とりあえず、自分でパート4まで、訳してみて、最初に、流し見をした時の内容とほぼ、あっていると、ちょっと安心します。

例えば、第1話と、第12話くらいのエピソードや人物想定がずれるのは仕方がないとしても、さすがに、同じ1話の中で、パート1とパート4で、解釈が違うと、ドラマとして破綻しかねないので。。。(苦笑)

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

 

公式Youtube動画に合わせて、4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ♪

【Ep.02】(1/4)

【Ep.02】(2/4)

 

 

『Still 2gether』 

【Ep.02】(3/4)

 

~大学 校舎内の掲示板~

チア部のオーディション決定者が張り出されたようです。

Phukong「うわ、僕の名前がリストにある!!」

リストを覗き込んでいるPhukongと、Boss。

Boss「よくやったな・・・」

Phukong「(本当に)僕がチアリーダーになったら、少しは、彼の注意をひけるんでしょうか?」

不安そうなPhukong。

Boss「信じろって。。。お前とは、サッカーしかやらないんだろ。奴はただ、お前を弟だと思ってるだけだ・・・。でも、お前が俺を信じて、シックでかっこいい大学のチアリーダーになったら、お前は、奴の注意をひけるって!」

Phukong「本当ですか?先輩」

Boss「ああ、自信持てよ」

 

その時、Milが校舎に入ってくる。

Mil「おお、Phukong。お前がサッカー場に来なくて、つまらないぞ」

Phukong「ああ・・・あの、僕、練習があるんです」

Mil「練習? 練習ってなんの?」

Phukong「僕、チア部に入ったんです」

Mil「まじか?」

得意げに頷くPhukong。

後ろの友人と顔を見合わせ、「へぇ、そうか。でも・・・俺とサッカーする時間も作れよ。忘れるなよ。じゃあな」

まるで、さも当然・・って感じで、友人と一緒に通り過ぎていくMil。

 

Phukong「全然、興味なさそうだったじゃないですか!」

文句を言うPhukong。

Boss「お前、バカか。あいつは、心にとどめたんだ。わからないのか?いいか、俺の次の計画は、絶対、うまくいくぞ」

更に、激しく不安でたまらないPhukong。

 眉間の皺!


~大学 オープンスペース~

このハートのオブジェ、可愛いね。。

 

先に座っていたFongとOhm。

ブルーハワイを飲みながら、席につくTine。

 

連日のストレスで、イライラが隠せないTine。。

Fong「おお。あいつ、お前のために、何曲演奏した?」

Tine「10曲以上だよ。あいつのベースは特にうるさかった。。。俺たち、ほとんど練習できなかった」

顔を見合わせるOhmとFong。

Fong「ちょっと待てよ。俺は、お前のクラブの話なんかしてないぞ。おまえらの家での話だぞ」

Tine「なんのことだよ?」

Ohm「お前のた・・・」

Fong「おい!Ohm!」

ぽいっと、Ohmの口に、お菓子をつっこみ、口を閉ざさせるFong。(笑)

息ピッタリ!

Fong「こいつが言おうとしたのは・・・おまえら2人が、家でもいい思い出を作ってるのか・・・」

Ohm「そのとおり・・・」

なんとか誤魔化そうとするFong。

 

Tine「もし、お前らが、おれたち二つのクラブが壮絶な争いをしてるって知ってたら、そんな質問してこないよな・・・」

 

一方、Sarawatも、ManBoss相手に愚痴ってます。

Sarawat「一体、誰が、うちの軽音部の隣に、チア部の部室を配置したんだ?」

そう言われても、ManBossも困るっちゅうねん。

鳴り物系が、まとめられたのかもね。(苦笑)


Sarawat「もう・・・カオスだぞ。こないだ、Greenの奴が大爆発を起こしたんだ。。。」

 

