これは、後半でーす。

 

前半をお読みでない方は、先に、

『BLIH 約・定~I do』EP.09前半 筋追い&雑感 ※ネタバレ こちらからどうぞ。  

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 Be Loved in House 約・定I do

 【Ep.09】規約第9条:猫目石 <キャッツアイ

後半

 

~ジャオガンとスーチーの部屋~

ソファに座り、考え込んでいるジャオガン。

缶ジュースを手に近づいてきたスーチー。

スーチー「飲む?」

小さく首を振るジャオガン。

ジュースをテーブルに置くと、「だったら・・・今晩、なに食べる?」とジャオガンに抱きつくスーチー。

ここ、ジャオガンの気持ちも判ってて、ちょっとおどけてみせるスーチーも、健気で、ホロってきます。

無言のジャオガン。

こういう時、ジャオガンのほうが大人だからという立場もさることながら、当事者よりも、責任を感じてるほうが落ち込んでみせるものなのでしょう。

 

恋愛が進化すると、「絆と責任」が生じてきますね。 ← これも「星の王子様」的な解釈?(苦笑)

 

スーチー「ガン哥が何もしゃべんないなら、僕が、キッチンに入るからね」

キッチンに入るというのが、脅し文句になるって、それも凄いな(笑)

 

それでも、黙ったままのジャオガンに、「ねぇ、なんか言ってよ」と腕を引っ張るスーチー。

 

ジャオガン「今夜、ユージェンが、私たち二人のことを見ただろ。」

スーチー「だから、どうしたの?」

少しだけ、無理して微笑むジャオガン。

ジャオガン「心配するな。あいつに、2人の関係を認めたりしないから・・・」

スーチー「どうして?」

ジャオガン「私のせいで、君の一番好きなことを諦めてほしくないんだ」

 

 

いきなり、ジャオガンを押し倒し、組み強いたスーチー。

ここ、おおっ、(○_○)!!ってなったよ。

そのスーチーの顔は、たぶん、スーチー史上、最高に真剣で、切実で・・・男の人の顔です。

 

ジャオガン「スーチー・・・・」

スーチー「僕は、あなたのことが本当に好きなんです。」

ジャオガン「わかってる・・・」

スーチー「あなたと一緒なら・・・なにも怖れることなんてありません」

そういうと、ジャオガンの胸に、顔を押し当てるスーチー。

 

(○_○)!!

うわ、いつもの、可愛らしいスーチーに切り替えた!

なんと、高度なテク!

いや、素晴らしい思いやり!

 

抱きしめ、額にキスするジャオガン。

ジャオガンは、ここで惚れ直しただろうなぁ。

 

でも、スーチーは、自分が何をすべきなのか、もうわかっています。

 

~金石ハウス レイの部屋~

冷蔵庫の威圧に耐えて(!)、部屋に上がってきたレイレイ。

あけても、そりゃ、誰もいないよね。

 

力なく、ベッドに腰かけていると、布団を持って入ってくるユージェン。

 

あれま、あんなに、プンスカo(*`ω´*)o、怒ってても、クリーニング屋さんには寄って帰ってきたのか。

さすが、律儀なユージェン!

 

ヤバい!(クリーニングに出したのは)ママが使った寝具一式って意味だと、なぜか記憶が混濁しておりました!

あれ、レイレイのお布団、マットレスしかないし、これ、明らかに、レイのお布団じゃん。(笑)

 

ん?クリーニング?

どーして、ユージェンが?

(///ω///)♪

すぐ、良からぬことを妄想する!

いやいや、別に、クリーニングくらい、いつ出したって、いいんですよ、いいんですけどねニヤリ

 

しかし、二人の雰囲気が、びびの妄想を全力で拒否します。

金石:空気読め!

びび:・・・・( ;´・ω・`)

 

 

ちらっと、レイの背中を見て、チェンジした自分の枕や布団を抱え、出ていってしまう。

 

声もかけられず、俯くレイ。

 えーんえーんえーんえーんえーん

 

~「精誠工藝坊(スタジオ)」~

翌日かな?

