これは、後半でーす。

さすがに、1話分の筋追いを1記事にまとめるのは、長すぎるなぁと思い、分割しました。

前半をお読みでない方は、先に、

『BLIH 約・定~I do』EP.02前半 筋追い&雑感 ※ネタバレ こちらからどうぞ。 

 

 

 

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 Be Loved in House 約・定I do

 【Ep.02】規約第2条:天河石 <アマゾナイト> 

後半

 

 

黑沃咖啡「HWC Roasters」~

ユージェンが、黑沃咖啡の店の前まで来て、入るのをためらってます。

 

ちょうど、閉店時間なのかな。

店外メニューを片付けようと、ジャオガンが出て来たところで、目があっちゃいました。

微笑むジャオガン。

照れくさそうに、「先輩・・・」と呼ぶユージェン。

知り合いかい! ← 知り合いです。

 

~店内~

カウンター前に腰かけているユージェン。

この、ちょっと高めのアングルから、店の奥まで映されたのは、初めてかも。ちょうど、実際の店舗紹介写真の真逆から撮ってるって感じね。

 

どことなく緊張しているようなユージェン。

ジャオガン「最後に会ってから、かなり久しぶりだな・・・、いつ戻って来たんだ?」

ユージェン「昨年の終わりだ。知ってのとおり、パンデミックのせいで・・」

ジャオガン「時折、お前の噂は耳に入ってきていたんだ・・・でも、この3年、一体どこにいたんだ?

ユージェン、動揺が隠しきれません。。。

 

明らかに、「先輩もそのまんまだ。まったく変わってないですね」と、話をそらすユージェン。

その辺りはお見通しなジャオガン。

ジャオガン「お前は、だいぶ変わったな・・・」

ユージェン「そんなに?」

ジャオガン「うちの店には、(お前のところの)工房のみんながよく食事にくるんだ。だが、彼らが話す“金ディレクター”の話は、俺が知ってる人間とはだいぶ違うみたいだぞ

なんと答えていいものか、と、出された水を一口。

ジャオガン「お前、もう仕事終わったんだろ。どうして家に帰って休まないんだ?」

ユージェン「・・・・今日は・・・・ただ、・・・少し遅めに家に帰りたくて・・」

それを聞き、頷くジャオガン。

ジャオガン「もし、なにか食べたければ、言えよ」

 

帰りたくないのは・・・あの家から出ていってしまうであろう、レイと鉢合わせしたくないからでしょうか。

 

~シェアハウス~

結局、観念して、家に帰って来たユージェン。

キッチンのテーブルに置かれていたレイの荷物は、キレイさっぱり、なくなってます。

ユージェン「もう、出ていったのか・・・」

心なしか、気落ちしたように呟くユージェン。

 

その時・・・いかにも、シャワーを浴びました的なバスタオル腰巻き姿で、キッチンに入って来たレイ。

 

ユージェンの目が、レイの半裸に釘付けよ。(笑)

この人は、なにげに正直(笑)

 

レイ「なに、見てんだよ?むかっむかっむかっ

タオルで、頭拭きふきしながら、文句を言うレイ。

 

ユージェン「なぜ、まだ、ここにいる?」

レイ「なぜ、(いたら)だめなんだよ?」

 

ユージェン「君は確か、引っ越すために、1日欲しいと、私に頼んだんじゃなかったのか?」

レイ「それで・・・あんたは、俺を追い出すと?」

 

ユージェン「(私ではなく)君が、(この家から)引っ越すと主張したんだよな?」

 

ちょっと難しい顔をしてみせるレイ。(苦笑)

レイ「でも、よくよく考えてみたら、俺が今すぐ引っ越すってことは、みすみすあんたの望む通りになるってことにならないか? 

俺は、あの工房の中で、もっとも期待された人材だ。・・・ということは、俺にも、ここに住む権利はあるんじゃないか? あんた、自分でそう言ったんじゃなかったのか?