~チア部と軽音部の仁義なき抗争(笑)~

スピーカーを隣の軽音部に向けるGreen。

Green「みんな、“Who Are We?”から行くわよ!」

既に、マイクを使って、指示を出してます(笑)

 

Green「・・・・3、4」

一同♪ Who are we? Who are we? ♪

一斉に、チアのダンスを始める。

 

Sarawat:思えば、あれは、やりすぎだったと思うんだ。

 

それを聞いていたP'Dim。

 

Sarawat:P'Dimが反撃したんだ。

 

P'Dim「行くぞ!」

対抗し、大音量で楽器を演奏する軽音部。

 

あまりの騒音に、半狂乱になるGreen。

Green「もういいわ。こんなのもう耐えられない。みんな、行くわよ」

 

チア部を引き連れて、軽音部に乗り込んできたGreen。

Green「P’Dim!これがあなたのしたいことなの?」

P'Dim「ああ、そうだよ。なぜだ?ここは、俺のクラブで、俺のスピーカーだ。好きなように弾くさ」

Green「そうね、だったら、私も好きにするわ。これらのスピーカーを買うために、私の父から借りたお金を返してもらえるんでしょ」

P'Dim「・・・・・・」

表情が冴えなくなるP'Dim。

想定外の暴露に、驚くTine。


Sarawat「P’Dim。これは、クラブの経費で購入したと言いましたよね?」

P'Dim「うちのクラブに、そんな金があると思うか?Bluetoothのスピーカーを買うのがやっとだったんだぞ」

タタンッ!

いきなり、ドラムスの子が叩いたことで、一瞬、話が中断する。

今、合いの手、要らないし(笑)

ドラマーの子、謝ってたけど、ずれただけ? 

Air先輩のぶったぎり方式が聞きたいな(笑)

※Neneちゃんの中国進出オーディションも見てたよ。残念だったね。でも、ギターも上手だし、応援してるからね~♪

 

Green「私たち、平和にやっていくことはできそうにもないわね。みんな、ここにあるスピーカーを取り除くわよ。さ、これらを運び出して!」

Greenに命じられたチア部の部員たちが一斉に、スピーカーを運びだし始める。

Sarawat「Tine。Tine、なぁ、友好的に話し合おう」

Tineもこの事態に、戸惑ったまま。

Sarawat「Phukon? お前、ここで何してんだよ?」

そうそう、義弟の入部に関して、兄である旦那に知らせる余裕のなかった嫁(笑)

Phukong「うちが先にやられたんだ!」

言い返すPhukong。

 

Sarawat「Tine、なぁ、彼らに話をしてやってくれ」

Tine「でも・・・Greenがもう命令しちゃったし・・・」

Sarawat「おまえが部長だろ?!おい、俺達、どうやって練習すればいいんだよ?」

 

話をしたそうなP'Dimをガン無視!するGreen。

Green「戦闘開始よ!」

P'Dim「Green、なぁ、Green。愛してるよ、ダーリン。ほっぺにちゅ~してやるぞ!」

今頃言っても遅いっちゅうねん。。

非難の目を、P'Dimに向けるSarawat。

無言で、みんなに、謝るP'Dim。

 

・・・・と、そんなことがありまして。。。

 

Sarawat「俺、まだ、"Scrubb祭り"も始められてないんだ。。。それなのに、Tineの誕生日は明日だ。もう一晩しかない・・・。」

ほとんど絶望的(笑)

 

こっちは、こっちで、愛の哲学者が、洗脳アドバイス中。

Fong「愛の伝道者曰く、"外でのいざこざを、愛の家庭生活に持ち込むことなかれ"・・だ。

愛の伝道者って誰だ?と、Ohmと顔を見合わせるTine(笑)

Fong「お前らは、お互いに、なにか甘いことをすべきなんだよ。そうすれば、お前たちの活動だって、スムーズにうまくいくってものだ」

もう、カオタン(Fong)ったら、口調もお上手!(笑)

 

*********

~今日は何の日?~

チア部の衣装合わせの日でした。

チア部のコスチュームに着替えて、メイクアップ中のPhukong。

Green「メイクの終わった人は、こっちで、プロフィール写真を撮るわよ。急いでよ~」

今年のコスチュームは、パープル?

