とうとう、来ました!

できるなら、避けたかった展開・・・。

でも、仕方ない。

今までも、散々、ブチブチ言ってきてましたが、ここから、そのシーンを細かくみていかねばならぬのか・・・と思うと、やっぱり、気が重い。ネガティブ ← 別に、「ねばならない」というわけではないですね。私が勝手にやってることです。(苦笑)

 

さぁ、今回同様、今後もちょっと、更新の頻度が鈍るかもしれませんが、「あ~、苦しんでるんだな、どこかで現実逃避してるんだな・・・」と、日々、ドラマと現実の境目が、微妙に曖昧なびびを憐れんでくださると幸いでございます。。。

 

 

で、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

関連作品が気になる方へ・・・

御面倒でも、ここから遡り、順々にお読みいただけると、助かります。

『Dark Blue Kiss』EP.0(ゼロ)Part.1 ざっくり抜粋&雑感 ※ネタバレ  ← 『Kiss Me Again』

『Dark Blue Kiss』EP.0(ゼロ)Part13 筋追い&雑感 ※ネタバレ ← 『Ourskyy』

 

 

『Dark Blue Kiss』~僕のキスは君だけに~

【Ep.09】(1/4) 

 

すぐさま、前話ラストの続きから・・・というわけではありません。 ショボーン

 

~Non父 校長室~

 

打ち合わせテーブルに座り、動画を見ているNon。

Non父「今日は、家庭教師のレッスンはないのか?」
Non「休みです」
Non父「だが、試験はもうすぐだろう。なんにせよ、勉強すべきだろう」
 

暗い目をしながら、「家で勉強します」と答えるNon。


Non父「なにを、悠長に先延ばししてるんだ! Kao先生に指導料を払わなくてもいいのか?」

 

はぁ・・と小さく溜息をつくNon。
Kaoとの話をどう伝えておくべきか、ちょっと考えて、報告することにするNon。 ← (嘘をつくのとは違って)事実の中の、どの部分を伝えるか、が、駆け引きなんです。

 

Non「P’Kaoは、もう僕を教えるつもりはないそうです」

Non父「なぜだね?」

Non「忙しいみたいです。他にも、何人かの生徒を断ってました」

Non父「だったら、新しい家庭教師を見つけなさい。」 ← 案外、その程度のことなんだよね。そもそも、Kaoを信頼し、どうしても、Kaoでなければならないなんていう必須事項だったわけではなくて、同じお金を出すのであれば、優位に働く方を選択したっていうだけのこと。

 

Non父「Kao先生だって、四六時中、ゲームをしているような生徒に教えたくないに違いない。ああ、それから、コンテスト(About Aboyzのことよね)に関してたが、お前の好きにさせるのは、今回限りだぞ。私は、こういうことが好きじゃない」

Non「はい・・・・」

いつもいつも、自分が好きになるもの、興味をもつこと等々、いとも簡単に否定され、取り上げられてしまう。

「私が気に入らないから」の、たったひとことで。

 

それにしても、なぜ、Nonは、特に用事があるわけでもなさそうなのに、ここにいたんだろう。

パパの側にいたいわけでもなさそうだし・・・(苦笑)

(ま、ここの会話が必要だった・・・という事情はあるにせよ)

 

鬱屈した思いで、帰り支度をしていると、ふと、カバンの中に入っていたタンブラーに気づく。

 

~回想 8話1/4

個人レッスンが終わり、食事に行こうと誘ったものの、Kaoから、「用事がある」と断られるNon。

(このあと、KaoはPeteと天空レストランでのデートですからね)

女子「すみません。授業は終わりましたか? タンモ(友人)のために、誕生日をお祝いしてもらえませんか?」

 

これ幸いに、とばかりに、席を立つKao。

Kao「じゃ、また・・・」
引き留めたくて、必死に、目で追うNon、

そう、この時、Kaoは、大切なタンブラーを置き忘れてしまったのです。 ← そして、置き忘れたことすら、忘れてるという、二重の失態です。


写真を撮ったりしたあと、彼女たちはすんなり退散。

「ありがとうございました」

「バ~イ」

そして、テーブルに、Kaoが使っているタンブラーが残されているのに気づいたKao。

(回想終わり)

 

そのまま、もってきてしまったのね。

ここもね、付箋を模した白いラインがギリギリ出ていて、なにか書いてあるっていうのがわかる絶妙な位置に、カバーを合わせてて、ホント、うまいよね。

めくってみたくなるじゃん。

 

