熱烈なラブシーンを全面的に飛ばすというのは・・・私にBLドラマをリビングで見てもいいよという、なにかの思し召しでしょうか?
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
3割されてます。これは後編です。
前半未読の方、
【Ep 11】中編(1/4途中から&2/4) はこちらから。
『 2gether The Series』 เพราะเราคู่กัน
【Ep 11】3/4
あちゃ~~、TineとMilが一緒に歩いているってことは、Sarawatったら番号くじ、外したのね。
Mil「俺のことが怖いか?お前を傷つけた奴らは俺の友達だが、俺はお前のために、あいつらと話をつけた。もう二度と、俺の好きな人に手出しはさせない。」
Tine「・・・・・」
その後ろを、鬼のような形相でついて歩くSarawatと、ペアを組むことになったP'Dim。
部長「だから、謝ってるだろ・・・これ以上、何しろっていうんだよ。」
当然だといわんばかりに、「俺のTineから、あいつを引き離してください!」と要求するSarawat。(笑)
Sarawat「あいつは、ああやって、Tineを口説いてるんだ」
部長「あのな、あれは、まだ浮気するには程遠いぞ。ほら見てみろ。奴は、お前の男の前で、恥ずかしがってるだけだ・・・」
暗がりに立っていた幽霊もどきのかかしを見て、驚きの声をあげるTine。
Tine「うわ!」
Mil「平気だ。ただの偽物だ」
落ち着いて、Tineを安心させながら、肩に手をかけるMil。
Sarawat「(そう言いますけど)奴は、俺のTineの肩に手をまわしてるじゃないですか!(怒)」
静かに怒りをぶつけるSarawat。
部長「ああ・・・・(本当だな)」
Sarawat「(ギロリ)」
さすがに認めて、ごめん~~って、と手を合わせるP'Dim。
社(やしろ)の場所に到着したみたい。
本当の肝試しみたいに、一組ずつとかで、森の奥に入る・・・とかじゃなくて、よかったね。
Mil「松の木の精霊に・・・祈りを捧げます」
部長が、大きな声で、「みんな目を閉じろ」と指示を出す。
隣のSarawatに目配せをする部長。
Mil「どうか、私の願いをかなえてください。どうかそれを真実にしてください」
一生懸命、唱えているMilの背後から手を伸ばし、Milのろうそくの火を消す部長。
目を開けて、炎が消えているのを見て、驚くMil。
同じく、Milの炎が消えているのをみて、驚くTine。
Tine「うわ!」
完全に、びびって固まってしまったTine。
Tine「なんで、消えちゃったの?」
Mil「たいしたことない」
ライターで、火をつけるMil。
背後で、にやける部長と、じ~っと成り行きを見ているSarawat。
部長「さ、目を閉じろよ。目を開けて祈る時とでは、魂の入れ方が違うんだぞ」
もっともらしいことを言ってくれちゃう部長。
言われたとおりに、目を閉じて祈るMilのろうそくの芯をつまんで火を消す部長。
この表情! (笑)
またもや、消えている炎を見て、不審に思い、振り向くMil。
部長「何を見てるんだ?」
Tineも、再び消えているMilのろうそくを見て、「えええ?」と更に固まる。
Tine「風なんて、吹いてないのに・・・どうしてまた、消えちゃったんですか?」
そう聞かれても、Milだって困るっちゅうねん。
Tine「ま、松の木の精霊のせいですか?(震)」
それを聞いて、もう、Tineの可愛らしさに、笑いをこらえるのに、必死な部長。
でしょ、俺の嫁、可愛いんですよ、とちょっと得意げに・・・でも、すぐに、Milの出方を見つめるSarawat。
Mil「ナンセンスだ!」
さすが建築学部の闇の帝王、これくらいじゃぶれません。
Mil「もう一回やってみよう」
今度は、Tineのろうそくから火を移すMil。
それだけで、Tineの純潔でも盗まれたかのごとく、てめぇ、何しやがる・・・とばかりに、半歩前に出ようとするSarawat。
部長「さぁ、お前たちも、精霊の力を見ただろう?」
後ろに控えている学生たちに聞こえるように、大声で、「しっかり目を閉じろよ。さもなくば、呪われてもしらないぞ」と脅かす部長。
再度、Milの火をつまんで消す。
すぐに、火が消えたことに気づくTine。
Tine「まただ!」
恐々と周囲を見回し、後ろに立っていたGreenの幽霊の扮装に驚き、
持っていたろうそくを、松の木の精霊の社に落としてしまうTine。
あっという間に、燃え始める社を見て、さすがにちょっと、度が過ぎた感が出て来た部長・・・とSarawat。
自分の言った言葉を思い出し、かなり衝撃を受けてる部長。
~回想~
部長「先に行っておくぞ。松の木の精霊は、神聖で、霊的な存在だ。相当な霊力があるんだからな」
自分のろうそくを、ふっと自分で吹き消すSarawat。
次第に、燃え盛る社を呆然と見ているTineと・・・一同。
~宿泊棟~
とりあえず、肝試しは終わり、寝る支度が終わったところです。