Tineの時の、白い奴、王子様っぽくって、よかったのに~~~(笑)

でも、あれって、似合う似合わないの差が激しいんだよね。

 

チア部の部室に飛び込んでくるManBoss。

Man「どうやら、間に合ったぞ。」

メイク中のPhukongの顔を覗き込むManBoss。

Man「先輩、ちょっとすみません。彼に、もっとこう、顔色に合ってない色のファンデーションを、濃く塗ることって出来ますか?」

Phukong「ちょっと、先輩!なに、バカなこと言うんですか!」

Boss「俺らを信じろって!Tineがチアの(派手な)化粧をしてた時、Watは、Tineの代わりに、それを落としてやったんだぞ。もし、お前が俺たちを信じて、厚化粧でいたら、P'Milは絶対、お前のために、落としてくれるって・・・」

Phukong「本当に?」

ManBoss「本当だ」

そこに、なんと、Pearが登場!

本当は最初からいた!(笑)


Pear「(衣装が)きついようだったら、教えてね。ちょっと、着た感じを立ってみせてくれる?」


これはこれで、別のチャンス到来(笑)

Boss「(小声で)Pearがここにいる・・・」

Man「落ち着けよ・・・。落ち着け・・・リラックス、リラックス」

Phukong「P'Greenが、P'Pearに、衣装に関して手伝ってくれるよう、頼んだんですよ」

他の部員たちのフィッティングを見ているPear。

 

Man「おまえ、ついてるな・・・。俺がお前だったら、今すぐにでも、行動に移すけどな・・・」

いきなり、内ポケットから、香水を取り出し、かけ始めるBoss。

Man「お前、香水なんか、持ち歩いてんの?目

さささ~~~っと、Pearのほうに寄っていくBoss。

そのあとを追いながら、「厚くして!」とPhukongの化粧担当に念を押すMan。


Phukong「ちょっと待って・・・。先輩たちは、俺を見棄てたんだ・・・。」

溜息をつくPhukong。

 

メイクが終わって、衣装のまま、廊下に出て来たPhukong。

Mil「おい、おまえ、なにやってんだ?」

Milの友人が先に行くから、と、いなくなる。

Phukong「プロフィール写真の撮影ですよ」


さほど興味なさそうに頷いたMilが、そのまま、行き過ぎようとする。

Phukong「あ、先輩・・・僕の化粧、濃すぎると思いますか?」

Milがよく見ようと、近寄る。

あからさまに、ドキドキしちゃってるPhukong。(笑)

この視線、なんか見透かしてる?

Mil「そんなことないぞ・・」

hukong「全く? もう一度、よく見てください」

自分から、見せにいくPhukong。

Mil「いや、平気だ。じゃ、またな」

Phukongの肩をポンポンと叩くと、普通に行ってしまう。

 

がっかりするPhukong。

タイミングを見計らって、廊下に出て来たManBoss。

Boss「どうだった?」

Phukong「全然、ダメでしたよ(怒)」

Man「どうして? (Phukongの顔を見ながら)お前の化粧が濃くなかったんじゃないか?」

Boss「きっとそうだよ。もっと塗ってもらえ」

Phukong「もう十分ですよ。お二人もやってみればどうですか?僕、顔洗ってきます!(怒)」

Man「おいおい・・」

 

~SarawatとTineの部屋~

Tineのお誕生日イブ。

本日に賭けてるSarawatが、既に、ギターをかまえて、スタンバってます。。(笑)

もう、夜、寝る前とか、タイミングを待っていたから、失敗したんだ、と、彼なりに考えたようです。

 

