当時、17歳だったPerthくんと20歳だったSaintくんの、穢れなき感じ。

逆に背徳を見いだすって、こういうことなのです。

変態って、感性の賜物ぢゃない?真顔

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

『Love by chance』 

【Ep.02】 (1/4)

 

前回のあらすじ:

サッカー部に所属する工学部の新入生Ae(エー)は、自転車で走行中、急に、進路を変えた自動車との接触を避けようとして、もともとその原因を作ったPete(ピート)と軽く衝突してしまう。

いかにも、うぶなお坊ちゃんといった雰囲気で、内気そうなPeteがほっておけず、肘をケガしたPeteを医務室に連れていくAe。偶然、知り合った男らしいAeにひとめで惹かれるPete。

自分がゲイであることを母親に隠しておきたかったPeteは、付き合おうと言われた先輩のTrumpに騙され、動画を撮られ、脅迫されている。Trumpに待ち伏せされ、金を要求されたあげく、殴られているところに、Aeが通りかかり、救い出す。Peteから事情を聞いたAeは、母親に打ち明けることを勧める。

自宅に戻り、勇気を振り絞り、自分がゲイであることを打ち明けたことで、母親と想いを共有できたPete。Aeに感謝しつつ、学内を探したりするものの、連絡先を知らず、すれ違う日々。ある日、学部に近い駐車場に停められず、工学部の近くに駐車したPeteは、カフェで、偶然にも、Aeと再会する。

AeのルームメイトのPondは、同じくそのカフェで、美人な店員と知り合い、あの手この手で揶揄うも、逆にやり込められる。

Aeが所属しているサッカー部では、キャプテンのTechnoやチームの中心選手であるType、小猿のようにすばしっこいCanや、のんびり屋のGoodなど、個性的なメンバーが集まっている。(Technoは、弟Technicの友人KengKlaに長い間、狙われていることに気づいていない。)

 

~国際学部前~

1話の終わり、シャトルバス体験ツアー(笑)の末、インターの校舎前で、AeとPeteの2人が降りたところからスタートです。

 

シャトルバスを降り、立ち話をしているPeteを、少し離れたところから見かけるTin。

これって、なんだか、怪しい盗撮みたいな雰囲気だわ。(笑)

 

Tin「あれは、一般(タイ語プログラム)の奴じゃないか。なんで、そんな奴と友達になりたいんだ?」

※この発言通り、Tinは特権意識の塊のような嫌な奴なんです。(苦笑)

その辺は、お話が進んでいっても、劇的に変わるってわけじゃないんだけど、それが続編につながるくらいの絶大な人気が出るようになるんだから、ホント、不思議よね。


とうとう(ワタシの)真打登場~~~!

 

Tin

(彼もまた、『TharnType』の最終回に出て来た学生です)

 

ふふふ・・・・ようやく登場。。。ここまで長かった!って、やっと2話に突入したところですけど。

とにかく、Tinの良さは、実は、この屈折しまくってる時から始まっているので、すべて大事(笑)

 

 

次に、ひとりでもバスを利用できるように、自分のために、あえて付き添ってくれたAeが立ち去るのを、熱いまなざしで見つめているPete。

 

~Peteのお部屋~

Pete:ラブラブ偶然に感謝ラブラブ 

 僕たちに再びの出会いをもたらしてくれて・・・。

恒例の日記です。

もう、恋する乙女の顔です。

本来は、受けちゃんのことを女性化して"恋する乙女"なんて表現したりするのも、“旦那”だの、“嫁”だのっていう腐女子特有の言い回しも、もしかしたら、古い既成概念なのかもしれないなぁって思うと、使いどころみたいなものをすごく気にしたりするんです。

最近は、性別を変更していないカップルの家庭を称する場合は、“ふたりのパパ&彼らのKids”とかってちゃんと表したりするでしょ。。

どっちにも、女性の役割を押し嵌めたりしないのよね。

でもね、でもね、この『Lovebychance』の時のセイントくんはやっぱり、“恋する乙女”の表現しか思い浮かばない~~!!

