この「9話2/4」のパートは、比較的、短くて、次の 3/4と一緒にできるかな・・・と思って、一気に、3/4までやってみたんですが、3/4のボリュームが結構あったので、無理でした。(爆)
いつもどおり、4分割でいきます。
で、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
GMMの公式動画に合わせて、1話を4分割しています。
前半未読のかたは、下記リンクからお読みください。
『Dark Blue Kiss』EP.9 1/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ
『Dark Blue Kiss』
【Ep.09】(2/4)
~工学部 学食~
Kao以外の4人・・・というより、June、Thada、Sandeeの3人 対 Pete という雰囲気で座ってます。
Thada「俺達のレポートは、ほぼ完成してるぞ。あとは、お前とKaoの部分を待ってるんだ。」
ん・・・と、レポートのペーパーを渡すPete。
Pete「俺の分だ・・・俺の部分のみ」
実際には、PeteとKaoの分担分を合わせないとならないはず。。
Sandee「あんた、バカなの? 真面目にこんなことしてんの?」
そんなの俺のせいじゃない、と、憮然としているPete。
June「お前も、いい大人だろ。なんで、Kaoとのこと、ちゃんと、片を付けないんだ?」
Juneは、友情や人間関係については、まともなことを言うキャラです。
Pete「別に、あいつと片を付けなきゃならないことなんて、なにもない。俺は、もう全部、言ったから」
June「一体、なにが原因でケンカになったんだよ? 俺のお気に入りのNonは、一体、これにどう絡んでるんだ?」
Pete「もう、いいだろ。 あいつがいなくても、ちゃんとやるよ」
Sandee「あんた、何考えてんの? なんで、そんなにわがままなの? これは、あんただけの問題じゃないの!うちらのグループのみんなに影響することなんだよ」
Sandeeのいうことは尤もです。
目を反らすPete。
ようやく、口を開くThada。
Thada「なぁ、Pete。はっきり言うぞ。 俺たちが、お前とKaoのこと、何も気づいてないと思ってるのか?、俺達だって、そこまでバカじゃない。でも、個人的なことだから、俺達は何も言わなかった。でも、こうなってくると、チーム全体に影響するのに、俺達にはどうにもしてやることもできない。お前、一体どうするつもりだ? 何もしないつもりか? 俺達のチームをバラバラにする気か?」
言葉もないPete。
June「いいよ、Pete。一度だけ、ちゃんと言ってくれよ。Kaoとは、どういう関係なんだよ」
Thadaは、みんな、わかってるって言ったけど、ちゃんと本人に言わせようとするJune。。。
たしかに、憶測や推測、忖度、そういうことが周りまわって、問題になるっていうこともあるからね。
あえて、Peteの口から言わせて、はっきりさせるっていうのは、悪いことじゃないとは思うし、Thadaも、聞きたそうです。
その時、静かに、Kaoが近づいてくる。
Pete「別に何の関係もねぇよ。」
立ち上がるPete。
ショックで、その場に立ったままのKao。
Pete「もう、奴とは友達でもいたくないくらいだよ」
そんなKaoをじっと見据えて宣言すると、カバンを持って、学食から出ていこうとするPete。
立ち尽くしているKaoとすれ違っても、完全に無視。
Kao「Pete! Pete・・・」
追いかけ、Peteの手を掴むPete。
その手を思い切り、振りほどくと、そのまま、行ってしまう。。
Kao「Pete、話をしよう。」
さらに追いかけるKao。
停めてあった自分の車に乗り込むPete。
なんとか、追いつき、コンコンコン、と運転手側の窓を叩くKao。
Kao「Pete! ちゃんと話そうよ、ねぇ、Pete、僕と話してよ」
目を閉じるPete。
ウィンドウを下げると、「10秒やる」とひとこと、告げるPete。
Kao「ピート。説明する機会をくれよ」
Pete「1・・・」
Kao「僕とNonの間は、何でもないんだ。君に嘘をつくつもりもなかったんだ」
Pete「3・・・」
Kao「理由があったんだ、僕の家族や・・・」
Pete「4・・・」
Kao「・・・いろいろ他のことも。Pete、もう一度チャンスがほしいんだ」
Pete「もう一度、チャンスだって?俺に説明しようと思えば、そんなチャンスいくらでもあったのに、お前はしなかった。その代わりに、お前は、こんなバカげたことをしでかした。そのうえ、もう一度チャンスが欲しいだって? なに、期待してんだ?」
相変わらず、自分のいうことを聞いてくれないPeteに、情けなくなるKao。
Kao「ねえ、僕のいうことは聞いてくれないの?」