そこへ、電話をしながら、戻ってきたTine。

にっこり笑うSarawat。← 可愛すぎ

Tine「Green、写真を俺に送るの、忘れるなよ。"2U"のイベントの予算については、また、教授と話してみるよ・・・もう、家についたよ。バ~イ」

 

Tine「疲れた~~。腹減った~~~」

カバンを置くと、テーブルに腰掛けるTine。

このテーブル、座るのに、ちょうどいいのか、みんな座るよね(笑)

Sarawat「不満の王様だな・・」

Tine「でも、本当に疲れてるんだよ。P'Dimのギターよりも、大声を出さなきゃならなかったんだから」

 

なんとも言えないSarawat。

Sarawat「・・・・曲を聴かないか。お前のために弾いてやるよ」

無言で立ち上がり、寝室のほうに向かうTine。

Sarawat「よしてくれよ。家にいるんだぞ。クラブの話なんかしないでくれよ。おい・・・話しようぜ。・・・Tine?」

バスタオルを肩にかけて、「俺、疲れてるんだ。。。シャワー浴びて、寝るよ」と言うのが精いっぱいのTine。

Sarawat「1曲だったらどうだ? 1曲だけ・・」

スマ~イルなSarawat。

柱にもたれたまま、完全に、その気のないTine。

Tine「あのさ、俺、一日中、お前のクラブの演奏を聞いてんだよ」

Sarawat「でも、俺、お前のために、昼からずっとチューニングしたんだぞ。聴かないつもりか?」

 

その時、昼間のFongの言葉を思い出すTine。

Fong:愛の伝道者曰く、"外でのいざこざを、愛の家庭生活に持ち込むことなかれ"・・だ。

 

Tine「じゃ、一緒にシャワー浴びる?」

たぶん、Sarawatは、ギターを弾くことだけに意識が集中しちゃってますね(笑)

Sarawat「Scrubbの曲、一曲だけ聞けよ。お前のために練習したんだぞ」

 

Tine「じゃ、選べよ。"スクラブ"の歌を演奏するか、俺の背中を"スクラブ"するか・・・」

Sarawat「・・・・・・ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

ぽ~んと、バスタオルをSarawatに放り投げるTine。

Tine「好きな方にしろ・・」

笑顔のTine、口笛を吹きながら、バスルームに消えていく。

さすが・・・わかってるね(笑)

 

慌てて、ギターを肩から外すと、「Tine、ドアはそのまま開けとけよ!」と追いかけるSarawat。

 

こうして、お誕生日イブのタインから、逆に、プレゼントをもらうSarawat(笑)

 

~翌日 つまり、Tineの誕生日~

部室の裏で、誕生日ケーキのろうそくに火をつけるManBoss&Sarawatのぼんくら3人組(笑)

王冠型の髪飾りを、Sarawatに被せるMan。

Man「やっぱ、お前はスケベだな・・・、性欲に負けやがって・・・」

“性欲に負けた男”ってフレーズ、いいわね。

今度どこかで使お~っと。(笑)


結局、背中だけじゃなく、いろんなところを"スクラブ"したことを白状したのね(笑)


Man「ほら、こっち見ろ。」

かわいい王様になりました。。

Boss「結局、俺が言ったとおり、(普通に)ケーキを買うことになったじゃないか。なにが、シンプルなサプライズだよ」

Sarawat「なんとしても、ケーキは必要だったさ。それから、あと、もうちょっとだけ"サプライズ"をしたかったんだ」

Man「はいはい、驚いた、驚いた~~」

火がついたケーキをみて、満足そうなSarawat。

Sarawat「Tineをここに呼んできてくれ」

 

その時、「Wat!」と大声で、軽音部に入ってきたTine。

Tine「出てきて、俺と話をしろよ」

ちょい、ケンカ腰?(苦笑)

たしか、家庭内のイチャイチャは、外には持ち出さないんでしたっけ?(笑)

 

