やってしまった!
アップ直前、スマホで編集してたら寝落ちした!ガーン
画面ぐじゃぐじゃになってた。えーん
なんとか直せたと思うのですが、変だったらすみません😣💦⤵️

以下の内容は、成人を対象としています。

暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。

 

本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

全体で、4分割払いしてます。

未読の方は

★【Ep 08】(1/4) はこちらから★ 

 

『TharnType the series』

【Ep08】(2/4)

~TharanTypeの愛の巣~

夜・・・Technoたちとの食事を終え、一人で、部屋に戻ってきたType。

シャワーを浴び終わったところで、Technoからの着信に気づく。

Type≪どうかしたのか?NO?≫

Techno≪俺、お前に聞こうと思ってたんだけどさ、お前、もう、Tharnへのプレゼント、買ったのか?≫

Type≪なんで、お前がそんなこと気にすんだよ?≫

Techno≪ばかだな、俺は、お前たちのことは何でも知っておきたいんだって。で、どうしたんだ?≫

それを聞きながら、ちょっとだけ、身体を斜めにし、後ろの引き出しのほうを気にするType。

Type≪心配すんなって。ちゃんと準備してあるよ。まかせとけ、あいつ、絶対、気に入るから・・・≫

わかった、わかった、と言いながら、「おい、今、Tharnの兄貴が、タグ付けした写真を見たよ。あいつ(Tharn)の隣に立ってるセクシーな奴、誰?」

そう聞いただけで、すでに、眉間にしわが・・・(笑)

Type≪どの写真?≫

Techno≪Facebookの一番最新の奴・・・あ、もう行かなきゃ。母さんが買い物についてこいだって・・・≫

Technoの電話が切れたあと、その写真を探すType。

家族写真をじっと見つめる。

Type「あいつには、2人しか兄妹はいないはず・・・。この男、誰だよ?

肩に手を回してるところからして、もう、気になる、気になる、気になる・・・(笑)

 

すぐさま、確認です。

Type≪HBD!≫

すぐに返信が戻ってくる。

Tharn≪おめでとうはないのか?≫

Type≪覚えてただけ、ましだと思え!≫

Tharn≪おめでとうって言ってくれよ≫

 

Type「めんどくさい奴・・・」

 

もう一度、≪HBD!≫と送信するType。

Tharn≪GN!≫

 

Type「俺と心理戦でもする気か?Tharnの奴・・・」

 

仕方なく、電話に切り替える。

Tharn≪もしもし?≫

Type≪HBD!≫

Tharn≪GN≫

Type≪HBD!≫

Tharn≪GN≫

あんたら、なにやってんの(笑)

Type≪おまえ、からかってんのかよ? ああ、そうだよ、誕生日おめでとう。これで満足か?≫

根負け(笑)

Tharn≪おまえからの祝いだけを待ってたって知ってるだろ?≫

Type≪グッナイ(お・や・す・み)!≫

ちょっとだけ、顔がほころんだType。

さっきと全然違います。(笑)

Type「今夜、お前がいないからな、ベッド、独り占めだぞ」

ふふふ、わざわざ、電話に向かって独り言を言うType。

視線の先の引き出しには・・・誕生日プレゼントの箱が準備万端・・・ドキドキ

 

