これで、3ブロックめです。
【Ep.07】 (2/4) あっぷ済み。
このピアノの先生は優しそうです!!(笑)
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Lovely Writer』
นับสิบจะจูบ
【Ep.7】 (3/4)
~Geneの部屋~
急遽、泊まりに行く・・・となったわけね。(笑)
なんと、3Dホグワーツ城!!
ググったら、廃盤商品ってなってるけど、こんなのあったの?? Σ(゚Д゚)
このトランクに乗せて飾ってるところが、最高だわ。
850ピースの奴とか、ちょっと買うには、お高くて、勇気がいるけど、ジグソーパズル系は好きなので、完成させる自信はあり。
ピンクのドラゴン片手に、すでに、お話の世界に入ってるGene。
Gene「私の隠れ家に入り込むとは、なんとも勇敢だな」
げっ、2体あった!!
このピンクの子と、
そして、ブルーの子もいるのね。
Gene「はっ! 私のようなものが、お前ごときを恐れるとでも?」
Sibそっちのけで、ドラゴンのぬいぐるみで遊び始めるGene。
※ 4話の2/4 直しました。
Sibがクローゼットに隠した子がピンクドラゴンで、
光の加減かと思ってた!
Sibの車の中にいた子は、白ドラゴンでした。。。
(この白ドラゴンは、ピンクのお友達として、あとからSibが買ってもらったのかな?)
こんな風に、ドラゴンで遊ぶGeneを見た時の、Sibの気持ちを思うと、熱いものが込み上げてきますね。
おそらく、今までのSibの訳ありな切なげな視線は、ほとんど、こんなふうに昔のGeneを思いだしての感情にリンクしてるんだと思われます。
もろもろ、ちゃんと見てなくて、申し訳ございません!! (^_^ゞ
m(__)m
Sibにとって、Geneと繋がる思い出の子は、1匹だけだと勝手に思い込んでしまっておりまして・・・・。
あと、もう1匹、この部屋の棚に、ちびドラゴンもいましたね。。。
ドラゴン、大人気!
Gene「やあ!!」
二匹のドラゴンを手に持ち、戦いごっこをさせているGene。
さすが、ファンタジーマニア、入り込んでます。
Sib「Gene・・・、Gene・・・Gene!」
Sibが何度呼んでも、夢中になってしまって、耳に届かないGene。
立ち上がると、ピンクドラゴンを取り上げるSib。
Gne「おい、何するんだよ、Sib!」
ピンキーを抱きしめて、自分と一緒に遊んでほしいと見せるSibの気持ちに、
気づかないGene。
再び、ピンクドラゴンを取り返すと、また、戦いごっこです。
5歳差なのに、5歳差を感じさせないって、どういうこと?(笑)
どっちかっていうと、Geneのほうが幼いじゃん。
ぬいさんとGeneを見比べていたSibが、またもや、ピンクドラゴンを取り上げる。
Gene「なにすんだよ、Sib!」
Sib「ぼくだって、遊びたい」
よし、よく言った!
Gene「返せよ!」
またまた、ピンク強奪戦。
ピンクドラゴン、首はGeneに持たれ、しっぽはSibに掴まれ、大変なことに・・・!(笑)
すでにフラグ🚩(笑)
Gene「Sib、返せよ!」
Sib「遊びたい!」
Gene「返せ!」
Sib「やだ!」
Gene「返せ!」
Sib「やだ!」
ぶちっ!!
しっぽのひらひら左の羽が取れちゃました。
ピンキーが本物のドラゴンなら、火を噴いてますよ(笑)
Gene「なんで、こんなことするんだよ! お前がこんなことをするなら、もう、あそんでやらないぞ」
いままでも遊んであげてなかったことは棚にあげ・・・って奴ですね(苦笑)
Sib「だって、(P’Geneと)遊びたかったんだもん!」
Gene「・・・・・・・・」
あ・・・無視してたって気づいたかな。
そんな険悪なムードの中に、ママが入ってきました。
あれ、この部屋・・・あんなところにドアあったっけ?
え? いつもの部屋じゃないの? ← そうなんです!違ったんです!