火のついたままのケーキを脇におくと、あわてて、出ていくSarawatたち。

書類を突き付けながら、文句を言うTine。

Tine「軽音部は、俺たちのクラブを退去させる申請を出したのか?」

中身を確認するSarawat。

Sarawat「いや、知らない。。。誰か、チア部の報告をした人はいるか?」

俺だ、と名乗り出たP'Dim。

Sarawat「なんで、そんなことをしたんですか?」

P'Dim「このままじゃ、うちのクラブの練習ができない。お前が、Tineの言うことばかり聞くからだ。だから、こうするよりほかなかった。」


不本意なWatとTine。


Green「そう、わかったわ。報告できるのが自分たちだけだと思ってるの?私たちだって、軽音部がうるさいって報告するわ。ね? みんな?」

口々にそのとおりだと唱和するチア部員たち。

 

その時、バックヤードで、ケーキの上ふたに、ろうそくの火が燃え移り始める。。。

 

Sarawat「ちょっと待った。落ち着こう、みんな。ちゃんと話合おう。そうすれば、大した問題じゃない。別に、報告し合う必要だってないんだ」

Tine「そうですよ、先輩。大袈裟にするのは止めましょう」

必死に、穏便に解決しようとするWatTine!


Sarawat「(P'Dimに)頼みますよ」

P'Dim「俺は、おまえらの代わりに、やってるんだぞ。くじ引きできめよう。短いくじを引いたほうが出ていくんだ。だれか、くじを持ってこい」

 

Sarawat「いいから、動かないで。P'Dim、俺はこんなやり方したくありません。俺たちは、きちんと交渉すべきです」

 

Green「もう、いいわよ!そっちがやる気なら、こっちも受けて立つわよ。Tine、あなたがやっ

P'Dim「よし、のぞむところだ!おい、Wat、お前がやれ!」

 

大きく溜息をつくTine。

「みんな、頼むから、落ち着いてくれ、なあ、Green、そんなこと言うなって。」と声をかけるSarawat。

 

あら、既に、上蓋から火と煙が上がり始めてる。。。

 

Tineが真っ先に、きな臭さに気づいたみたい。

 

Sarawat「な、話をしよう・・」

根気よく説得を続けるSarawatに、「これ、何の匂い?」と訊ねるTine。

 

部屋を見回していたTineが、煙に気づく。

Tine「火事だ」

そこから、先は、もう大騒ぎ。。。

 

「おい、出ていくな。手伝ってくれ」

楽器を運び出すように、チア部の部員たちに、指示を出すP'Dim。

 

ようやく、ケーキのろうそくだと思い当たったManBoss。

 

Sarawat「荷物を運びだせ!!早く!!」

 

その時、Tineが大声をあげる。

Tine「おい、あっちの部屋のコスチュームを運びだせ!!」

Grenn「衣装!!」

慌てて、飛び出すTineやGreenたち。

あ~ゆ~のも高いのよ・・・。

 

みるみるうちに、煙が充満して、辺り一面、真っ白。。

 

結局、二つのクラブの荷物をほとんど、大階段のところに運びだした部員たち。

つかれきって、皆、腰掛けている。

 

消火していたManが戻ってくる。

Man「皆さん、もう火は消えました。幸いなことに、広がりませんでした。」

P'Dim「原因はなんだったんだ?」

Sarawat「僕です」

火元となったラブケーキバースデーケーキの残骸をもって現れると、Tineの隣に腰を降ろすSarawat。


Sarawat「サプライズを仕掛けようとしてたんだ。これがその残りだよ、ごめん・・・」

受け取るTineの口元に、笑みが浮かんでいる。

 