 

これってすでに、一人寝は寂しいというアピール? ← 完全に『TharnType』が抜けきらない。(爆)


Aeのことを思い浮かべながら、幸せな気分で、電気を消すと、穏やかな顔で、眠りにつくPete。

 

~サッカーコートの側の道路~

翌朝かな? 車で、早朝練習をしているサッカー場を覗きにきたPete。

車を降り、フェンスに近寄っていくと、警備員が通りかかる。

警備員「なんだ、また、別の奴か? どうしてあいつらはここに車を停めるんだ。。ベンツ? は、それがなんだ。金持ちだろうと容赦しないぞ」

職務<僻み の発言ね。

でも、それだけ、散々嫌なことも言われてるのかもね。

後ろのほうで何か声をきこえ、振り返るPete。


警備員「おい、キミ。これはキミの車かね?」

Pete「はい、そうです。すみません。(駐車禁止だとは)知りませんでした。すぐに動かします」

警備員「知らなかったのか、それとも、気にしなかったのか? 君には、あの"駐車禁止場所"の表示が見えないのか?金持ちだかなんかしらないが、自分の思い通りになるとでも思っているのか?」

Pete「すみません・・・。」


そこへ「あんた、なにが言いたいんですか? この車を動かしてほしいのか、それとも彼をいびりたいだけ?」と、文句を言いながら現れたAe。

Ae「こいつはそんなつもりもなく、それにすでに"すみません"と謝ってるじゃないですか。これ以上、どうすれば? ここで、あんたの前で跪け、とでもいうんですか? ただ、注意して、そこをどくだけでいいのに。そうすれば、こいつは、車を動かせるんだ。(Peteに向かって)それから、おまえもだ。二度とここに駐車するんじゃないぞ」

Pete「はい」

警備員「二度と駐車するなよ、いいな? じゃ、ただちに、車を移動して」

えらそうに注意して、立ち去る警備員。

 

Ae「俺たちが会う時は、お前っていつも揉め事に巻き込まれてるよな?」

Pete「あの・・本当にすみませんでした」

Ae「ああ・・・もういいよ。朝飯まだか?俺、腹ペコなんだよ。なにか食いにいこう。」

微笑んで頷くPete。

Ae「でも・・・先に着替えてこないと・・・。IC(インターナショナルカレッジ)のとこに迎えにいくよ」

Pete「あそこまで来てくれるんですか?」

Ae「ああ。さ、急ぐぞ、俺、本当に腹が減ってるんだ」

自然に、Peteの腕を取り、車に乗せるAe。

助手席のドアをあけて、エスコートする光景はよくみるけど、運転手側の席をあけて、乗せてあげるのって、新鮮(笑)

 

Peteの車を見送りながら、呟くAe。

Ae「まるで子供みたいだな・・・。おぼっちゃまは・・・」

 

~駐車場~

制服に着替え、いつも、Peteが停める駐車場に、自転車で現れたAe。

この、止まるたびに、ブレーキがキィ~~~って鳴るような自転車が、ベンツなんかよりもはるかに、Peteの胸を焦がすんだから、世の中の価値観をぶっこわす「恋」って、ホント、素敵♪

 

Ae「乗れよ」

遠慮がちに、Aeの腰をもつPeteの手を掴むと、「もっとしっかり捕まれよ」と、自分の腰にまきつけるAe。

そうそう、この程度の密着感でも、ドキドキするのがいいのよ。最初はね♡

 

Ae「お前を落としたらどうすんだよ。お前の母さんにとっては、誰も替えがきかないだろ。。。」

走りだそうとしたAeを、呼び止めるPete。

Pete「あの・・・Ae。君の手が・・・」

まだ、Peteの手を掴んだままだよ、と言いたいようです(笑)

意識してないAeは、全然、平気なのよ(笑)

 

Ae「俺が手を離したら、どうせ、お前、放すだろ。俺は、こうやって、お前の手をロックしてんの。ところで、お前、本当に軽いな。いつも、一体、どんな朝飯を食べてるんだ?」

Pete「ボクは、基本、朝食は食べないです」

急に、自転車をとめるAe。

がつん。。。勢い余って、つんのめり、Aeの背中に激突するPete。(笑)

自転車に乗ってて、力入れてるから、きっと鉄板のような背筋!(笑)


Ae「お前、今、なんってった?朝飯を抜くだって?」

Pete「はい・・・」

痛そうに、額を抑えるPete。

Ae「あ、悪い。痛かったか?」

前髪をかきわけ、額の様子を見るAe。

せっかくの萌えアングルなので、使わせていただきます。(笑)

 

Pete「平気です。」

Ae「ちょっとぶつけただけなのに、赤くなってる・・・」

驚いたようにみせて、ぽんっと額を軽く押すAe。

なんなの~~~、このじゃれ合いは・・・(笑)

 

Ae「お前って、なんか脆すぎて、ほっとけないよな。さ、朝飯を食いにいくぞ」

恥じらうPete。

ようやく、発進。。

Ae「ホント、軽いな・・・」

う~ん、画面上では、ちょっとよたついてて、そうは見えないけどね(笑)