そこで、はじめて、カバーを外し、PeteKaoの文字を目の当たりにする。

う~ん、さすがに、これを「お友達記念で作りました」って言い張るのは無理があるよね。

 

ショックを受けただけではなく、誤魔化し続けられてきたことに対する怒りも湧き上がってくる。

 

*****************

オープニング

 

小物系・・・を取り上げましょうか。

タイミングよく、「タンブラー」が登場しましたね。

もともとは、口の広いカップのことは、みんな、タンブラーっていうので、ガラスのコップとかでも、デザインによってタンブラーって言いますよね。

もしかしたら、海外は、<My Bottle>という表現のほうが一般的なのかもしれません。

 

実際、スタバのおかげで、何となく、↓このタイプをタンブラーと呼称するよう、認知を得た感あり。

 

名前入りのタンブラー

 

てっきり本体は、ステンレスではなく、プラスチック製というか、耐熱アクリル樹脂というか、いわゆる、飲み物を入れるカップと外が二重になってる隙間に、印刷した中紙を挟むタイプだと思ったんですが、床に転がった音はステンレスっぽかったです。

 

実は、私が気になっていたのは、いつもKaoが付けていた保温カバー(ストレッチ素材っぽい奴)なんです。

 

↑にも書いたとおり、わざわざ、中紙で差別化というか、アピールするようになってる商品の場合、普通は、景色や家族、ペットの写真とか、とにかく、お気に入りの図案勝負♪

基本、見せびらかしたいデザインを、覆い隠すという発想はないはず。。。(笑)

こら、 ↑言い方!

違いますよ、「お気に入りのものを常に持っていたい、目にしていたい」という願望と、矛盾すると言いたかったんです。

 

なので、通常は、実際に飲む時は、カバーなし → バッグにしまう際には、万が一、こぼれてもいいように、持ち運ぶとき用のボトルケースやホルダー的なカバー(持ち手つき)にしまうというのが主流なような気がします。

 

GMMで売っていた公式グッズの中には、劇中で使われてた、あの黒いストレッチカバーは入ってないっぽいですもんね。

https://www.gmm-tv.com/shop/pete-kao-tumbler-th

 

ちなみに、20 oz= 591.4706mL のサイズ感です。

 

そうそう、話を基に戻して、タンブラーです。

 

剥きだしの場合、衝撃には弱いはずです。。。

オープニング映像も、落下した様子を描いていますし、ドラマの中では、地面にたたきつけられ、ちょっとひしゃげてしまってる様子が映し出されます。

 

Nonが、わざわざ、カバーを外して、Kaoに戻したことにより、Peteの激高した気持ちは、緩衝材なしの剥きだし状態になってしまうのです。

 

ようやく、本質に近づいてきたような感じですね(笑)

 

このドラマ内において、あえて付けられたカバーは、二人の愛情を大切に守るという役目のほか、他者の不躾な視線を遮る・・・・という効果に加え、個性の違う二人の、さまざまな衝突のクッション的な意味合いを込めた、実は、とても繊細に想い合っている二人に必要な、重要アイテムのような気がしてならないんです。

 

そうそう、あと、Peteは記念日なんか気にせず、あげたいときにプレゼントを渡す、とかね(笑)

 

“Peteの顕示欲”と、“Kaoの秘めたる気持ち”の象徴でもある、この「愛の二律背反」(苦笑)

 

私は、それを見事に中和する、画期的なアイテムだと思ってみております。。。(笑) 


  

*****************

 

~大学 フリースペース~ 
 

いつものメンバーです。。。


どことなく、落ち着かない様子で、スマホを見ているPete。 


その意味を、はっきり分かっている仲間たち。(笑)


June「なぁ、結果なんて期待してないって言ってたくせに、お前、全然、電話を手から離さないじゃないか」

Pete「別に、気になんかしてないさ。さっさと、終わってほしいんだよ。会う奴、会う奴から、いろいろ聞かれてかなわないんだよ」

パタン、とスマホを伏せ、言い訳するPete。

Sandee「ふ~ん、恥をかくかどうかは、直にわかるわね。ニヤリ

Pete「仲間なら、少しは気を遣え」

Thada「俺なんか、お前が、なんで、これに参加することにしたのか、未だにわからないよ。」

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

ふと思いついたように、Sandeeに向きなおるThada。

Thada「なぁ、San。俺だったら、About Aboyzの一人に合格できると思うか?」

あきれ果てるSandee。

Sandee「彫師になる可能性のほうが高いわね」 ← なぜ、ここで、タトゥーアーティストの話になるのかについては、お時間のあるときにでも、『Kiss the series』を見てね(笑)