P'Dim「なんだよ、Wat!もう、お前を怒鳴る力も残ってないよ。ここにいるみんなの様子が見えるか?お前のせいで、巻き込まれたんだぞ」

Sarawat「すみません、すみませんでした、皆さん。楽器を運びだすのを手伝ってくれたチアリーディング部の皆さんにも感謝します。」

Tine「うちのクラブも、お礼を言うよ。もう、くじ引きをする必要なんかないって思うんだ。そんなことをしたら、どちらか一つは、出ていかなきゃならなくなる。ここで、お互いに、うまくやっていく方法を探そうよ」

Tineの言葉に、さすがの、P'Dimも黙り込む。

Sarawat「そのとおりだ。実際、うちらは、毎日、大きな音を出して練習するわけじゃない。こういうのはどうかな・・? 大きな音を出すときには、時間帯を調整しよう。」

頷くTine。


Green「部長がいいなら、私も賛成よ」

Tine「俺はOKです。P'Dimはどうですか?」

P'Dim「うちの部長が言いだしたんだ。俺も、やつの言ったことを支持するよ」

微笑むSarawatとTine。


Sarawat「さ、両方ともいいのなら、部屋に荷物を戻そう。みんなに感謝するよ。お互い、協力してくれ」

みんな、それぞれ、立ち上がる。。

 

P'Dim「なぁ、Green。俺がバカなことを止めたら、軽音部にもどってくるか?」

Green「知らない!私、荷物を戻すのを手伝うのよ。ちょっと、やめて、友達を手伝うんだってば!」

肩を掴むP'Dimから、逃げ出すGreen。

 

焼け焦げたケーキの箱を見ながら、「ありがとうな」とお礼を言うTine。

Tine「すごいサプライズだったよ」

Tineの頭を撫でるSarawat。

Sarawat「もう一つ、新しいのを買うよ。 さ、行こう」

 

Green「P’Dim、これって、あなたの元カレのギターじゃない?あなた、これ、売ったって私に言ったわよね?」

またまた、揉め事の種を拾ってきたGreen。

P'Dim「Green、大声出すなよ。みんなに聞こえるだろ」

慌てて、Greenの口を覆うとするP'Dim。

Green「なんで、声を落とさなきゃならないの?私たちが付き合ってるの、みんな知ってるじゃない・・・」

確かに!

どんと、P'Dimを突き倒すGreen。

Green「まだ、昔の(元カレとの)甘い思い出を恋しがってるの?もういいわよ!!」

ほとんど、悲鳴をあげるGreen。

Green「ギターと一緒にいなさいよ、私と一緒にじゃなくて・・!!」

 

困り果てて、後ろを振り返るP'Dim。

P'Dim「おい、Wat。お~い、俺を助けてくれよ。なぁ・・・。あ、Green」

荷物をもって、駆け上がるGreenが、「さよなら!!」と宣言する(笑)

 

一人、古いギターと残されたP'Dim。

 

★【Ep 02】3/4 雑感★ 

とにかく、軽音部とチア部の両方の安寧のためにも、P'Dimには、早く、就職先をみつけてもらうということで・・・。

 

どっちにしろ、最終的には、ぶちょおカップルによる、ぶちょおカップルらしい話合いで穏便に解決させるっていうやり方が通って良かったよね。

こうして、どこかで誰かが、諦めずに、争いを拒否し続け、そして、周囲が賛同して踏ん張り続けられれば、そこが核になって・・・世界は平和になる・・・はずだ。

はぁ・・・・。

 

っていうか、これって、ボヤの始末書とか出さなきゃだめなんじゃないの?

それでなくても、学生自治会からの、部室棟から、両方のクラブの退去理由にされるんじゃないかと思って、心配だわ。(笑)

 

★【Ep 02】4/4に続く★


 

 

【Ep 01】1/4の冒頭にも書きましたが、登場人物について、おさらいはしません。

“でてきて当然”の扱いでいきます。

『2gether』の映像、見たくても見られないし、細かいところ、忘れてしまったという方は、

ご面倒でも、一応、筋追いしてますので、ご参照ください。

https://ameblo.jp/hyperblbl/theme2-10112163091.html