出社してきたレイが、スーチーの席に置かれたリュックに気づく。

レイ「今日、スーチーが来てるのか?」

ワン・ジンたちに確認する。

ワン・ジン「そうですよ。」

レイ「どこにいる?」

ワン・ジン「くるなり、突然、ディレクターの部屋に入っていって・・なんの用かはしりませんけど」

慌てて、バッグをおろすと、 ユージェンの部屋に向かうレイ。

 

~ユージェンの部屋~

“退職願”を、ユージェンに差し出しているスーチー。

 

そこへ、飛び込んできたレイ。

レイ「お前、なにしてる? 気でも狂ったか?」

スーチー「レイ哥、僕、この件、ちゃんと考えたんです。」

スーチー、落ち着いてます。

レイ「ウー・スーチー・・・」

ユージェンに向かって、毅然と話し始めるスーチー。

スーチー「ジャオガンさんと僕は、付き合ってます。・・・これまで、本当にお世話になりました。」

二人に向かって、頭を下げるスーチー。

レイ「ジン・ユージェン・・・」

ユージェン「君に言ったはずだ。ウー・スーチーは、自分がすべきことをわかってる、と」

立ち上がるユージェン。

 

ユージェン「私も、自分がすべきことをわかっている」

 

突然、スーチーの辞表を破るユージェン。

びび:え? (°Д°)

 

息を飲むレイ。

ユージェン「これは、我々3人だけにおさめよう。工房の、他の人間には、話さないように」

スーチー「でも、ガン哥も知ってます・・」

ユージェン「彼にも口止めしておけ。 以上だ・・」

 

顔を見合わせるスーチーとレイ。

 

ユージェン「仕事に戻りなさい」

スーチーが、「ありがとうございます」と頭をさげて出ていくと・・・放心したように座り込むユージェン。

 

ユージェン「これが、俺にできる限界だ」

レイ「なんで、こんなことをしたんだ?」

ユージェン「理由などない」

いやいやいや、その言葉を、誰が信じるよ?

レイ「だったら、なんで、公約を撤廃しないんだよ?」

ユージェン「それはできない。それは、“決まり”だからだ」

 

レイ「一体、何を抱え込んでいるんだ?」

ユージェン「なんでもない」

レイ「なんでもないだと? ジン・ユージェン、一体、なんで、こんなふうに自分を追いこんでるんだ? なにか問題があるなら言ってくれよ。俺だって、力になるから。それとも、まだ、俺の事、怒ってるからか?」

今まで、ずっと感じていたのに、あえて言わずにいたことを口にするレイ。

 

ユージェン「もういい!!」

いきなり、レイの肩を掴み、壁に押し付けるユージェン。

驚くレイ。

そして、それ以上に、一瞬、我を忘れた自分に愕然とするユージェン。

 

レイ「俺たちの関係が何なのか、いままでに、考えたことがあるのか?」

 

ここの、レイの問いかけ、とっさに出たんじゃなくって、ずっと、心にあった言葉なんだろうね。

 

その問いかけに、俯いてしまうユージェン。

 

失望したように、部屋から出ていくレイ。

 

壁に額を押し付け、目を閉じるユージェン。

 

あ~、この「単身公約」は、ユージェンの意志じゃないってこと?

誰かに強制でもされてんの?

違うよね?

 

 

~黑沃咖啡~

カウンター席に座り、ワンワンに、なにかチュールみたいなのを舐めさせてるスーチー。

休憩時間に、ジャオガンに、さっきの件、報告に来たのかな?

 

ジャオガン「中間試験、明後日までだろ?ずいぶん、余裕だな」

スーチー「ずいぶん前から準備してきたんだもん。ちょっとくらいゆっくりさせてよ、みゃお・・・」

#みゃお

#あざとかわいい

#わかっててやってる

#こういうの、好きでしょ?

#実は、ねこに向かって鳴いている

#受け=ね○

#赤ずきんは🐺

#🐑は🐺

#公式見解を真っ向否定(笑)

#ね○、わかってない(笑)

 

となりの、チェン・ルオが若干、いや、これはかなり引いている。(笑)

ジャオガン「この店には、二匹のネコがいるんだな」

スーチー「一匹はお店で見れて、もう一匹は、家で見れるんだよ(汗)

ジャオガン「だったら、今夜は、キャットフードをあげようか💗」

 

スーチー「なんで、そんなこと言うの? 僕、いつだって、全部入ったシェフのスペシャルメニューが食べたいよ

(///∇///)

ほんと、あたしってば、最低だ。。。

はいはい、妄想はこの辺で・・・・(笑)

 

 

 

そこへ、余裕1gもないレイが来店。

o(*`ω´*)o

レイ:ユージェンのばかぁ・・

 

ジャオガンが気にしていると、店の外に、ユージェンもやってきて・・・大きく溜息をつくと、入ってきましたよ。

ユージェンに気づくなり、あからさまに、席を移動するレイ。

 