~大学 講義室~

翌日ね。

Tharnが教室に入ってくる。

Lhong「よう、誕生日おめでとう、イケメン」

後ろから、だきついてくるLhong。

Tharn「Lhong、お前、重いよ。それに俺はイケメンなんかじゃないって」

Lhong「じゃ、お前にプレゼントを渡すために、群がってるのはなんだろうな」

部屋の外の廊下のほうを見るLhong。

Tharn「人かゾンビか?」

ほら、と「誕生日プレゼントだ・・・」と机の上に、箱を置くLhong。

Type「チューインガムか?」

Lhong「いいだろ。誕生日を覚えてただけ、ラッキーだったと思え」

Type「ありがたいよ、毎年、俺の誕生日を覚えててくれて」

Lhong「覚えてられなかったら、バカだろ。お前の兄さんが、Facebookに全部、写真を載っけてるじゃん。・・・なぁ、あの先輩も、誕生日パーティに来たのか?」

Tharn「ああ。誕生日プレゼントを持ってきたんだ」

「わかるよ、初恋は忘れられないもんだよな・・・」とTharnにもたれかかるLhong。

Tharn「なに、赤ん坊みたいな真似してんだよ!」

Lhong「ま、いいや。来週、フルメンバーでの練習やるからな。俺、新しいベーシスト、見つけて来たんだ。名前は、Tae。俺と同じ歌唱クラスを取ってるやつ、覚えてるか?ああ・・・たぶん、(見れば)わかると思うよ」

Tharn「じゃ、あとで、日にちと時間だけ教えてくれ」

Lhong「わかったよ、完璧まつげくん。前もって、1年前にはお知らせしますので、どうぞ、ご準備してください」

Tharn「ばかか・・・」

口だけ動かすTharn。

Lhong「はっきり言え。ひとつだけ、俺にも言わせろよ。お前、寮を引っ越すこと、なんで、言わなかったんだよ。」

ちょっと気まずそうなTharan。

Tharn「ああ、門限がないからな、寮を引っ越したよ。これで、好きな時に家に戻れるさ・・・」

無言のLhong。

タイミングよく、教授が入ってきて、授業が始まる。

 

~TharanTypeの愛の巣~

部屋に戻ってきたTharn。

付箋の貼られた缶ジュースが、白い棚の上に置かれている。

≪スプライトはないぞ。代わりにこれでも飲め。お前の血糖値上昇を願って。。(引き出しをあけてみろ)≫

手に取るTharn。

Tharn「誕生日プレゼントか?期待してたよりいいな・・・、スプライトはない。。引き出しをあけろ?」

言われたとおりに、引き出しをあけてみると・・・金色のリボンのかかった箱が・・・。

箱をあけてみると・・・・様々な種類のコンドームが、色とりどり、箱一杯。

たぶん、100個以上入ってるんじゃない?(笑)

思わず、笑い出すThran。

入り口の方に向かって、「早く帰ってこいよ、Type。おれ、このプレゼント使いたくて、もうたまんないよ」と呟くTharn。

 

夜になって、ユニフォーム姿のまま、帰ってきたType。

ちらりと、引き出しに目をやり、視線をTharnに向ける。

満面の笑みで、ベッドに座っていたTharn。

Type「なんだ、戻ってたのか」

Tharn「午前中に戻ってきてたよ」

Type「ふ~ん、じゃ・・・」

ちらりと、引き出しを気にするType。

Type「なにか、飯、買ったか?俺、なにも食べてないんだ」

意味深な表情のTharn。

Tharn「俺・・・たくさんあるよ、チョコレート・・・ストロベリー・・・オレンジ・・・メロン・・・それから、ピーチ・・・」

Type「お前、いつから、草食動物になったんだよ!なんで、果物しかないんだよ!」

さえぎるType(笑)

笑いながら、布団の下から、プレゼントの箱を取り出すTharn。

ちなみに、Typeが送ったコンドーム、今、Tharnがあげたフルーツフレーバー付きです(笑)

Tharn「お前、どの香りがいい?お前からのプレゼント全部ここにあるぞ・・・」

Type「おまえって奴は・・・」

Tharn「どれか好きなの選べよ。腹減ってるんだろ?」

Type「食べものに決まってる」

Tharn「それなら・・・チョコレートはどうだ?」

Type「おまえには食べさせないよ」

いや~ん、スイッチ入って舌なめずり・・・。

Tharn「試させろよ、俺の誕生日じゃん」

Type「お前の誕生日は昨日でおわった!!」

笑い出すTharn。

Tharn「冗談だよ。腹減ってるんだろ。あそこにある。家から、ケーキを持ち帰ってきたんだ。一口だけでも食べてみろよ」

Type「おまえの家の残り物か?」

Tharn「違うよ。俺、本当に食べてほしかったんだ。お前が、誕生日パーティーに来なかったから・・。さっさと食べろ。シャワー浴び終わったら、なにか食べ物を探してやるよ」

