「混迷を極めている」と書いちゃったんで、びびのことなので、また、あ~だこ~だ、考え込んでいるんじゃないか、と、なかなかアップしない理由を思いやってくださってる皆様、すみません。。

 

そんなに大袈裟なことはなにもなく。

分割したくなかったんですが、文字数制限を越えちゃって、どこを削ろうか、思案してたら、こんなことになってしまって。。

結局、どうにもならなくなって、分割します。。。

世の中は、オリンピックが始まりましたが、びびは、いたって平常時ノロノロ運転車です。

 

では、いつものご注意を・・・。 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『Y-Destiny』

EP.14前半
 

いきなり、オープニングで始まりました。

 

 

《ほぼ筋追い・・・》

(13話のラスト・・・少しだけ遡ります)

店では、普通にしていたMasukでしたが、店を出ると、また、浮かない顔に逆戻り。

 

Jia「Masuk・・・どうかしたのか?」

訊ねられても、特に何も答えるすべなく、Jiaを見つめ返すと、また、伏し目がち。。

 

Jia「お前のそんな悲しそうな顔は見たくない。お前には、俺がいるって知っていてほしいんだ・・・・」

Masuk「・・・・・・・・」

Jiaの一方的な想いだけじゃなく、社長とバイトとか、そういう表面的な関係性だけじゃない、なにかが見え始めてます。

 

前半がどちらかというと、シチュエーションコメディっぽかったこの『Y- Destiny』が、俄然、普通のドラマになってきたみたいな印象です。

 

Masuk「・・ありがとうございます」

たった一言、お礼の言葉を返すMasuk。

 

自分の気持ちを、それなりの言葉を連ねて伝えるという・・そのなんでもないことが、今のMusukには、大きな負担なのかもしれません。

 

~Musukの部屋~

思い出のレコードをかけたまま、ベッドに入り、本を片手に、ふと、窓の外に目を向けるMasuk。

サイドテーブルに置いたままだった、ホームレスのおっちゃんにもらったペンダントを手にすると、

「奇跡を信じるか?」というおっちゃんの声を思い出し、「奇跡なんてないんだよ、おじさん」と声に出し、眠りにつく。

 

そして、夢の中で・・・

 

あの忌まわしの映画館に立っているMasuk。

客席に一人、寂しげに腰かけているTir。

「Tir?」と声をかけながら、慌てて駆け寄ろうとしても、まるで、結界がはられたように、ほんの数m先のTirに近づけず、自分の声も届かない。

 

そのうちに、火災報知器が鳴り響く。

当然、周囲の人が逃げ始め、Masukも、Tirに必死に声をかけ続ける。

その時、「誰か助けてください」という女性の切迫した声が耳に飛び込んでくる。

 

少し前方の女性に、「なにかお手伝いしましょうか?」と声をかけるTir。

 

Masuk:Tir! 行っちゃだめだ!Tir!!

 

その後は、実際に、自分が現場で見た、運び出されるTirの様子などが映し出されて・・・慌てて、飛び起きるMasuk。

 

おそらく、映画館の中で、一体、なにが起きていたのか、なぜ、Tirが逃げ遅れることになったのか、今まで、それをMasukに教えてくれる人は誰もいなかったのかな。

 

はじめて見る光景だったのか、ショックで、慌てて、さきほど、サイドテーブルに戻したペンダントを探しても見つからない。

 

おっちゃん:これは、神様に供える昆虫の羽だ。失った人にあえるかもしれないぞ

 

すぐさま、ベッドから起き上がるMasuk。

サイドテーブルの上に置いてあったはずのペンダントが消えている。

 

~ホームレスのおっちゃんの居場所~

お弁当を持って、いつも、おっちゃんが寝ころんでる場所にやってきたMasuk。

珍しく、姿が見えなく、周囲を必死に探し回る。

 

