思わぬ遅延となりました。
でも、メンテに時間をかけたわりには、イマイチ不安定な気がします。
既に、起動に時間かかりすぎじゃない?っていう不安。← しばらくは、更新の感覚があくかもしれませんが、すみません。
いつものごとく、本格的なネタバレです。
「完走記念」は特に、全編、ネタバレ以外のなにものでもありません。
ご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
さて、後半のPeteKaoの「愛と嘘」を語るうえで、実は、重要なピースがいくつかあります。
筋追い中、触れずにスルーしたことも山のようにありますね!
とても全部は無理ですが、後半に移る前に、まず、そこから、はじめさせてください。
この人なしでは語れない / よくも悪くも要注意人物編
Nong Non + Non父
実際、真の要注意人物は、Non父だという意見もあるかとは思いますが、Non本人もかなりな、したたか者です。
あとね、Juneの、ノォンノンっていう言い方が、ただの後輩よりは近しく、弟みたいだけど、弟じゃない・・・制服を着せてあげたり、なんだか、可愛くて面倒をみてあげたい・・・っていう、一方的感(得てして報われない)が溢れてて、普通、BLドラマでその設定って、ちょっと匂わせだったりするんですが、BL風味はまったくありません・・・(笑)
さすが、Nicky & AJ♪
Kaoは、(Nonを)優しく受け入れる僕たちの側が居心地がいいんだよ、と言って、Peteから、お花畑の住人扱いされますが、Nonにとっては、取るに足らない人物(June、まじで失礼!🙏
)であっても、Juneの好意を利用して、チーム「かかあ天下ズ」の仲たがいを計らなかったことは誉めてあげたい。 ← 出た! 韓ドラテイスト寄せ
↑くらいのことをやったら、完全なる敵キャラだけど、さすがGMMファミリー、それはないわ~♪(笑)
:Kaoはちょっとほだされてるけど親の威光を借りた僕ちゃんですから気をつけて赤ずきんちゃん!
:改めて、こうして、再々再度見返してみると、Kaoって、“飛んで火にいる夏の虫”状態。(笑)
まさに、赤ずきんちゃん。
Peteが口うるさくなるのも、無理はないです。
親の威光を借りた僕ちゃんがばらまくお金や品物に群がる人は、当然、心地よく騙されたふりをしてくれます。
実際、あのNon父の高圧的な部分を、直接見ちゃったことで、Kaoも、Nonの言動を子供扱いしつつ、若干の同情と、親(Non父)の威光が、自分の親(Kaoママ)に影響することを考慮して、現状を受け入れてます。
そんな中で、 Nonの二枚舌を一発で見破り、容赦しないPeteは、例外な存在。
Pete「なんだ、あいつ!」
既に、階下にいたときから、ちやほやされるNonを気にいらないって感じだったところは、若干、「天下人」気質を感じますが、とにかく、敵を嗅ぎ分ける野生の勘は恐るべし(笑)
:それよりもNonの家にいるときに
電話あったらと思うと変な汗出るよ(・・;)
この後Nonの家で勉強したことや
彼の家庭事情について話すことは
無かったと思うけど
Nonの家庭教師続けてる事以上に
(Nonは二人きりだと思っていただろう)
家へ行っての授業は相当やばい案件だと思います。(-_-;)
:Peteにナイショの授業だってことも、その意味するところも(Nonには)早々に気づかれちゃってるのに、Kao自身は、(逆手にとって利用されるかも・・・とか)そのあたり、あんまりちゃんと考えてない気がします。
ま、それが、Kaoっちゃ、Kaoなんですけど。。。 ← こうして、Kaoを甘やかす私。
:生意気なNonが嫌なのか
Kaoに近づくNonが嫌なのか
親を盾にしてるNonの態度が嫌なのか
Nonの相手をするKaoがイヤなのか
:たぶん、それ全部。。。(笑)
>Nonの相手をするKaoがイヤなのか ← 特にこれ。
:仲間には恵まれてるけどちょいちょいMintやNonという爆弾💣を抱えるのよねー。
2人のウィークポイントを是正する必須アイテム(笑)なのかと思ってしまう。
:恋に障害はつきものと言いますが、その障害が、揃いも揃って、エキセントリックだったり(Mint)、承認欲求強めだったり(Non)・・・、どことなく、根っこは似たようなタイプなのは偶然?
