今日は、不安についてのお話です。
僕のセッションを受けたことがない人にとっては、ちょっと不思議な話かも知れませんね。
僕のクライアントさんには、何かに心配になってしまって
どうしていいのかが、わからなくなり相談に訪れる人達が多くいらっしゃいます。
その悩み、心配の下の部分の感情をチェックすると、これらは「不安感」なのです。
そこで僕が、この不安感(心配、悩み)を緩和してしまいます。
僕からすると、不安を取ってしまう感じになるのです。
そうするとクライアントさんは、不安を感じられないので
その心配や悩みは、ただの問題となります。
そこに不安や恐怖がなくなってしまうのです。
ですから冷静に最善の対処をすることが出来るのです。
不安や恐怖で、とんでもない最悪のシナリオにまで発展していた自分の思考が
冷静で普通の思考になるのです。
ですから、この件に関しては、これで解決です。
その現実に対し、最善の選択をしたからです。
あとは、最善の選択の結果を待つことになるのですね。
ですが、その不安(心配、悩み)が、どこから来ているかについては別問題です。
まだ解決はしていませんし、また来てしまう可能性があるのです。
ですから、その不安(心配、悩み)の源泉を確認する必要があるのです。
僕は、その不安やら恐怖やらの出所まで探し出してチェックするのですが、
意外に誰かに入れられていることが多いのです。
ですから本来は、自分の不安や恐怖ではなかったりしているのです。
だから取れる訳なのですが、システムは、こうです。
まず他人から何気ない普通の当たり前の会話の中からプレッシャーを掛けられます。
それは期待とか、常識とか我が家のルール、自分の役割などからです。
そうすると、それは本来の自分のしたいことではないので、ストレスになるのです。
そのストレスは、無意識下で不快なので、そのストレスを誤魔化す行為を
無意識に求めてしまうのです。それが嗜好品です。
お酒やタバコ、ドラッグなどの依存性の高いものなら、わかりやすいですが、
実際に多いのは、コーヒー、紅茶などのカフェインにスイーツ、甘い物
それにスパイシー系の食べ物、韓国料理や激辛料理などです。
それらの刺激でストレスを麻痺させて、感じないようにしてしまうのです。
ストレスを麻痺させて、感じないようにしているので、
そのストレスが、わからなくなってしまいますが、ダメージは消えていません。
それらのダメージが、感情を乱し、不安感を呼び込んでいるのです。
そしてその不安感が、現実の思考を刺激して、不安なものに食いつかせているのです。
実は、不安な出来事があって不安になっているのではないのです。
先に自分の中で不安感が湧いて出てきてしまって、
それが不安なものを探し出させて、現実に不安を味わってしまっているのです。
ですから、僕がその不安を取ってしまうと、ただ現実の出来事しか残らないのです。
その出来事に不安は、くっ付いていませんから、ただ冷静に対処して終わるのです。
このような不安のサイクルがあるのですが、ポイントがあります。
1つ目は、無意識下にプレッシャーを入れている人を認識することです。
ストレスを与える元となっていることの回避です。
無意識に入れられていますから、自分では認識しずらいのですが
この記事を読み、気づくことで意識できるようになります。
不安を入れられたとまでは気付けなくても、不快感を入れられたくらいは気づけるはずです。
そして2つ目は、そのストレスを誤魔化してしまう食品をカットしてしまうことです。
ストレスを誤魔化せなくなると、ダイレクトにそのストレスを認識できます。
ですから誰が不快感を入れてきて、その不快感が、
どれくらいストレスになっているかに気づけます。
気づけるから対処することが出来るようになるのです。
それに気づいてみると意外にも、それが親であったり、仲の良い友達だったりしているのです。
親切で言ってくれていたり、やさしさで言ってくれていたと思っていたことが
実は、大きなお世話だったりしているのです。
よく感じれば、自分のプライバシーに触れるな!と怒っている自分も感じられます。
ですから適正な距離を取ることができるようになるし、見えないストレスも解消するのです。
ちょっと長い話になってしまいましたが、多くの人が同じようなシステムを持っています。
その不快感が、不安以外にも恐怖、怒り、見捨てられ不安など多くの感情があります。
それでも何かに気づいて、何かが解決できるといいですね。
長くなりました。すどうゆうじ