このPart4/4は、もろ、AePeteパッケージでお届けしまうす♪
集中できます。。。
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Love by chance』
【Ep.13】 (4/4)
~Aeの部屋 実家~
休暇に入り、ビーチ旅行目前とあって、実家に戻っているAe。
電話に出るAe。
Ae「どうした?」
相手は、Peteね。
Pete「Ae。ちょっと遅いですけど、僕とおしゃべりしませんか?」
Ae「どうかしたのか?」
Pete「別に。ただ、Aeとおしゃべりしたいなぁって思って・・・」
Ae「明日じゃだめか? 俺、明日、朝早くから兄貴の手伝いをしないとならないんだ」
Pete「1時間だけでもいいんです・・・ね?」
Ae「おい、Pete。どうして、今日はそんなに、我がままなんだよ?」
Pete「わがまま? Aeと話す最初の人になりたいっていうのが、そんなに間違ってますか?困らせてしまって、すみませんでした。どうぞ、寝てください、おやすみなさい!」
ブチ切り!
Ae「・・・あいつ、どうかしたのか?」
かけなおすAe。
Ae「電源、切ってるし!」
どういうことか、さっぱりわからないAe。
そこへ、ノックが聞こえ、ママが入ってくる。
今日のママのお洋服、素敵・・・。
全体的に、重ね着用の透け素材だけど、フロント部分、刺繍かな、すごく可愛い。。。
ママ「Ae・・・。明日の御祈祷のお供え、用意したわよ」
Ae「明日ってなに?」
ママ「うわ、なんて顔してるのよ。Ohは正しかったわね。あの子、明日が何の日か、Aeは絶対、覚えてなんかないって言ってたのよ。これが、サッカーの試合なら、絶対に忘れたりしないんでしょ? まったく、こんな大事な日をどうやったら、忘れちゃうのかしら?」
Ae「大事な日? なんのことだよ、母さん」
ママ「え? この私が、最大級の痛みに耐えて、あなたをこの世に生み出した日でしょ。まだ、わからない?9か月もの間、大きなおなかをかかえた後、病院で、ついに悲鳴をあげた日よ。そして、あなたのお父さんは、あなたが生まれるまで、何時間も私の手を握ってたわ。。」
さっきのPeteの電話の意味に気づいたAe。
もう、Aeの頭の中は、ママの話どころじゃありません。
Ae「畜生!」
Peteに、とんでもないことをしてしまったと、顔面蒼白です。
ママ「こら! それ、私に言ってるの?」
Ae「ああ、違うよ。ごめん、母さん。俺、自分に腹をたててたんだ。明日のお供え、準備してくれてありがとう」
ママ「じゃ、もう寝るわよ。あなたもあんまり、遅くまで起きてないのよ、わかった?」
ママが部屋を出るなり、すぐさま、携帯を手に取るAe。
Ae「Ae、お前、どんだけバカなんだよ、くっそ~!どうやったら、自分の誕生日を忘れたりするんだ?」
Peteに電話するも・・・「おつなぎできません・・・」のアナウンス。
Ae「おい、Pete、頼むよ、俺に謝らせてくれよ・・・」
つながりません。
~翌朝~
お店に降りてきているAe。
朝から、もの凄い勢いで、電話かけまくりです(笑)
Pete、電源落としたまんまなのね。
P'Oh(兄)「おい、どうかしたのか。Ae?ずっと、誰かに電話をかけてるだろ」
Ae「なんでもないよ。心配いらない・・・」
その時、Pondからメッセージ着信。。
Pond:誕生日おめでとう。ちび! 今年こそは、もうちょっと大きくなれるといいな。ところで、お前の可愛い嫁から、もう、誕生日プレゼントをもらったのか? なにもらったか、教えろよ。気になってしかたねぇよ
Ae「くそポン!」
じっと、見下ろしている兄ちゃん。
Ae「なに見てんの?」
P'Oh「おい、おい、お前が弟じゃなければ、俺は、今すぐ、お前のケツを蹴り飛ばしてやるのにな・・・」
例え、兄ちゃんでも、失礼な言葉は注意するのね。
Ae「ねぇ、P'Oh、頼みがあるんだけど・・・」
P'Oh「おい、いいに決まってるだろ、 弟よ、最近、俺も人間が丸くなったんだよ。なにが望みだ? 話してみろ。さぁ・・・」
Ae「あのさ、大学に行きたいから、P’の車、借りてもいい?」
P'Oh「え?今すぐか?」
Ae「うん、夜までには戻ってくるからさ」
P'Oh「だけど、母さんは、お前のために、今日、食堂を休みにしたんだぞ。それに、イムだって、お前のために歌の練習もしてるし・・・お前の誕生日祝いなのに、お前がいなくてどうする?」
Ae「あ~もう、わかったよ、P' 俺の頼みは忘れてよ」
イライラしながら、再び携帯をかけ、部屋にあがっていくAe。
P'Oh「一体、どうしたんだ、あいつ・・・」
~Peteの部屋~
一方、その頃、Peteは・・・。
誕生日プレゼントの箱を持ちながら、溜息をつくPete。
あら、電源入れてるじゃん。
着信音がなり、電話に出るPete。
Pete「もしもし、こんにちは、Pond」
な~んだ、Pondじゃん。。 ← 失礼!
