で、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『2位の逆襲』Ep05が気になる方へ・・・
こちらから、遡っていただけます。
『We Best Love:Figting Mr.2nd』
第二名的逆襲/二位の逆襲
【Ep.06】(1/2)
小出し小出しに刻んでくれてます。。
このシーンを見ると、社会の片隅で、孤独を抱えた同士、引き寄せられずにはいられなかった二人を思い、せつなくてたまらないのです。
校舎に面した通路の近く、大きな木の下に、膝を抱えて座っているジェンシュアン。
退勤後のショウイーが通りかかる。
すぐに、座っているのが、ジェンシュアンだと気づき、立ち止まったところ、ジェンシュアンもそれに気づき、慌てて、立ち上がる。
ジェンシュアンショウイー「失せろ」
それだけ言うと、そのまま、無言で立ち去るショウイー。
【追記】すみませ~~~~ん! ここ、ジェンシュアンのセリフだったぁ~~~!
美雄さん、教えていただき、ありがとうございますぅ!! m(__)m
いや~、勝手にお話を作ってました。。。 皆様、かたじけない!!
少しどころか、全然、印象違います。
ここしか、ショウイーの元しか、行くあてのないジェンシュアンの、日常的になっている精一杯の強がりが、悲しく響きますね。
ここ、ジェンシュアンの背中から撮ってますが、表に回ったら、やはり見捨てられたような子犬の目をして、ショウイーの背中を追いかけてるんでしょうか。
ショウイーの後ろ姿が見えなくなると、
再び、同じ場所にしゃがみ込んでしまうジェンシュアン。
こんなに、途方にくれちゃって・・・。
きゅーん
しばらくして、どさっと音がするほうを見ると、カバンを放り投げ、手には救急箱を持ったショウイーが戻ってきたのだとわかる。
またしても、立ち上がるジェンシュアン。。
逃げようとするジェンシュアンの手を強引につかむショウイー。
ジェンシュアンも本気で逃げようとしてるわけじゃないのに、ちょっとあとずさってみせて、決して、ピヨピヨなついてるわけじゃなくて・・・恐る恐る・・・距離感を計ってる感じ、好き。
片手で、器用に、救急箱を開け、中身を覗き込んでる間も、ずっと手を掴んでるショウイー。
ぐっと、2,3度強く引き、座れ、と無言で指示され、腰を落とすジェンシュアン。
腕の傷を消毒するだけで、沁みる・・と、手を引こうとするジェンシュアンを押さえつけるのは、このショウイーの体格がモノをいうのよ。
ショウイーが薬を足そうとして、後ろを向いた拍子に、ぱっと手を引っ込めるジェンシュアン。
今度は、頬の擦り傷をクスリを塗るショウイー。
ジェンシュアン「痛ぇ・・」
ショウイー「動くな」
この時の、あごクイがたまらん。。。
あごクイも、壁ドン同様、最強シチュを演出するよね。
ジェンシュアン「俺に構うな」
精一杯、睨みつける狂犬(子犬)
ショウイー「だったら、俺の視界に入ってくるな・・」
思わず、目を反らすジェンシュアン。
自ら来ちゃった、という自覚はあるのね(笑)
手当て中もそうだけど、頬に大きめな絆創膏を貼る手つきは、言葉とは裏腹に、とても丁寧て優しい。。。
ジェンシュアン「アンタの手・・・」 ← この間、嚙んじゃったことを気にしてます。
ショウイー「お前に関係ない」
ショウイーから、目が離せないジェンシュアン。
某月某天
那個人就這麼出現眼前
就像個甩不棹的麻煩
不忍推開也無法再欺騸自己
ある日
そいつは目の前に現れた
決して、振り払うことができない厄介ごとのようなもので
自分では押しのけることも、これ以上、自分に嘘をつくこともできない
無言で、手当し、手当されていく間に流れる、ショウイーとジェンシュアンの不思議な時間と、絡み合う視線。
ショウイー:放っておくべきだった・・・。あいつが俺を見た、あの瞬間、自分では振り払えないトラブルに巻き込まれたんだ、と悟ったんだ
Profile 6
心動的痕跡無法再掩飾
隠しきれない心の動揺
この引きのショットは本当に素晴らしい。。。と思います。
周囲はこんなに広いのに、二人が寄り添った距離感はほぼゼロで・・・。
そして、水面に反射して映し出された、不安定な景色が、たぶん、この二人がいつもいる世界。。。
どことなく薄気味が悪くて、冷たくて、よくわからないものを遠巻きに見たり、排他的に扱う世界。
そして、ショウイーが来るまでの間、ジェンシュアンは、この暗い水面をずっと見つめて待っていたんだなぁと思うと、また、それだけで泣けてきます。
そう、ここは、まるで、あの警察のベンチと同じです。。。
*******************
(オープニング)
再見!