:真夜中のハムサンドは、Nonにとって、父親に叱られて晩御飯抜きになった夜中、こっそり、母親に「おにぎり」を握ってもらってる感じなのに対して、Peteの対応は、「たったひとつなら、質問にこたえてあげる」って、生徒に好意をもたれた「若い先生」のスタンスみたいで、落差が面白いなぁと思いました。
:うわ~、Nonの立場に立つと、Kaoの状況がよりよく見えてくるっていう感じですね。あの晩のNonにとっては、期待していた返答が戻ってこなくても、(Kaoに)甘えることが出来た、という事実が重要だったんですね。
おそらく、そこで満足するものではなく、エスカレートしていくであろう方向性が見えてくるし、説得力を持ちますね。
ヤングギア修了イベントで書いてもらった、Kaoからのメッセージを 読み返すNon。
:>なぜ、この子は、これを読んで、この笑顔なんでしょう。
:多分ですけど・・・
Ep.7(2/4)の
>Non「P’は、僕に一度だって、真剣に答えてくれたことがないから」
きっとKaoが初めて真剣に答えてくれたからではないでしょうか。
それと、Nonの気持ちをKaoが認識した証拠というか
「(君が僕を好きでも)僕は年下が好きじゃないだけ。」
ってことですよね。
完全な拒絶ではない(君が好きじゃないとは書いてない)し
(Kaoは拒絶のつもりでも)
どんな言葉でも好きな人に返信貰えるのはうれしい(*^。^*)
もちろん返信に少しでも愛情があればもっと嬉しいですが・・・
どんなドラマ(漫画)でも
告白してきた相手に辛辣な言葉で断る人を
「冷たい奴」だとかいう人居ますが
やはり少しの期待も持たせないことが
後々、お互いや次に好きになる人の為になるのだと
やんわり断ったがために起こる事柄を観ると思います。(-_-;)
「期待を持たせない」は、大事ですね。
>(Kaoは拒絶のつもりでも)
特に、なまじのやり方では、拒絶だと受け取らない相手って、剛柔含めて、世の中いますよね。
:ノンが、道を外れることになったきっかけは、ここですよね?レッスンを受けてる時に、何度も、このタンブラーのことは見て、知ってたのに、まさか、こんな重要なことが隠されてたのか、と思ったら、ショックですよね。
ここ↓
:忘れられたタンブラーに気付いたNonはラベルの模様を見て「やっぱりな」って思って、「これはいつか使える」って企んでますね。
ショックを受けただけではなく、誤魔化し続けられてきたことに対する怒りも湧き上がってくる。
:Nonだって、もともと、Kaoの態度からして、自分(Non)を好きになる望みなどなくて、(Peteと)付き合ってるのを隠してることも気づいているだろう、と思っていましたが、実際に、その場になり、証拠を見てしまうと、ショックの受け方も違ったんでしょうね。
しかも、この時の憤りの対象は、持ち主のKaoではなく、このタンブラーを持たせた(であろう)Peteに向けての憤りですね。
Kaoとのレッスンが終了したのも、Peteの妨害に違いない・・・と、攻撃対象を定めたってかんじでしょうか。
About Aboyzで、Peteに優勝を奪われた、Kaoも、Peteのものだった、と知ったときの敗北感。
なにがなんでも、あの二人を引き離してやる!
Kao先生を奪ってやる!