Type「俺のために、買いにいってくれるのか?」

頷くTharn。

Type「なにが食べたい?」

きゃ~~、今日一、優しくて甘い響き。。。

Type「わかんないよ。お前がシャワー浴び終わったら、なにか食べにいくのはどうだ?」

Tharn「OK」

バスルームに消えるTharn。

プレゼントを気に入ったらしいTharnに、実は、気をよくしているType。

 

洋服の引き出しをあけ、服を探すType。

Type「Tharn、おまえの短パン、借りていい?」

声をかけるType。

Tharn「いいよ、俺のカバンに入ってる・・・。ちょうど家から、持ち帰ってきたから」

バスルームから声が聞こえてくる。

Tharnのボストンバッグをあけ・・・中からプレゼントの箱を取り出すType。

綺麗にラッピングされた箱を一目見て、ひらめき電球ピンときちゃった嫁の勘!

添えられたカードに目を通す。

≪HBD!何年たっても、お前は俺にとって、いつも大切だよ≫

Type「だれが、こんなものを・・・。兄貴の写真に写ってたあいつか・・・?」

びりびり、包装紙をやぶき、中身を開けちゃうType。

名前入りのドラムスティックカバーね。。。

センスが違いすぎる!

もう、ショックで、頭の中が、ぐるんぐるん。。

そこへ、普通に、リビングに入ってきたTharn。

Type「いいプレゼントだな」

着火!メラメラ

 

Tharn「開けちゃったのか?」

あとのまつり・・・っていうか、それくらい、Tharnが注意を払ってなかった証拠とも言えるけど、Tharnにしては、珍しく下手打ちました。

Type「カバンの中に入ってた。こんないいプレゼントを手に入れたんだから、俺のなんか捨てていいぞムキーッ

ドッカーン!爆弾ドンッ


Tharn「・・・Type。俺は、お前のプレゼントが気に入ってるんだよ」

完全に、とりなそうとしてる人の声色です(笑)

 

Type「これをお前にくれたのは誰だ?(怒)」

Tharn「やきもちか?」

Type「バカ言うな!誰がお前相手にヤキモチなんか妬くか!」

Tharn「じゃ、別に、それを俺にくれた人間のことなんて、知りたくないよな」

Type「ああ! ぜってぇ、俺に言うなよ!それから、外に行ったら、鶏出汁のラーメン買ってこい。俺、もう、どこにも出かける気なくなった!」

こういうところ、ホント、可愛い(笑)

スティックケースを投げ置くと、自分もバスルームに行ってしまう。

溜息をつきながら、笑ってしまうTharn。

Tharn「怒っちゃった・・・」

嫉妬されて嬉しいのも今のうちだよ~ん。

 

★【Ep 08】(2/4)  雑感★

妬いたり妬かれたり。

喧嘩したり、仲直りしたり。

イチャイチャしたり、いたわりあったり。

忙しいこの2人と過ごしていると、飽きないです。

 

あと、そろそろ、Lhongの動きに対しても、注目させていただいてもいいですか。

いままで、1ケ所だけ指摘したことありましたけど・・8話じゃまだ、早いかな。

Lhongのプレゼントに、チューインガムをセレクトしたのは、原作? それとも、ドラマ上の演出?

ちゃんと、原作読んでなくてすみません。

(基本、リアタイで筋追いしている作品は、ぶれちゃうので、情報を入れないことが多いのですが、過去作品は、その都度、手を入れながら、新情報などもその際にいれる場合もあります。)

 

どちらにしても、考えられてますよね。

高価なものはダメ、残るものもダメ・・・。

負担にならないように、でも、毎年贈ることに意味があるから。。。

そこがSanとの対比でもあり、セリフ上、Sanを意識していると、ちゃんと明確にしてます。

そして、自分に黙って引っ越しをしたTharnに、無言で圧力をかけてます。

 

・・・と、サスペンスフルな見方をするのも一興ですよね(笑)

 

★【Ep 08】(3/4) へ続く★