Pete「ええ、完成はしたんですけど・・・まだ、渡せてないんです。・・・・まだ、Ae会ってもいないし、いつ会えるかも、検討がつかないし・・・。・・・・・僕が行ってもいいんですか?」
急に声が明るくなるPete。
Pete「もちろん、僕だって、Aeに会いたいです。これも渡したいです。。。
ふふふ、プレゼント作戦の背後には、やはり、ぽんちゃんがいたのね。
Pete「はい・・・ありがとうございました、Pond」
笑顔になり、プレゼントの箱を嬉しそうに眺めるPete。
その前に、Aeからの着信数と、メッセージの数で、驚いてもらいましょうか・・・。(笑)
~Aeの部屋~
引き続き、鬼のように、かけまくってます。。。(笑)
眉間にしわ寄せて、呼び出し音をじっと聞いていたAe。
Ae「もしもし・・・Peteか?」
ようやくつながりました。。。
Ae「まず、俺の話を聞いてくれ。昨日の夜は、本当に悪かった。俺、自分の誕生日を忘れてたんだ・・・。今すぐ、会いに行きたかったんだけど・・・」
Pete「わかってますよ、Ae。僕のほうこそ、謝らないと・・・。あんな真似してしまって・・・」
Ae「違うんだ、違う! お前に悪いところなんてないよ。」
Pete「じゃあ・・・これから僕が話すこと・・・決して怒ったりしないって約束してくれますか?」
Ae「俺がお前のこと、怒ったりするもんか」
Pete「じゃ、下におりてきて、ドアをあけてくれませんか?」
不審に思いながらも、そのまま、電話をきらずに、部屋を出ていくAe。
そう、今日は臨時休業でした(笑)
お店の扉を開けると・・・
Ae「Pete!」
Pete「Ae・・・本当に、怒ってませんか?Aeに黙って、ここに来ちゃったこと・・・」
Peteにとっては、了承もとらずに、おうちを訪問するなど、とてもとても失礼なことをしている・・という感覚です。
もう、昨日から電話がつながらず、心配しまくっていたAe、プチ混乱中。
Ae「とにかく・・・中に入って」
Pete「はい・・・」
そこにお兄ちゃん登場。
P'Oh「お、Peteじゃないか。どうした?」
はい、イムちゃんのお誕生日の時に会ったので、すでに面識ありです。
Pete「こんにちは。P'Oh。僕、Aeに誕生日プレゼントを持ってきたんです」
P'Oh「ああ、そうだったか、それはちょうどう良かった。誕生日プレゼントをもってきてくれたなら、誕生祝いも参加してくれよ」
突然の申し出に、え?っと、Aeのほうを見るPete。
Ae「いろよ。俺がこのまま、帰すわけないだろ」
Pete「でも、僕・・・」
Ae「“でも”は、認めないぞ!」
俺様メーター、振りきりました(笑)
いつもの会話ですが、お兄ちゃんはびっくり。
P'Oh「おいおい、友達にむかって、なんて口をきくんだ?なぁ、Pete、いいだろ? パーティと行っても身内だけだ。それに、イムもPeteに会いたがってるし・・・」
Pete「では・・・。ありがとうございます」
P'Oh「とんでもない、大歓迎だよ」
その夜
Aeの両親、P'Oh夫妻、イムちゃんに混じり、Aeの誕生日を祝うPete。
バースディソングを歌い、ケーキのろうそくを吹き消し・・・。
P'Oh「さ、Aeおじさんにお祝いのキスをしてあげて」
ほっぺにキスするイム。
イムにキスしようとして、全力で拒否られるAe(笑)
すでに、この段階から、Peteに体重預けてます(笑)
Ae「なんでだよ?おじさんの誕生日なんだから、おじさんからもキスしてあげるよ」