*********************
さて、前回の続き、 ショウイーがバイクかっとばして、ジェンシュアンを迎えに、警察署に到着。
なんとも言えない顔で見下ろしているショウイーと、見上げるジェンシュアンの対峙からです。
ジェンシュアン「なんで、こんなとこに来た?」
ショウイー「シードーが、真犯人が見つかったと言ってた。なんで、帰らない?」
ジェンシュアン「帰らないね! ここにずっといてやるんだ。」
ショウイー「ユー・ジェンシュアン・・・」
ジェンシュアン「俺のこといらないんなら、ほっといてくれよ」
この感じ、ちょっと可愛い。。。
もはや、「システム泥棒」の件は関係なくなってるのである。。。
ショウイー「帰るのか、帰らないのか?」
ジェンシュアン「帰らない!」
ショウイー「本気で帰らないのか?!」
珍しく大声をあげるショウイー。
ビンウェイ「あの・・・落ち着いて」
背中に手を当てるビンウェイ。
ジェンシュアン&ショウイー「「うっさい!!」」
あんたたち~~~~!(怒)
ビンウェイに土下座しろ!
ショウイー「手錠外して下さい」
警官「はい」
とにかく、手錠は、数個は、いつでもはめられるように、手すりに嵌めっパなのね。
『警察24時』みたいに、酔っぱらって大暴れして連行されてきた人を一時的につないでおく場所なのかな?(笑)
ジェンシュアンを睨みつけ、ぐっと手を掴む。
ジェンシュアン「なにすんだよ。やだ!」
抵抗するジェンシュアンが立ち上がったところで、なんと、肩担ぎ。。。
でました!!これぞ、ショウイー。
ジェンシュアン「おい、放せよ」
バシバシ、背中を叩くも、そのまま、強引に連れ出される。
慌てて、靴を拾い上げ、あとに続くビンウェイ。
ビンウェイ、君もよくやったよ。
警察の皆さん一同:ほっ! やっと帰ってくれた~~
~シューイーのおうち~
ただ、電話してるだけなのに、かっこいいんで、キャプ💓
シードー「ははは・・・まじか・・・。OK。わかったよ。了解。うん、いろいろありがとうな、ビンウェイ。あ? うん、それでいい、じゃ、バイバイ」
途中、シューイーから水を受け取りながら、ビンウェイとの通話を切るシードー。
シューイー「それで?ユー・ジェンシュアンは・・・」
シードー「ショウイーが担ぎ出したってさ。良かったよ、あの二人には、まず、話合いが必要だ」
ソファに腰かける二人。
シードー「ペイ・ショウイーには、問題がある。感情障害なんだろ。どうやって、話し合える?」
シードー「さぁな。彼らは、二人とも問題を抱えてる。でも、誰かが助けてやれることでもない・・・。とりあえず、今は、俺たちにできることをしようじゃないか。。」
思わせぶりに、キスできるくらい、顔を近づけたと思ったら、
ここ、逸ちゃんのほうがその気だったと思いますが・・・。
クッションを取り、シューイーの腿を平らにし、
寝っ転がるシードー。
シューイー「なにしてんだよ?」
シードー「休憩・・」
シューイー「本当に、それだけ?」
シードー「ん? だめなのか?」
シューイー「起きろよ・・」
立ち上がろうとするシューイーの太ももを力づくで押さえて、死守するシードー。
シードー「あ~~、だめ。俺、遅くまで仕事してたんだ。睡眠不足なんだよ。それに、夜は、誰かさんの相手しなきゃならないし・・・。疲れてヘトヘトなの」
ええ、お気づきですよね。
ここ、ずっとシードーのお手々は、直接、シューイーの太ももに置かれてます。。
そんなに、さわり心地いいのかな。
ほとんど、無意識の領域に入ってるくらい、触りまくってるよね。。。普段から。。お互い。
間髪入れずに、シューイー、お得意のでこペシ。
シューイー「部屋に入って寝ろよ」
キレイにきまったのか、結構、痛がってるシードー。
シードー「あ~~お~~~、気絶した」
シューイー「ガキかよ・・・」
そう言いつつ、雑誌見ながら、シードーの目に手を伏せ、暗くしてあげてますわ。。。
なんて、奥様、お優しい!!
