする時間を奪ったみたいだよな」
ずっとゲームをしてるTulに対する強烈な皮肉です。
くすっと笑うTul。
Tul「別にいいですよ。手伝うの、嫌いじゃないし。」
Tulは、練習メニューを考えるくらいだけど、自由参加がOKな、幽霊部員ってわけじゃなく、水泳部員ですらないけど、Phuakとも親しいってことなの?(笑)
よくわからないけど、どっちでも支障ないのかも。
Tul「それに、今年の新しいトレーニング戦略を計画するつもりだから。そうしたら、うちの後輩たちをナショナルチームに推せますからね。あ・・・くそ! なんで、そんなことすんだよ!」
途中から、意識はゲームに切り替わる。
Win「ああ、わかったぞ。Viewがいつも、俺に、P’Wanについて文句言うんだよ。少ししか話さないし、すぐにゲームに戻って、悪態ついたり怒鳴ったりしてるってさ。つまり、こんな感じなんだな」
Phuak「頭がよくて、幸いだな」
PhuakとTulって、なにかあるのかな?
Tul「P' 、俺、ゲームをしてるときは耳が聞こえないんですよ。もし、悪口言いたいなら、次は耳元で叫んでくださいよ」
Phuak「俺はわざと聞かせたくて言ってるんだよ!」
少し離れたところで、海を見つめて立っているDeanに気づいたPhuak。
Phuak「おい、Deanの奴、あんなところで何してんだ?」
WinとTulがそろって、Deanのほうに視線をむける。
Phuak「なんだか、ここについてから、ずっとあんなふうに悩んでるみたいな気がする。あいつの胸の中には、いつもなにか気になることがあるみたいだな」
Tul「高い壁を作ってるみたいな感じですよ。理解するのはむつかしい。たとえ、友達でも、時々、俺が知ってるDeanじゃないような気がするんです。なんて言ったらいいかな・・・時々、全く、あいつとは別人にさえ思えるときがあるっていうか。・・・おいおい、なんで、ここで守らないんだよ!うわ~」
再び、ゲームの世界に戻り、悪態をつくTul。
Phuak「なぁ、Win。前からDeanとは知り合いなんだろ。なにか問題でもあるのか?」
Win「俺も、前に、あいつに聞いたことあるんです。でも、あいつ自身にもよくわかってないようでした」
Phuak「どういうことだ?」
Win「あいつ、いつもなにかを探してて・・・子供の頃からずっとみたいです。気が散漫になることもあるし。俺が聞いても、いつも、“わからない”っていうんですよ。最初は、俺にうるさく言われたくないからなのか、って思ってたんだけど、でもしばらくすると、あいつ、本当になにがおきてるのか、わかってないんだな、って、気づいたんです」
自分のことが会話に上っているとも知らず、穏やかに微笑んでいるDean。
黙って、視線をDeanに向けている3人。
三者三様、説明しがたいDeanの特異な状況に対し、近くで見てきた側の思いがわかるシーンですね。
★【#1-2】の雑感 ★
『UWMA』の内容を補足しながら、見るのもまた一興です。
なにしろ、今のところ、登場人物のほとんどが顔見知り。← 当然、直接は知らない同士も含めてだけど(笑)
詳しい説明なしに、1話の段階から、各人の繊細な心理も描写できる、などなど、私の大好きな「実は、この時、こうだった」が満載で、リアル「伏線回収」に拍手してばっかりです(笑)
スピンオフと言えども、前作の映像を申し訳程度に使ったり、登場人物がカメオのように出てくるドラマが多い中、重なる部分が多い、多い(笑)
当然、ドラマ上の制約などのせいで、撮影していたけれど、カットした部分もあるでしょうし、今回、補うように、撮影した分もあったり・・・と、苦労がしのばれます(笑)
ジグソーパズルには、基本形パーツ(カタカナのキみたいな形)と、それ以外の変形パーツがありますが、変形パーツがたくさん含まれているほうが、パズルとしての難易度が高いそうです。
全12話のボリュームの中で、組み合わせるのだけでもむつかしいと思いますが、おそらく、このドラマは変形パーツも多そうです。
きっとまだ、出てきていないパーツの形もあると思うので、それに巡り合えるのもまた、楽しみ♬