是非とも、Runtiva@Manner of death に持っていただきたい!

 

似合うよね(笑)

 

 

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりという、ドラマ好きの発露です。なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『Dark Blue Kiss』 

 エピソード0(ゼロ)Part.14

『Ourskyy』抜粋 Ep.4より)編 2/4

 

*************

 次の目的地に到着したようです。

 

~お寺かな、宿泊施設も兼ねてるのかな?~

足を、中庭のプール(?)につけているPete。

機嫌は、あまり良くなさそうです。

さっきの、バスの痴漢騒ぎの件もあったしね。

 

近づいてきて、飲み物を渡すKao。

 

Pate「次は何をするんだ?」

ちらりと、Peteの様子を窺うKao。

 

Kao「・・・・・・・・・」

返事のないKaoが気になり、ふと、Kaoのほうを見ると・・・・

 

これまた、魅惑的(?)な瞳が・・・大アップ。(笑)

 

こころなしか、Peteの口元に、ロックオンしてるような・・・してた!

 プルルン♪

 

なにがすごいって、この短い展開のなかで、彼らのアピールポイントをちゃんと活かし、切り取って見せる制作陣と、自分たちの魅力がわかってて、これを演じてるっていう、彼らのメンタルよね。

ま、ドラマ屋さんと役者さんなんだから当然と言えば当然だけど。。。

私は、大歓迎です。

 

照れくささを必死で隠すPete。

完全に噛んじゃってるし、ニヤリ(笑)

 

Pete「ああ、お前のリストに“Kiss”が入ってるのは見たよ。その婆さんがそう言ったんだろ?」

素っ気ない口調のPete。

 

Kao「そんなに楽しみ? 僕についてくれば、何をするかわかるよ」

思わせ振りに笑顔で立ち上がり、歩きはじめたKao。

 

もったいぶって、座ったまま、笑みがこぼれるPete。

お前がそんなに言うなら、してやってもいいけどぉ~~~的な? (笑)

かっこつけてますが、そういうことです。

 

Kao「なに、笑ってんの?急いで!」

 

~寺院の中~

周囲を見回すKaoとPete。

 

係の人「これが、身体をくるむ布になります」

※亡くなった方をくるむ経帷子みたいな布ね。

 

俯いちゃうPeteと、強張りながらも笑顔を浮かべるKao。

 

 

Pete「(小声で)一体、何のためにここに連れて来たんだよ?Kao?」

Kao「(小声で)君だけじゃなくて、僕だってやるんだからさ」

Kaoは知ってて申し込んだんじゃないの?

 

あくまでも、厄払いの主体はPeteだっていう設定なのね(笑)

 

係の人「この布に包まれることは、古来から用いられた厄祓いなのです」

 

6. 死んだふりをしなさい

 

係の人「一度、死んで生まれ変わったとすることによって、悪運を欺くのです」

 

そんなことで・・・騙される「悪運」って。。

でも、昔は日本も、子供の名前に、「捨」とか悪い意味の言葉をあえてつけたり、人形を(子供の)身代わりに見立てて、あの世に連れてってもらう・・とかも、そういう意味合いを持ってる場合もあるしね。

 

Pete「あの・・・、これって、誰か使ったことがあるものですか?」

係りの人「当然です。」

Kao&Pete「!😨」

係りの人「でも、ご心配には及びません。すでに、ちゃんと洗い流してありますから。。。」

詳細は書きませんが、亡くなった方をくるむ、ということは、そういうことなのです。

 

Kao「・・・・・ありがとうございます」

 

Pete「(小声で)げぇ、俺、やらねぇぞ。気持ち悪すぎる~~~」

Kao「(小声で)平気だよ、この人、たぶん、冗談言ってるんだと思うんだ・・・」

Pete「(小声で)なにが冗談だよ、お前、この布の匂い、わかってないのか?」

あ、やっぱり、体験用じゃないの?

 

Kao「信じて! 彼女は冗談を言ってるんだよ。・・・ですよね?」

担当者「じゃ、はじめましょうか」

 

Kao「彼から、お願いします」

裏切った(笑)

 

Pete「おい、Kao!! (係の人に)ちょっと待ってください」

係の人「横になってください。(あなた方)時間取りすぎてますよ。さ、横になって」

Kao「どうぞ、お先に。僕じゃなくて、君がやるべきことだから・・・。さ、横になって。急いで、時間、もったいないし・・・」

ひどいわ、Kaoったら。。。(笑)

 

Pete「くっそ・・・」

仕方なく・・・前に進み出るPete。

 信じられない!あのPeteが!