一切合切の荷物を持ったホームレスの男が、反対側から歩いてくるのが見え、「おじさん」と声をかける。

Masukに声をかけられても、どこかぼ~っとしてるような、ホームレスの男。

Masuk「・・ずっと探し回ったんだよ。どうして、こんなところにいるの?」

最初、気づかなかったんだけど、ここ、墓地の脇の道なの。。。

ホームレスのおっちゃん「・・・・・・」

Masuk「ああ、お弁当をもってきたよ」

おっちゃん「あ~、悪いね、兄ちゃん・・・」

それなりに、自分の荷物を整理して持ち直すおっちゃん。

私、この人のこと、Tirの“よりまし※”みたいな存在なのか、と思ってたんだよね。

※心霊や物の怪を一時的に乗り移らせるための存在。

でも、民話や童話とかで、神様とかも、身なりの粗末な人になって、善行を施す人の願いを叶えてあげる・・・とかあるよね。

Tir本人じゃなくて、「運命の神様」のほうなのかな?

 

Masuk「おじさん・・昨日の晩、俺、夢をみたんだ」

 

おっちゃん「お前が愛してた男に会う夢だったのか?」

Masuk「どうして、知ってるの?」

おっちゃん「ああ・・・ちょっと、そんなふうに思っただけだ。気にするな。」

Masuk「あなたのおかげなんですか? 俺が、恋人にまた会えたのって・・・。そうなんでしょ?」

おっちゃん「俺じゃないよ。気づかないうちに、信じられないようなことが起きることってあるんだよ」

Masuk「もし、それが本当なら・・・おじさん、もう一度、彼に会えるように、時間を戻してくれませんか?」

 

思いっきり、戸惑ってるホームレス。

 

Masuk「もし、その時に間に合えば、彼を救うことができるかもしれない」


おっちゃん「おい、奇跡なんて信じないって言ったのは誰だった?」

Masuk「今はもう、信じてます、おじさん。奇跡は存在するって・・・」

 

困ったな、状態のホームレス。

 

Masuk「ねぇ、おじさん。もう一度、彼に会いに戻れるよう、助けてよ」

おっちゃん「だが、それでどうするつもりだ? あの日、もし、お前が時間通りに彼を捕まえることが出来たとして、それでも、彼は、どこかにいかなければならないかもしれないんだぞ。過去は過去なんだ。戻ることも、修復しに行くこともできない」

やっぱり、この人、「運命の神様」っぽいな。。。

 

Masuk「だけど、信じてるんです、もし、俺が戻れば、必ず、彼を救い出せると・・・」

 

そう力強く訴えるMasukの視線の先は、おっちゃんの胸ポケット。

視線に気づくおっちゃん。

 

Masukが目を閉じると、風が吹いてきて・・・・

 

気づくと・・・Jiaのフラワーショップ。

ここって、バーもやってんの?

首元に、ネックレスがかかってることに気づいたMasuk、あの火事の日に戻って来たことを悟る。

Tirから、すでに、チケットを買って、映画館にいるという電話が入り、なにもかも、あの日の通り。

Masuk「Tir!おまえなんだな? Tir!俺が行くまで、そこで、待ってて。今すぐ、行くから!」

配達1件、残ってたんだよね。。。

Masuk「ヒア、俺、行かなきゃ・・・」

走って、店をあとにするMasuk。

 

映画館にいくと、すでに、映画は始まり、席についていたTir。

「Tir・・・・」と声をかけると、微笑むTir。

へえ、ちゃんと来たじゃん・・・みたいな、それでいて、とても嬉しそうなTirを立たせると、思わず、抱きしめちゃうMasuk。

 

Tir「(小声で)Masuk。、どうしたんだよ?」

どうしたもこうしたも、いつまでも、こんなところにいたら、また、あの夢のように、誰かを助けに行ってしまう・・・と気づいたMasuk。

Masuk「Tir、俺たち、今すぐ、ここを出なきゃだめなんだ。いいから、他のところに行こう」

Tirの手を強く引っぱるMasuk。

Tir「おい、いったん、座ろう。みんな、見てて、恥ずかしいじゃん」

それどころじゃないっつ~の!