あとここね、よく見ると、みんなが、Peteの結果についてあ~でもない、こ~でもないって言ってるときに、Kao一人、プリンかなにか食べようとしてるんだよね。しかも、結構真剣に。。。あははは、こういうところが好きなのよ。

 

June「だったら、俺は?」

Sandee「あんたが何になりたいって?」

June「超絶可愛いボーイズ、いひひ~」

Juneがいて、なんとなく、明るいオーラを放つ「チーム・かかあ天下’s」 ← 私は、絶対、こっちのネーミングを押します。
 

Thadaが、大きく溜息。

 

June「おい、俺の事を見くびるなよ。言っておくけどな、Peteと俺は、同じレベルだぞ。」

括りは一緒だと言いたいのかな?

 

Pete「ああ、言ってろよ」

June相手だと、余裕綽綽なPete。(笑)

美人妻さん、笑ってます。。。

 

June「な、Pete、こういうのはどうだ?お前が勝ったら、Thadaが、お前に焼肉(ムーガタ)食べ放題を奢ってやる」

Thada「あ、なんで、俺なんだよ!?」ムキー

Thadaの肩に手を置くJune。

June「心配するなって。 こいつが勝つわけない」
 

それを聞くと、さすがに、黙ってられない、負けず嫌い(笑)

Pete「お前、マジで言ってんのか?」

June「お前とNonは、出場者のトップだろ。Nonに対抗してるのはお前だけ。 そういうことさ」

明らかに、面白くないPete。


June「お、噂をすれば・・・、Nonが来たぞ。」

 

Nonの登場に、June以外、微妙な感じ。。。

Sandee「ああ、どうしたの?」

ぎこちなく手を振るSandee。


Non「こんにちは。 僕なんて、P’Peteと比べ物になりませんよ。P’Peteは僕のアイドルですから」

うわ、鳥肌ものの見せかけの謙虚さ。。。 ← あ、失礼!! ごめんね、Non。つい、駄々洩れた。。。
 

June「なんて、謙虚なイケメンなんだ~、さぁ、そこに座れよ」

一応、Sandeeも、「座って、座って・・」と席をあけてあげます。

この場で、騙されてるのは、Juneくらいなもののような気がします。


Non「あの、飲み物を買ってきます。 何か、買ってきましょうか?」
見回す一同。

Thada「俺は、チョコレートフラッペにしようかな」

Sandee「それ、2つね」

June「いや、3つ・・」
Kao「僕はいらない。」

Non「では、P’Peteはどうしますか?」

Pete「・・・・・・・・」

完全無視です。

 

ひゅ~~るり~~~。くもり台風くもり台風

 

Sandee「ああ、お金、ここから持っていって・・・」

年下にお金を出させるなんて、男前Sandeeの辞書にはありません!

Non「いえ、僕にごちそうさせてください。キャンプでお世話になったお礼です」

 

なんとも言えない顔して、Nonを見上げているKao。。。

 

June「いやぁ、ホントいい奴だ。 君は、心が広いよなぁ。俺、飲み物を運ぶの、手伝うよ」

すると、「いや、俺が行く」と立ち上がるPete。

 

ムーガタ屋の時の再来って感じね。


内心、心配であっても、その場にとどまるKao。

 

~学食~

身長に違いはあれど、似たような立ち姿。。。

 

Pete「キャンプは終わっただろ。もう、うちらに付きまとうな。これで、後から俺が警告しなかったとかいうなよ」

Non「最初は、P’Kaoに近づかせないようにして、今度は、先輩たちまで。一体、僕が何をしたって言うんですか!?」

たまりかねて、イライラと問いただすNon。

相手がPeteだけの時は、仮面をはずせるよね。

 

Nonに向き合うPete。

Pete「俺は、嘘つきは嫌いだ、 わかったか?」

Peteは、最初に会った時から、Nonの“二枚舌的な本質”を見抜いてるってことでいいのかな。

 

ピコン!

