ああ、これはあのシーン、あれはあのシーン、上書き作業が寂しいこともあるんです。
胸が、ちくんとするんです
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.01】 (2/4)
【3カ月前】
・・・とある朝の、Tinの家とCanの家の様子が交互に映ります。
~Tinの部屋~
ゆったりとしたベッドで、心地よさそうに眠っているTin。
リネンはグレー系?
ぼんやりとしながら、目を覚ましたTin。
寝起きから、ピリピリしてる人はいないわな(笑)
というか、今回のTinは、ちょっとだけ(!)全体的な雰囲気が、丸くなってる気がする。。。
(決して、巷で言われてるような、お肉がついたという意味じゃないです。。。)
~Canの部屋~
そして・・・・こちらは、見るからに、わかりやすく幸せそうに眠っているCan。。
万歳寝は、熟睡の証(笑)
目をつぶったまま、もぞもぞと手を伸ばし、携帯で、時間を確認するCan。
Can「ん?」
まだ、半開きだった眼が、一気に覚醒する。
Can「お~~~い!遅刻だぁ~~。母さん、なんで、起こしてくれなかったんだよ~~」
このしゃべり方と、このトーン、一気にCanが戻ってきました(笑)
~Tinの自宅 ダイニング~
なんか、いきなり、水辺のエリアに引っ越したの? Tin。。。
まぁ、相変わらず、豪邸だけど。。と思ったら、のちのち、正面玄関がでてくるけど、前と同じおうちという設定でした。。。
ネクタイもしめて、きっちり余裕で、食卓に着くと・・・朝から、ホテルライクな朝食が並んでます。
でも、広いダイニングテーブルで、たった一人分。。。
使用人「朝食でございます。他に、御用はございますか?」
Tin「ありません」
携帯を見ながら、ゆっくり朝食を口にするTin。
~Canの自宅 ダイニング~
階段を駆け下りてくるCan。
Can「遅刻だぁ~~母さん、なんで、起こしてくれなかったんだよ。うちの教授、すっげぇ、厳しいんだよ」
食卓についている、ママ、Lemon、そして・・・!(笑)
Can「お前もだぞ、Ley(Lemonの短縮形ね)。なんで、起こしてくれなかったんだよ。」
Ley「なんでって、なんで、私がそんなことしなきゃならないのよ。どうして、この私が、お兄ちゃんみたいな怠け者の世話をしなきゃならないの?」
来た~~~!
Gucchiだぁ~~~!!
発音は、グッチィ⤴️でお願いします。
ちょこんと、テーブルについてる。。。
絶対、自分を人間だと思ってるし、家庭内序列はCanより上!(笑)
(リアタイしてた友人が、朝食のシーンは絶対、びびちゃん、喜ぶよって言ってたけど、大喜び以上だよ。。。)
Can「ホント、ひどい妹だな。もう、お前とは、これ以上、話さないからな。母さん、俺、先に行くよ、完全に遅刻だ!」
ママ「なんで、あんたは、朝から、こんなに騒々しいの! なんなの、あれ? 制服だってまともに来てないじゃないの!走りながら、パンなんか食べて。今に死ぬわね・・」
Ley「ママ~、まだ、慣れないの?いつものことじゃない。。。」
ママ「それもそうね」
Ley「次は、あんたが起こしてあげれば?」
Gucchiを指さし、ハイタッチするLey。
タイもハイファイブなのね。。。
さすが、Gucchi、2年前から、芸達者な子だと思ってたよ(笑)
でも、まさか、人間みたいに、テーブルに座っていられるとは・・・。
ちょっと、想像の上をいってくれたわ!
Can「もう、死にそう!」
パンを咥えながら、靴を履くCan。
家の外に飛び出すと、「あ~~、もう時間がない!バスはどこだ? バスがいないぞ。ああ、バイクでいいや。」と、止めようとするも、猛スピードで走りさっていく。
Can「なんで、こんなことすんだよ!俺が急いでるのが、目に入らないのか?どうすりゃいいんだよ。今、何時だ?」
時計を確認するCan。
Can「俺、時計なんて持ってないじゃん! 教授に絶対叱られる~~~」
結局、大通りまで出ることに・・・。
~Tinの自宅駐車場~
こちらは悠然と、おベンツ通学です。
なにからなにまで、1ミリも合致しない、二人の日常(苦笑)
~大学構内~
あ~、これが、Teatherの「遅刻だ、遅刻だ~」のシーンね。
道に飛び出す寸前で急停止したCanと、Tinの車がニアミスし、そのまま、通り過ぎる。
心臓を押さえるCan。
Can「なんで、こんな運転してんだよ。そんなに急いでどこ行く気だ? ここは大学構内だぞ。なんでも、自分の思いどおりにしていいとでも思ってるのか?!(怒)」
ふと、通りの反対側を見ると・・・樹木に神をまつる祠が見え、乱暴な口をきいたことを、神様にお詫びするCan。
左右を確認し、道を渡るCan。
~大学構内 通路~
はい・・・PondとBowの二人です。
Bow「ねえ、Aeはどこなの?」
Pond「あいつ、最近、元気がないんだよ。あんまり、あいつにいろいろ聞くなよ・・」
Bow「そうなの?」
そういうPondも、今回ばかりは、元気がないのよ。。。
そこに、一台のバイクが停車する。
え~~~、バ、バイクで登場?!
(あの、キーキーうるさかった自転車には、乗ってないのね?)