 

しばらくして・・・・

白い布に包まれてるPete。

周囲の様子が、まったく、わかりません。

 

Pete「Kao? Kao?・・・・Kao!」

近くにいるであろうKaoの名前を呼ぶPete。

 

Kao「なに?」

Pete「そこにいるんだよな?」

Kao「じゃ、君に答えてるのは誰?」

ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

Pete「なぁ、どのくらい、こうしていなきゃならないんだ?」

それ、最初に聞かなかったの?(笑)

 

Kao「知らないよ、僕に聞かないでよ」

へ? そういうものなの?

修行みたいなものだから?

 

Pete「なんだって? 冗談だろ? 俺を騙して楽しいか?」

Kao「ちょっと待ってよ。僕だって、おんなじように、くるまれてるんだよ」

 

ど~ん!

不謹慎を承知で、告白します。

吹き出しました!

二人仲良く、思えば遠くに来たもんだ(笑)

くるまれるって、こういう感じだったのね?(笑)

 

もぞもぞ、動きながら、Kao、Kao、呼び続けてるPete。(笑)

 

Kao「いいから、ちょっとだけ、死んだ人みたいに、じっとしててよ。 たぶん、もうすぐ、外しにきてくれるはずだから・・・」

 

Pete「息が出来ないんだよ!」

結局、自分で無理やり、開いて出ちゃいました。

Pete「ああ、気持ち悪っ!!」

 

Kao「Pete!!」 ← あとから思えばこの時ね。

Pete「なんだよ?お前、そんなに死人になりたいのか?だったら、俺が手伝ってやるぞ」

 

となりに横たわるKaoの首のあたりを掴むPete。

Pete「本気で死ぬ気か? 唇が渇くぞ・・・まだ、生き返らならないのかよ?さっさと起きろよ。1週間ここに横たわって、火葬にされたいのかよ? 起きろ!」

どこ触ってんの?(笑)

 

Kao「おい!Pete!!」😨

何、他人のソレ、叩いてんだよ!

 

Kaoは、と言えば、少し離れたところで、すでに布から出て、身体を起こしてました。

 

じゃ、これは誰?

 

Pete「え?!」

ちらっと、いままで、散々いたぶってた人の布をめくってみますが、当然、Kaoじゃありません。

Pete「(相手には)すみません。(Kaoには)なんで言わなかったんだ?」

Kao「・・・・言ったよ」

慌てて、逃げ出すPeteとKao。(笑)

 

ワケわからず、起き上がる、くるまれた人。

こんなとこまで来たのに厄祓い失敗、本物の不運な人やん(笑)

 

Pete「急げ、Kao!」

寺院の門を飛び出て来た二人。

Pete「お前、俺が狭いところ、だめなの、知っておけよ」

Kao「たった今、知った。それから、見ず知らずの人のアソコをはじくのも好きだってこともね」

Pete「(隣が他人だなんて)俺にわかるかよ!」

Kao「ええ~~、わかってやったんでしょ?」

Pete「うるせぇ! 黙らないと、お前のはじくぞ」

Kao「はじく? 何をはじく? 僕のを? やってみなよ!」

突きだしたな!(笑)

Pete「お前の頭をはじくんだよ!」

 

そこへ、さきほどの係の人が、みかんの苗木をもって、出てきました。

係の人「お忘れ物ですよ」

Pete「俺がもつよ、ありがとうございました」

先に、受け取ろうと、手を出すPete。

 

Kao「忘れっぽいね」

Pete「お前は違うのかよ? お前だって同じだろ。これも忘れてたし、朝からずっとだ」

Kao「僕が何を忘れたって?」

Pete「全部、言わなきゃダメか?」

Pete、お疲れ気味です。

 

ピピ、ピピ、ピピ

タイミング良くアラームです。

はい、と手を差し出すKao。

Pete「なに見てる? 俺は繋がないぞ」

 

無言で、Peteの後ろを回り、反対側から、手をつなぐKao。

 

Pete「くだらねぇ」

へそを曲げてるPeteに構わず、手をつないだまま、「さ、行こう」と笑顔で促すKao。

Pete「もういいだろ。 ずっと、こんな風に手をつないでる必要あるか?」

 

あるんです。

意味は大いにあるんです。

 

ほら、だって、楽しいでしょ?