 

~工学部の学食?~

2人分の朝ごはんをテーブルに運んできたAe。

Pete「いくらでしたか?」

Ae「食べ終わったら、払ってもらうよ」

Pete「はい」

フォークが進まないPeteを見て、声をかけるAe。

Ae「腹、減ってないのか?なんで、食べないんだ?」

Pete「Aeはいつも、朝、ランニングしてるんですか?」

Ae「うん。俺は、いつも朝5時に起きて、走ってるよ。時間があれば、寺に行ってお参りしてたり、で、シャワーを浴びて、ここで、朝飯を食うんだ。でも、お前も朝早いな。次にもし、今朝みたいに早く大学に来た時は、ここで朝飯を一緒に食べられるな。お前、もっと太れ」

ひとつの質問に、ここまで喋れるって、ある意味、すごいよね。(苦笑)

でも、お喋りでうるさい、とかそんな感じは皆無!


Pete「Ae・・・。Aeもボクのことを普通じゃないって思いますか?」

食べる手を停めるAe。

Ae「なぁ、Pete。おまえの周りの人たちは、古い保守的な社会通念でお前を判断しているんだ。でも、俺は、おまえのことをそんなふうに思ったりしてない。

お前、俺のこと、ちびすけだって思うか?」

首を横にふるPete。

Ae「俺も、自分がちびだとは思ったことがない。ほかの連中が、俺よりも背が高いっていうだけだ。それと同じだろ。おまえが、自分のことを"普通"だって思ってればいいんだよ、たとえ、世界中の人が、お前は普通じゃないって言ったとしても、そうすれば、お前はずっと"普通"だ。」

すぐさま、肯定も否定もしないPete。

Ae「まぁ、俺の言いたいことが伝わったかどうかはわからない。俺、説明がへたくそだからな。でも、これだけは聞いてくれ。俺はお前のことをそんなふうにみないし、普通じゃないとも思ってない」

Pete「ありがとうございます、Ae」

手を差し出すAe。

Pete「え?」

Ae「朝飯代」

ポケットから財布を取り出すPete。 ← 白ダミエだった? あれ、Peteママは、カードは持たせない派?

出た・・・1000バーツ札(笑)

日本でいうところの、2~300円の物を払うのに、万札を出す感覚だと、聞いたことあります。(笑)

Ae「奢ってやるよ。おぼっちゃま・・・」

Pete「・・・ありがとうございます」

こうして・・・はじめての朝食デート、終了(笑)

 

ICの前に、2ケツ自転車で乗り付けるAe。

これは、目立つだろうね(笑)

Ae「じゃ、いくな。もし、明日も朝早くきたら、サッカー場の辺りで俺を捕まえればいいよ。」

Pete「はい。でも、ちょっと待ってください。Ae」

Ae「なんだよ?」

Pete「その・・・あの・・・なんでもないです。どうぞ、お先に。バイバイ・・・」

不思議そうなAe。

連絡先が聞きたいのよ~~~。

Ae「おお、じゃあな」

いきかけて、自転車をとめるAe。

Ae「あ、そうだ。Pete。忘れてた。俺の電話番号を持ってなくて、どうやって、俺に連絡する気だ?」

やった♪ ← Peteの心の声。


Pete「はい・・・」

自分の携帯をPeteに渡し、電話番号を入力するように言うAe。

Pete「はい、これが僕の電話番号です」

すぐに、その電話に掛けなおすAe。

Ae「それが俺のだ」

Pete「ありがとうございました、Ae」

この笑顔よ。。


Ae「今度のはなんだよ?」

Pete「気にしないでください」

Ae「じゃあな」

無事、電話番号ゲット(笑)

乙女のポーズで、喜びを表現しております。。。

 

★【Ep 02】1/4 雑感★

げ、このパートは、Tinが一瞬しか出てこなかった~~~(泣)


・・・というぼやきは置いといて、


Aeの“真っ当さ”は、自分のものとして、身に付いてる感じがすごいわ。

「類は友を呼ぶ」

格言はやっぱり正しいのかな。

ワタシの周りにいなかったタイプです(笑)


朝ごはん、よく見えなかったけど、麺料理よね?がっつり、レバー入ってた。

食べられるかは、下処理によります、きっと。

あれ、辛いのかな?

激辛だと、ちょっと無理だけど、鶏ガラスープならいけそう。

タイ料理、香辛料の香りと辛さは画面からじゃ伝わらないからね。


★【Ep 02】2/4に続く★