ママ「一体、どうしたのよ? あなたたちがそんなに大声をあげてたら、お仕事ができないわ!」
Gene「Sibが、俺からぬいぐるみを取り上げたんだ!」
Sib「僕はただ、P’Geneと遊びたかっただけだよ」
Gene「だったら、なんで、ちゃんと頼まないんだよ?」
Sib「僕のいうこと、聞いてくれなかったじゃん」
ふたりの言い分を聞いてたママが、Geneに訊ねます。
ママ「Gene、どうして、一緒に遊んであげなかったの?」
Gene「そんなんじゃないけど、Sibがちゃんと頼まなかったんだ」
Sib、ショック。。
ママは、小さな子の面倒を見るという習慣のないGeneの態度を、注意深く見てるって感じね。
そっと、Sibに耳打ちをするママ。
ママ「(小声で)おばちゃんが、取り返してあげるね。でも、Geneの気持ちが落ち着くまで、待ってあげましょう、ね?」
うん、と頷くSib。
ママ「Gene、貸してあげられる?」
ちらっとSibを見るGene。
ママ「ママを見て。仲良く遊びなさいよ。」
それだけ言うと、部屋を出ていくママ。
Sibのほうをちらっと見たり、Geneの中でも、さまざまな葛藤が・・・(笑)
Sibのほうが堂々としてるんだけど(笑)
ここで、「P’Gene、遊んで~」っていう言葉を待ってたのかな?
しばらく、間合いを取っている二人。(笑)
結局、お互い、素直になれず、一人で遊びはじめるGene。
Sib、しょぼ~ん。
結局、仲直りのチャンスを見つけられないまま、同じベッドで眠ることになった二人。
Sibは眠れません。
寝返りをうつと、背中を向けたままのGeneに向かって、「P’Gene・・」と呼びかけるSib。
微動だにしないGeneの背に、手をあてる。
Sib「ごめんね・・・」
そう言って、まぶたを閉じるSib。
Geneも眠れなかったのね。
しばらくして、ゆっくりと、寝返りを打ち、Sibを見つめるGene。
ただ黙って、Sibに手をまわすと、それに合わせて、Sibも、Geneに手をまわし、向かい合って、眠る二人。
この構図が、BLドラマには、本当によく出てくる「鉄板構図」だっていうのが、後々、(パパの疑念と)波紋を呼んでしまう原因なのかも。
そんな二人の様子を、パパが見にきました。
抱き合って眠っている二人を見て、なにか気になっている様子。
BGMがちょっと不穏。
~リビング~
ソファに座り、本を読んでいるママ。
戻ってきた夫の様子が、どことなく落ち着かないのに気づき、「どうかしたの?」と声をかける。
しばらく、ためらってから、「なんでもないよ」と答えるパパ。
パパ「・・・それで、あの子たちは一体、なんで喧嘩してたんだ?ずいぶん、騒がしかったが・・・」
ママ「ああ・・・まだ、子供なのよ、おもちゃを取り合って喧嘩したの。たいしたことじゃないわ」
それを聞いても、なかなか、ああ、そうなのか、と納得してない様子のパパ。
パパ「・・・・・・・・・あ、あのな、うちの子と、あの子、どうも、親しすぎるような気がしないか?」
パパ、すごいことをぶっこんできました!
それとも、パパがそういう心配が頭をよぎるようなことが、Geneにあったのかな?
引っ越してきたばかりだって言ってたよね。
ママ「・・・・普通でしょ。気にしすぎよ・・・。なんでもないわ」
それを聞いて、まぁ、そうだよな。と微笑んでみせたものの、やっぱりどこか気になってるパパ。
そんなパパに少しだけ、視線をむけるママの表情もどことなく固いし・・・。← ここに意味はありました。
それ以上、言及することなく、再び、本に目を戻すママ。
~Geneの部屋~
再び、ホグワーツ城・・・おもちゃが床に散らばっている状態のGeneの部屋。
↓
↓
↓
年月が経ち・・・
2年後
部屋の棚からはすっかり、おもちゃが消え・・・というか、物が消え、ホグワーツ城も段ボール箱の上に、仮置きされました。
たぶん、Gene12歳、Sibは7歳。。。小学校の制服姿です。
Sib「P’Gene、どうして荷造りなんかしてるの?」
ベッドに腰かけているSibに、そう問われて、仕方なく、隣に座るGene。
Gene「ああ・・・・Sib。それが・・・・」
Sib「P’Gene、はっきり言ってよ」
なかなか、言い出せないGene。
Gene「それが・・・P’は、ここを出て、遠くの学校に通わなきゃならないんだ・・・それで、寮に入ることになったんだ」
じっと、Geneの話を聞いているSib。
う~、お話の中身より、ちびSibちゃんの可愛さにやられてる・・・・場合じゃない!
留学じゃなかった。
m(__)m
しかも、Sibでもなかった。。。
m(__)m
(いや、Sibが留学したのは、もっとあとのお話ね。)
行くのは、Geneだった・・・・。
m(__)m
で・・・、Geneは、中学からバンコクの学校に行くことになったって流れ?