しかも、このタンブラーを利用する方法を、具体的に思いついたんでしょうね。
不敵な笑みをうかべているNon・・・・、
Nonの依頼を受けたMinkが上げた投稿を見て、Kaoがつい最近まで、Nonのレッスンをしていたことに気づくPete。
さぁ、これで、動き出しちゃった。。。
最初、この【完走記念】では、PeteKaoだけを抽出するつもりでしたが、まとめ始めてみると、実は、Nonに対するご意見も、思った以上にボリュームがありまして・・・本当にありがとうございました!
鷹の目 / Kaoのママ
ホント、Kaoママのことをこんな風に称したりして、失礼すぎますよね。
だいたい、『Dark Blue kiss 』の最初のティーザーでは、ママの雰囲気、違うんですよね(笑)
髪型だって、一つ束ねにしたりもしてないし、お袖もドレープ入ってて、フェミニンな美魔女モード感がバリバリ。
↓今となって、いろいろ懐かしい感じの、ファーストティーザー(笑)
そもそも、『KMA』では、妹のGiftちゃんともども、結構、理解あるっぽかったのに・・・。
それがですね・・・今作のママは、髪もキチッとアップに結い上げた高校教師。
喋り方は、おっとりとした感じなんですけど、間が怖い。
なにより、「鷹の目」と称した、あの鋭い目つき。
:ママの眼、ギロって感じですもんね。
実は、ってカミングアウトできる雰囲気してないよー🙄
:初回から、この件については、「(家族間で)あまり風通しがよろしくない感じ」が漂ってましたよね。
双方、気づいてるのに、言えない(言わない)みたいな・・・。
夕食時、 ついつい、手が出ちゃうPete
まさに、これです。
他にも、ちょこちょこありますね。
主役であるKaoの家族と言う近い距離感にあって、11話まで、その立ち位置を視聴者に確定させない演出、すごく、考えられてましたね。
ヤキモキしましたが、Peteパパとの比較を考えると、実は、この方式がドラマを奥深くしていたことは否めませんし、ベターだったのかもしれません。
オチャメなパパさん
思えば、いろんなところで、Peteパパを褒めてきました。(笑)
いい意味での要注意人物です!✌️
「BLドラマにて葛藤する親たち」のなかで、この人を超える人はそうそう出てこないと思います。
偶然でしょうが、Peteと名のつく息子を持つ親御さんと言えば『Love By Chance』で、息子(たち)のために愛の巣をポーンと買っちゃったママがいますね。
彼女の理解の示し方は、それはそれでちょっとクレージーかもですけどね。(笑)
喧嘩に明け暮れていた高校時代にあっても、パパには一目置いていたPete。
(考えてみれば、そんなんでも、優秀な大学の工学部に入れたのね)
今作の、Peteの大躍進を見ると、プライドであったり、正義感であったり、向上心であったり、その言動の元となるものは、基本、人間として、ちゃんと育てられた品格のようなものがあるからだ、と気づかされます。
この父子、性的な話題にだけ、オープンな訳じゃない!
← そりゃそうだろうよ、(* ̄∇ ̄*)
・・・本来、もっともっと、個人ベースでのあれやこれやを取り上げたいのですが、あくまでも、反響ベースですので、ご了承くださいませ。
さて、後半戦に行く前に、どこにも入れづらかったPeteとKaoにまつわるあれやこれやな、皆さんのお声もみていきたいと思います。(だって、もったいなさすぎる!)
KaoやPeteに言いたいこと![笑ううさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/669.png)
Kaoの心情
:Kaoが、Peteへの気遣いを、直接ではなく、そっと忍ばせておくところが、目から鱗でした。
わたしは、なんでも相手には直接言いたいので、薬のシーンなんて、ふつうに渡して終わりです。あんなこと、自分ではやったことがなくて、わたしより女らしいと感心しちゃいました。
:☝️これですね。ドラマ的な演出というのもありますから、ご自身を卑下する必要はないと思います。(笑)
要は、お相手の体調を心配し、早く治ってほしいな、お薬を飲んでほしいな・・・って思う心根が大事で、きちんとご本人にお薬が渡っているなら、全然OKだと思います。
むしろ、Peteが、こういうの、好きそうなんですよね。(笑)
どうせ、正攻法で言っても、いう事を素直に聞くときと、そうじゃない時がある・・・というKaoの経験則に基づく知恵なんでしょう。たぶん、今までも、いっぱい、こういう感じのこと、してきたはず。
もちろん、私も、Kaoの女子力高いのは認めます!
