この番外編の面白いところは、『永遠の1位』のEp6.5 (いや、WeTVだと7かな)扱いとなってますが、本編で描き切れなかった部分のスピンオフだとか、掘り下げるというより、実際には、『2位の逆襲』のエピソードゼロ的な役割が色濃いところですよね。。。

 

『永遠の1位』衝撃のラストで、『2位の逆襲』への橋渡しが終わった段階で、視聴後、わさわさしている「WBL」民に、ほんの少し、方向性を見せた・・・って感じでしょうか。

考え抜かれてる・・・・この展開を最初に見た時は、そう思いました。

短いですが、ここは、ここだけで、独立させようと思います。。。

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『We Best Love:No.1 For You

 永远的第一名 / 永遠の1位

【Ep.6.5】 他們之間 | 徳逸

 

 

~バー~

6話のバーのシーンが再び・・・・。

 

ショウイー「なんだよ・・・勤務時間外に、せっかく、飲んでたっていうのに、お前らに会わなきゃならないんなんて、そんなのあるかよ」

そう言いながら、シューイーの首の後ろに、絆創膏を貼るショウイー。

この時のシューイーも、むちゃくちゃ美人さんですよね。

 

髪を長めにし、小首をかしげて、目を閉じて、肘組みした手を少し前に出すことで、肩に△ラインを作るなどなど、テクニック的に、女性っぽく見せることはできますが、それで、みんながみんな、こんなふうにおキレイになるわけじゃないのは、自明の理(笑)

 

歩道橋の上で、ネックレスを引きちぎった時の傷を手当されるシューイー。

 

ショウイー。「なんで、ほっといてくれないんだよ! お前ら!」

バシンっとシューイーの頭を小突く。。

シューイー「痛い!(日本語) 」

慌てて、シューイーの背中に手を置き、様子を見るシードー。

シードー「おい!やさしく!」

 

ひとしきり、じ~~~っと、二人をながめているショウイー。

ショウイー「俺の目の前で、イチャつく気か?」

 

すでに、しっかり、シューイーの肩に手をまわしてるシードー。

 

シードー「未来の嫁を紹介しようと思ってさ・・・ジョウ・シューイーだ」

 

シードー「で、こっちは俺の従兄、ペイ・ショウイーだ」

従兄と聞いて、眉がぴくっとあがるシューイー。

シューイー「従兄なの? どうして、気がある振りなんかしてみせたんだ?もしかして、俺に・・・」

ショウイー「なんだ? 嫉妬か?」

シューイー「・・・バカげてる。」

シードー「もういいだろ。からかわないでくれ。」

ショウイー「もう、いいよな?」

シードー「ん・・・」

 

救急箱のふたを閉めるショウイー。

ショウイー「なんにせよ、お前らガキの面倒を見るのはうんざりだ。俺も、自分のためになにかすべきだな・・・

救急箱をもって立ち上がったショウイーに、声をかけるシードー。

シードー「今日は、俺が払うよ・・・」

ショウイー「不要(必要ない)!」 ← なんど聞いても、この言い方、好き(笑)

 

カウンターに座り、「同じの・・・」とオーダーするショウイー。

戻された救急箱を片付けるバーテンダー。

バーテンダー「で? あのカップル・・・お前がどれだけ孤独なのか、思い出させたのか?・・・でも、いいよな。 恋人がほしくなるよ・・・」

 

意味深なバーテンダーさん。

 

バーテンダー「おい、なんだよ? みんながみんな、愛情を遮断して、お前みたいにしなきゃならないわけじゃないぞ。愛ってのは、美しいんだよ。最近、ネットで調べてみたんだ。今のお前、統合失調症のリスクが高い時期にいるみたいだぞ。まず、感情的な無関心から始まり、次に遅滞、それが衰退した時は、うつ病の手前だ。.
誰がおまえのことを傷つけ、そんなに冷やかにさせたんだよ?」

 

乾杯を促すショウイー。

 

ショウイー「お前、パブのオーナーのくせに、精神科医になろうとしてるのか?」

あら、オーナーでしたか。。。

くすっと笑う、バーテンダー(特別出演のおともだち(笑)) ← 役名つくってあげれば良かったのに~~~。

 

後ろを振り返るショウイー。

 

視点は、シードーとシューイーたちの席に戻りまして・・・

まぁ、嘘のようなバカップルぷりですよ(笑)