ごめん、私は初耳です(笑)

でも、この状況で、自分が、“飛んで火に入る夏の虫”だと気づける人はなかなかいない(笑)

 

レイが頭を拭いているタオルを、ガシっと掴むユージェン。

レイ「なにすんだよ?」

ユージェン「これは、私のものだ」

レイ「俺がカラダを拭いたからって、そのタオルがどうにかなるのかよ?」

ユージェンの視線は、レイの腰巻バスタオルに・・・(笑)

そっちも、勢いよく剥ぎ取る!!(笑)

うわ~お、モザイクぅ~!ラブ(笑)

「安心してください、履いてますよ」のフェイクモザイクだったそうですけどね。肌色パンツ3枚重ね履きだったっけ?(笑)

 

ユージェン「代わりに、こっち(自分の)を使え!」

突然のことに、双方、一瞬の間があき・・・と、象さん🐘の雄たけび。

 

バスタオルを奪い返すと、慌てて腰に巻き、「この変態!!」と叫ぶと、「どんなことがあっても、出ていかないからな。お前のこと、監視し続けてやる!」と言い捨てて、部屋に戻っていくレイ。

 

ユージェン「・・・・・・・(ごくん)」

どうしよう、見ちゃった・・・・恋の矢

 

いや、それは、この際、どうでもいい。

 

ふ~と、息を吐くユージェン。

まぁ、順調な滑り出しとは言えないかもしれないけれど、それなりに計画通り・・・めでたく、同居生活スタートです(笑)

 

**************

 

黑沃咖啡「HWC Roasters」~

 

お店のマスコット猫ちゃんが通りますよ(笑) 

この子のお名前は、改めて、出てくるのかな?

 

ジャオガン「さ、君の分だよ」

スーチー「ありがとうございます」

なんか、この二人、ますます、空気出来上がりつつあるような気がする。。

 

そこに、レイ登場。

レイ「お前、受講クラス、終わったのか?」

スーチー「ん・・・」

スーチーが食べているお皿をみて、そんなメニュー、見たことないぞ、と、すぐに気づくレイ。

ジャオガン「当然さ。これは、シェフスペシャルだからな。君も一つ食べてみるか?」

首を振るレイ。

レイ「(一つじゃなくて)二つで・・・」

笑ってしまうジャオガン。

ジャオガン「食べすぎはよくないぞ。ストレスか?」

小さく頷くレイ。

レイ「自分が何のために生きてるのか、わからないくらい、ストレスたまりまくりだよ」

その時、黙って、食べていたスーチーが興奮しながら、「これ、すんごく美味しい。家でも作ってよ」と、ジャオガンに伝える。

ジャオガン「家より、店のほうが食材がそろってるからな。でも、がんばってみるよ」

 

その会話を聞いていたレイが、「スーチーって、ガン兄の家に行ったことあるの?」と疑問を投げかける。

スーチー「(あ・・・ヤバ・・・)」

 

ジャオガン「そうさ、この子は、居候だ」

ふ~んと、テーブルに顎をのせ、あっさり頷いたレイ・・・が、びっくりして飛び起きる。

レイ「スーチーは、ガン兄の家にいるの?」

レイの大声が店内に響き渡る。

とっさに、声を潜めるレイ。

 

ジャオガン「あの晩、公園で一人で泣いてたんだよ」

ぱしっと、ジャオガンの手を掴むスーチー。

顔が、「それ以上、言わないで!」になってます(笑)

 

ジャオガン「何が起きたのか把握したあと、うちに引っ越してくればいい、と、彼に伝えたんだ。別にたいしたことじゃないよ。」

いつまでも秘密にしておくわけにもいかないし、いずれにしろ、レイには、ちゃんと伝えるつもりだったのよね。

ジャオガンは大人です。

レイ「へぇ~、泣いてたのか・・・なんで、お前が泣いたりすんだよ。俺が今、誰と住んでるのか、知らないわけじゃないだろ? 泣きたいのはこっちのほうだよ」

ぶちぶち愚痴りながら、大きなため息をつくレイ。

レイ「俺だって、本当に、引っ越したいよぐすん

 

さすが、ジャオガン、先手を打ちます。

ジャオガン「悪いな、うちには、もう部屋がないんだ・・・」

聞きようによっては、スーチーとの生活、邪魔しないでね、と聞こえなくもない(笑)

 

スーチー「そうですよ、レイ兄には、(重要な)任務があるじゃないですか。もし、レイ兄が引っ越したりしたら、シャオ姉が・・・」

首切りジェスチャー(throat slash sign) をして見せるスーチー。

レイ「おい、おまえにやってやろうか!」

スーチーの首に、手をかける真似をするレイ。

レイ「いいから、飯を食え」

ジャオガン「ちょっと待ってて。料理、作ってくるから・・・」

 