カフェにいると、ケンカした彼女を追いかけて来た人の(必死な)顔って、すぐわかるよね(笑)

みんなが、ユージェンに会釈するのみ。

意を決して、レイの前に座るユージェン。

 顔を背ける彼女、の図。

 

ジャオガン「今日は、何にする?」

ユージェンに声をかけるジャオガン。

 

すると、「欲しいのは・・・・」と、目の前のレイに、まっすぐ、人差し指を向けるユージェン。

ここで、BGMに「モーツアルトの交響曲」を選んだ制作スタッフと話がしたいんです、ひざ詰めで。。。(笑)

 

レイ「(小声で) なにしてんだよ!」

自分を指さされ、焦りまくるレイ。(笑)

 

みんな、きょとん。

 

目を閉じ、指をさしたまま、「彼と同じもの・・・を」と指定するユージェン。

 

🐸ゲコ 🐸ゲコ 🐸ゲコ・・

 

ジャオガン「そうか・・・」

 

レイ「(小声で)俺、まだ、なにも注文してねぇよ」

あはは・・・・!

 

ルオ「あの人たち、何を頼んだんですか?」

腕組みしているジャオガンに訊ねるルオ。

 

ジャオガン「いいんだよ。(このまま)見てればいいのさ」

さすが店長!

 

いたたまれず、レイが席をたつと、一緒に立ち上がるユージェン。

しかたなく、もう一度、席に座るレイ。

腰を下ろすユージェン。

 

興味津々のジャオガンと、興味あるんだか、ないんだか・・・やっぱり、興味はなくはないルオ。

 

レイ「一人でいたいんだよ」

それを聞くと、いきなり、背中をかゆがってみせるユージェン。

ねぇ、これって、振り? それともストレス?

 

ユージェン「なにも問題がないなら、言えばいいだろ」

レイ「話したくない・・・・どうした?」

痒がり始めたユージェンを見て、顔色をかえるレイ。

なんでもない、と首を横に振るユージェン。

そんなユージェンが気になって、「また、なにか食べたのか?」と聞いちゃうレイ。(笑)

今度は、ユージェンが席を立とうとするのを止めるレイ。

レイ「ちゃんと座れ」

そう言うと、ユージェンの背中を軽く、優しく掻くレイ。

レイ「少しはおさまったか?」

肩を抑えていたレイの手を握りしめるユージェン。

こんなときにも、萌え袖!

チームレイレイ、手を抜きませんね!(笑)

 

ユージェン「ああ・・・」

 

さっきはごめん・・・って言ってます。

 

手を離そうとしないユージェンの気持ち、気づかないレイじゃないでしょ(笑)

 

そして、この絶妙なタイミングで、シャオ姉とワン・ジンが、店に入ってくる。

 

あっ、と凍り付くカウンターの面々。

 

ワン・ジン「ジン総監?」

その声に、ぱっと、手を離し、ユージェンから離れるレイ。

関係ないけど、ここ、こんなふうに、ワインバーみたいな席もあるんだね。

 

シャオ姉「別のところで食べましょう」

踵をかえしたシャオ姉がドアをあけたとき、ワンワンが外に出て言ってしまう。

「ワンワン、ワンワン!」

慌てて、追いかけるシャオ姉とワン・ジン。

 

ジャオガン「チェン・ルオ、店番頼む。ワンワンを探しにいってくる」

みんなが店の外に向かった時、相変わらず、ずっとライブ配信中のXtarsちゃんたち。

 

「大変! ワンワンがいなくなっちゃった」

「どうしたらいいの?」

「誰もどうしようもできないわ」

そんなの、視聴者に言われても・・・(笑)

「私たちの最善をつくしましょう」

てか、この子たちって、肩だしたり、胸だしたりしてるけど、お色気ライバーだったの?(笑)

「ワンワンは可愛い子よ。はやくみつけてあげて」

「ワンワンは、とっても可愛いネコなの」

 

とにかく、みんな、カップルごと、店から出したいのね、演出上(笑)

 

それぞれ、探し回るジャオガン&スーチー、シャオ姉&ワン・ジン。

 

そして、別々に探していたレイとユージェンも合流。

どこにもいない、と話をしているときに、ユージェンの後方に視線を向けるレイ。

レイ「危ない!!」

スピードをだしてまがってきた車が、ユージェンの背後ギリギリを通り抜ける。

お約束のように、レイがユージェンを突き飛ばし、ふたりとも舗道に転がり・・・

なるほど、冒頭の、ひとつめのシーンです。

 