 

路地を歩いている二人。

Pete「なぁ・・ちょっと、休まないか?」

Kao「待ってよ。もう、近くだから」

携帯を見ながら、答えるKao。

 

こじゃれたカフェというか、倉庫を改造したロフトみたいなところに通りかかった時、「ここで休もうぜ。疲れたよ」と椅子に座ってしまうPete。

Kao「え? もう、すぐなんだよ」

Pete「今度はなんだ?」

と言いつつ、さっさと、苗木を横に置いちゃうPete。

だから、重いんだって、見た目より・・・(笑)

それを、一度も、Kaoに持たせないところに、きゅ~~ん!

さっきだって、お寺で、自分から持ったでしょ?

 

Kao「・・・999メーター」

 

7. 999メートル、一緒に歩く

 

Pete「俺たち、家を出てから、もう、それ以上、歩いてるだろ?」

Kao「ちゃんと、測らなきゃ・・・」

今までのは、ノーカウントらしいです。(笑)

 

Pete「測りなおす?嘘だろ。俺、この苗木をずっと持ってなきゃならないし、重いし、シャツは泥だらけなんだぞ」

 

うっ・・と、言葉に詰まるKao。

 

Kao「だ、だったら、ここに置いていけばいいじゃん。あとで、取りに戻ってこようよ」

Pete「誰かが持っていったら、どうするんだよ?」

Kao「ミカンの苗木を?」

誰が? 何のために持ってくの?そんなもの・・・ くらいの気持ちで聞きかえすKao。

 

Pete「ああ、そうだよ。これがあったら、金持ちになれるって、お前が言ったんじゃないのか?ここに置いて行ったら、誰かに盗まれるとか、思わないのかよ?」

Kao「みんな、それくらい買えるよ。そんなに高くないんだから。さ、早く、一緒に歩くんだよ、早く~!」

渋々、立ち上がるPete。

先を行くKaoが、「その苗木、忘れないでよ!」だって(笑)

結局、戻って、苗木を持ち上げるPete。

文句言いつつ、Kaoには甘い。。

 

~映画館~

はじめ、なんのお店か不思議に思っちゃいましたが、映画館みたいです。

機械売りのポップコーンもあるしね。

キョロキョロと見回すPete。

Peteが入ろうとすると、先に入ったKaoがドアを閉めようとするお約束!(笑)

楽しくて仕方がないKao。

 

Pete「ここで何するんだ?」

Kao「映画を見るんだよ」

 

8. 映画を見よう

 

Pete「はぁ? 映画を見ると、悪運が消え去るとでも言うのか?」

Kao「うん・・・とにかく、入ろうよ。お腹すいちゃった♪」

呆れるPete。

 

ずいぶん、レトロな映画館ね。

こういう感じ、大好き!

(私、『ニュー・シネマ・パラダイス』好きだと公言してましたっけ?当時のシネスイッチ銀座のパンフ、持ってるよ(笑))

 

中二階に座る二人。

一つのポップコーンを分け合ってるのかな?

 

Kaoが、ふと、Peteのほうを見て、さっと、ポップコーンの袋を向ける・・・。

手を出さないPete。

Pete「なぁ、Kao。 お前に聞きたいことがあるんだ。そのリスト、俺、どうみても、あまりにも変だと思うんだ。普通、ツキに見放された人がやるようなことが一つもないだろ。変だよ」

Kao「変?・・・そうかな?」

Pete「思わない? 普通はさ、お布施を包んで、寺で、厄払いするんじゃないのか?」

Kao「・・・・そうだね」

Pete「だったら、なんで、そういうことをしないんだよ?」

Kao「今日は、日が悪いんだよ」

Pete「は? ほんとか? だったら、食事中に、皿を叩くべきじゃない、とかいう馬鹿げた迷信も信じてるのか?」

Kao「うん・・・」

それがなにか?くらいの感じね。

Pete「夜に爪を切るな、とかも?」

Kao「うん・・・」

Pete「木曜日には、髪を洗うな、とか」

そんな慣習あるの?

Kao「それって・・・木曜日が、“髪をあらうな”と掛かってるからだよね」

ダジャレかい?(笑)

Pete「そんなことは、どうでもいい!(怒)」

 

映画中だよ、静かに・・・指を立てるKao。

 

微妙に、相手の様子を見ながら、間合いを計ってる二人。

特にPeteは、ますます考えてます。

 

映画を見終わったあとは・・・・、

チャオプラヤ川にかかるタークシン橋を徒歩で渡り切り・・・。(笑)

今日の移動距離、地味にすごくない?(笑)

 

たぶん、ちょうど、2人が通った橋を入れると、こんな感じ?(笑)

(アイコンサイアムが見えてて良かった~~。なかったら、場所探すの、大変だった。。。)

 

次にやって来たのは、どこだ?