同時に通知がなる。

スマホを取り出す二人。

そろそろ、発表のJust時間なのかな。

Non「About Aboyzの結果を確認しますか?もしかして、興奮してるんですか?」
Pete「お前には関係ない」

Non「どっちが勝つか、賭けませんか? P’は、僕と競うのが好きらしいので・・・」

Pete「お前と関わるなんて、御免だね」

Non「怖いんですか? P’?」

Peteを刺激しまくるNon。

大袈裟なほど、大きく溜息をつくPete。

Pete「もし、お前が負けたら、別の大学に行け。二度とここには顔を見せるな。そして、俺の友達にも近づくなよ」


Non「じゃ、僕が買ったら?」

Pete「気にする必要なんかねぇよ。そんなことは起こり得ない。」

 

店員さん「お待たせしました」

 

同時に、お金を出すPeteとNon。

店員「ありがとうござます」

Peteから受け取る店員さん。

これは、Peteのオーラじゃなく、店員さんの利き手側だったっていう偶然だけどね。(笑)

 

宙に浮いたNonのお金。。

 

Pete「学校用の鉛筆を買うために、取っておくんだな」

子供扱いです。

店先の商品を手に取るNon。
Non「だったら、僕は、P’のために、このティッシュを買いますよ。負けたときに、涙をぬぐうのに必要でしょ」

 

その時、通行人の女子たちが、口々に、「見て。 AboutAboyzの結果が出たわよ」「だれが勝った?」と通り過ぎていく。


同時に、スマホを取り出すPeteとNon。

 

結果を確認する二人。。。

さて、どっち?

 

ふふふ、おめでとう、Pete。

っていうか、どうして、勝てたん?(笑) ← 🙊 おいおい、Peteラブな私が言っちゃだめじゃん。。。

もしかして、予想以上に、あの、ぬいたちが、売れたのかな?

もちろん、いくら、Nonが「いいね」とか「プレビュー」「グッズ」を、お金で買い取ったとしても、限度があるでしょうから、そこはそれとしても・・・・不思議だ(笑)

 

まぁ、いろいろ疑問はあれど・・・とりあえず、Peteが勝ちました。

 

大きく息を吐くPete。

Non、大ショック。

これはさすがに信じられないでしょうね。

 

Sandeeたちの飲み物を3つ、持つと、「ティッシュ取っておけよ。家で、パパと一緒に泣くのに必要だろ」

黙ったまま、Peteを睨みつけるNon。

 

学食の前から、立ち去るPete。

 

さて・・・どうしたものか、と思案するNon。

 

~工学部 フリースペース~

June「おお~、About Aboyzの勝者が来たぞ」

既に、結果を知り、歓声で迎えるThadaたち。

飲み物をテーブルに置くPete。

Sandee「うちらの仲間が、アイドルになるなんて・・・」

Thada「今や、有名人だな。 俺達となんて、話してくれないんじゃないか?」

 

「おい、大袈裟なこと言うな」と言いつつ、「ええっと、お名前、なんでしたっけ?」とか言っちゃうPete。(笑)

 

June「うわ~、ほらな、もう忘れるとは、やっぱり、薄情者だぞ」

 

Kao「おめでとう、Pete」

やっと、口を挟んだ嫁。

Pete「ああ、 ようやく終わってくれたよ」

Sandee「ところで、Nonはどこなの?」
Pete「家に泣いて帰ったんじゃないか・・・」

嫌味をチクリ。

 

~学内のトイレ~

怒り心頭で、トイレにやってきたNon。

 

洗面台に手を突き、口惜しさに気持ちが収まらず。。。


その時、メッセージ入ってくる。


<大丈夫よ、Non。私はいつもあなたの味方です。輝き続けてね>

友達じゃなくて、熱心なファンの一人かな。

いろいろ思案するNon。

そして、バッグから、Kaoのタンブラーを取り出す。

これを利用する方法を、具体的に思いついたのね。
 
次に、スマホを取り出し、<Mink, 君の力が必要なんだ>とメッセージを送るNon。

 

不敵な笑みをうかべているNon・・・・、

 

さぁ、これで、動き出しちゃった。。。

ええ、皆様、心のご準備を。。。

私は・・・・はぁ・・ (´Д`) すでに、どよーんです。


~フリースペース~

片付け始める一同。

 

Thada「さあ、行くぞ」

Sandeeの肩に手を置きながら、立ち上がるThada。 ← 私、一応、このカップルも『Kiss the series』の時から、何気に推してます(笑) 