Masuk「Tir! いいからおれの言うことを聞いて! もう行かなきゃだめなんだよ! 信じて!Tir!」

 

ああ、火災報知器がなってしまった。。。

周囲を見回すTir。

Masuk「Tir!行こう!」

 

そして、また、あの夢と同じく、女性の助けを呼ぶ声が聞こえ・・・・

助けを呼ぶ女性のもとには、ぐったりと席に座っている小さな子供らしき姿が・・・。

そちらに、視線を向けるTirとMasuk。

 

Masuk「行っちゃだめだ、Tir? 逃げよう」

必死に、Tirに逃げるように説得するMasuk。

 

Tir「Masuk。俺は、あの女性を助けなきゃならない」

Masukの脳裏には、ストレッチャーで運ばれるMasukの姿を浮かび、その原因が、あの女性を助けたことにあると、一気に結びついたMasuk。

Masuk「だめだよ、俺たち、すぐに逃げなきゃ・・・!」

 

渾身の力で、Tirを押さえつけるMasuk。

「Tir、頼むから、一度だけ、俺のいうことを信じてよ!」

 

自分が用意してきていたMasukの上着を手から外すと、Masukの鼻や口を覆うように、かけるTir。

 

助けに行くのは俺だけでいい、お前は先に逃げていろ!

自分が愛した人は、こういう人だったんだ、と改めて、わかってしまうMasuk。

ここの Layくんの目が、ものすごく、いいのです。。。引き込まれます!

 

Tir「Masuk、階段のところで俺を待ってて。まず、あの子を助けなきゃ・・・な・・・」

 

Masukをドンとおしのけ、母子のもとに駆け寄り、煙にまかれながらも、男の子を抱え上げると、消防隊に手渡すTir。

Masukもまた、消防隊の隊員に、引きずられるように、「Tir!」と叫びながら、その場を離れるしかなく・・・。

 

煙にまかれ、座り込み、意識をうしなってしまうTir。

 

 

・・・・・眼を開け、あの日、なにがあって、Tirがあの場に残ることになったのか、そして、たとえ、自分が救い出そうとしても、その意志は揺るがなかったこと・・・をはっきりと確信してしまったMasuk。

 

気がつくと、すでに、ホームレスの男の姿はなくて・・・。

 

そのまま、Tirとの思い出の場所を巡って、歩き続けるMasuk。

 

~回想~

Masuk「Tir、ほら、これ見てて・・・」

フルートを演奏するMusuk。

Tir「Masuk、ほんとに、うまいよな・・・」

Masuk「もっと見せたいものがあるんだ・・」

Tir「なに?」

背後にしゃがみこみ、

 

ここ、こんなふうに、色っぽく、Tirを見てたのね。

そして、くすぐりっこ。。。

Tirに反撃され、橋からおちてもいいのか、とか、大はしゃぎする二人も、そして、Masukに、ちゅっとキスするTirの姿も・・・

「みんなが見てるだろ・・・」と油断させておいて、キスしなおすMasukも・・・

どれも皆、本当に幸せで、愛が溢れてて・・・(涙)

 

(回想終わり)

それをじっと見ている現在のMasuk。

 

~Masukの部屋~

改めて、Tirの遺影を手にとって、見つめるMasuk。

Masuk「Tir? 会いたいよ。本当に、お前に会いたくてたまらないよ。」

 

遺影の縁に、あのペンダントがあるのに気づくMask。

 

ペンダントを手にしていると、またも、風が吹いてきて・・・・

 

さきほど、一緒だった、橋にやってきたMask。

(橋っていうか、どこかのカフェの、空中通路みたいな感じ?)

 

一人、欄干に手をかけて、周囲をみているTir。

 

振り返ったTirが、微笑みながら、Maskに話しかけてくる。

 

Tir「久しぶりだったね。Masukに会いたかったよ」

きっとぅん・・・きっとぅん・・・もう、この気持ちを、それ以外の言葉で、なんと表せばいいのかわからないくらいです。。

 

思わず、抱きしめ合う二人。

Masuk「Tir!!」

一度失ったものが、自分の手の中にある・・・Masukが、片時も離したくないとばかりに、額と額をつけたまま、「会いたかった・・・」と、今の想いを言葉にします。

Masuk「ずっと、長い悪夢の中にいるみたいだったんだぞ。お前なしで、毎日毎日、ただ過ぎていくのが、どんなにキツかったか、わかるか? 俺、お前を助けられなかった・・。これが、全て夢だったら、どんなにいいか、って願ってたよ。・・・俺、お前と一緒に行ってもいいか?」