隣のスーチーを見て、軽く睨んでますが、

ジャオガンのところと聞いて、ちょっと安心したって感じかな。

 

~「精誠工藝坊(スタジオ)」~

電話しながら、外出から戻ってきたユージェン、一切、みんなに気を止めることなく、自分のオフィスに入っていきます。

顔を見合わせ、合図しあうレイとシャオ姉。

 

オフィスから出て来たユージェン。

あら、こんな襟ぐりのあいたデザインシャツも着たりするのね。

 

その様子を陰から、監視するレイ。

ふと、気配を感じたユージェンが、そちらをみると、慌てて首を引っ込める。

 

今頃になって、ユージェンの黒手袋に気がついたというか、気になってきたようなレイ。

何日経ってんの?(笑)

 

みんなが、ユージェンの様子に探りを入れているなか、ワン・ジンだけは相変わらず、ぼ~~~!

 

~地下道 ※帰り道~

ふふ、オープニングの映像にも使われてる地下道のシーンです。

地下道を降りていくユージェンの後をつけるレイ。

バレバレです(笑)

尾行、下手にもほどがある。

会社での様子も、全部、気づかれてるに違いないです。

 

抜き足差し足で、自分も降りていくレイ。

角を曲がったところで、ユージェン、待ち構えてました。

ユージェン「君もたまたま、家に向かってるってことか?」

レイ「ええ」

レイが力強く答えると、そのまま、なにも言わず、歩き始めるユージェン。

微妙な距離を保ちながら、結局、家まで一緒に帰ることに。。。

一緒に帰ってるという意識は、レイにはないと思いますが、ユージェンにはあります(笑)

 

~シェアハウス~

レイが料理しているところに、ユージェンがやってくる。

レイ「ちょっと、同居ルールの3条、キッチンは先着順で使用すること。 ソーリー」

首をすくめて、勝ち誇ったようなレイ。

ちっちゃい・・・なんて、ちっちゃい男なんだ。。。(笑)

 

器をレイに見せ、「私は食べ終わった・・・」と、流しに置くユージェン。

 

その時、ユージェンが黒手袋の上から、台所用のゴム手袋を重ねるのに、気を取られて、

包丁で指を切ってしまうレイ。

レイ「あ・・・痛・・・」

ユージェン「どうした?」

無言で、キッチンを出ていこうとするレイを掴んで、止めるユージェン。

レイ「なにすんだよ」

ユージェン「そこで、待ってろ」

 

切った指を綿棒で消毒してるだけなのに、「ああ・・・」と声をあげちゃうレイ(笑)

左手をぎゅってしてるの、超かわいい。

 

ユージェン「傷は、たいしたことないぞ」

うん、昔だったら、舐めときゃ治るって言われた程度に見えますね。

レイ「痛いのは俺で、あんたじゃない!」

 

ご丁寧に、絆創膏まで貼ってあげますよ、ユージェンさんが。。。(笑)

しかも、外科手術並みに、真剣です。

ああ、青シャツ、処置室の術衣に見えなくもないって?(笑)

 

「こんなの、自分でやるのに・・・」と言いつつ、ぎゅっと目をつぶっちゃうレイに対して、もう、なんていえばいいのかわかりません。

親御さんに、可愛がられて、育ったんだね、きっと。。。

 

ユージェン「君が自分でやるよりも、私のほうが、適切にカットする処理方法を知っている」

それを聞いて、思わず、妄想の世界に入るレイ。

 

~レイの妄想~

後ろ手に縛られ、椅子にくくりつけられたレイ。

ユージェン「なぜ、私が手袋をはめているのか、知りたくて、興味を持っているんじゃないのか?」

包丁を持ちながら、近寄ってくるユージェン。

レイ「な・・・何する気だ?」

包丁をレイの頬近くに寄せ、耳元でささやくユージェン。

ユージェン「それは・・・いかなる指紋も残さないためだ」

レイ「この変態!!」

薄笑いを浮かべるユージェン。

(妄想終わり)

 

~「精誠工藝坊(スタジオ)」~

テーブルに座って、みんなで打ち合わせ中、そんな話題になったようで、昨晩の顛末を、シャオ姉たちに話しているレイ。

シャオ姉「それで、今や、あんたは、その変態殺人者と一緒に住んでるってわけね」

レイ「疑ってんのか?俺は、探偵みたいに後をつけたんだぞ」

もう、爆笑が止まらないシャオ姉。

レイ「なに、笑ってんだよ。(スーチーに)お前もだぞ!」

必死に笑いをこらえようとするスーチー。

 

そこに、噂のユージェンが戻って来ました。

 

ユージェン「ニッケル成分を含んだり、ニッケルでメッキされた原材料の廃棄チェックはもう終わったのか?」

レイ「当然です」

それを聞き、頷くと、黒手袋を外すユージェン。

ここって、オープニングの映像を見る限り、工房内で作業とかしてるよね?