恋人つなぎにした手にキスするシードーと、それをにこにこ見てるシューイー。

 

幸せ絶頂な二人をみても、冷めた表情のままのショウイー。

 

ショウイー「人ってのは、幸せな時にはいつも、不幸なときのことはわすれっちまうんだ。愛してる時は、脳はドーパミンで満たされ・・・・、」

 

はい、↓ドーパミンまみれの人たち。。

人目もはばからず、絶賛、イチャコラ中です。。

 

ショウイー「合理的に考えることもできなくなる。。。血まみれの現実に直面するまではな・・・。」

 

なんだか、こんなちキスマークうしまくりの2人のバックで、こんな不吉なことを言われると、やな予感しかしない作りです。。

 

血まみれの現実って、よっぽどだけどね。。。

 

血が噴き出すような苦しみは、見る方も辛い!← 先に言っておこうっと!

 

ショウイー「別れることよりも手放す方が難しいことだってあるんだ。片方がもう片方を愛していないために別れることだって・・・。だけど、そこにまだ、愛があるなら、もう一方は簡単に手放すことはできないだろうな。」

いつもは、常に虚勢を張っているような、皮肉屋なのに、こんな風に虚ろな目をされると・・・認めます!弱いです。。

 

 

う~ん、ショウイー先生のお言葉を、こんな風に訳してしまったので、文脈として、かなり矛盾を孕んでしまい、申し訳ない。

それくらい、別れる と 手放す を同列に比較するのは、但し書きが必要なのですよね。(苦笑)

 

おそらく、ここは、シードーたちだけのことではなく、ショウイー自身の投影でもありますね。

 

「片方が愛してない」という表現が意味するのは、愛が消えたと確信に至る何かがあったからか、あるいは、相手の、自分への想いが「愛」ではない・・・と気づいたから、とも取れますね。。。

 

手招きをして、呼び寄せるショウイー。

ショウイー「することがないなら、なんで、別の経験を積もうとしないんだよ?それとも、俺がパブを開いて、お前と競ってやろうか?」


ショウイーの言い草に、苦笑いし、肩をとんとんするバーテンダーさん。。

微かに、笑みを見せるショウイー。

 

*************

 

アメリカ 恋愛101日目

(韓国ドラマだったら、ペギル(100日記念)を共に過ごさないなんて、文句を言われてもひたすら耐え続けなければならない案件(笑))

 

~シードーの家というか、部屋?~

がくっと疲れたように、ベッドに腰を下ろすシードー。

手には、書類のようなものを持ってます。

 

それを脇に置くと、頭をかかえて、溜息をつくシードー。

どうしちゃったの?

疲労の度合いが半端ないんだけど。。。

 

キョロキョロと見回し、ノートパソコンを手にすると、

 

シードー(手紙):飛行機を降りてから、いろいろあって、遅れてしまった。 今、家についたところだ。お前は、ぐっすり眠っているに違いない。

 

時差を考えて、電話したい気持ちをおしとどめるシードー。

カレンダーは6月。。。


シードー(独白):部屋に入ると、ふと・・・寂しいって改めて感じたよ。
これは、お前への最初のメールだ。
メールはあまり使わないので、受信トレイのチェックを忘れるかもしれないな・・・。

 

先ほど、シードーが傍らに置いた書類は、病院の請求書のようです。。

それが、到着が遅れた原因ってことでしょう。

 

シードー(手紙):それでもかまわないよ。携帯を充電し、いつも持ち歩いて、オンラインにしておくことは忘れるな。そうすれば、いつでも、連絡を取り合うことができるから・・・

会いたいよ

メール自体は、それはそれとして・・・

※ シューイーがわざわざアカウント取ったんだから、まぁ、そっちを優先的に使いたいという気持ちもわからなくないけど。。

 

**********

それから、どのくらい経ったのか、不明ですが・・・・

 

意気揚々と、カバンを持って、大股で歩いてきたのは、シューイー。

 

ふと足をとめる。。。

 

視線の先には、赤ちゃんを抱いたシードーと、金髪美人。

どうみても、若い夫婦がピクニックしてる図。。。

女性「はい、ベイビー~。 (シードーに) ケーキ食べる?」

シードー「ああ、食べるよ」

女性「はい、どうぞ」

食べさせて、「おいしい?」と言いながら、口元を拭う女性。

シードー「うん。たべてごらんよ」

女性「ん、おいしい」

 