実は、グダグダカップルで、それを乗り越えて今がある!(笑)

 

さっと自然に、Peteにバッグを渡してるKaoと、手を伸ばしてるPete。

こういう一瞬で、いろいろ垣間見えるところがすごく好き。

 

Sandee「ゴミ捨てなさいよ、June」
June「いやだね、俺の友人は、AboutAboyzの勝者だぞ」

 

イヒヒヒ、と笑うSandee。


June「友だちと写真撮ってほしいか?」

本当だったら、しばらくは、こうやって、Peteを出しに、調子のってたはずだったんだよね。ショボーン(くすん)

 

その時、Peteが、スマホを見ながら、歩みを止める。


 

さっき、Nonと話していた、Minkとかいう子が、写真をタグ付けであげてます。

 

「P’Kaoと、Non、最後の授業」とタイトルがついてるのかな。


すぐに、脳裏によぎる、あの日。

 

~回想1  3話2/4

ふと、席を見るPete。

Pete「2杯も飲んだのか?」
 

Kao「あ、あ~、一つは、生徒のだよ。」

 

そして、二枚目の写真

写っているKaoのシャツは・・・つい先日の、あの天空デートの時のものです。

 

~回想2 8話1/4

 

Pete「どこにいたんだよ? 迎えに行くっていったのに・・・」

Kao「僕・・・・ええっと・・・」



もっと遡り・・・・

 

~回想3 2話4/4

Kao「Nonを教えることで、僕たちがケンカするくらいなら・・・・・・・・僕、彼を教えるのをやめてもいいよ


~回想4 3話2/4
「お前を信じるよ。ただ、俺に嘘はつくな」

(回想終わり)

 

Pete「Kao・・・・」
静かに、Kaoに声をかけるPete。

振り向くKao。

Kao「ん? どうかしたの? Pete。 今日は僕が奢るよ、さ、行こうよ」

笑顔で、近づいていくKao。

 

そのまま、Kaoを睨みつけているPete。

これは、やばい顔です。


Sandeeたちも足を止め、「どうしたの?」と心配そうに、見守る中・・・。

 

タイミングを見計らったように、Non登場。

ちょうど、PeteとKaoの真ん中に立つ形です。


Non「すみません。Kao先生、忘れ物です」

そして、その手には、 カバーを外した、むき出しのタンブラー。

 

Peteの方を気にしながら、

受け取るKao。

(ここ、コメント欄をお読みの方は、お気づきかと思いますが、Kaoの時計探しのヒントとして話題になった画像です。Special Thans : 11r21さん)

まだ、正体不明なスマートウォッチさんです✨ 

 

******************

 

そうです、ようやく『Dark Blue Kiss』Ep.01の冒頭のシーンが、ここに帰って来たんです。

 

それを見て、ぶちぎれるPete。

 

Pete「このクソ野郎!」

 

突き飛ばされ、床に倒れこむNon。

Kao「ピート!」

全身で、Peteを止めるKao。

Kaoの手には・・・ブルーのタンブラーが。。。

 

Pete「どけよ、Kao!」

Kao「Pete、やめて!」

Pete「放せ、Kao!」

 

「一体、どうしたんだ?」

「なんで、こんなことを・・・」

「Pete!!落ち着いて!!」

もう、みんなが口々に叫びだしています。


Nonを助け起こすJune。

Kaoだけでは抑えきれないと、加勢に回るSandeeと、Thada。

 

 

騒然となる 工学部の廊下。

 

ThadaがPeteの背後から羽交い絞めにして、なんとか、動きが封じこまれました。

 

Kaoに食ってかかるPete。

Pete「一体、これはどういうことだよ!」 

Peteの手には、Nonとのレッスン風景を撮影した写真が・・・。

 

Peteの持っているものをみて、激高の意味がわかったKao。

Kao「・・・・・・・・・・」

言葉を失います。

 

事情が全くわからず、困惑する一方のThadaやSandee、June、周囲の学生たち。

 

火の玉のようになってるPeteに、誰も手が付けられません。

 

Pete「これは、一体、どういうことだよ。なんで、こいつがこれを持ってんだよ!」

呆然としているKaoの手から、タンブラーをもぎ取るPete。

 

Sandee「いいから、落ち着きなさいよ!」

悲鳴のように、怒鳴るSandee。

Thada「おい、2人、どうしちまったんだよ?」

June「そうだぞ、お前らなんだよ?」

 

