ティーンエイジャーの恋だから、関係ないやって気分にならないところが、大勢の人の心を掴んだ理由なんじゃないかな♪

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.05 】 (1/4)

 

『Love by chance』 

【Ep.05】 (2/4)

 

~工学部の食堂~

助けた女子高生Chompooから、告白されて固まったAeを笑い飛ばすPond。

Pond「あははは、Ae! お前・・・俺、腹、痛てえよ。マジ、うける~~~。あはは。まさに、春到来だな、Ae。 あ~、笑える。。誰か助けてくれよ~~」

 

うぁ~~~~! 

とにかく、Pondが、この場の雰囲気を冗談に変えようと必死。。。← いい奴!

これからは、バカポン呼びを、減らしてあげようかな、って思ったけど、○○ポンってかわいいから、やめとく~~~!

(笑)

 

もちろん、Peteの落ち込みオーラに変化なし。

 

Chompooに話しかけるAe。

Ae「冗談だよね?」

Chompoo「先輩!冗談なんかじゃありません。Chompooは、本当に先輩のことが好きなんです!お願いですから、付き合ってください!」

Ae「あ・・・その、俺は・・・」

Aeたじたじ。

その時、Chompooの携帯に着信があり、話が中断してしまう。

 

Chompooが電話で話している間、

1, Pondを睨みつけるAe

2, 激しく首を振るPond

3, 下を向いたまま、微動だにしないPete

・・・の三者三様。

 

Chompoo「先輩、友達に呼ばれたので、戻らなければなりません。答えをもらいに、また来ますね。では、さようなら、(PondとPeteに)バイバイ~~」

さっさと帰っていってしまう。。。

 

Chompooがいなくなるのを待って、爆発するAe。

Ae「Pond、これは、お前のしわざだろ?!ムキーッムキーッムキーッ


そうなの・・・と、ちょっと疑ってるPeteもPondをガン見(笑)

震えながら、クビを横に振るPond。

Pond「違う、違う、今回は違う、絶対、違う!」

 

Pete「どうして、Aeは、彼女が本気でAeのことを好きだって思わないんですか?」

あらら・・・今度は、こっち?

真剣な顔をしているPete。

 

Pond「お~っと、これは・・・内々の話題になったみたいだな。この件に関しては、俺、鼻もつっこまないし、口も出さないよ。じゃあな、あ、お前の自転車、借りるぞ、バイバイ」

Pondも風のように消える。。。

なにしろ、勘はいいからね!

 

横を向いてしまったPeteのほうを覗き込むAe。

Ae「なんで、あんなことを言ったんだ?」

 

どこか責めるような目つきで、お互いを見る2人。

 

Pete「どうして、今のを冗談だと思うんですか? 僕からしたら、Aeは、とても可能性を秘めた人です。だから、これからも、もっともっと、たくさんの人がAeのことを好きになるはずです。あの子には、あなたを好きになる資格がある。。。そして、彼女は、Aeにとって、完璧にお似合いです。」

Ae「お前はどうなんだよ? Pete・・」

わかりませんか・・?という風に、Aeのほうに顔を向けるPete。

Pete「僕は・・・彼女は、Aeのことが好きなんだと思います。」

Ae「俺は、Chompooのことを言ってるんじゃないぞ! 俺は、お前のことを言ってるんだ、Pete!」

Pete「僕が・・なんだって言うんですか?」

Ae「おい、Pete!!」

Pete「僕には、言ってる意味がわかりません・・・」

バンとテーブルを叩いて、立ち上がると、しばらく息を整えるAe。

Ae「同じものでいいんだな? ここで待ってろ。」

急になにかと思ったら、朝ご飯だったのね。。。

こんな時でも、朝ご飯は抜かないのか・・・?

 

2、3歩進んで立ち止まると、振り返るAe。

「俺は・・・お前から、誰か他の奴を押し付けられるなんて、まっぴらだ!」

このシーン、私の“おすすめAe”の中でも、かなり上位。

まっとうに、恋してる感じが、本当に、まばゆくて・・・、こっちまで申し訳ない気分になってくるのですs。

 

注文しに行ってしまう。。

 

Pete「僕だって・・・あなたを誰かに渡したくなんかありません。でも、あなたを僕に縛り付ける権利なんてないんです。。」

Peteの切ないまなざしは、たしかに、こっちも切なくはなるんだけれど。。。

 

Peteのこれまでの、恋愛遍歴というか(← そういうものがあるかどうか、原作を読んでいないので、知らないのだけれど)、ゲイだと自覚した経緯とか、まったくわからないので、Peteが感じている、二人の間に立ちはだかる壁の存在が漠然としたものなのか、具体的な何かに裏打ちされたものなのか、イマイチ、わからないんだよね。

 

ここのOST(『Hope』)、すごく合うね。。。

 

 

~大学構内の舗道~

Aeの自転車にのって、フラフラしていたPond。

目の前を歩く、ChaAimを発見!