お教室とかも開いてるんだよね?

私が言うのもなんですけど・・・念のため、手袋を外すのは、工房内の粉塵清掃をしてからのほうがいいのではないでしょうか? 結構、金属クズって、小さくて厄介ですよ。

 

きょとんと、目で追ってしまうレイ。

レイ「もう一つある。ちょっと来てくれ」

ワンテンポずれたように、今頃、笑い出すワン・ジン。

シャオ姉に睨まれ、また、テーブルにうつぶせる。

 

~ユージェンのオフィス~

ユージェン「鉱物の買い付けと取りまとめは、今月の最終週までに終わらせるべきだろう。そうすれば、春期までの原材料を確保しておける。だが、どうして、まったく何の進展もしていないんだ?」

レイ「それは・・・ワン・ジンの担当です・・・が、彼はまだ、ショックから立ち直れていないんです。というのも・・・」

あなたの掲げた、単身公約のせいです、と顔で言ってます。

ユージェン「バイ・シャオチェンは、ワン・ジンのサポートに回れないのか?」

レイ「彼らは、まともに口もききません。・・・というのも・・・・」

あなたの掲げた、単身公約のせいです、と、またまた思わせぶりにニッコリ笑うレイ。

このパターン、何回被せるかな?(笑)

 

ユージェン「そうか・・・。ウー・スーチーの仕事は順調のようだ、あとで、彼と話してみよう。君はどうだ? 君も、我々の協力企業を担当するワン・ジンへの、(個人的)サポートにあまりにも集中しているようだが・・。競合他社に負け、注文のすべてを失ったのは、私の責任とは言えなくないか?

ごもっともでございます。

ユージェンの言う通りなので、何も反論できないレイ。

ファイルをポンと横に置くユージェン。

ユージェン「ま、それはいい。私が、より多く受注出来る先を開拓する」

レイ「ディレクター。あなたは、そうとう自信があるようだ。賭けをしませんか?」

ユージェン「私は、そんなことはしない」

レイ「俺とあんたで・・・賭けをしよう。 (そんな)勇気ないか?」

 

なんだか、思わぬ方向から、レイが自ら飛び込んできたよ(笑)

 

 

★【Ep 02】 雑感★

とにかく、ユージェンが着任した昨日は、もう一日、大騒ぎでしたが、すでに、2話にして、すっかり、家でも会社でも、ユージェンを受け入れてるように見えるシー・レイさん。

基本、この人は、人を拒絶できるようなタイプじゃないからね。

 

少なくとも、会社運営にかけては、ユージェンの手腕に一目置きはじめてるでしょう。

的は外してないはずだから。。。

 

でも、うまいこと、ユージェンの「人となり」に関心が向くようになってるストーリー展開ですね。

最初、ジャオガンとは、普通に友人関係だと思ってましたが、どうやら、先輩後輩みたいなので、ちょっと手を入れました。でもバキバキの後輩口調はやめました(笑)

そんなふうに、しゃべってない感じがしたし。。。

数年、海外にいたこともわかったし、そして、すでに、シー・レイと出会ってた!

時系列は、おいおい、わかってくるのかな?

あと「精誠工藝坊」を買収したかもしれないけど、もともとのお仕事は何をしてる人だったのか~とか、まだまだ、謎だらけです。

とにかく、ユージェンのバックグランド、気になる。

シー・レイはねぇ、そんなに、裏表なさそうだし、このまま、見守っていけばいいような気がしますが、どうでしょうね(笑)

 

さて、第2話の章題は、「天河石(アマゾナイト)」

パワーストーンの業界的には、「希望の石」とか「行動の石」とか、言われている・・・ということなので、一歩、前に踏み出した2話にピッタリ?

 

 

★【Ep 03 前半】に続く★