ベッドに腰掛ける二人。
Sarawatt「そんな深刻になるなよ。お前のせいなんかじゃないんだから」
そう言われても、身も心もフローズン状態に固まってしまったTine。
頭を撫でながら、「落ち込むなって・・・わかったか?」
微かに、頷くTine。
Sarawat「さ、もう寝よう。明日も朝早いんだぞ」
横になったTineの代わりに、「灯り、消すからな」と、枕元の電気を消すSarawat。
Sarawat「しっかり寝て、考え込むなよ。お休み・・・」
ずっと、いいこ、いいこしてあげてます。
目を閉じるTine。
夜中に、寒くて目が覚めたSarawat。
Sarawat「なんで、こんなに寒いんだ」
いつも、誰かとひっついて寝てるからでしょ(笑)
Sarawat「眠れてるか? Tine?」
隣の寝床を覗き込むと・・・・毛布を残して、もぬけのから。
辺りを見回しながら、すでに顔色が変わっているSarawat。
その頃、携帯のライトを片手に、森の中を歩いているTine。
そっちか・・・。
私は、失くしたブレスレットを探しにいったのかと思ったよ。
燃え残り、倒れている社を見つけたTine。
「どうか、過ちをお許しください」
拝んでから、社をきちんと元に起こすと、もう一度、真剣に手を合わせてお祈りをするTine。
これだけで、本当に、怒りを沈められるのか、不安で何度も手を合わせ、その場をあとにする。
行きはよかったものの、帰り、どこで間違えたのか、道に迷ってしまう。
見覚えのない森の中を歩いている途中で、携帯の充電までも切れてしまい、「なんだよ、こんな時に限って!」(怒)
まっくら闇の中をすすんでいくTine。
一方、
「Tine! Tine!」と、懐中電灯片手に、探し回るSarawat、他、部長やMilたち。
肝試しの場所に到着すると、社がきちんと整えられて、立っている。
Sarawat「やっぱり、ここに来たんだ」
部長「どうする? 俺はあっちを見てこよう。お前は、向こうを見てきてくれ」
Sarawat「はい」
その時、雨がふってくる。
部長「くっそ! 雨が降ってきたぞ。」
上を見上げるSarawat。
部長「キャンプ場所に戻ろう・・・・」という言葉を聞かずに、「Tine!!」と大声をあげながら、飛び出していくSarawat。
部長「おい、Sarawat!!」
Tineの名前を呼び続けるSarawatの声が遠ざかっていく。
しかたないね・・・。
「お前は、あっちをみてくれ」とMilに頼むしかない部長。
必死で、声をあげながら、探し回る一同。
Sarawat「Tine! Tine! TINE!! どこ行ったんだよ」
降りしきる雨の中、Milも必死に、Tineの名を呼びながら、森の中を走り回る。
当然、Tineもまた、急に振り出した雨に苦戦しながら、森を歩き回っている。
手を顔の前にかざしながら、歩いていると、足元がすべり、捻挫してしまう。
痛みに、座り込むTine。
Tine「畜生・・・」
【Ep 11】4/4
~回想~
最近、自分たちの身の回りで、悪いことばかりが起きていると、気にしていたTine。
不安を訴えるTineに、頭を撫でながら、
「そんなことないよ。大丈夫、全部うまくいくから・・・わかったか?」と安心させるように微笑んだSarawat。
脚を捻挫して、座り込んでいたTineの耳に、Sarawatが自分を呼ぶ声が聞こえてくる。
Sarawat「Tine!」
その声のするほうをみていると、懐中電灯のあかりと、Sarawatの姿が近づいてくる。
Tineのもとにしゃがみこみ、「大丈夫か?」と声をかけるSarawat。
Sarawat「こっちによって。ゆっくり立ち上がれ。支えてやるから」
あっと小さく声をあげるTine。
Sarawat「・・・痛むのか?」
Tineを抱えるように起こすと、肩を貸しながら、ゆっくり歩き始めるSarawat。
Sarawat「雨脚が強くなってきたな。あそこのバスの中に入ろう」
放置されてるバスの中で、雨宿りすることにしたSarawatたち。
Sarawat「雨が止むまで待つしかないな」
一応、部長に連絡を入れたほうが・・・。あ、もしかして圏外? キャンプ場付近だから、それはないか・・・。
髪の毛から滴るほど、びしょ濡れになっているSarawatをみて、目を伏せるTine。
Tine「ごめん・・・。ただ、最近、悪いことばかり起きてて・・・これ以上、悪くならないようにしたかったんだ。。。」
そこまで、追い詰めて考えていたのか・・・と、Tineを見るSarawat。
Tine「でも、また、俺が問題をおこしちゃった・・・」
Sarawat「そんなに落ち込むことなんかないんだよ。お前が火をつけた社な、あれ、偽物だったんだよ」
え?と驚くTine。
Sarawat「P'Dimが俺たちをからかおうとして、作ったんだ。でも、俺たちの間に起きていた悪いことは、俺のせいかもしれない」
あら、今度は、Sarawatが落ち込む番なの?