当然、素通りなんかしません。

追い抜きざま、「おはよう、かわいこちゃん」と声をかけるPond。

Pondの行方を目で追っていたChaAimが、「ちょっと、危ない!!」

声をあげた時には、既に・・・悲鳴をあげながら、ベンチに激突していたPond。

溜息をつくChaAim。

 

Pond「痛ってぇ。一体、なんて日だ?Aeのおかげで、最近、ひどい目ばかりあってるよな。今度は、自転車事故かよ、くっそ、痛ってぇ。ああ、カッコ悪りぃ・・・どうやって、彼女と顔を合わせられるんだよ。絶対、笑うだろうな

・・・」

後ろから近づいてきたChaAim。

ChaAim「やっぱりね。 ・・・あなたって・・・」

Pond「もちろん、人間に決まってる。。いや、ちょっと待てよ、ChaAimが、俺のことを人間だって思ってないなら、幽霊でもなんでもいいけどさ」

見下ろしながら、悠然と微笑むChaAim。

ChaAim「それで、幽霊になった誰かさんは、本当にお馬鹿さんで、非常識で・・・不器用ってことね。わかるわ」

Pond「どうぞ、どうぞ。好きなだけ笑えよ。Pond様は覚悟はできてるんだ。」

ChaAim「できればそうしたいところだけど、ケガ人を笑うような悪趣味はないの」

Pond「でも、今、まさにしてるじゃん」

ChaAim「違うわ、私は笑ってない。ただ、微笑んだだけよ。ケガをしてるくせに、おしゃべりを続けてる人を見て、おもしろかっただけよ」

バッグから、なにかを取り出すと、Pondの側にしゃがむChaAim。

ChaAim「さ、ケガしたところをみせて」

驚いたように、ふりむくと、右ひじを見せるPond。

傷の周囲を指で押して、確認するChaAim。

Pond「痛い・・・それ、痛いよ!」

Champ「大袈裟ね・・・」

Pond「ほら、ここだよ。見える?」

絆創膏を貼るChaAimの顔から、目が離せないPond。

結構、至近距離だった(笑)

 

・・・・Falling Love?

見つめ合ってるよね?

キューピッドの出番だよね(笑)

 

貼り終わり、ぽーんと突き放すChaAim。

Pond「うぉ、痛ってぇ~~」

ChaAim「もう平気よ」

Pond「いや、まだ、痛いよ。ほら、こっちも。ひざだって・・・ケツも痛いし。。。全身痛いのは確かだよ」

呆れたように、見下ろすChaAim。

Pond「なぁ、俺と一緒に、医務室に行ってくれよ」

ChaAim「(冷たく)嫌よ。そんな小さな傷、心臓から随分遠いじゃないの。」

 

あはは、AePeteカップルの出会いの『Lovebychance』と、せっかくシチュエーションは似たのに、似て非なる展開です(笑)

 

Pond「そんなのキミに、どうやってわかるんだよ。俺のハートが傷ついてるかもしれないのに・・・」

自分もたちあがり、自転車を立たせるPond。

黙って聞いていたChaAim、Pondの脇腹をぎゅ~っと、思いっきり、つねる(笑)

Pond「十分、傷で痛いのに。。。なんで、俺をつねるんだよ?」

ChaAim「自業自得でしょ。助けてあげたのに、まだ、私をからかうの?」

 

Pond「俺が真剣だったら・・・どうする」

今の一瞬で、確実に・・・なにかが流れた2人(笑)

 

ChaAim「話にならないわ」

さっと踵をかえし、歩き始めるChaAim。

Pond「あ~、どこ行くんだよ?」

ChaAim「あなたには関係ないでしょ」

 