おそらく、PeteはPeteで、こういう経験値が蓄積されていて、「しろくまボイス」を思いついた所以じゃないかなと思います。
:実はKaoこそ自分は無価値だって思ってるんじゃないのかな。
でもKaoはPeteの価値を知ってて、Peteが思ってくれてる限りは自分にはPeteバーツの価値が生まれる。
:自分の真の価値って、他者からの評価の合わせ鏡みたいなものだと思います。
まさに、PeteとKaoの関係は、それぞれが相手の価値を、誰よりも正当に認めている同士で、この人が求めてくれる限り、きっと頑張れる・・・。
お互い様な二人が大好きです。
Kaoに、自己への過小評価な部分が見られるとするならば、不足への焦りもかなり感じてるのでは?
今作のKaoは、どちらかと言うと、パパに代わって、ママやギフトちゃんを支えるための、不足分の「頼り甲斐」「経済力」などを求めて、必死にもがいてる、(しっかり者の)長女って感じです。
Peteの介入を拒むのは、これが、自分たちの家族の問題だから・・・という思いも強いでしょう。
:Kaoは基本優しさでできてるんだけど、時々「その優しさ誰に向けてんだよぅ!」な時ありますよね。「誰も傷つけたくない」は結局一番大事な何か(誰か)を傷つけてしまうことが多々あって。そこはまだまだ大学生だから仕方ないのかなー。
:Kaoの「長所」が、諸刃になる不条理。
ただ、もう少し、想像力が働く子だったような気がしてたんですけどね。(苦笑)
Peteの姿勢
:どっちかというと今回はカオが一皮剥けるとこが描かれてるのかな?
それを手助けする成長したピート。
ピートは間違ってないんだよね、表現は喧嘩っ早いけど。
:Peteの言ってることは、口調を抜きにすれば、内容的には、まともですもんね。
(ルーティンだったり、予定調和な事柄に対応するのは得意なKaoですが、そうじゃないときの対応には若干、心配が募ります。)
成長したPete、たまらん
:百歩譲って、(Nonを)教えるにしても、なぜに、Kaoは毅然とした態度を取れないのか? ・・・というPeteの疑問。
:Pete語録:「ちゃんと、拒絶することも覚えなきゃだめだぞ」
すでに、初回で、忠告していたのに・・・と、これに関しては、Kaoを見ていて、本当に、歯がゆい思いだったことでしょう。
:たとえばね。
彼氏のスマホにいかにも狙ってますって女から
ハート攻撃のメッセージが届いたとします。
誰から見ても自分にベタ惚れの彼氏だったとしても
やっぱりPeteみたいな顔になるよね(-_-;)
「Pete嫉妬しすぎやで」と思うことがあっても
やっぱり普通の反応だわ(^^;)
誰にも好意を持たれない彼氏はどうかと思うけど
好意を持たれてしまうとやっぱり嫌なんだな(笑)
:Pete、よく、あの程度で我慢したよね。。って感じでしょうか。
「逆の立場なら、お前だって嫌だろ?」
ここは、Peteの感覚が正しいような気がします。
度が過ぎる嫉妬というか、悋気は見ててゲンナリしますが、Kaoが八の字眉毛でみてる分くらいであれば、Peteには、いつまでも、怒り狂っててほしい気もします。(笑)
おもしろいから。。。
そして何より、結局、文句言いつつ、Kaoには甘い。。
:なぜ、人よりも優秀だと証明しなければならないのか、と問いかけたPeteの気持ち。