Tine「なんで?」
そりゃ、聞きたくもなるよね。
Sarawat「俺が、あることを神に祈ったから。(叶えてくれたらやります、と言ってたことを)まだ、果たしてないんだ」
Tine「何をお願いしたの?」
自分で、笑ってしまうSarawat。
Sarawat「それは・・・もし、お前に再び会えたら、自分の作ったビデオを見せるってこと。お前が、すごく気にしてた"YourSmile"の動画さ」
そう、あの動画を見てから、Tineの態度がおかしかったのをずっと気づいてたものね。
Sarawat「俺が名前を変えたせいで、見つけられなかったんだ」
Tine「それでか・・・」
行きのバスの中で、あんなに必死に探したのに、見つけられなかったことを思い起こすTine。
自分で、ビデオを再生し、Tineのほうに画面をむけるSarawat。
Sarawat:ハロー、ハロー、テスト、テスト。Boss、これで録画できてるんだよな?
Boss:ああ、録音中だよ。ちょっと待ってろ。
Sarawat:この曲、気に入ると思うか?
Man:気に入るなんてもんじゃない。愛しちゃうぞ。俺を信じろって。
Sarawat:は~い、俺はSarawat。その・・・今日、"Scrubb"のコンサートで、君を見かけたんだ。君の笑顔が、君のためにこの曲を弾きたいって思わせてくれた。それで・・・えっと次、なんだっけ?
Man:台本のことなんか忘れろ。もうしゃべりはいいよ。とにかく、弾けって!
♪君が笑顔をみせてくれるだけで♫
♪すべてを忘れさせてくれる♫
♪俺にとって 何が大切なことなのか教えてくれるんだ♫
♪すべてが置き換わってしまうみたいに♫
♪たった1つの君の音がなるだけで♫
♪俺は空高くへと駆け上ぼる♫
♪今まで見てきた以上のものさ
♪言葉になんかできないほどだよ♫
♪目を閉じれば、もう一度また君に会える♫
♪時間を止められたらいいのに♫
♪あの時の あの瞬間に♫
♪それは簡単にはいかないけど♫
♪俺の願いは ただそれだけ♫
(途中、Tineの顔をちらりと覗きこむSarawat。)
Sarawat「あの後で、お前を探すためだけに、ありとあらゆる"Scrubb"のコンサートに行ったけど・・・でも、見つけることはできなかった」
Tine、衝撃!
もう、こんな幸せ、他にどこにある?
Sarawat「Manが、神に祈れって言ったんだ。もし、再び、お前に出会えたら、この動画をお前に見せなきゃだめだって決めて・・・。そういう話になってたのに・・・あまりにも照れくさくて、見せられなかったんだ」
Sarawat:実は、君に言いたいことがあるんだ。でも、永遠にこのビデオは日の目を見ないかもしれないけど・・・君が好きだ。
Tine「ああ、わかってる。俺もお前が好きだから・・・」
私、もしかして、ものすごい奇跡に遭遇してる?