Pond「なんて、キュートなんだ♡ 」

心臓を抑えるPond。

Pond「間違いない。。俺のハートは本当に傷ついたよ」

見る目はあるよね。。。

 

水色の絆創膏を見て、嬉しそうに微笑むPond。。。

 

 

~AeとPondの部屋~

電話とにらめっこしてるAe。

はい、Pondが戻ってきました。

Pond「おい、Ae。今日さ、俺に、信じられないことが起きたんだよ」

興奮気味のPond。

Pond「お前、ChaAimって覚えてるか? 俺を叱り飛ばした女子・・・。それがさ、今日、俺、お前の自転車に乗ってたんだよ。でも、彼女を見てたら、俺、事故ちゃってさ。そこで、なにが起きたと思う?当然、彼女に笑われると思ったんだよ。でも、その代わりにさ、彼女、俺に、絆創膏をくれようとしたんだ。俺さ・・・信じられなかったよ。まぁ、また、彼女は、俺のこと、馬鹿とか、非常識とか言ってたけどね。 侮辱されたにも関わらず、まだ、俺がこうして笑ってられるわけを不思議に思うだろ。俺、彼女の笑顔を見たの、はじめてだったんだ。今まで俺が見たなかで、一番、可愛らしい笑顔だったんだよ。それで、自分のひじが痛むふりをしたんだ。そしたら、彼女、俺のひじに絆創膏を貼ってくれたんだぞ。俺にこの絆創膏を貼ってくれたとき・・・こんなふうにして・・・それでその時、すっごいいい香りがしたんだよ~~~、俺、神に召されそうだったよ。彼女、すっごく可愛いんだ」

Ae「ああ・・」

一切、聞いてなかったよね。。。

Pond「なんだよ? それだけか?」

Ae「よかったな・・・」

人の恋路に構ってる余裕がないだけです。。。

 

Pond「ひどい奴だな・・・。そんなに、Peteのこと、怒るなよ」

Ae「怒ってねぇよ」

Pond「え~~、お前の今の顔を見てみろよ。怒ってねぇよ、とか言っちゃって。あいつに、朝食を食べるの、断られたりでもしたのか?だから、お前は怒ってるんだろ?」

図・星・・・⭐

Ae「・・・・・・」

もう、意識は、携帯電話の画面に集中してるAe。

Pond「よせよ。俺は、この種のことは大方、通過してきて、おまえよりも経験がある。その俺が、今のお前を、怒ってるって言ってるんだ。あいつが、お前に誰かを押し付けようとすればするほど、お前の感情は、イラついて、怒り狂う。全然、ハッピーじゃない。もし、こんなことを長く続けたらどうなる? お前、おかしくなるぞ。こういうことは、制御不能なんだよ」

 

Ae「もう黙れよ。俺は、あいつのこと、何も怒ったりなんかしてない」

Pnd「ほぉ~、だったら、一人で怒りでおかしくなるまで座ってろよ。まだ、そうじゃないって否定するならな・・・。」

 

怒りに任せて、テーブルの上にあった、本を、Pondにむけて、払いのけるAe。

だから、それ、それよ、怒り狂う前兆よ。

 

Pond「Ae・・・、俺は、お前に忠告してやってるのに・・・やめろよな。なんで、こんなことすんだよ?」

Ae「俺は、お前の意見なんて、求めてない。俺、しばらく、出かけてくる」

立ち上がるAe。

 

Pond「この、頑固者!初心者マーク!あ~、可愛そうに。。この初恋をどうやって、成就させるつもりだ?」

友達を心配しつつ、ひじの絆創膏を見ながら、自分の恋の始まりも噛みしめちゃうPond。

よしよし。。

Pond「次は・・・彼女の膝の上に落ちるべきかな」

前言撤回!

ChaAimにふっとばされてしまえ!(笑)

 

******

部屋を出て来たものの・・・電話を見つめたまま、どうしていいのかわからず、立ち尽くすAe。

Ae「おまえのことなんか怒ってないぞむかっ

怒ってるやん。。

Ae「ただ、気に入らないだけだ。お前がChompooと付き合ってほしいみたいに言ったのが、気に入らないんだ!ちくしょう~~!