あ、夜のためか・・・。 ← あたしってば最低!
ちょっと、鼻つぶれてるけどね(笑)
でも、私は、こんなふうに何気ないんだけど、
シードーのことを包み込むようなしぐさも、シューイーの無意識な慈愛が感じられて好きです。
~ショウイーのカフェ~
肩に担がれて、警察をあとにした二人、当然、戻ってくるのはここです。
救急箱を用意するシードー。
でもさ、バイクに乗せて帰ってくるときも、ひと悶着あったんだろうねぇ。
まず、嫌がるジェンシュアンの頭にヘルメットを押し込む、とか、走行中、お腹にぎゅっと、手をまかせる、とか。。
もう、お約束の描写しか思い浮かばない。。(笑)
シャワーも完備な、リバーサイド・カフェ&バーです。
さっぱりして、出て来たジェンシュアン。
顔つきが、狂犬じゃなくなってるよ。。
ジェンシュアン「終わったよ・・・」
ちらりとみて、「こっちこい」と声をかけるショウイー。
おずおずと近づき、座れと指示され、おとなしくショウイーの前に座るジェンシュアン。
ショウイー「左手、貸してみろ」
ぐっと突き出すと、袖口をまくり、手錠をはめてたときの傷を確認するシードー。
ショウイー「お前が高校生だった頃、例えお前が目の前で死んでも何も感じないと言ったよな。」
なぜ、今、そんな話を?と不思議そうに、そして、ちょっと身構えるジェンシュアン。
ショウイー「あれは、(お前が死のうがどうでもいい、と)お前の事を言ったんじゃないんだ。俺のことだ。俺は、感情障害なんだ。感情的なものには、なにも反応しめさない。他人と感情的につながることができない。どんな種類の感情や気分も、俺におっては、ただの“ことば”だ。一度も感じたことがない。」
その間も、治療を続けているショウイー。
ジェンシュアン「嘘ついてる。。。だって、アンタがわらってるの、みたもん。アンタと、あのマザ・・、アンタは、ガオ・シードーと話してるとき、笑ってたよ」
ショウイー「相手の言動に応じて、反応することくらいはできる。だから、俺が笑っていたからといって、俺が幸せだという意味じゃない。怒っているからといって、本当に怒ってるわけでもない。ただの・・・社会生活上のスキルだ」
無難に生きるために、身に着けて来たと言いたいのかな。
ジェンシュアン「そんなふうには思えない」
ショウイー「お前、俺のことを12年も探してきた。お前の視点に立てば、おそらくそれは、12年間の、憧れ、感情、供与、痛みや不安だったのかもしれない。普通の人なら、驚いたり、感動したり、なんらか、お前に反応をみせる。だが、俺にとっては、ただの12年でしかないんだ。12年間、誰かを探し求めるということがどういうことなのか、全く理解できないんだ。俺に対するお前の感情は無駄でしかないんだ。見返りなど何もない」
ジェンシュアン「そんなことない。」
必死に、目だけでも、訴えるジェンシュアン。
ショウイー「お前が、別の12年を費やそうと、何も変わらないんだ」
いつのまにか、手当も終わり、救急箱の蓋を閉めるショウイー。
ジェンシュアン「そんなことないよ!」
あくまでも否定し続けるジェンシュアンを見つめながら、立ち上がるショウイー。
同じように、立ち上がるジェンシュアン。
椅子を元の場所に戻し、しばらく、川を眺めているショウイー。
ショウイーのことばをじっと待っているジェンシュアン。
ショウイー「俺の心は、空っぽなんだ。なんにもないんだ。何も入ってくることもない・・・」
胸に手を当てるショウイー。
なんと声をかけていいのか、言葉がうまくまとまらないジェンシュアン。
それでも、必死になって、言葉を紡ぎだす。
ジェンシュアン「そ、それって、俺を追い払うためだけに厳しく言ってるだけだよね。でも、俺のこと、警察に迎えにきてくれた。。それって、俺の事、心配してくれてるってことだろ」
まだ、わからないのか、と ジェンシュアンに向きなおるショウイー。
ショウイー「シードーが俺に助けを求めて来たからだ。」
シードー・・・・、また、シードーだ。。。
視線を落としてしまうジェンシュアン。
タオルを横に置き、「それって・・・」と、じりじりと近寄ると、ショウイーの胸に手を当てる。
ジェンシュアン「これでも、少しも感じないの?」
その手を思い切り、引きはがすショウイー。