二人とも、落ち込んで・・・言葉すくなです。
Gene「時々は、家に戻るようにするよ。そんな悲しそうな顔するなよ、Sib。今夜、ここに泊まっていけよ」
無言のSib。
Gene「怒ってるのか?・・・・わかったよ、じゃあ・・・まだ、怒るつもりなのか?」
人差し指を自分の頬っぺたに当てて、ほっぺにチューを促すGene。
ちらっと、Geneを見上げるSib。
Gene「10数えるぞ。。。ヌン、ソン、サーム、スィー、ハー、ホッk、ジェー、ペァーd、ガーォ・・・」
Geneが目をつぶって数えているうちに、ベッドから離れ、黙って部屋からいなくなるSib。
Gene「Sib・・・・・ごめんな」
Sibが出ていったドアのほうを見ながら、そっと、謝るGene。
Geneの出発の日。。。
庭の植え込みに隠れているSib。
ここはここで、とても撮影に適してる場所とは言いがたいのに、よく、がんばりましたね
またまた、Sibを探す主従コンビ。
Ying「Sibさーん?」
ママ「Sib? ママのところにいらっしゃい・・・」
ママたちから隠れたままで、出入口の方を気にするSib。
膝をかかえて、背を向けるの。。。
うわ~ん!
一方、Geneの家では・・・。
~Geneの家の前~
忙しそうに、車に荷物を運びこむママたち。
ママ「パパ、早くぅ~」
パパ「わかってるよ・・・」
じっと、Sibの家の方角をみているGene。
ママ「もう、(予定より)遅くなってるのよ」
パパも段ボールを抱えて車に乗せると、ママが「あ、まって、忘れ物よ」と慌てて、家の中に入っていく。
パパ「他は全部、積んだだろ・・」
ママ「OKよ、Jab、あなた、終わったの?」
パパ「これで全部か?」
そんなやり取りの中、微動だにせず、ずっと立ち尽くしているGene。
後ろから、優しく声をかけるママ。
ママ「Gene、もう行きましょう」
諦めて、車に乗り込むGene。
俯いているGeneの様子を気にしているJab。
ママ「パパったら、どうして来ないのかしら?」
ママが文句を言っていると、パパがリアハッチをしめて、車に乗りこんでくる。
パパ「みんな準備はいいか?」
ママ「いいわよ」
見るからに落ち込んでいるGeneの肩に、手を置くJab。 ← 兄ちゃん、優しいじゃん。
っていうか、兄ちゃんは、バンコクの学校には通ってないの?
ママ「向こうにつくのは、何時頃かしら? あなた、もう忘れ物はない?」
パパ「ないよ、よし、出発だ」
忘れ物は・・・Sibと会えてないことです。。さよならが言えてないことです。
我慢しきれずに、後ろを振り向くGene。
うっすらと、目に涙がにじんでます。
ここの表情も秀逸ね!
パパ「よし、いいな。GeneとJabも? 出発するからな・・・」
こうして、Sibを乗せた車は、出発していきました。。
★【Ep 07】 3/4の雑感 ★
この回は、これまでの伏線回収もありますが、二人の今後にとって、大事なヒントの回のような気がします。
ぬいぐるみの伏線回収もありましたね。
(いや、クローゼットの中のピンクドラゴンに気づく・・・っていうシーンは、これから?)
子供らしさという意味で言えば、Sibをかばって身代わりになったGeneも、ぬいぐるみを渡さず、一人であそんじゃうGeneも、どっちもGeneなんですよね。
パパの脳裏によぎったものが、深刻なものじゃなければいいなぁと思います。
そういう点で、ママは物事に対してフラットな見方をするタイプのようなので、ママが反対や心配をしてないなら大丈夫なんじゃないかな・・・と楽観視してる部分もあります。
Geneがここを離れることを告げた時の二人は、10カウントダウンを最後まで聞かずに立ち去るとか、いなくなったドアに向かって「ごめん・・・・」と呟くとか、もう、大人顔負けの別れ話。。。
何かによって、引き裂かれる悲壮感に、大人も子供もありません。
実際のところ、無理やり、愛だの恋だのに絡めなくても、切なさは倍増です。
(でも、プラトニックな初恋って感覚を除外すればいいっていうものでもないような気もします。)
そして、なんというか、GeneとSibの対等感がすごいですよね。
若干、Sibが、おませというか、思慮深いのかもしれませんが・・・(笑)
ただし、どんなに対等な関係性であっても、心の中で思っていることや、考えは全く同じではない・・・というのが、次に出てきます。