積み木くずし!アディクションの連鎖と不幸の鎖!誰も悪くはない!答えは気づくだけ。 | 心に聴いて悩みを100%改善しているセラピストのブログ

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先日、テレビで積み木くずしの最終章を観てしまいました汗


今回の主人公、中村雅俊が演じる安住信幸(穂積隆信)が亡くなった娘、


成海璃子演じる灯(あかり)の遺品を整理していた時、自殺した元妻、美希子(高島礼子)が


娘に宛てた遺書を発見して真実を知りたくなり、昔の知人を訪ね歩き、


最後にその遺書を残した意味を知るという内容です。


その中で、僕が印象に残ったのは、アディクションの連鎖リサイクル、不幸の鎖だ。


その登場人物の誰もが悪くはないのに、不幸が連鎖して行くという結果だ。


ドラマでは、奥さん高島礼子が演じる美希子が、買い物依存で借金をして


その金貸しにせまられて体の関係を持ってしまうようになり、その後に


積み木くずしがベストセラーになってお金が入った安住を裏切って、金貸しと


そのお金を持って逃げてしまうので美希子が悪い奴のように思う人も多いかも知れませんね。


ですが僕から見ると、この美希子は、親から愛人として売られた人だ。


それにその主人からDV(ドメスティックバイオレンス、暴力)も受けていた。


そして美希子は、親からお前は容姿だけしか取りえがない!と入れられていた。


その育ちは、美希子がその後に売られてしまうことを考えても虐待的だろう。


もうこの段階で、美希子に自己価値観はない。不幸の呪縛の中の人なのだ。


そこに今回の主人公、安住信幸が正義感と希望を胸に美希子をその環境から脱出させ


結婚することになるのです。ここは、TVドラマだと良い話で、人間的な部分かも知れません。


でも実は、これは正義感や希望ではなく、アディクションの連鎖なのです。


現に、この後から不幸が続きます。美希子を取り返しに来る事件。


その後の買い物依存、妊娠した時の堕胎騒動、誕生を喜ばれない子ども、


夫が家に帰らない状況、その後の家事の放棄、育児もできていたか怪しいですよね。


そんな灯が非行に奔る。元妻の裏切り、そして元妻の自殺、娘の死、


安住は、助けたつもりで誰のことも助けられていないのです。


そして自分の不幸を呪い、他人のせいにして、不幸の答えを探しているのです。


詳細は割愛しますが、このドラマを観た人ならば、わかりますよね。


そこを心のコンサルタントとして説明したいと思います。


まずこの美希子との出会いの部分で、安住信幸が心の健全な人であれば、


本当は、危険を感じるはずなのです。


その人を、助けたい、不幸な境遇を何とかした、幸せにしてあげたい!とは思わずに


この人(その後の妻、美希子)が愛人をしていてDVを受けている。


そんな自分に甘んじているこの人に自己価値観は無い。


この人は、自分にとって危険人物、自分を不幸にしてしまう人物と感じ取るはずなのです。


ですが安住は、そんな美希子を放っておけないのです。


もうこの時点でアディクションの渦の中なのです。安住もアディクションの中なのです。


ですから安住は、この美希子を選ぶべきして選んでいるし、


他の女性を選んだとしても、同じようにアディクション的な


自己価値観のない依存的な女性を選んでしまうのです。


そして自己価値観のない美希子も安住本人も、そしてそこに育った娘の灯も、


みんなが自分が悪いと嘆いているのです。だけど本当は、誰も悪くないのです。


ただのアディクションの連鎖、不幸の連鎖なのです。それに誰かが気付くしかないのです。


安住は、その後に元妻の生い立ちを調べ、本当は何だったのか、


あの家族は何だったのかを訪ね歩きます。


ですが気づくべきは、他人から聞いた言葉でもなく、他人の生い立ちでもなく


そのアディクションに食いついて不幸になっている自分の自己価値観の無さなのです。


助けようではなく、自分が幸せになろうとする自己価値観なのです。


ですからそのアディクションの連鎖は、元妻ではなく、自分の中にあったと気づくことなのです。


主人公の安住は、遺書を読んで、いつか元妻を許せるかも知れないと綴って終わっています。


だけど許す、許さないと言っているうちは、元妻は悪者です。悪者を許すという形なのです。


安住は、老齢ですが、未だに他人軸なのです。他人のせいなのです。


本当の真実、本当の答えは自分の中にあったと気づけるのか、気づけないのか、


それがこの主人公の安住信幸、穂積隆信さんの生きる人生でありテーマなのです。


解決策は、あきらめではなく、気づくことだけです。


だけど気づく、気づかない、どちらが良いなんてことも無いのです。


なぜなら自分の人生の意味は、自分が決めるからなのです。


このドラマを観てしまった僕は、積み木くずし世代、観ないではいられなかった僕も


穂積隆信さんと同じ、まだアディクションの中のように思えます。


ただ、気づいた人と、気づかない人なのか。タイミングはその人の自由です。


このようなネガティブな不幸話のドラマに食いつかない人が


本当の意味で心身共にの健康なのかと思います。


なぜならドラマを観て、その後に快か不快か、感じてみればわかります。


その後の自分のテンションを感じてみれば、わかります。


僕は、ガツーンとテンションが落ちてしまいましたガーン汗


灯の苦しみ、それぞれの苦悩が伝わってきて自分とリンクしてしまったのでしょうね。


観たくないのに、観てしまったガーン、これが不幸に食いつくアディクション!


無意識にしたくないことを、させられてしまう恐怖のアディクション叫び不幸の連鎖!


みなさん、気づいて対処しましょうね。快か不快か、感じましょうドキドキビックリマーク


まだまだ言いたいことはあるのだけれど、長くなりましたのでこの辺で!すどうゆうじ男の子



アダルトチルドレン、アディクションで苦しんでいる人は、この本を読んでみてくださいね。


みなさんが、何かに気づきラクになることを願っています。


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