ショウイー「俺のためなんかに、お前の時間を無駄にするな。そんな価値などないんだ・・ 無意味なんだよ」
それだけ言うと、店の中に入っていこうとするショウイー。
ショウイーの腕を、咄嗟に掴むジェンシュアン。
ジェンシュアン「ちょっとだけでも・・・。俺、それで十分だよ。時間はたっぷりあるんだ」
思いっきり、ジェンシュアンの手を振りほどくと、救急箱を手に取り、戸を閉めてしまうショウイー。
戸の前に立ち尽くすジェンシュアン。
部屋の中で、ただ、じっと座っているショウイー。
泣きながら、その場にしゃがみ込むジェンシュアン。。
ジェンシュアンは生まれながらだったと思いますが、ショウイーの症状自体、いつから始まったことなのか、なにか原因があったのか、語られないので、そのあたりは、よく、わかりません。
ショウイーは、これまでに、心ならずも、周囲の人たちを何度も傷つけて来たんでしょう。
いくら、責められても、なぜ、人が傷つくのかもわからない。
概念としては理解できても、心から共感することはない。
ジェンシュアンの真心がつまった12年が、自分にとっては、ただの12年。
ショウイーは、ジェンシュアンの症状に気づいていて、自分を追わせることが、彼のためにならないと判断し、離れることにしたんでしょう。
でも、ジェンシュアンには、とてもそんな風には思えない。。。
心が空っぽだというシードーの行動に、愛を受けたと確信しているジェンシュアンには、そう見えないから・・・おそらく、納得できるはずがない。
彼の拒絶を、高校生の頃と、なにも変わらず、ただ、自分のせいだと思うだけ。。。
~シード―&シューイーの家 ~
あら、結局、ソファで寝ちゃったのは、シューイー。
シードー「もし俺が彼を取り戻さなかったら、そんなこと言えなかったはずだよ・・・」
ふと、シードーの声が聞こえ、目を覚ますシューイー。
声のするキッチンに向かい、忍び足で近づく。
シードー「今、もう一緒に住んでるよ。華磬科技の譲渡後、彼の助手になるつもりだよ」
お願い、その話、もうちょっと待ってほしい。。。
今、私、絶賛、「華磬科技」の社員になった妄想で、楽しんでるんだもの。。
社長、見捨てないで!! ← すでに心は、社員の一員(笑)
料理しながら、電話しているシードーの背後に、いきなり抱き着くシューイー。
イヤフォンを耳から外すと、
シューイー「俺は、お前の事、俺個人のものにする気はないよ。少なくとも、首席技术官(CTO)にはするよ。」
シードー「それじゃ、いつも、お前の側にいることはできないだろ。助手ならそれができる」
シードーの首元にキスするシューイー。
ママ「きゃ~、あなたたちがそうやって仲良くしててくれて、ホッとしたわ~~!!」
その声のほうを見て、慌てて、とびのくシューイー。
テレビ電話、絶賛、通話中(笑)
シューイー「こんにちは、阿姨」
ママ「は~い、ふふふ」
電話が繋がってたことを黙ってたシードーを睨むシューイー。
シューイー「俺、通話だけだと思ってたんだぞ。テレビ通話じゃないか!!」
シードー「おばか・・・」
ママ「はーい、シューイー、久しぶりね。元気にしてた?」
シューイー「はい・・元気です。」
取り繕う嫁まるだし・・なシューイーの声に、軽く、くすくす笑うシードー。
ママ「ねえ、まだ、私のこと、怒ってる?お願い、許してね。私、本当に自分の体に不注意だったの。妊娠していることすら気づいてなくて・・・。飛行機を降りると、まっすぐ病院に直行したんだけど。もう、なにもかも、すべてがめちゃくちゃになっちゃって・・・。赤ちゃんも早産だったし、それで、会社の面倒を見ることができなくなってしまって・・・シードーが、私にかわってやってくれたの。でも、そのせいで、あなたを放っておくことになってしまって・・・、本当にごめんなさい」
シューイー「阿姨・・」
携帯を手に取るシューイー。
シューイー「そんなこと言わないでください。阿姨と赤ちゃんの無事と幸福が一番、大事なことですよ」
ママ「ん~、でも、本当に、私のことを許してくれるとは思えないわ。だって、まだ、問題があるんでしょ。」
シューイー「そんなことありません。」
ママ「そんなことあるって。ええ、あるわよ。そうでなきゃ、どうして、私のことを、阿姨って呼び続けるの? ママって言うべきでしょ」
さすが、ママ!!