 

その言葉に、悲しみをたたえるTir。

 

Tir「Masuk、もう、自分を責めたりするな。たとえもし、お前が間に合っていたとしても、俺はなにがあっても、あの女性を助けたに違いないって・・・って、わかってるはずだ。俺には、ある限られた時間しかない運命だったんだ・・・」

Masuk「そんなことないよ、Tir!」

Tir「Masuk! お前のそんな悲しそうな顔を見たくないよ」

Masuk「Tir!」

Tir「お前には、ちゃんと、幸せでいてほしいんだ、Masuk。」

小さく、首を振るMasuk。

だって、自分だけじゃ、意味ないもん。

 

Tir「もう、苦しむのはよせ。人生ってのは・・・苦しみの中で、もがいてるには短すぎるくらい、あっという間なんだぞ。Masuk。 お前のことを大切にして思ってくれてる誰かに対して、心を開いてみろよ。幸せになるんだ・・・。」

 

Masuk「お前の代わりになれる人なんて、どこにいるんだよ! Tir、聞いてくれよ。お前が・・・一番なんだ。お前だけを愛してるんだ。俺はいつだって、お前だけを愛してる・・・。なぁ、わかってくれよ」

Tir「Masuk、俺も、お前のこと、本当に愛してる。本当に本当にだ。だから、お前がこんなにも俺のために悲しんでるのを見るのは耐えられないんだよ。どこにいたって、お前が幸せになるのを見守ってるよ。約束だぞ?」

Masuk「Tir・・・」

Tir「約束してくれよ、これからは、幸せな人生を送るって・・・」

Masuk「Tir・・・」

Masukの両目の涙を、指で何度も何度もぬぐうTir。

Tir「もう行かなきゃ・・・」

 

微笑みながら、最後に、Masukの手を握り締めるTir。

どうして、全ての人に、この時間が与えられないのかな。。。

 

もちろん、だからと言って、受け入れる気持ちがなければ、なにをしても納得できるものではないんだけれど。。。

 

いつしか、風とともに、Tirの姿は消えてしまい、彼方を見回すMasukの目には・・・涙が消えている。

 

そして、再び、目を開けると、自分の部屋の窓ガラスに持たれているMasuk。

手には、淡いブルーのブーゲンビリアが。。。

 

告白された日に、もらったあの花です。

 

Musuk:なんで、青いブーゲンビリアなんだ?

Tir:希少だから・・・。俺たちが出会えたことのように・・・希少だからだよ

 

これが、Tirからの、メッセージなのだ、と、少しずつ、受け入れ始めたMasuk。

 

~バレンタインデー~

วันวาเลนไทน์(情人节)

 

一人、屋上で、空を見上げているMasuk。

Masuk:今日は、バレンタインデーだ。いつも、俺は、他の幸せそうなカップルを見て来た。彼らを見てると幸せな気分になるからだ。もし、今日、Tirが俺の側にいてくれたら、きっとすごく幸せだったんだろうな。俺、Tirが俺の側を離れていくことはないって、わかってるんだ。きっと、Tirは、どこからか、俺のことを見守ってるんだろうな。Tirは、俺のことを大事にしてくれる誰かに心を開けって言ってたけど、Tirが俺にしてくれたみたいに、俺のことを大切にしたいと願う誰かがいるなんて・・・俺、思えないんだ。

 

そして、どこからか、また、あの風が吹いた時、静かに、Masukに歩み寄ってきたのは・・・

Jiaでした。

Jiaじゃないと、お話にならないけどね(笑)

 

Masuk「ヒア・・」

Jia「Masuk・・・、座ってもいいかな?」

・・・と言いつつ、半分、座りかけてましたけど。。。

Masuk「でも・・・どうして、こんなところまで来たんですか?」

Jia「忘れたのか? 俺の友達がここに住んでるってこと・・・」

そうでしたね、と空を見上げるMasuk。

Masuk「でも、だったら、どうやって、俺がここにいるってわかったんですか?」

Jia「だって・・・俺が好きなやつのお気に入りの場所だぞ・・・。俺が知らないなんてことあるか?」

 

Musk「・・・・・・・」

 