Pete「ああ。嘘をつかれてるのか、本当のことを言ってるのか、今の俺にはわからないからな」
ほら、このPeteの瞳は、怒りじゃなくて、愛憎でしょう。
Kao「・・・Pete」
最上級の八の字眉毛です。
Pete「10」
そこまでだ、と、ウィンドウをあげると、車を発進させようとするPete。
行かせるものか、と、車の前に、立ちふさがるKao。
Kaoも、ただ、全面的に謝ったり、言われっぱなしになるつもりはなく、ちゃんと、話がしたいと強い意志をみせてるんです。
いいだろう・・・お前がその気なら・・・とエンジンをかけると、一旦、バックして、Kaoを避けて、走り去っていきました。。。。
~工学部 学食~
さっきの場所に戻って来たKao。
June「大丈夫か?」
Thada「Peteから何も答えが得られなかったから、お前に聞くことにするよ。一体、なにがあった?」
俯くKao。
Sandee「私たちに、なにか、力になれることは?」
Kao「・・・ないよ」
Juen「おい、そんなこと言うなよ。まず、なにがあったのか、ちゃんと俺たちに説明しろよ」
Kao「僕が嘘をついてたこと、Peteにバレたんだ」
Thada「嘘? 嘘ってどんな?」
Kao「Nonの家庭教師についてだよ。 Peteは、僕に、Nonの家庭教師をやめさせたがったんだ。僕も、Peteのいうとおりにするつもりだったんだけど。 でも、Nonの父親は、僕の母親の上司だし、息子の家庭教師を引き受けてくれって、直接、個人的に頼まれた。」
Thada「だったら、それをPeteに言えばよかっただろう?」
Juneも同じ考えみたいで、口を挟まずに聞いている。
Kao「PeteとNonの確執は、僕が家庭教師になる前から始まってたんだ。Peteに話そうとしたけど、聞き入れてくれなかったんだ」
そういうことか、と頷くThada。
Thada「それは、もし、俺がPeteでも怒るわ・・・」
Kao「ああ・・・僕のせいだよ。何度も説明しようとしたんだ、でも、みんなだって、Peteがどんな人間か、よく知ってるでしょ」
はぁ~と大きなため息をつくSandee。
Sandee「私は、あんたたち二人のこと、理解してるよ。でも、今、Peteは、ものすごく怒ってる。様子を見てれば、そのうち、怒るのを止めるよ。あいつが、あんたのこと、そんなに怒り続けられるわけないんだから。 私を信じなよ・・・」
Kao「君のいうことが正しいといいんだけど・・・」
せっかくのSandeeのアドバイスにも、Kaoのネガティブな雰囲気に、沈鬱なムードは収まらず。
そういう時は、当然、Juneの出番です。
June「あいつが、怒るのを止めないなら、ベッドに引きずり込めばいいのさ。 ベッドの中じゃ、ケンカだろうと、なんでも解決するっていうじゃん」
効果音、やめれ!(笑)
Thada「ああ、それは確かだな」
June「ああ~~、(お前らもそうなのか?)」
June「ベッドで?」
Sandee「棺の中でよ。こら、あんた、遠すぎて、ビンタできないじゃない」
Thada「じゃ、俺が代わりに叩いてやるよ」
June「わ~」
三人の悪ふざけをよそに、考え込んでいるKao。
★【Ep 09】2/4の雑感 ★
あら、短い。。。
まぁ、前記事のボリュームからしたら、そうでしょう。
Peteのこだわりは、はっきりしてる。
「嘘をついた」という、ただ一点を責めるのみ。
たしかに、非のあるKaoは、そこを突かれると、立ち往生。
Kaoはなんとかして、原因や、背景を理解させたい。
・・・というか、今までのちょっとした諍いでも、Kaoの家庭環境にしても、家庭教師の仕事のことに対しても、Kaoママの立場とか、さんざん話をしてるし、Kaoがオープンにできないことについても、Peteパパもアドバイスをしたりして、なんども断片的には、繰り返していたことなので、Peteだって、わかってないわけじゃない。
Peteにとって、問題はそこじゃないから。。。
結局、Peteは単純なの。
自分が、優等生的なKaoにふさわしくないんじゃないかって、ずっとコンプレックスがある。
自他ともに、認められる男になりたい。
About Aboyzへの挑戦もその一つ。
Kaoにも、自分と同じくらい、わき目も振らず、自分に執着してほしい。
これで、Kaoが何も言ってこなくなったら、困るくせに。。
今は、憤りが前面に出て、目が曇っちゃってるのよね。
ついこの間でしょう、
ずっと側にいるって、あんなに盛り上がったじゃん?
それくらい、Kaoの本心が見えなくなることのショックの大きさと、全てのネガティブな可能性が怖い裏返し。
Pete、男は中身だよ。。。(苦笑)
ベッドの中も大事らしいよ!🙊
(* ̄∇ ̄*)
んもう、シビアな展開が続きすぎて・・・私もJuneになろう!
<おまけ>日本語字幕なし
ご参考までに、公式動画おいておきますね。