シードー:ついに言いやがった!(笑)
隣で聞いてるシードーの百面相を見てるほうが面白いけどね。
シューイー「・・・・・・・ママ?」
ママ「んふふふ~~~。そうよ~、あ、そうだ。私、Brandonに会わせようと思ってたの。ちょっと待っててね。連れてくるから。Brandon! ブランド~ン♪ ちょっと来てよ~」
ママ、元気になって、ホントによかったね~♪
シューイー「(小声で)Brandonって誰?」
シードー「俺の継父。オンラインで、義理の両親に会う準備をするんだな。」
まるで他人事のように余裕なシードーに、「へぇ~~(そんなこといっていいのか?)」と
頷きながら、シードーの手から、包丁を取り除くシューイー。
しかも、にんじん切ってるところだった(笑)
シードーのお腹に、突き!
なにすんだよ、と驚きながらも、「いいことじゃないのか?」と訴えてる。
~ダイニング~
無事に、オンライン顔合わせは済んだのかな。
シードーの手料理を食べている二人。
シューイー「なぜ、そもそも、最初から教えてくれなかったんだ? アメリカに行った後で、そんなにたくさんのことが起きてたのに・・・」
シードー「もし、俺がお前に話してたら、お前は俺に腹を立てなかっただろうな。」
シューイー「もちろん しないさ」
シードー「そうなると、次の疑問は・・・“どうして、物事が片付いた時、自分のところに来なかったのか?”だよな」
シューイー「たしかにな! お前が5年もそうしてた・・・誰だって・・・あ、俺の父さんと交わした取引のせいか?」
ここ、どっちかっていうと、帰国してすぐに会っていたら、と仮定して、2年前から、自分たちを疎遠にしたのは、メール受信を妨害したパパだとわかっても、5年後、再会したときに、すぐに説明しても、どっちにしても、シューイーの怒りの矛先は、パパに向かうだろうからってことよね?
シードー「俺は、お前が父親をどれだけ大切にしているか知ってる。俺が、自分の母親を大切にするのと同じだ・・・。このことをめぐって、二人に争ってほしくなかった。お前が悲しむから・・・」
この時の、シードーの眼差しが好き!!
この人の行動の理由は、すべて、シューイー。
シューイー「今はわかってるよ、父さんが大馬鹿だって。」
この会話の間、ずっと、このふたり、おかずのあげっこを繰り返してるんだよね。
シードー「そう、冷たいこと言うなよ、次の日、親父さんは、お前の好物を持ってきたんだ・・・その・・・俺たちが事務所にいた日の・・」
シューイー「え・・それ、知らないけど・・・」
シードー「ん? 知らない?・・あっ!お前、すごく疲れてたんだ。ずっと寝てたもんな。俺がお前の部屋に運んだ時ですら、起きなかったんだ」
シューイーに向かって、手を合わせるシードー。
シードー「すまん。俺が悪かった。これからは気をつける。。もう、無理させない・・・」
シューイー「黙れ!」
おかずを口につっこむシューイー。
恥じらうなんて、・・・なんて、可愛いの。「絶倫嫁」の汚名返上ね(笑)
まぁ、社員としては、社長室をどんなふうに見ればいいのか、内心複雑ですけど。 ← だから、社員じゃないし・・・。
シードー「ん、おいしい(日本語) 誰がつくったんだっけ?」
笑うしかないシューイー。
シードー「今週末、夕食に、お前の親父さんを招待しようか。俺が料理するよ」
シューイー「好きにすれば・・・。でも、皿洗いはお前がするんだからな」
シードー「お前が、前にしたみたいに?」
シューイー「ああ、わかったよ、俺たち、ここまでだな」
シードー「え? シャワー?」
シューイー「皿洗い!」
ちょっと言葉遊びっぽい。
ここ、英訳だと料理だけど、お皿洗いのことだよね?