交互に、お互いを見つめ合う二人が映し出されます。

Yoonくんもキレイなんだよね。(Saintくん系統だよね)

 

 

そして・・・肝心のMasukですけど、こんなに、はっきり言われたら、もう、気づかないふりはできないよね。。。

 

Masuk「ヒア・・・」

 

Jia「Masuk。これから、お前の面倒、俺が見てもいいかな?もう、こんなふうに、過去に囚われて後悔しているお前を見ているのに耐えられないんだ。俺は、お前に、Tirのことを忘れたり、愛するのをやめてくれなんて、頼むつもりはないんだ。それに・・俺のことを絶対に愛さなきゃならないってことでもないんだ。ただ、お前のことを愛し、見守っていく誰かになりたいだけなんだ・・・俺自身が。Tirがしてた半分にすら、及ばないかもしれないけどな。。だけど、できるだけ、やってみるよ。約束する」

 

ここまで、しかも、自分が心で思ったことや、Tirが自分に言ったほとんど、そのままを、このタイミングで言われたら、それは、もう、誰かの意志を感じてしまうよね。

 

Masuk「バレンタインデーに、誰かに恋人になってくれって頼むなら、花くらい持ってくるべきですよ・・・」

花屋の社長相手に、うまいこと言うじゃん。(笑)

 

そうなの、ドラマとしては、この二人のこういう感じ、もっと見たかったの。。

 

MasukとTirとの関係性と、MasukとJiaの関係性を明確に差別化しないと、こんなにも違う二人なのに、急に同じことを言いだしたり、同じ行動したりするから、ドキッとするとか・・・根っこの部分は同じなんだなっていうのが透けて見えるところが肝なのに、伝わりづらいのよ。

見えないバトンを描きたいんじゃないのかな? 

この部分は、まじで、惜しい!!

 

くすっと、鼻で嗤ってしまうJia。

ポケットから取り出したのは、淡いブルーのブーゲンビリアです。。。

Tirにしろ、Jiaにしろ、 無造作にポケットに突っ込まれたお花を見るのは胸が痛いっす。

なんとかなりませんか?と、ここで、言ってもねぇ(;´д`)


Jia「Masuk。できる限りのことはやってみるっていうのが、俺の務めなんだ。 俺の恋人になってくれ」

差し出されたブーゲンビリアを見つめると・・・しばらくして、受け取ったMasuk。

 

Masuk「うん・・・」

どことなく、軽めに頷いてみせるMasuk。

緊張がゆるみ、内心、ほっと一息ついたのが、バレバレなJiaさん。。(笑)

 

「Masuk。手を握ってもいいかな?」

手を差し出すJia。

え・・・と、一瞬、間(ま)をあけるMasuk。

 

「ずっと、こうしてみたかったんだ・・・」

ほらね、この人は、外見、マダム的に見せてるけど、「きれいな男性性」を感じるって言ったじゃん。。。(笑)

そうそう、こういう「攻め」な部分をもっとバンバン見せないと・・・。(笑)

攻めとは、言動の強引さのみにあらず、受けの退路を断つ言い方を用意している周到さよ(笑)

 

またもや、ちらりと、空を仰ぎみて、恋人つなぎするMasuk。

 

Masuk::これからは、人に、心を開いてみようって決めたんだ。自分の感情のある部分を誰かにゆだねてみようって。 Jiaさんは、Tirの代わりじゃない。俺とTirのことは、変わらずに同じまま・・・でも、そのどちらも、俺の心で・・・。愛に対する信頼を一度はほとんど失くしかけた心だけど。もし、空から、Tirが見ていたら、Tirのことは変わることなく、愛してるって言いたいよ。そして、俺も、Tirに同じように言ってみるんだ・・・俺のことを大切にしてくれる誰かに心を開いて、その人が俺を愛してくれるように、俺もその人を愛していくよ・・って。ありがとう・・・って。

 

見つめ合う、JiaとMasuk。


 

※ 冒頭にも書きましたが、実は、久しぶりに、文字数制限をくらって、保存が効かない事態に陥りまして。

画像も多いしね(笑)

なので、ここでわけます。

でも、後半もなるはやで、アップします。

 

★【Y- Destiny】Ep14後半+おまけ につづく ★