Peteの目には、Kaoしか映っていません。

Thadaの腕を振りほどくPete。

 

周囲は、Peteの言葉を固唾を飲んで待ってます。

 

この状況で、これ以上辛い質問は、他にありません。

 

Peteだって、いろいろ考えたんです。

誰あろう、Kaoが目の前で、顔面蒼白で立っているんだもの。

Pete「俺達が何かだって?・・・・・・・・・」

この長い溜めの「・・・・・・・・」


ここでも、Kaoは、自分の口から、Peteとの関係を口にすることはありません。

 

Pete「・・・・ただの友達だ」

持っていたタンブラーを投げ捨てるPete。

カラン、カラン、カラン・・・と音を立てて、転っていくタンブラーを目で追うNon。

 

衆人環視の中、一人、その場を立ち去るPete。

 

じっと目で追うだけのKao。

 

そりゃ、順風満帆じゃなかったにせよ、幸せに、恋人として過ごしてきたPeteとKaoだったのに。。。

 

 

心の中では、何度も何度も、Peteの名前を呼んでいるはず。。。

行かないで! やっぱり、すぐカッとして、僕の説明を聞こうともしないの? 僕を、僕を見て、ちゃんと、僕の話を聞いて・・・。

 

 

ああ、もう、勘弁してください。。。

そりゃ、回想シーンは、泣いちゃうよ。泣くうさぎ

 

これで、Kaoから、Peteを引き離せた、と 人知れず、息を吐くNon。

 

なにかに、じっと耐えているように、

その場から動けないKao。

 

蓋がひしゃげ、傷がついてしまったタンブラー。

 

******************

 
~病院~

Morkが運び込まれた病室に、見るからに、怒髪天状態で、入って来たSun。

頭に包帯を巻き、ベッドに横たわっているMork。

 

Rain「P’San・・・」

ソファから立ち上がりかけるRain。

Rainは、ほとんど、ケガをせずにすんだみたいね。

 

ちらり、と、Sunの顔をみるMork。

 

Sun「一体、何度、揉め事を起こす気だ? 何度、こうやって、痛い目に遭えば気が済むんだ?(怒)」

Rain「落ち着いてよ、P’」

 

Sun「人の話をなんだと思ってるんだ!あと何度、他人を巻き込めば気がすむんだ?一体、いつになったら、こんなこと、止めるんだよ?(怒)」

 
Rain「P’Sun。頼むよ。今、そんな説教したって、仕方ないだろ。こいつ、ケガしてるんだよ、わからないの?」

Sun「ああ、わかってる。だからこそ、言わなきゃならないんだ。もっと大ケガを負ったり、誰かが死ななきゃ、止めないのか?」

Rain「いいから、帰ってよ」

 

Sun「(Morkに)お前は、俺のいう事を決して聞かないな。」

きゅっと口と目を閉じるMork。

 

Sun「守れない約束なんかするな!」

 

一向に、Morkを責めることを止めようとしないSunを突き飛ばすRain。
 

Rain「P’Sun!! いい加減にしろよ、俺たちの話を聞く気がないなら、ほっといてくれ。さもないと、俺、本気で殴るぞ」

 

一応、Rainがなにか言ってるのはわかっても、Sunの頭は、Morkのことで一杯で、キャパがないんです。 ← それもどうかと思うべな。。。

Sun「言えよ! 言えったら! なんで、俺と約束なんかしたんだ? 言えよ!」


Mork「P’Sun。 帰ったほうがいい」

ここの言い方、よかったです。

 

Morkのほうが大人です。

この姿を見て、どれだけ、Sunが自分を心配してるか、取り乱しているのか、誰よりもわかっているから。。。

 

腹立たしそうに、 「お前もだぞ」とRainを指さし、病室を出ていくSun。

 

それでも・・・・すぐには帰らなかったのね。

廊下のソファに座り、心配で心配で仕方がなくて、病室の様子を気にしているSun。

 

その後・・・

~[Blue Sky Cafe]~

メチャメチャにされた店内に入ってきたSun。

なんだろ・・・この時に流れてるOSTというか、BGMの曲が、予想に反して、ちょっと明るい。。。

まぁ、必要以上にどんよりされても困るし、SunMorkの場合、Sunの独りよがりが収まれば、ある程度、未来は暗くないからね。← またしても、失礼が駄々洩れ! 