しばらく見つめ合ったあと、立ち上がったレイが、ユージェンに手を差し伸べる。

助け起こし、そのまま、またしても、見つめ合っていると、そこへ電話が・・・。

ワンワンが見つかったみたいです。

ユージェン「見つかったのか?」

レイ「うん」

意地っ張り同士な二人が、あまりこじらせずに、歩み寄るには、こういう騒動が必要だったのかしらね。

問題解決には全然なってませんが・・・。(苦笑)

 

 

~黑沃咖啡~

ジャオガン「ワンワンが人を見分けられてよかったよ。スーチーに気づいて近寄ってきたんだ」

ほっとしつつ、店を見回すレイ。

レイ「ワン・ジンとバイ・シャオシェンはどこいった?」

ジャオガン「ワンワンが無事だってわかって、帰っていったよ」

レイ「張本人のくせに・・・逃げ出すのが早いな」

ふと、ユージェンの背中を見て、先ほど、地面に倒れたときについた砂埃を払うレイ。

レイ「汚れてた・・・」

ユージェン「ありがとう」

 

ちらっと、その様子を見ているルオ・・・スーチー、ジャオガン。

 

ルオ「なんか、すごく、いい感じじゃないですか?スーチーと店長をみてるみたい・・・」

笑い合うジャオガンとスーチー。

 

いいじゃん。みんなで、幸せになろうよ♪

 

~金石ハウス~

さて、結局、どうして、相変わらず、レイが床に寝て、ユージェンがベッドで寝てるのか、誰か簡潔に説明してください。(笑)

 

眠れずに、ムカついたように、身体を起こすレイ。

レイ「自分のベッドがあるのに、そっちで寝ないで、人のベッドで寝るって言い張るなんて・・・」

それはつまり、レイのベッドで一緒に寝ようって意味じゃないんでしょうか?

 

トイレにいくつもりだったのか、立ち上がったところに、急に手を掴まれ、

ベッドにひきずりこまれたレイ。

レイ「またかよ・・・」

半分、受け入れてるレイの感じ・・・もう、「何度目だナウシカ」なのよね、きっと。。。

 

いやん、なんか、この『抱かれ枕』な状態、色っぽい!

 

抜けだそろうとしても、がっちりホールドされてます。

なんか、抱きしめがいのありそうな身体よね。(笑)

 

レイ「(小声で)おい、ジン・ユージェン。ジン・ユージェン・・」

声をかけても、全然、放してくれそうもありません。

自分をつかまえて放そうとしないユージェンに、半分、根負け。

 

仕方なく、眠っているユージェンの顔を、しげしげと見ているうちに、なんだか、とっても、愛おしくなり、おもわず、ユージェンの頬に手を添えるレイ。

そのまま、少しずつ、指を動かしているうちに、唇にふれてしまう。

 

切実にキスしたい・・・って、明確に、欲情してるわけじゃなく、ただ、唇から目が離せないって感じです。

 

それでもって、普通はね、『万有ラブ引力』に従って、黙ってても、唇同士、くっつくはずなのよ(笑)

 

レイのドキドキが伝わったかのように、ユージェンも目をあける。

 

飛び起きるレイ。

レイ「お、おしっこ」

 

さぁ、白状しなさい、ユージェン。

どこから、起きてた?って、手を掴む前からに決まってんじゃん。

 

呆然と、ベッドに横になるユージェン。

でも、実際、真面目な話、ユージェンの表情は気になります。

 

なにをためらっているのかな。。。

 

絶対、まだ言えない、なにか理由があるんだよね。

あるんだよね?

大切なことだと思うので、2回言いました!(笑)

 

~地下道~

ぼ~っと考え事をしながら歩いていたレイに、後ろから、声をかけるワン・ジン。

ワン・ジン「は~い、レイ哥」

レイ「お前か・・」

ワン・ジン「なんで、そんなに恋にでも悩んでるって感じなんですか?」

レイ「・・そんなに、わかりやすいか?」

認めるんだ・・・。

 

ワン・ジン「チェン・ルオへの告白、失敗したんですか?」

ワン・ジン、そんなのシャオ姉の前で言ったら、どんだけバカにされるか知らないよ(笑)

 

レイ「そんな単純なことだったらいいけどな・・・」

ワン・ジン「どういう意味ですか?」

レイ「もし、俺が男性が好きだって言ったら、お前、どうする?」

 

急に、身構えるワン・ジン。(笑)

 

ワン・ジン「レイ哥・・・僕には、すでに、シャオチェンがいます」 ← 言うと思った(笑)

 

呆れるレイが、肩に手をのばしても、それとなく、顔を反らすワン・ジン。(笑)

レイ「考えすぎだ・・・。お前には一切、何の感情もない」

あはは!