Tine「お前が(神様に)祈ってくれて、よかったよ。だから、今、こうして俺たち、ここに一緒にいられるんだから」
素直に感謝しちゃうTineに、それは違う、とわかってほしいSarawat。
Sarawat「俺が祈ったのは、お前と再会したいっていうことだけだった。俺たち自身がそれぞれ、思い描いた願いが、パスを交差させていったんだ。俺たちが今ここにいるには、別に理由があるんだよ」
そう、それは、本当に、引き寄せ合っていたとしか、言えないものが確かに存在してたよね。
Tine「それって何?」
Sarawat「俺たちが再会したあの日から、ずっと俺を支えてくれる仲間がいたからな。だって、もう、俺、舞い上がりまくってたからさ・・・」
~回想~
信じられないものを見た・・・っていうのは、このときのSarawatのことなんだろうね。
突然、呼び止められた相手は、1年間、ひたすら探し続けていた人で・・・。
Sarawat「み、見つけた!!ついに見つけたぞ!見つけたんだってば!」
Man「おいおいおい、誰を見つけたって?」
Sarawat「俺と今話してた奴、俺の好きだって言ってた奴だよ。ほら、俺が好きだって言ってた例の・・・!」
Boss「あは・・・そりゃ、すげぇ」
あまりのSarawatの興奮ぶりに、若干、引いてるBoss。(笑)
Sarawat「・・・あ、でも、俺、気絶するまでキスするぞとか言っちゃったよ」
天国から地獄(笑)
そして、今思えば、言葉は悪いけど、Sarawatを利用する計画を思い付いたのは、Tineの味方、3人組のお手柄でした!
Sarawat「あ、彼からのメールだ!へぇ・・・Tineって言うんだ・・・。可愛い名前じゃん」
Man「おい、調子に乗りすぎるなよ。いいから、貸してみろ。お前の入力ミスじゃ、返事しても台無しになるぞ。俺たちが代わりに返信してやるからな・・・」
本当に、チャカチャカ打って返信しちゃった。。。
Sarawat「おい、返せよ。いいから、返して!」
Man「見るのか?」
Sarawat「ああ・・。」
Man「いや・・メールでセッ〇スしてくれって頼んでくるなんて、とんでもない変態だって言ってやったぞ」
Sarawat「「!!!! 俺のこと嫌いになるじゃないか!!なんで、そんなこと言ったんだよ!!」
Boss「いいじゃん。これなら、お前があいつのことを好きだった・・なんて、絶対、わかりっこないし・・。」
Man「お前のほうがサイコだな・・」
Boss「お前だろ」
このメールにTineが呆れて、この計画をやめてたら・・・どうなってたかな?
そして、ここもすごい。
軽音部で、新人選抜のテストを行ったとき、すでに、Sarawatと部長ったら、密談を交わす仲だったのね。
Sarawat「お願いします。彼を軽音部に入れてください」
部長に、頭を下げるSarawat。
部長「でもなぁ、もう、うちのクラブには、初心者は、十分いるんだぞ。なんで、もう一人入れる必要があるんだよ?俺の知らないなにかがあるのか?」
Sarawat「彼は・・・俺の好きな人なんです」
はっきりと打ち明けるSarawat。
ま、Greenと付き合ってること、知ってたっていうのも強みだったかもしれないけど。
部長「それはそれは・・・!」
スター部員のトップシークレットに息をのんじゃうP'Dim。
Sarawat「でも、俺があいつを好きだってこと、彼には言わないでください」
たとえ、Sarawatがどんなに先に頼んでいても、あの時だって、Tineがズルして、密約束もパ~になりかけたんだよね。
でも、流れを変えたのは、弾けるようになろうとTineが努力していた姿と、音楽のことも楽器のことも何一つ知らないTineが、たった一つ、「Sarawatのことなら知っている。俺がギターを弾く理由です」って宣言したことだったでしょ。
"彼氏のふり"を了承したあとで、寮にTineを送ってきたときのこと。
Sarawat「お前と付き合ってるふりをしたとして・・・こんなふうに、家に送ってきたときはなんて言えばいいんだ?」
Tine「おやすみ・・・かな?・・・またな。気をつけて帰れよ」
階段を上がっていくTineに声をかけるSarawat。
Sarawat「Tine。・・・・おやすみ」
ここ、寮の子たちがおりてきて、おやすみが聞こえてなかったシーンです。
"彼氏のふり"っていう前提なのに、「おやすみ・・かな?」とか、普通に答えちゃうTineの潜在能力の高さも褒めてください(笑)
どうにも思ったように、Tineとのコミュニケーションが取れず、かえって、Tineを怒らせてしまったSarawat。