バイクを止め、ヘルメットを取り、茶髪の髪をさらっと片手で整える・・・
いかがでしょう。。。
本当は、サッカーのシーンでも触れたかったんだけど。。。
やっぱ、見せ場はここかな、と思って・・・(笑)
Bow「お~っほ~~! うちらのお友達も、いまや、バイクを運転するようになったのね~。超いけてる~~!」
バイクって言っても、(日本で言う)中型くらいよね?
原付みたいな奴じゃないわよ。。。
Ae「・・・・・」
Bow「なんで、私としゃべんないわけ?」
Pond「大丈夫か?」
ちらりと2人を見ただけで、先に歩き出すAe。
Pond「Ae・・・お前、どこ行く気だよ?」
Ae「ついてくるなよ」
Pond「お前、授業に行くんじゃないのか?」
Aeと対峙するとき、Pondは一切、おちゃらけないのよ。。。(涙)
振り返るAe。
Ae「Pond。少しは、俺のことをほっておいてくれないのか?」
相当、重症ね。
Aeの後ろ姿を見ながら、Pondに寄り添い、「どうかしちゃったの?」と訊ねるBow。
Pondも何も答えず、学部棟のほうに歩き出す。
Bow「ちょっと、Pond、どうしちゃったのよ?あんたもよ、Ae! あんたもね、Pond!」
一人、取り残されるBow。
~ロッカールーム~
ここも相変わらずね。。
変わらないことが、なんで、こんなに嬉しいんだか、よくわかんないけど。。。(笑)
荷物をロッカーに仕舞うTechno。
後ろから近づいてきて、いきなり話しはじめるCan。
Can「絶対、あいつ、ICの人間だと思うんですよ」
No「どうしたんだよ。なに、ぐちぐち言ってるんだ?」
Can「ぐちぐちなんて言ってませんよ。先輩は、俺が無事に戻ってこれなかったかもしれないってわかってます? 誰が俺を轢こうとしたのかわかりませんでしたけどね。俺がちゃんと信心深くお祈りしているから、生き残れたんです。」
No「信心深くね・・・、一体、お前はなんの話をしてるんだよ?」
Can「先輩は、俺の話を聞いてたんですか? 聞いてなかったんですか?」
No「お前の話を聞くなんて、言ったつもりはないぞ」
噛みあわないところも変わりなし!
Can「あの野郎が運転してたんですよ。今朝は、本当についてなかったんです。寝坊はするわ、パンで窒息しそうになるわ、モータバイクには長いこと待たされるわ、しかも、えらくゆっくり走りやがって・・・。だから、大学についてからずっと走るしかなかったんです。そしたら、そこに、あのICの野郎が、俺を轢き殺そうとしたんだ。ICの野郎? どうして、奴がICの野郎なのか知ってるのか・・混乱したりしないでくださいね。だって、高級車を運転してたんです。高級車に乗ってる人がみんな悪い人間だなんて言ってませんよ。でも、あいつは、ICの校舎にむかって運転してたんです。」
でました、Canの息継ぎなしのマシンガントーク!
あくびをし始めるNo。(笑)
ナパット、ホントに、お指が綺麗で長いのよね♪
この間の、チュラ大卒業式、かっこよかったよね~~。
あ、また、脱線する(笑)
Can「それで、俺を傷つけようとしたのが、ICの野郎だって確信したんです。保証しますよ。」
No「おまえ、まだ、話し続けるつもりか?お前、ICの全学生がそうじゃないって言ったよな。つまり、それは、そいつだけの話だ。(わからないなんて)俺に嘘なんかついてどうする?」
Can「わかりませんよ。でも俺、あいつ、嫌いです。」
思わず、笑いだすNo。
No「気をつけろよ。お前は、お前の嫌いなものを手に入れるんだ」
お時間のある方は、『TharnType』の最終回をご参照ください。。。
実際には、これはTypeの名言です。。。(笑)
Can「え?本当ですか?」
No「ああ」
Can「じゃ、俺、金が嫌いです。金よ~、俺はお前が大嫌いだ~~~。嫌いなものを手に入れてやるぞ。俺のところに、金よ、来い!なんで、天から金が降ってこないのかなぁ~?」
頭をかかえるNo。
No「俺を助けてくれるChampがいないっていうのに・・・。お前、いつまでそんなことしてるつもりだ?」
Can「先輩が正気でなくなるまで・・・」
No「俺が正気を失うまで・・だと?よしよし、こっちこい。いいから、はやく、着替えろ!」
Canの耳を引っ張って、更衣室にぶち込むNo。
★【Ep 01】2/4 雑感★
なるほど。。。これが、混乱の第一歩なのね。
時系列が、TinとCanの二人の部分だけ、ずれちゃってるってことね。
とにかく、はっきりしているのは、今の時点では、TinとCanは知り合ってない。。。
今作から見始める方への配慮もあるでしょう。そして、他のキャストが、二人の出会いに時間軸をあわせると、Peteを絡ませない訳にはいかなくなる。
優先度が高かったのはなんだったのか、どれだけ調整が必要だったのか、回を重ねるごとに、今以上に気づくことがあるような気がします。
ドラマの中では、確実に、『LBC』の時よりも、時間が経過しています。
そして、その空白の期間に、Pondが取り付く島がないくらい、心を閉ざしてしまったAe。
Pondはある程度、事情を知ってるけど、Bowの反応を見ていると、それは、仲間内と言えども、おおっぴらにはできない事情がある。。。
今のところは大体、そんな感じかな?