 

Pete「Kao! 黒猫だろ。お前、もう、不吉なこと、怖くないのか?」

Kao「・・・・・ああ、ああ、黒猫ね」

全然、気にしてないの、バレバレ(笑)

 

Pete「運気を気にする人なら、黒猫は避けたいはずなんじゃ・・・」

Kao「・・・・・あ~~、そうだよね、じゃ、どうしたらいいかな?」

Pete「後ろに戻るぞ! 簡単だろ、さぁ」

Kao「戻るんだね?」

Pete「ああ」

ゆっくり、後退していく二人。

Pete「もういいか?」

Kao「まだだよ」

ちゃんと距離をはかってるのね。。。

細かい!

後ろ向きに歩いていた二人。

運悪く、Peteが、厄介な人にぶつかってしまう。 よく見たらぶつかってないじゃん!

ぶつかったんじゃなくて、ぶつかりそうになって、因縁つけられたって感じかな?

 

男「おい、いい気になってんじゃねぇぞ」

いきなり、殴られたPete。

え? どういうこと?Σ(゚Д゚)

なんで、殴るの?

っていうか、吹っ飛んでて、画像がボケボケ!

 

当然、男に向かっていくKao。

 

Kao「Pete、落ち着けよ!」

間に入り、必死に押しとどめるKao。

 

ああ、相手にも、止めてくれる人がいたのね。

 

【追記】2021/11/08

PeteKaoのことを「見通しが甘い」だの、「詰めが甘い」だの、散々言ってきまたが、「読みが甘い」のは、びびでした。

 

上記のとおり、いきなり因縁をつけて来た男に対して、「なんで殴るの?」と疑問を呈してましたが、ありがたいことに、コメントで大ヒントを頂きまして(Special thanks:美雄さん)、普通に見返してみれば、こんなにはっきり、左頬に「あざ」がくっきり。

バスの中で、Peteは、痴漢男に、「この変態野郎!」と一発お見舞いしてます。

さらに、この男は、バスを降りる際、Peteたちのほうを二度も、チラ見していきました。

粘着系な奴ですね。 

フードもかぶってましたし、サングラスもかけていたので、身体的な相似点を見出すのは難しいですが、服装や身長からしても、たぶん、この人ですね。

「かっこつけやがって」とか「ヒーローぶりやがって」といった初対面ぽくない台詞との矛盾もなくなります。

まさか、偶然、同じ日に出くわすことになろうとは・・・。(苦笑)

(Peteの激高ぶりを見て、単なる、街の輩に絡まれて挑発にのったのか、と単純に考えてしまっていましたが、相手からの強い攻撃念に反応したというのがわかり、得心しました。)

 

Kao「Pete、止めろ!」

 

完全に、火がついたPete。

後ろから、羽交い絞めにして、止めるKao。

 

相手が完全に、離れるまで、狂犬のようなPeteを抱え込んでます。

 この密着は、Kao以外、無理だわ。。。

 

★【Ep 00】Part.14 雑感★ 

また、このパターンで、次に行くのね。

 

今回、殴ってきたのは、相手からだとはいえ、相変わらず、着火マンPeteです。

だいぶ、落ち着いてきたように思ったんですけどねぇ。

あの瞬間湯沸かし器で沸騰したような、火の玉のような勢いは、絶対、おおごとになるし、下手すれば過剰防衛になりそうだし、一緒にいるKaoは気が気じゃないでしょう。

 

さて、リスト6~8まで来ました。

単純に、お寺で、お祓いかと思いきや、本当に、ああいう体験コース(?)あるのかな?

 

どうやら、バンコクの名所やデートスポット案内も兼ねてるような感じです。

オシャレカフェや、レトロな映画館とかね。

シネコンじゃないけど、あそこも寒いくらい冷房が効いてるのかな?

 

タイの街並みが見れて、単純に楽しい~~!

 

そして、なんと言っても、2人の軽口。。

訳しながら、コンマ遅れで、2人の声でしゃべりだすと、思わず、本気で笑っちゃうんですよね。

たぶん、漫才の台本を読んでても、爆笑までには至らないのと似て、実際のしゃべくりに勝てるものなしだからかなぁ。

 

2人のことを知ってるからなのか、一緒になって、違和感を覚え、一緒になって、歩き回ってるような気分になって・・・一緒になって、笑ってます。

もう、だいぶ、夕方になってきちゃいましたね。

夜中まで、あと数時間?

クリアすべき項目が楽しみです。