:これは、言わずもがな、ドラマの中で、Peteが呈した疑問です。
それに対して、Kaoは、家族を失望(マイナス)させてしまうから、誇りに思ってもらえる(プラス)ような行動を示す・・・という、自分の心情に照らした答えを導きだすけれど、Peteは、それに納得しているとは言い難い。
人間の評価は、恋愛感情の性差に依るべきものではないし、当然、マイナスの評価を受けるべきことだとも思えないから。
でも、そんな考えを打ち消すように、
>俺は、自分がそうなりたいと思うからこそ、がんばるんだ。
>別に、“男が好きだから、他の誰よりも優れた人間にならなきゃ”なんて思ってるわけじゃない
この言葉を発し、そんな証明などする必要がない・・くらいの気持ちでいることを表します。
それと同時に、あえて、口に出したということは、そんなPeteですら、「証明が必要だ」と感じているからでしょう。
このドラマは、構造(世界観)が単純ではないところが魅力です。
:Peteの感性には育ちの良さが出ていますね。
正当に評価できても他と比較しようとすると価値を見出せないPeteだけど、Kaoからの愛を信じる事で無敵になれるんでしょうね。 自分がそうしたいから。。。。はまさに自己肯定感の発想。
:Peteは、この回あたりから、自分を客観視もできるようになるし、目に見えて、言動が変わってきますね。
「俺は、自分がそうなりたいと思うからこそ、がんばるんだ。」
この考えには、素直に共感できます。
もちろん、最終的には、Pete自身のためだけではなく、Kaoのため、とか、親のためとか、関連してくることではあるものの、まずは、自分の足で立つこと。
決して、自分を見失わない品格。
そんな風に、ストレートでシンプルなところも、育ちがいいなぁと感じます。
いつもどおりな愉快な仲間たち
課題発表を途中で遮られるなんて失態をおかし、プライドがズタズタになって、落ち込んでいたにも関わらず、いつしか、Peteが笑顔になってる。。。
Peteは、Kaoに救われ、仲間に救われ、ホントに奇特な奴ですが、それも才能です(笑)
ぬいが売れたからじゃなかったんだ・・・(笑) About Aboyz
:Nonが勝ってたら、どうなってたのかな?と思うと、ちょっと複雑です。
:・・・っていうか、どうして、勝てたん?(笑) ← おいおい、
本人たちが買い取った分は、普通、売り上げ扱いにならないですよね(笑)
売上ポイント以外の「いいね」とか、ビュー数でそんなに稼げたの?
しかも、ぬいは、みんなにあげちゃったらしいじゃん。← 最終回での説明によると。
票をお金で買ってたNonに勝てたのは、よかったけど、それにしても、不思議だな(笑)
いや、Peteが勝ってくれて嬉しいのよ。
かっこいいと思ってるよ、ホントだよ。(汗)
同性を好きになるということ
これについては、本編でもかなり、自論を展開したので、びび本人は、すっきりしているのですが(笑)、まぁ、あそこまで決めつけることもなかったなぁ・・・と、ちょっと心苦しい気もなきにしもあらず(笑)
周囲の反応
:突然、カミングアウトされて、青天の霹靂~な状況のドラマ展開とは違い、二人を直接的に傷つける過程じゃなくて、ほっとしています。
:その展開だったら、視聴していて、もっともっと辛かったですよね。
想像するだけで、胸が痛い!