でも、本当にキレイな曲です。 力強くいいます。(笑)

 

跪き、拾い上げるのは、Morkが作ってくれた紙のトロフィー。

思わず、柱にもたれ、座り込むSun。

 

~回想 Ep.07 2/4

(回想に使用されるのも何度目かっていうくらいの)約束のシーン。

Sun「でも、ひとつだけ頼みがある。もう二度と、誰ともケンカをしないと約束してくれ」

 

はっきり言うけど、この約束って、そんなに大事?

生きてたMorkを見て、一番最初に言うセリフが文句?

いや、文句言いながらでもいいけど、思わず駆け寄らない? (普通、抱きしめない?)

 

さすがにRainの手前でそれはない・・・っていうなら、口では怒りながらでも、手でも頬でも、肩でも腕でも、優しく触れるのはダメなの?

 

たしかに、ケンカはよくない。

でも、暴力事件とか、傷害事件とか、とても両成敗とは言えない場合だってあるじゃん。

どうして、こうなったのかは気にならないの?

 

************

~Kaoの部屋~

サイドテーブルの上には、いろんなものがそろい踏み。

 

Peteに電話し続けるKao。


繋がらず、泣きそうになりながら、気を取り直して、また、かけなおすKao。。


 

当然、Kaoの胸に去来する自責。

 

依然として、電話はつながらない。


~Peteの部屋~

ずっと、鳴り続けているKaoからの電話。

 

着がえもせず、ベッドに寝ころんでいたPeteが起き上がり、

電話を切るとそのまま、また、寝転がる。

目をつぶるPete。

 

~回想~

Pete「信じるよ。一つだけ約束してくれ。」

頷くKao。

Pete「俺に嘘はつくな」

 

Pete「これはどういうことだ?」


(回想 おわり)

 


 

 

寝返りを打つPeteの姿が、Morkへとオーバーラップする。

 

~Morkの病室~

 

~回想~

男たちに殴られている間、ずっと、無抵抗を貫いたMork。

 

「いつになったら、こんなことを止めるんだ」

「守れない約束なんかするな!」

 

Sunに対しても同様に、一言も弁明しなかったMork。

 
~Kaono部屋~
 完全に、泣く一歩手前のKao。

っていうか、もう、ほとんど泣いてる。

 

繋がらない電話を絶望的に見つめ、ベッドに仰向けになり、そして、腕をまくらに、横向きに・・・。

  

それぞれ、四者が、眠れぬ夜を過ごします。



★【Ep 09】1/4の雑感 ★

予想通り、濃い15分でした。

長くてすみません。

自分でも、途中から、うすうす気づいてたんですが、おそらく、これ、いつもの倍くらいのボリュームです。(笑)

 

とりあえず、全12話中の9話ということで、前・中・後の 後編がスタートです。

 

回想シーンが、楽しかったシーンも含め、全てが重く重く、、圧し掛かってくるようです。

※ もっと、細かく載せたかったんですが、画像数も文字数もバカにならないので、コラージュして1枚にまとめちゃいました。

でも、さすがに、どのシーンか、すぐにわかる名場面ばかりですね。

 

なんのかんの書きましたが、「嘘」や「約束」が大切なのは、「それを守る人には、信頼を寄せることができるから」と書くと、どこか逆説めいて聞こえるかもしれませんね。

「信頼を裏切ること」の罪が重いのは、重々、わかってるんです。

 

だからこそ、最初の分岐点となった、 Peteにナイショで、Nonの指導を続けるという選択を、Kaoがした時から、釈然としないものをずっと感じていたんです。

 

おそらく、Kaoも、ちゃんとわかってるでしょう。

それでも、どこかでわかってくれるはず・・・という想いが、言い訳となって、ついてまわってしまっているようでした。

 

このツケをどうやって払っていくか・・・。

Kaoに課(科)せられるものは、決して小さくないですね。


 

いろいろ、本文内に、「失礼、駄々洩れ」と書いたように、ある部分では言いたい放題書いちゃったかも。

都度都度、軌道修正かけていきますが、Sun、ごめんね(笑)

ここで謝っても、もう時すでに遅し。。。

 

さすがに、あまり、ポジティブコメントが思い当たらないショボーン

 

★【Ep 09】2/4に続く ★    

 

<おまけ>日本語字幕はないですが、 


 

 

 

 

ご参考までに、公式動画おいておきますね。