Sarawat「よし、俺、あいつを口説くために、インスタのアカウント作るよ」
一大決心するSarawat。
Boss「なんて、アカウント名にするんだ?」
Sarawa「それは・・・・LoveTine!」
決め打ち的に言ったわね。
それ、別れた時、一番後悔するパターンよ。あと、アバターのカップル写真もね(笑)
Man「LoveTine?お前、ばかか!? それなら、F※ckTineのほうがまだましだぞ」
Boss「いいのがある!Sarawatlism(サラワット主義)・・・どうだ、かっこいいじゃん。こうなんていうか、憑りつかれたみたいっていうのか、とにかく、Sarawatに夢中ってことさ。いいと思うよ」
Man「どれがいいんだ?」
Sarawat「・・・・LoveTine」
頭抱えるManと、なんでだよ、Sarawatlismのほうがいいじゃん、というBoss。
結局、さすがに、LoveTineにはしなかったね(笑)
Greenが実はP'Dimと付き合っていたとわかった日・・・というより、Eamと親しそうにしているSarawatを受け止められなくて・・・、Tineがもう、"彼氏のふり"をしなくていい、お互いに知らなかったころに戻ろうと言ったあの日。
落ち込みまくっているSarawat。
Sarawat「Tineがもう俺に会いたくないって・・・。俺が他の誰かを好きだって思ってるんだ」
Man「どうせ、Eamのことを言ってるんだろう? お前たち二人のMVをいたるところで見かけるんだから・・・」
Sarawat「でもさ、Eamには彼氏がいるんだぞ」
Man「Tineはそれを知らないんじゃないのか?」
Boss「なぁ、Tineが機嫌悪いのは、お前のことが好きだからなの?」
Sarawat「そんなはずないだろ・・・」
Man「あいつに本当のことをいう時が来たんじゃないか?以前に、出会ってたんだって、ちゃんとあいつに言えよ」
ここまでいくと、背中を押してくれる友達がいなかったら・・・って、Sarawatが思うのも無理ないよね。(笑)
Sarawat「これでわかっただろ?俺たちが一緒になれたのは、決して偶然なんかじゃないんだ」
目の前が、ぱ~っと開けたTine。
Sarawat「俺たちふたりのためだったんだ」
ようやく、納得できたかな?
Sarawat「だから、考え過ぎるなよ、いいな?」
Sarawatの手のひらは、Tineの精神安定剤みたいなものかな。
頭を撫でられて、微笑むTine。
Sarawat「雨があがったみたいだぞ。歩けるか? 支えてやる」
Tine「大丈夫だよ。もうそんなに痛くないから・・・」
くすっと笑うSarawat。
Sarawat「さっきは、ここまで俺がほとんど連れてきてやったんじゃないか・・・」
雨上がりの星空を眺めるTineとSarawat。
頭の中で、プラネタリウム並みの星空に置き換え中(笑)
Sarawat「俺、思うんだけどさ、もう、悪いことなんて起きないと思うよ」
もう一度、Tineの頭を撫でるSarawat。
たとえ、先のことなんて誰にもわからないって思ってても、この言葉、信じちゃうよ。
肩を組んで、星空を眺める二人。
Sarawat「すごくきれいだな・・・」
★【Ep 11】後半(3/4-4/4 )雑感★
初見、Sarawat視点の種明かし見たとき、嗚咽あげながら、泣いちゃったんだよね。
自分でもびっくりした。
涙ぐむとかのレベルじゃなくて、マジ泣きしました。
ドラマの途中から、昨年のコンサートで、すでに、SarawatがTineを好きになってたことは、視聴者にはわかるように提示されてて、その時々で、Sarawatは内心どう思ってたんだろうって、想像することはあったけど、こんなにも純粋に、Tineの言葉に一喜一憂して、恋に臆病で、そんな不器用なSarawatの恋を、みんなが応援してたなんてね。
二人の想いは通じあってたはずだけど、まだまだ、それだけじゃ足りないんだね。
でも、人が人を本気で好きになったとき、本気で求めあうとき、決して、一方通行なだけなんてことはなく、パスを出しあってるっていう表現は、すごく素敵だと思いました。
お読みいただき、ありがとうございます。
~おまけ~
再生回数増加を願って、微力ながらお手伝いです。
GMMTVの公式チャンネルの本編と、リストリンクを貼っておこうと思います。
面白そうだなぁと思われたら、
https://www.youtube.com/playlist?list=PLszepnkojZI4ecxfKfnFPZfU4O5YtAQyx
こちらの動画リストより、ドラマ本編および番外編の視聴可能です。