 

ワン・ジン「だって、レイ哥がそう言った時、俺をそういう目で見てましたからね。怖かったですよ。でも、こういう話題なのに、どうして、いつもみたいに、シャオチェンのところにいかないんですか?」

レイ「この件に関して、今は、あいつとは話をしたくないんだよ」

ワン・ジン「なんでですか?」

レイ「なんでもない。俺たちが男同士だから、って思っただけだ。お前の意見を聞こうと思ったんだ」

ワン・ジン「別に、変じゃないですよ。それに、今、何時代だと思ってるんですか?自分らしくいるのが一番ですよ」

案外、自然体というか、迷いなく、ニュートラルな感性のワン・ジン。

 

レイ「たしかにそうだよな、だけどさ、女の子に告白するのも大変だったのに、ましてや、男だぞ・・・」

ワン・ジン「性別なんて、関係ないですよ。異性との関係だって、スムーズな航海ばかりじゃないかもしれませんよ。実際、みんな、物事を複雑にしてるのは、自分自身なんです。

なんと、ワン・ジンから、物事の本質を聞くことになろうとは!

レイ「・・・・・・・」

ワン・ジン「なんだか、うまく言えませんね・・・。やっぱり、シャオチェンを探してきましょうか?」

慌てて、ワン・ジンの腕を掴むレイ。

レイ「いや、いいんだ。俺、どうすればいいのか、わかったよ。ありがとう」

晴れ晴れと、明るい表情になったレイが、先に、地下道の階段を駆け上がります。

 

 

思い切って、工房の扉を開けたレイ。

レイ「ジン・ユージェン、話が・・・」

目の前に、見知らぬ人間がいて、思わず言葉を切るレイ。

 

ズートン「ずいぶん、久しぶりだな、ジン・ユージェン」

手には、直接、むき出しの“B612のかおり”を無造作に持っている。

顔色を変えて、立ち尽くしているユージェンを心配そうに見つめるレイ。

 

ズートン「それとも、こう呼ぶべきかな? Real(原石)?」

 

はい、波瀾のスリーショット!

ど~ん!⚡

※ああ、懐かしい、この韓国ドラマテイスト(笑)

 

★【Ep 09 後半】 雑感★

 

すでに、くっついてるのに、なかなか、くっついてることを認めないんですよ、この二人。

 

要は、垣根の問題です。

 

お互い、好きだっていう気持ちに気づいてないわけじゃないのに、めんどくさいでしょ?

なんて、言ったら、身も蓋もないですね。

それこそ、少しずつ、主人公たちの気持ちが寄り添っていく・・・そういう時間を共有してるんです。

きっと、いろんなことを乗り越えないと、結ばれちゃいけないんですよ(笑) ← どこか、他人事?

 

いや、でもそれは、ドラマ的に言う配分の問題だと思うんですけど。。。

 

しかも、私の好きな「モーツアルトの交響曲の(大)ト短調」をコメディ使いしやがったな。。。(苦笑)

 

ふふ、でも、ちょっと面白かったかも。。。

 

そして、ラスボス登場。

私の分類でいくと、相当、ねちっこい系のドSの攻め様に見えますが、合ってますでしょうか?(笑)

 

9話章題は、“貓眼石”

石そのものよりも、キャッツアイ3姉妹やら、栗本薫の「猫目石」やら、いろいろ出てきちゃいます!

 

キャッツアイって、猫の目のように筋が入っている効果のことを「キャッツアイ効果」と言うんであって、鉱石の名前そのものではないらしい。

知らなかった。。。

個人的に勉強になる「石」シリーズ。

 

魔除けであり、これから起こる禍を感知し、事前回避させるって、9話ラストをそのまんま、象徴してるの?

 

物事の本質を見抜き、嘘や偽りを見破る

 

もはや、『星の王子さま』を絡めるのもどうかとは思うんですが、これはキツネの役割ですね。

 

レイレイ、王子様を守るという、「魔除け」の側面を出してきたんでしょうか。。。

 

★【Ep 10 前半】に続く★