イム「いらないもん」
Ae「いらないだと?」
強硬に、ほっぺにちうしちゃうAe。
もう、おじさん、嫌われちゃうよ。
P'Oh「おい、落ち着けよ。お前の姪だぞ、ぬいぐるみじゃないんだぞ」
ママ「あなたも落ち着きなさい」
P'Ohをなだめるママ。
でも、イムちゃん、Peteのことは好きなの・・・(笑)
Aeからのキス攻撃にたまりかねたイムちゃんが、PeteにSOSを求めると。。。
反動がつき、AeがPeteの頬にKiss。
お互いに、顔を見合わせて、ほほえんじゃう二人。
真ん中で、満足そうなイムちゃん。
あ、二人にKissさせたかった訳じゃなく、Aeから逃れられてラッキーって感じです。(笑)
P'Ohが目を丸くする。
P'Oh「おい・・・イムをこっちに連れてこい」
義姉「まったく・・・自分がおじちゃんにキスされたくないからって、Peteおじちゃんに助けをもとめるなんて・・・だめでしょ・・」
イムちゃんの微笑ましさに、二人のKissには、それほど関心が集まらず。。
席につく一同。
ママ「ああ、Pete。すっかり遅くなってしまったわ。 今日はここに泊まっていってね。帰るのに、1時間は運転しないとでしょ? 心配だわ」
Pete「ですが・・・」
パパ「母さんの言う通りだよ。大丈夫だから、ここに泊まっていきなさい。実際、Aeの友達が泊まりにきたことはなかったよな」
ママ「ええ、そうね」
義姉「今晩、Peteおじちゃんが泊っていったら、嬉しい?」
イム「私、Aeおじちゃんと、Peteおじちゃんと一緒に寝たい~~~」
牽制?
P'Oh「さあ、もうNOとは言えないだろ、Pete? 泊っていくといい」
Ae「泊っていけよ」
テーブルの下で、手を重ねる二人。
Pete「でしたら、・・・そうさせていただきます、ありがとうございます」
固く、Peteの手を握り締めるAe。
P'Oh「さぁ、みんな、食べよう」
家族そろって、御馳走を食べるなか、「俺は、姪っ子のほっぺより、お前のほっぺのほうがいいみたいだ」とPeteの耳元でささやくAe。
恥じらうPete。
笑顔であふれる、仲のいいAeの家族を見てると、なんか、ちょっと複雑。。。
~Aeの部屋~
Pete「イムちゃん、寝ましたか?」
イムの額を撫でているAe。
Ae「うん、兄さんたちの部屋に運んでくるよ」
Pete「え? 今夜はここで寝るんじゃないんですか?」
Ae「だめだ。イムを起こしたくないし、夜中に見ちゃいけないものを見たら、大変だ」
発言だけは
恥ずかしがるPete。
イムをお姫抱っこし、部屋を出ていくAe。
イムちゃん・・・全身に、力、入ってるから、足までピーン!(笑)
ベッドに腰かけて、Aeの戻りを待つPete。
枕を胸元で、ギュっとするしぐさは、Pete鉄板です。
すぐに、戻ってきたAe。
Ae「どうかしたのか?」
すぐさま、隣に腰かけると、Peteの肩を抱くAe。
Pete「Ae~~~、Ae~~~」
Aeの腰に手をまわし、甘えて口調で、Aeの名前を呼ぶPete。
Peteの、首をかしげる角度、完璧(笑)
Ae「すごい甘えっぷりだな・・・。イムよりもベタベタしてきて・・・」
Pete「Ae~~」
Ae「どうしたんだよ?」
Pete「僕ったら、本当に迷惑かけてますよね・・・」
突然、変なことを言い始めたPeteに対して、ちょっと眉を顰めるAe。
Ae「どうして、そんなことを言うんだよ」
Peteは、さらに、その上をいく、拗ね顔です(笑)