やっぱり、怒ってるやん。。。(苦笑)

 

******

そりゃ、Peteだって、溜息つくよね。。

ちらり、とPeteに視線を送るTin。

いや、目の前で溜息をつかれたら、さすがのTinも無視できないじゃん。

※ 本来、Tinは、こういうことを無視できない人だと言いたいだけなんです。。。

Tin「もしお前が、ただ、座って、溜息をついて、何もしないのであれば、家に帰るべきだな」

ごもっともです。

Pete「すみません、Tin。ちょっと考え事をしてました」

Tin「とうとう、あのタイ語コースの奴と揉め事か?」

Tinが考えているような揉め事ではないと思いますけどね。

Pete「そうじゃありません。僕は・・・」

話の途中で、またしても、P'Manniの登場です。

Manni「まぁ・・またしても、二人のセクシーなICガイズが揃って座ってるじゃないの!一人は、人気絶頂のセクシーガイで、そして、もう一人は・・・誰もが一度は顔をひっぱたいてやりたいと思ってる、超絶皮肉屋のセクシーガイよ」

すぐさま、荷物をまとめはじめるTin。

Manni「ちょっととまって、Tin。離れる必要はないわ。あなたに下痢を起こさせるほど、長くいるつもりはないわ。ねえ、Pete。応援コンテストの日に参加してほしいって頼みにきたのよ。当日、参加できるかしら?すごく、楽しくて、面白いわよ。主に、“美”に焦点をあててるんだけど。特に決まりなんてないから、心配いらないのよ。」

Pete「その・・・僕・・・」

Manni「あなた、前に、他の学部の公演も見てみたいって言ってたでしょ?特に、あの色黒でずんぐりしたちっちゃい男の工学部が見たいんでしょ。とにかく、出来は素晴らしいのよ。ねぇ、ねぇ、Okって言ってよ。」

押しにまけて、頷くPete。

「イエスって言ったわよね?」と大喜びのManni姐さん。

Manni「まぁ、やっぱりあなたは最高だわ。詳しいことは、また、あとでね。」

Tinへの一言も忘れないManni姐さん。

Manni「・・・Tin。あなたは、そんな風に、“さっさと失せろ”みたいな目を向けなくてもいいわよ。もう行くから。でも、行く前に・・・ん~ん」

キスするように、唇を突き出すManni。

口ではなんだかんだ言うけれど、絶対、姐さんも悪い男が好き(笑)

あからさまに、顔を背けるTin。

Manni「じゃ、またね」

 

呆れたように、Peteを見るTin。

Tin「嫌なら、なぜ“嫌だ”と言わない?」

Pete「コンテストに参加するのはしてみたいんです。他の学部の応援パフォーマンスも見たいですし。」

信じられない・・と言った様子で、首をふるTinが、また、ノートPCを開き、課題を始める。

 

そして、また、物思いにふけるPete。

 

★【Ep 05】2/4 雑感★

今回、なんと言っても、招かれざる珍客Chompooが、「いま、お付き合いされてる人はいないんですか?」とか、Aeの現状を一切聞かずに、「付き合ってください」と切り込んでる、しかも、アウェーで。

これって、すごくない?(笑)

 

1週間、いろいろ考える時間もあっただろうに。

 

でも、この、現実的なしがらみとかを、軽々と超越してくる感じ、アイドルに突っ込んでいくファンみたいで、面白すぎる!(*゚▽゚)ノ

 

 

その点、ChaAimは、比較するのもどうか、と思いますが、インパクトはなくても、私の一番の拠り所です。

 

 

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本当は、OSTネタは、レビューが終わってからにしたかったのですが、本文中にも書いたとおり、『Hope』にグッと来てしまい、全然、先に進まない(苦笑)

 

常々、このドラマの劇中のOST(BGMも含め)、雰囲気にあっているだけでなく、とてもバランスが良くて、考えられてるなぁと感心してるのですが、その理由のひとつに、タイトルがあります。

Wish

Wish this love

NaNaNa

It would be love

Hope

どれも、(日本語的には)希望 期待、のぞみ、ねがい、可能性を示唆する、未来や前を向く言葉です。

本来、実現が可能か否かで使い分けるとされる言葉でも、主人公たちの若さや可能性を前にすると、過去の失敗や未到達なんて、一瞬でひっくり返りそう(笑)

 

FANMADEのMVがどれも、素敵なんですが、この화자비さん『Hope』の編集の妙!

 

【ご注意】ネタバレ映像満載なので、まだ見たくない方は、スルーしてくださいね♪

 

 

★【Ep 05】3/4に続く★