思わず、怒りを覚えて、近づこうと、2,3歩踏み出したシューイー。

でも、すぐに歩みをとめてしまう。

 

シードー「オスカー。」

女性「ジュースかなにか飲む?」

オスカーと呼ばれた赤ちゃんをあやすシードー。

女性「これから、どこか行きたいところある?」

シードー「このまま、オスカーと遊びながら、ここにいたいよ」

女性「OK」

 

シューイー(独白):そして・・・お前は、アメリカで、愛と陽の光をいっぱいに浴びていた。。

直接言われなくてもいいこともある。見れば十分だ。

そのまま、何も言わずに、立ち去るシューイー。

 

赤ちゃんをあやす女性。

 

ふと、なにか気配を感じたように、シューイーが立っていたあたりに視線を向けるシードー。

シードー「ちょっと支えてて・・・」

オスカーを女性に渡すと、携帯をチェックするシードー。

 

シードー:会いたいよ。直接会って、伝えたいことがあるんだ・・・。もう少しだけ、時間をくれないか

 

足早に、来た道を戻っていくシューイー。

 

シードー:会いたいよ。直接会って、伝えたいことがあるんだ・・・。もう少しだけ、時間をくれないか

 

シードのメッセージを、この段階で見ちゃったのは、タイミングが悪いせいばかりとは言えないと思う。。。

 

7月24日ってなってるね。

アメリカのおうちに到着したのは、6月だった。。。

 

~シューイーの部屋~

台湾に戻ってきたシューイー。

 

バッグを叩きつけるように置くと、ベッドに腰かける。。

 

 

シューイー(独白):ガオ・シードー、俺がお前にしがみつくことを恐れる必要なんてないぞ。俺たち、知り合ってだいぶ経つから、祝福するよ。幸せにな。

 

そんな強がりを言いながらも、ショックで、泣き始めるシューイー。

 

シューイー(独白):今日を境に、もうどんなことがあっても、お互いに会うことはないだろう。ただの他人になるだけだ・・・。

 

シードーからもらったブレスレットを外すと、ゴミ箱に捨ててしまう。

 

**********

そして、またまた、どのくらい時間が経ったのか、不明だけど・・・(後に出てくる独白から推察すると、2年経ったらしいけど)

 

とにかく、家のテラスで思い悩んでいるシードー。

シードー(独白):(話せば)お前にぐちを言ってしまうのが怖くて、お前に言えなかった。(逢えば)お前を手放せそうもなくて、お前に逢えなかった。ジョウ・シューイー、俺は本当に、お前に逢いたい。シューイー、俺のメール見たか? シューイー、返事をくれよ。シューイー、会いたいんだよ。どうして、返事をくれないんだ? お前、どこにいるんだ?

 

とにかく、何日も何日も、悩み続けていた様子が映し出されます。

 

シューイーからの返事は一切ないのね。

既読もつかない。

 

 

泣き笑いを浮かべるシードー。

 

シードー(独白):台湾を離れて2年がたった。

 

え??

わかってても、改めて言われると、びっくりする、この歳月!

(ラインの日付、確かに、2022年7月。。ってなってる)

 

シードー(独白):ジョウ・シューイー。俺のメッセージは・・・返事がないどころか、今や、既読もつかなくなってる。最初のメールから、何も受け取ってない。 

 

 

シードー(独白):わかってる。。お前、怒ってるんだろう。2か月で戻るって言ったのに、2年も経ってしまったんだ。俺の言い訳、聞いてくれるか? 

 

スーツケースを引っ張りながら、家から出てきたシードー。

 

シードー(独白):俺、明日、戻るよ。シューイー、とにかく一番早いフライトを取るから、2日後には到着する。少なくとも、一度は会ってほしい。いいだろ?

 

 

 

★【Ep 6.5】の雑感 ★

 

だめです!!

 

OKかと聞く時点で、ダメでしょ。

 

謎が多すぎて、突っ込みどころが満載で、炎上狙った、「油の投入」でしかないけれど、今、シード―に言えるのは、これだけ。

 

 らしくないわ~!

 

 

 

★『We best Love 2位の逆襲』【Ep 01】に続く ★