Peteは、はっきりしてますね。
「たまたま、好きになった人が男性(Kao)だったんだよ」
誰にたいしても、さらっと言えちゃいそうです。
Kaoだから、同性でも好きになった。
女の子と付き合うのと変わらない。
ホント、わかりやすい男で、助かります(笑)
一方で、それを受け止める身内にも、戸惑いはあるのだとする描き方がちょっと独特な『DBK』🤭
というか、Peteパパ。
ここで、Peteパパを、ちょっとだけ、立ち入らせたのは、正解だったように思います。
パパも、ざっくばらんではあっても、よくわからないなりに、戸惑っていたんですね。
たぶん、PeteとKaoの関係を知った時から、ずっとそうだったんだと思います。
でも、二人の様子をみていると、一般的な恋人同士と同様、「セックス」というものを抜きには語れない。
時折、見せるKaoの反応は、まるで、自分が思う、女の子の恥じらい方とそう変わらないような気がするし・・・(笑)、いや、それよりも、人間的な魅力の面から見ても、優しくて穏やかで、真面目だし、優秀だし、なにより、息子自身が感化されて、どんどんよくなってるところを見て、信頼を寄せるしかない。
私としては、このシーン、ラブコメちっくで、大好きですけどね。
Kao「・・・・・!(もういや!)」
こういう反応って、理屈じゃないですもんね。
本編でも触れましたが、Kaoママが「男性が好きなのよね?」と、息子のセクシャリティに言及する言い方をした意味がわかるような気がします。
ママも、ママなりに、Kaoを見てきたってことでしょう。
Kao自身は、母親に対して、「まず、なんと言っていいのかわからない」
Kaoは、そんなふうに、Peteに訴えてます。
そういう会話を今までしたことがないから、という言葉もありました。
異性であれ、同性であれ、子供の「性」、両親の「性」、私はとりたてて、話し合う必要はあるのかな~という派ですが、もし、話しあうという機会があれば、それはそれでいいくらい、のスタンスです。
あ、でも、全然平気だよ、親子で語り合えちゃうよ、という方もいらっしゃいますよね。
それはそれで、素敵だな、とも思います。
公表の線引き
:やっぱり、Kaoが、ここまで、みんなに公表しようとしない理由がわかりません。
:一番の疑問は、Kaoが、JuneやThadaに、自分たちのことを明かさなかったことです。
母親に言えない、というのは、わかるんですが、いつも一緒にいる友達にまで、内緒にしなければならなかったことが最後まで疑問でした。
:みなさんから寄せられる疑問で、やはり、これが一番多かったですね。
雑感の中でも、私なりの見解が散見していますね。
Kaoが頑なに、周囲に自分たちのことを公表しないのは、いくつか理由があるとは思いますが、Kao自身は、それを「勇気がないから」とひっくるめて、言ってますよね。でも、その一言ですませるには、あまりにも、事は複雑な気もします。
(本当は、『Kiss』で、カミングアウトしちゃってましたが、本作ではないことになってます( ´艸`))
ThadaやJuneに打ち明けないのは、「男と付き合ってるなんて、お前らに言えるかよ」っていうPeteの、単なる意地や羞恥心があったとしても、それはそれで頷けます。
でも、それも3年目ともなれば、状況は変わります。
最初こそ、男同士だからこそ、よけい言いにくいという心理が働き、ついつい、言わないままで来てしまったけれど、途中から、Kaoの徹底した「親しい友達にも言わない」という態度には、疑問を呈してますしね。
いつからか、Kaoの心持ち次第ってことに集約されてしまったんですね。
:Kaoが頑なに、言わない理由について、いくら考えてもわからなくて、Peteだけに我慢させてるみたいに感じて、少しイライラしはじめていたんです。
でも、びびさんが書かれた青い文字の部分。
(すみません、これって、心の声ですよね)
自分の口から言うべきだとはわかってる
でも なんと言えばいい?
Peteのかけがえのない愛も 母が自分に寄せる信頼も
皆が思い描く幸福も
今 明らかにして
どれか一つでも失ったら?
全てを手にできる自信がない限り どれかを選ぶことなんでできない
あと少し
もう少しだけ 猶予が欲しい
最初、歌詞の意味かと思って読んでいたんですけど、途中から、うわぁ、これ、カオがしゃべってるんだって感じで、びっくりしました。
なんで、わかるんですか?
全てを手に入れる保証がない限り、怖い・・・これなら、私にも、少しはわかるような気がします。
:すみません。本当になにもわかってません。いつものごとく、勝手な妄想を基にした呟きで、全く根拠もないんですけど、振り返って、Peteやママに目を向けているKaoを見ていたら、自然と・・・・。
そうです、紺字は、登場人物の「心の声」で、私が勝手につけてます。
何度も書いてますが、紺字は決して、正解じゃないですからね。(汗)
ドラマに即して考えてみたほうが、絶対に、いいと思います!!