シードー「俺と一緒にシャワー浴びたくないの?」
シューイー「ん~~~~、ん~~~~~」
完全否定じゃないところが、私の心を揺さぶるの(笑)
シードー「ああ、もういいよ、わかったよ、皿洗いなんて頼まないよ。でも、このにんじんはたべなきゃな。好き嫌いするなよ」
シューイー「食べたくない・・・」
シードー「一口。な・・・」
~パパの会社~
どうしましょう。。この落ち込み具合。。
シューイーが来ると知って、待ってたのね。
静かに近づいてくると、微妙な距離をとって、座るシューイー。
揚げパンを持参してきたみたいです。
シューイー「お父さん(日本語)。好物の豆乳と揚げパン、買って来たよ。最後に、一緒に食べてから、もう、だいぶたつよね。」
パパ「お前の好物だと思ってたがな・・・」
シューイー「実は、子供の頃から、それが父さんの好物だって知ってた。だから、父さんを喜ばせたくって、好きな振りをしてたんだ。」
パパ「違うんだよ。揚げパンは・・、ママとはじめてデートしたときに食べたんだ。その時、ひとりでこっちにきてがんばってたけど、全然お金もなくて、知り合いもいないし、ママを追いかけて、こっちにきたのはいいけど・・・はぁ・・・どこにも連れてってあげられなかった。・・・それでも、ずっと一緒にいてくれた。ずっと・・・ずっと温かく見守ってくれてた。(日本語)とても優しかった」
シューイー「お父さん。まだ、お母さんのこと、愛してる?お母さんもそうやって思われて幸せだと思うよ。(日本語)」
いままで、お母さんの話・・・なかなか、できなかったんでしょう。
それに、親もまた、自分たちと同じように、恋をして、結婚し、自分が授かったんだということを、子供の立場として、気づく瞬間ね。
ここが、本当の意味で、シューイーが子供時代を卒業する時期が来たんだ、ということなんだ、と思います。
パパ「お前はどうなんだ?」
振り返るシューイー。
パパ「・・・・・お前は今、幸せなのか?」
横向きに並んで座り、黙って、頷くシューイー。
パパ「俺は、いい父親じゃなかった。でも、自分の息子が幸せになることを願ってるんだよ」
もう、シューイーもそのことは、ちゃんと 受け入れてます。
シューイー「今週末、時間ある?シードーが・・父さんに料理を作りたいって・・・」
ちょっと意外そうなパパ。
パパ「・・・・寿司、作れるか?」
父さん!
思わず、手を仰いじゃうシューイー。
子供時代は卒業しても、あなたがこの人の息子であることは変わりません(笑)
思わず、笑い出す二人。
シューイー「知らないよ。でも、きっと、作ろうとするよ。」
この、返し、一番、シードーを表してる言葉だし、おそらく、パパにも一番、理解できる言葉だと思います。
あははは、と大声をあげて笑うパパ。
シューイー「なんか、他に食べたいものある?(日本語)」
パパ「なんでもいいわ・・・まぁ、でも、なにかおいしいもの食べたいな(日本語)」
シューイー「うん、言っとくね。結構、料理うまいんだよ(日本語)」
ああ、このシーンもいいシーンでした。。
でもね、これで、パパを攻略できたと思ったら、大間違いですよ、二人とも(笑)
とりあえず、家の玄関の暗証番号、変える、変えない、で、揉めるんだろうなぁ(笑)
★【Ep 06】1/2の雑感 ★
最終回は、ちょっと長めです。
解決した部分、未解決な部分、なんだか、少しずつ、分別をしているような気がします。
ショウイーとジェンシュアンの部分、まだ、全部、エピソードが出し尽くされていないので、行き当たりばったりの雑感ぽくて、とりとめのない感じになってますけど、ま、しょうがないかな。
ああ、シード―ママが出てくるシーンとかも、ホント、あの底抜けの明るさと、優しさと、しっかりしてるんだけど、シードーから見たら、支えたくなる感じが、いいなぁ~~と思って見ています。
でも、シードーからしたら、ママが無条件に、シューイーを受け入れてくれてるっていうのが、わかればこそ、いろんなことを信頼できてるって感じもするし・・。
いや、この人ありて、この子ありなのか・・・。
親子って、奥深い。。
ジョウ家もそうですね。
ママが亡くなったときに、この家庭の時計は、どこか、止まってしまっていて、それこそ、仕事も家の事も、24時間度外視で、パパは奮闘してきたんだと、想像します。
この人もまた、他人を頼らない人なんでしょう。
パパの、豪快なはずなのに、ちっちゃくしか見えない人柄、憎めないもん。
あ、シードーがちょいちょい、ダンナモードを発動しますね。
新婚家庭にありがちなので、目をつぶります。
わたし、登場人物が自ら申告するエロイ話は、「あ。そう・・・」と、わりと、すんなり聞き逃すタイプです(笑)