Pete「だって、僕、Aeのことで、すぐ拗ねちゃうし、なんだか、どんどん欲張りになっていってるみたいなんです。前だったら、AEのことを聞けたり、Aeに会った日は一日中笑顔でいられて、それだけで満足できてたのに・・・でも、今は、Aeが早く寝る~とか、僕に会いにこれないっていうだけで、怒ったり悲しんだり・・・、自分でも、めんどくさいなぁって思えるくらいです」
Peteの額に、“デコピン”するAe。
Ae「まったく・・・」
額を抑えるPete。
Ae「お前が俺に会いたいと思う事を、なんで、俺が煩わしくなんて思うんだよ。そりゃ、お前が俺以外の誰かのことを考えてるっていうのなら、そりゃ、激怒するだろうけど・・・。俺も、お前に謝らないとな・・・。自分の誕生日を忘れてたせいで、お前を怒らせたり、拗ねさせたりしたよな。本当にごめん。許してくれるか?」
そういいながら、Peteのおでこを優しく撫でるAe。
満足そうに微笑むPete。
Pete「僕・・・Aeにプレゼントがあるんです。」
Ae「おい、俺は、贈り物なんて買うなって言っただろ・・・」
Pete「買ってませんよ~。僕、自分で作ったんです。」
あら、箱から出しちゃったのね。。。
ズボンのポケットから、ブレスレットを取り出すPete。
Pete「手作りなんです。こういうの、好きかどうかわからないけど・・・。」
Ae「これ、全部、お前が?」
Pete「はい・・・Aeのために自分で作りました。でも、プレートの文字だけは、お店の人に彫ってもらいました。」
もう、Aeの表情見れば、胸アツ! 激アツ!
Pete「どうですか?」
聞くまでもないです。。。(笑)
急に、立ち上がるAe。
Pete「Ae?!」
いきなりのことに、驚くPete。
Peteの前に立ち、ひざまずくAe。
しっかりと、視線を合わせて、「ありがとう」とお礼を言うAe。
Ae「ずっと大切にするよ」
この言葉がもう・・・未来につながっているからこそ、泣かずにはいられません。。。
なんで、涙がでるかというと・・・・
『A Chance to Love』Ep.02
これを思い出さずにはいられないからです。。。
にっこり微笑むと、バースディソングを歌い始めるPete。
このちょっと、舌ったらずな歌い方とテンポ、すごく可愛いです。。。
というか、発語時の舌の動きが、複雑だからですよね。
(全般的に、タイのバースディソングを聞くとそう思います)
Pete「お誕生日おめでとうございます! Ae・・・・」
Ae「気づいてるか? 俺にとって、 お前こそが、最高の贈り物なんだよ。」
この2人のKissには、もう、迷うことのない愛が、しっかり込められているのです。
★【Ep 13】4/4 雑感★
あ、全然関係ないですが、
♯PerthBas
とうとう、現実味を帯びてきましたね。映画っぽいですね。
13話は、ラストのPartを、このAePeteのエピソードで費やしましたね~~~。
そう、メインカップルが、最後で、影が薄くなるわけにはいきませんから。。。
改めて見ると、わりと普通な感じで、お話が進んでいくので、どうなの?っていう気もしなくはないですが、AePete推しの皆様的には、どうだったのかな。
ただ、『ACTL』を見た方は、ブレスレットや、Tシャツなどなど、一気に、この回に舞い戻った人も多かったんではないでしょうか。
私はそうでした。。。(笑)
もう、次は、怒涛の最終回。。。
「なんで、こんなに詰め込んだスペシャル」が待ってます。(笑)
そんなキャプションは、どこにもついてません!