:2人は悪くないのに、どんどんドツボに嵌まっていくー。
2人の交際を友人やママに秘密にしてることがますます悪い方へといざなう。
:2人の関係を隠すということは、ただ、「黙っている」というだけじゃなく、信頼する仲間にすら、常に誤魔化しつづけなければならないということなんですよね。。。
特に、後半、問題が起き始めてから・・・は、彼らに積極的に協力を申し出てもよかったのに、っていう思いもありましたが、それが出来ないのも、PeteKao。
まぁ、二人の関係を知っているSandeeという姐御の存在が身近な友人の中にあったので、表立って支障がなかったのかもしれませんが・・・(苦笑)
Kaoの中では(意図せずバレてしまったPeteパパやSandee、好意を断らざるをえなかったSunは除外しますが)、「この人には言える、この人には言えない・・・」という線引きの問題ではなくて、「(自分とPete以外の)他者に対して、言えるか、言えないか」の二択だったのかもしれない。
個人的にはそんな気がしています。
たられば・・・・公表できたかもしれないタイミング
:カオのお母さんも、かなり、つっこんで、二人の関係について話をしようとしてましたね。でも、このシーン、見てるとハラハラドキドキしてしまって、実際、よく見れないんです。
なので、びびさんの筋追いをみて、カオとお母さんが話し合っているところで、ピートの表情がいちいち映し出されてるとか、お母さんは、ピートの反応が見たかったんだ、とか、お父さんの写真とか、もう、驚きの連続でした。その日の夜のシーンで、特に、〆の言葉の
「・・・と同時に、これが、Peteの問題でもあることを、Kaoにわかってほしいんだと思います。」
ここが好きです。もう、何度も頷きました。
:このシーン、ハラハラドキドキしたというのは、私も一緒です。
私は、この時の話し合いの主役は、ママと、実際には話しに加わってなかったPeteだと思って見ていたんです。
とくにここですね。↓
流れ的に、この場にいて、知らん顔はできないし、仕方なく、同調したように顔をあげるPete。
ママも、このPeteの反応を見て、Kaoを追い詰めないように、最後は、手を緩めた・・・そんな感じがしたんです。
でも、11話で、ママ自身にもまだ、覚悟ができてなかったとわかり、ここはこれで、精一杯の状況だったんだ、と理解できました。
Pete「たぶん、お母さんは、俺達のことに気づいてるぞ。」
Kao「・・・・・・・」
たぶん、と言ってますが、確信ですよね。
Pete「親っていうのは、だれでも、子供のことを一番わかってると思うんだ。あとは、話をするかどうか、選ぶだけだと思う・・・」
頭一つ、抜け出たように、この問題の全体の構図を俯瞰で見れている、Peteのカッコよさが際立っていて、Pete最高です。
本当はさ、秘密ってこういうところから、バレていくものなんだよね
隅っこで、雑誌読んでた人、絶対、耳ダンボ!(笑)
:どうして、びびさんは、こういう人の存在に気づいちゃうんですか?
A:どうしてでしょうか・・・?(笑)
人が悪いからかもしれませんね(笑)
別に、この学生さんがペラペラ言いふらす、とかって意味じゃなく、一般論として、秘密が漏れる(漏れた)とき、当事者同士で疑うこともありますけど、でも、世の中、結構、本人たちが気づいてないところで、バレてる時って、こんなもんだったりしますよね。
・・・うわ、とりとめなく、列記していたら、気づけば、こんなに長文になってました!
ここで、一旦、きりますね。
次から、ようやく、9話で、Peteの嘘がバレたあとの、「愛」と「嘘」についてとりあげます。
★【DBK 完走記念】みんなの「愛と嘘」/ その4 に続く★