前向きな考えやポジティブシンキングという言葉をよく耳にします。その本質は何なのか、私の考えを書かせていただきます。
 物事を単に楽観的にとらえることがポジティブシンキングではありません。楽観的にとらえ過ぎて状況がどんどん悪くなる事もありえます。

 それではどんな考えが前向きなのかというと、物事の肯定的側面をとらえて、現在置かれている状況を何とか好転させようと知恵を巡らせ行動することです。起きた物事には本質的な意味での善し悪しはありません。それをどうとらえ、いかなる創意工夫でよりよい方向に向ける事ができるのか。私の考える前向きな考え、ポジティブな生き方というのはこういう思考と行動のことです。
 私は父方が医師の家系で、友人にも医師が多いこともあり、お医者さんと話す機会は多い方だと思います。ここ数年は何故か皮膚科の名医にご縁をいただく機会に恵まれました。

 皮膚科の先生と話をしていると、決まって話題に出るのが、心の健康と皮膚の関係です。皮膚が心の状態をよく表しているとのことです。患者さんによっては、皮膚の治療と共にメンタルな面でのアドバイスをされる方もいらっしゃいます。

 確かに笑顔で明るい人の肌は生き生きとしているように思います。特に笑顔の女性ははつらつとして、肌の美しさ以上に魅力的に感じます。
 お肌の健康に気を使う女性は、ぜひ笑顔と前向きな考えを日々心がけることをおすすめします。
 ナイトキャップ、すなわち寝つきのためのお酒は睡眠に逆効果であることをご存知ですか。アルコールを身体に入れると、ドーパミンという神経伝達物質の分泌がさかんになり、寝付きを悪くしていますのです。

 洋画や小説には、登場人物がデキャンタからウイスキーをグラスに注ぐ場面がよく登場します。なかなか恰好いいのですが、実はこの人物の睡眠はアルコールば妨害しているのです。

 寝る前はむしろミネラルウォーターをおすすめします。睡眠中の発汗を補うのに有効だからです。